【キングダム】蚩尤(しゆう)は実在する一族?強さや登場キャラを一覧で紹介

漫画「キングダム」に登場する蚩尤(しゆう)とは実在する一族なのでしょうか?その真偽を検証します!古代中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画「キングダム」。累計発行部数8300万部超を誇る人気作品です。歴史漫画と言っても作者・原泰久によるオリジナルの創作も多く含まれています。そこで、この記事では作中の蚩尤を史実と対比するとともに、その強さや蚩尤を代表する羌瘣と主人公・信との関係、そしてその他の蚩尤キャラを一覧で紹介していきます。

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目次

  1. キングダムの蚩尤族とは?
  2. キングダムの蚩尤(しゆう)は実在する一族?強さは?
  3. キングダムの蚩尤族のキャラ一覧!羌瘣を紹介
  4. キングダムの蚩尤族のその他キャラ一覧
  5. キングダムの蚩尤は武神になる?
  6. キングダムの蚩尤族に関する感想や評価
  7. キングダムの蚩尤族まとめ

キングダムの蚩尤族とは?

キングダムの作品情報

古代中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画「キングダム」。この記事ではキングダムに登場する一族・蚩尤(しゆう)を特集していきますが、その前にまずは作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじ紹介へと移ります。

キングダムの概要

キングダムは、原泰久による歴史漫画で、集英社の週刊少年ジャンプの2006年9月号に掲載され、現在も連載中の作品です。古代中国の約550年間に及ぶ春秋戦国時代の中でも秦の始皇帝が即位した頃の動乱期を舞台に、始皇帝とその部下・李信を中心に描いていきます。

漫画キングダムの単行本は2021年7月現在で既刊62巻、累計発行部数は8300万部超となっています。2013年には第17回手塚治虫文化賞でマンガ大賞を受賞しました。また、メディア展開としては、テレビアニメをはじめとして、ラジオドラマや実写版映画、そしてプレステ用ゲームが制作されました。テレビアニメは、2022年春に第4シリーズが放送予定です。

キングダムのあらすじ

紀元前3世紀の古代中国・春秋戦国時代が物語の舞台です。未だ争乱が続く秦の片田舎に、天下一の大将軍になる日を夢見て修行に励む少年・信と漂がいました。ある日、大怪我を負った漂は、信に一枚の地図を手渡すと息を引き取りました。地図に示された場所に信が向かうと、そこには死んだ漂そっくりの少年がいました。その少年は名を嬴政といい、後に中国史上初の天下統一を果たし初代皇帝「始皇帝」となる人物だったのです。

蚩尤族とは?

ここからは本題である蚩尤(しゆう)族の話題に移っていきます。蚩尤族とはどのような一族なのでしょうか?まずは、その概要について解説します。

蚩尤族とは、1000年に及ぶ歴史を有する闇世界の一族で、暗殺一族とも呼ばれ恐れられてきました。一族を率いるのは最も強く優れた人物で、蚩尤(しゆう)と呼ばれています。羌族や幽族など19氏族の代表者の中から、最後の1人になるまで殺し合う祭(さい)という戦いの末、1人の女が蚩尤(しゆう)の跡目を継いでいきます。

一族に生まれた者は幼い頃から剣の修行に励み、舞うような剣技「巫舞(みぶ)」を習得します。この剣技は短期決戦では破壊的な戦闘力を発揮しますが、蚩尤(しゆう)であれば巫舞を自由に使うことができます。

また、蚩尤(しゆう)になると王宮に入ることが許され、巨万の富を手にすることができました。ただし、蚩尤(しゆう)になるためには、あらゆるシガラミを断ち切り各氏族を代表する選りすぐりの強者達との戦いに勝利しなければなりません。そのため、幼いことから厳しい訓練が課せられるのです。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの蚩尤(しゆう)は実在する一族?強さは?

考察①蚩尤族は史実で実在する?

次に、この蚩尤(しゆう)が実在する一族なのかどうかについて検証していきます。キングダムの蚩尤(しゆう)はフィクションですが、古代中国史において蚩尤族は実在していました。

実在していたという根拠ですが、司馬遷が編纂した中国の歴史書「史記」に蚩尤の名が出てくるのです。しかし、実在していたものの、その実態はキングダムのような暗殺部隊ではなく人間ですらなかったようです。蚩尤(しゆう)は八神のうちの1つで戦いの神とされています。

蚩尤には同じ姿をした81人の兄弟がおり、それぞれ化け物を引き連れて戦っていたようです。体は基本的には人間なのですが、目が4つに腕も4本あり足には馬のような蹄がついています。彼らは、風雨を自在に操り残虐非業の限りを尽くして人間を殺害していきました。しかし、実在した時の王・黄帝に敗れ81人全員皆殺しにされました。黄帝は恐ろしい蚩尤が復活しないよう、蚩尤の首と胴体を別々の場所に葬ったとされています。

考察②蚩尤族の強さ

古代中国史で実在していた蚩尤族。次にキングダムにおける蚩尤(しゆう)族の強さについて考察していきます。戦いの神とされる蚩尤族の強さの秘密とは、一体どこにあるのでしょうか?

キングダムでの蚩尤族は、暗殺一族の異名を持っています。暗殺とは政治的な利害関係から行われる殺人です。その特徴は、殺人が戦闘攻撃とは違い秘密裏にこなわれること。要人を殺害するため綿密な計画のもと、僅かなすきを狙って実行されます。そして、首謀者は直に手を下すことはなく、実行犯に多額の報酬を支払って行わせます。

暗殺の実行者は、戦争のように多くの兵隊を召集したり、味方に多くの犠牲者を生むリスクを負うことありません。キングダム作中でも数々の暗殺が実行されていますが、春秋戦国時代にはそれだけ暗殺の需要があったということになります。

蚩尤(しゆう)になると、王宮に入ることができ多額の報酬を手にすることができることは、すでに説明したとおりです。報酬の出どころは蚩尤族の生業である暗殺の請負で、それが蚩尤(しゆう)の強さの秘密ともなっていました。

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キングダムの蚩尤族のキャラ一覧!羌瘣を紹介

羌瘣のプロフィール

ここからは、キングダムの蚩尤族のキャラを一覧で紹介していきます。また、キングダムの主人公・信との関係についても考察します。

まず、蚩尤族の主要メンバーの1人・羌瘣(きょうかい)のプロフィールを紹介します。羌瘣は春秋戦国時代の末期に実在した男性の武将で、同じく実在の秦の王・嬴政(後の始皇帝)に使えた人物として知られています。ところが、漫画キングダムでは秦国の軍隊に配属された女性兵士として登場します。蚩尤族の解説の項で触れた巫舞という超絶的な剣技の使い手ですが、武術だけではなく知略にも優れた資質を持っています。

キングダムに羌瘣が初登場したのは、魏との戦いでのこと。信とともに部隊に加わり、傑出した剣技で信たち仲間を援護します。この時、羌瘣は秦国の暗殺者として雇われていたのですが、信の命を奪うことなく黙って去っていきました。羌瘣は、幼馴染で姉のように慕っていた羌象を祭での謀殺で失っていました。羌瘣は羌象の仇を討つことを誓い、行動に移していきます。戦闘に参加するのも、仇の情報を得るためでした。

その後は、信の特殊部隊・飛信隊に入隊し、優れた武功により副隊長を任されるまでになります。現在では飛信隊にとってはなくてなならない存在です。

羌瘣と信の関係

続いて、キングダムの主人公・信と羌瘣の関係について見ていきましょう。まず、信と羌瘣出会いからですが、の始皇二年に勃発した蛇甘平原の戦いで2人は顔を合わせます。

蛇甘平原の戦いとは、信にとっての初陣となった戦いで、総大将・呉慶が率いる魏軍と一戦を交えました。歩兵として参戦した信と羌瘣は、5人を一組の同じ「伍」のメンバーでした。羌瘣は自己紹介で「嫌いなことはしゃべること、以上」と無愛想に語ります。このころの羌瘣には近寄りがたいオーラが漂っていました。蛇甘平原の戦いの後、秦王暗殺計画に参画した羌瘣は、かつて共に戦った信に対して剣を振るうことになります。

そして紆余曲折を経て、前述の通り羌瘣は信の飛信隊で副隊長を務めることになりました。いつしか信と羌瘣の間にはわだかまりもなくなり、以前は想像もできなかったやり取りも見られるようになります。笑顔の練習をする羌瘣に対して、信は「お前やっぱり可愛いんだな、笑うと特に」と軽口を叩きます。剣技の強さだけでなく見た目も可愛らしい羌瘣は、今後、信にとって恋愛対象になっていくのかも知れません。

献身的な羌瘣

その後の戦では、献身的な羌瘣のフォローには感動した方も多かったのではないでしょうか?自分のケガは後回しにして信の傷の手当を優先したり、信が敵の大将を討ち倒せるように自分を囮にして敵兵を大将から引き離したりと、陰になり日向になり援護します。

一方、信も羌瘣が窮地に陥るとすかさず助けに向かいます。こうして、信と羌瘣は互いに助け合ってピンチを乗り越えていきました。

命懸けの蘇生術

趙の鄴に攻め入った秦趙大戦で、信は因縁の敵である龐煖(ほうけん)と一騎討ちの末討ち倒しますが、その直後に力尽きて倒れます。羌瘣は、意識が戻らず死へと向かっている信に対し蚩尤(しゆう)伝承の蘇生術を施します。

天に上ろうとする信を何とか引き止めて復活させますが、この蘇生術は羌瘣自身も命を落としかねない危険な禁術です。信を現実世界に送り返した後、羌瘣の命の灯は今にも消えようとしていました。幸いにして松左(しょうさ)と去亥(きょがい)の魂により現実世界に戻され一命を取り止めました。

恋の告白

かつて信の子供を産みたいと大胆な告白をしていた羌瘣ですが、信への想いを直接打ち明ける機会が訪れます。禁術を使って信を死の淵から生還させた羌瘣でしたが、気道が切断されてしまいます。気道接合の手助けを羌礼に頼んでいると、信がやって来ます。

羌瘣に向かって信は、なぜ命を削ってまで禁術を使ったのか問いただします。そのやり取りを聞いていた羌礼が、呆れた顔をして「隊長のことが好きだからに決まっているでしょう」と思わず口走ってしまいました。慌てた羌瘣は一旦は否定します。ところが、その直後に否定したことを取り消し、信のことが好きだと認めたのです。信の方はと言うと、突然の告白に只々驚いて言葉を失っている様子です。

図らずも信に対する恋愛感情を知られてしまった羌瘣は、サバサバした表情で自分の考えを語り始めました。今は戦場にあって死と隣合わせの状況なので色恋沙汰に気を取られている場合ではないとこれまでひた隠しにしてきた理由を説明します。そして今の告白は無かったことにしてほしいと信に頼みました。信は未だに返す言葉が見つからない様子で無言のままです。暫くして戦地に召集がかかったため、信はその場を後にします。

羌瘣は、ずっと信への思いを告白したいと考えていたようでした。信がいなくなってから、羌瘣は告白のきっかけを作ってくれた羌礼に対してお礼を言いました。ただ、結局羌瘣の告白に対する信の答えは聞けず終いでした。

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キングダムの蚩尤族のその他キャラ一覧

蚩尤族のキャラ一覧①羌象

ここからは、キングダムの蚩尤族の羌瘣以外のキャラを一覧で紹介していきます。キャラ一覧の最初は羌象(きょうしょう)からです。ちなみに、先に紹介した羌瘣は実在の人物でしたが、この羌象とこの後で紹介する羌識や幽連は実在の人物ではありません。

羌象は、羌瘣の幼馴染で彼女の姉のような存在です。蚩尤(しゆう)となって外の世界に出るという夢を叶えるため、蚩尤(しゆう)の後継者を決めるバトルロワイヤル「祭」に出場。あえなく幽連に謀殺されてしまいます。

妹同然の羌瘣との戦いを避けるため、羌象は特殊な香を焚いて彼女を眠らせてから戦いに挑みました。羌象の死後に事の真相を知った羌瘣は、羌象を謀殺した幽連への復讐を誓い、旅に出ることになります。

蚩尤族のキャラ一覧②羌識

蚩尤族のキャラ一覧、続いて紹介するキャラは、羌族の次期蚩尤(しゆう)候補の筆頭、羌識(きょうしき)です。

羌識は、後で紹介する羌礼の姉貴分に当たります。最初の頃の羌瘣同様に寡黙な羌識でしたが、外の世界や男女の関係については思春期なりに興味を抱いていました。

羌識もまた蚩尤(しゆう)の決定戦・祭に出場します。そして、順調に勝ち抜いていき、妹分の羌礼との対戦を迎えます。羌礼を打ち倒す好機を得るのですが、一瞬躊躇してしまい羌礼に刺されて命を落とします。最後に羌礼にかけた言葉は「あなたには生き延びてほしかった」でした。羌礼はその後羌瘣と一戦を交えますが、羌識の最後の言葉を思い出したことで正気に戻る事ができました。

蚩尤族のキャラ一覧③幽連

次に一覧で紹介する蚩尤族のキャラは、先ほどから名前の挙がっている幽連です。幽連は、幽族の代表であるとともに先代の蚩尤(しゆう)でもあります。祭では他の氏族と共謀して羌象を殺したことにより、羌瘣から付け狙われることになります。

祭の勝者として蚩尤(しゆう)に就いた幽連でしたが、実の妹を殺害したことで巫舞を凌駕する戦闘力を手に入れます。ところがその後、精神が破綻し手に負えない存在となったことから、魏王に追放され趙国山中に潜伏するようになります。ある時国境地帯で活動を開始した飛信隊に接近。自分を付け狙っている羌瘣を誘い出すことに成功しますが、彼女の信念の前に敗れ命を落としました。

現実世界では死亡した幽連ですが、羌瘣が行った蘇生術で生じた精神世界で再登場を果たしています。羌象を引き連れて現れた幽連は、信を救いたいという羌瘣に対し、羌瘣の寿命を犠牲にしても信を救える確率は10分の1だろうと告げます。自分の寿命を全部使っても構わないと言う羌瘣に、渋々ながら生と死の境界線である天地の間へと送り出しました。

蚩尤族のキャラ一覧④羌礼と羌明

蚩尤族のキャラ一覧、続いて紹介するのは羌礼(きょうれい)と羌明(きょうめい)です。羌礼はすでに何度も名前が出てきていますが、羌明については次に紹介するキャラのに羌長バア関係してきます。また、羌礼と羌明、そして羌長バアも実在の人物ではありません。

羌礼は羌族の女性で、羌瘣の側近中の側近。寡黙な羌識とは真逆で饒舌に喋り、外の世界や男女の関係についても興味津々です。幽連の死が公然の事実となったことで行われた祭に出場、姉貴分の羌識とともに最終決戦まで勝ち残ります。

羌識優勢となりますが、とどめを刺すのを躊躇った羌識のスキを突いて勝利を収め蚩尤(しゆう)の座に就きました。ところが、姉貴分の羌識を殺してしまったことが尾を引き、精神に異常をきたします。最後は殺人を楽しむサイコパスと化してしまいました。

一方の羌明は、羌族を代表する蚩尤(しゆう)候補として登場します。しかし、怖気づいたのか祭から脱走し、その後は羌族から命を狙われる羽目になります。その後、外界と里との連絡係として貢献することで羌族との和解にこぎつけます。約束通り、羌瘣に宿敵・幽連の潜伏先を教えるなど羌族のために働きました。

蚩尤族のキャラ一覧⑤羌長バア

蚩尤族のキャラ一覧、死後に紹介するのは、羌族の長・バアです。登場機会は少ないのですが、重要な役割を演じています。

幽連への復讐に向かう羌瘣に対して情報を提供するなど、後方支援に徹しているようです。蚩尤(しゆう)である幽連を討ち倒した羌瘣は、羌明に羌象の仇を討ったことを羌長のバアに伝えてほしいと頼みます。羌明から情報を受けたバアが村人に幽連の死の情報を流したことで、祭の開催に至ったと考えられています。

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キングダムの蚩尤は武神になる?

考察①蚩尤は武神になる?

キングダムの蚩尤(しゆう)は武神になるのでしょうか?蚩尤は武神の伝承保菌者とされ、そもそも蚩尤になる運命にある者は、生まれつき武神としての体を持っているようです。そして、武神を倒すことで、名実ともに武神となるのです。

考察②武神になるメリット

それでは、武神になるメリットとはどのようなことがあるのでしょうか?蚩尤には、という独特の呼吸法による超人的な剣技が存在します。この剣技・巫舞は、呼吸を深くするほど強さは増すのですが、持続力が低下したり使用直後には動けなくなるというディメリットがあります。

ところが、武神になると呼吸の制限はなくなり途轍もなく長い間100%の力を発揮することができるようになります。つまり、巫舞の欠点がなくなり最強の技を手に入れることができるのです。

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キングダムの蚩尤族に関する感想や評価

ここまでキングダムの蚩尤特集をお届けしてきましたが、最後に蚩尤に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するキングダムの蚩尤に関する感想・評価は、蚩尤があまり面白くないというネガな感想です。羌瘣が宿敵の幽連を倒したときも心に響かなかったといいます。史実にファンタジーが入っていることが原因のようでした。

続いて紹介するキングダムの蚩尤に関する感想・評価は、先ほどのTwitterへの答えとなるようなツイートからです。蚩尤関係の話がつまらないと言っている人は、キングダムを歴史物として見ているからなのでは?と問題提起しています。投稿者にとっては、蚩尤などのオリジナル創作要素がむしろ面白くて好きなのだそうです。

最後に紹介するキングダムの蚩尤に関する感想・評価は、キングダムの蚩尤関連の話が好きな理由を考察しているツイートからです。その理由とは、最終的には殺し合うことが決まっているのに、姉妹のように仲良く育てられる2人が好きだからというもの。蚩尤の中でも特定の人物や関係がツボにはまったのかも知れません。

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キングダムの蚩尤族まとめ

ここまで、「キングダムの蚩尤は実在する一族?」と題して、史実の蚩尤とキングダムに登場する蚩尤の相違点から蚩尤の強さ、そして主要な登場キャラを一覧で紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

漫画キングダムにおける蚩尤族とは、1000年の歴史を有する闇世界の一族で暗殺一族の異名を持っています。一族を率いる最強の人物は「蚩尤」と呼ばれ、「祭」を勝ち抜いた勝者(女)がその地位につきます。また、史実における蚩尤とは、司馬遷の歴史書「史記」に登場しますが、八神のうちの1つで戦いを司る神でした。風雨を自在に操り、残虐非業の限りを尽くして人間を殺害していったということです。

漫画キングダムでは、古代中国の史実に作者オリジナルのフィクションを加えて描かれています。この記事で紹介したように、史実を踏まえた上で漫画作品をフィクションとして鑑賞すると、より一層作品を楽しめるかも知れません。

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