【キングダム】王賁（おうほん）の声優は細谷佳正！演じたキャラクターや経歴まとめ

今回は「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんについて、そのプロフィールや経歴を紹介し、主な出演作や演じたキャラを一覧でみていきます。まず、ここでは「キングダム」の作品情報をみていきます。

「キングダム」は「週刊ヤングジャンプ」の2006年9号から連載中の中華時代劇漫画です。テレビアニメは第1期～第3期が2012年6月～2021年10月にかけて放送され、2022年春には第4期の放送がスタートする予定となっています。また「キングダム」は2019年4月には実写映画も公開されており、主演・山﨑賢人さん、吉沢亮さん、長澤まさみさんなどの豪華キャストの出演が話題になりました。

春秋戦国時代の末期、信と漂という下僕の少年が秦国にいました。低い身分から天下の大将軍を目指す2人は日夜、剣の修行に打ち込んできましたが、あるとき、漂だけが士官するよう誘われ、登城します。しかし、その後、標は突然、瀕死の状態で戻ってきました。漂が息絶える直前に受け取った紙に記された場所に向かった信は、そこで漂とうり二つな秦王・政と出会います。信は漂との夢を叶えるため、戦乱の世に身を投じていきます。

「キングダム」に登場する王賁（おうほん）は主人公・信と同年代の若き秦の武将で、秦の大将軍・王翦（おうせん）の息子です。そして、名家「王（おう）」の次期当主という周囲の期待を背負い、父親に認められたい一心で幼い頃からストイックに修行を重ねてきた努力家でもあります。特に得意の槍では中華全土においてトップクラスの実力を誇り、信と同様に天下の大将軍を目指しています。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優は人気声優の細谷佳正（ほそやよしまさ）さんが担当しています。王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんは1982年2月10日生まれ、年齢は39歳（2021年11月現在）で、出身地は広島県尾道市です。高校時代には演劇部に所属し、同部の部長も務めていたそうです。

そして、進路に悩んでいたときに、アニメ「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」を観たのがきっかけで、声優を目指すようになった細谷佳正さん。その後、東京アナウンス学院に進み、2002年にそこを卒業した後はマウスプロモーション附属の俳優養成所に入り、2004年に声優デビュー。同年からマウスプロモーションに所属するようになりました。

デビュー当初は洋画や海外ドラマの吹き替えの仕事の多かった細谷佳正さんですが、OVA作品の「テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Semifinal」で、白石蔵ノ介役を演じたのを機に、知名度が上がり、多くのアニメで主要キャラを演じるようになりました。その後、2014年にマウスプロモーションを退所。以降はフリーの声優として活躍するようになります。

さらに、細谷佳正さんは2014年に第8回「声優アワード」の助演男優賞を獲得し、2016年には第10回「声優アワード」の助演男優賞を受賞。2017年4月には喉の治療のため、一時休業を発表しましたが、同年8月には仕事に復帰しました。

そして、細谷佳正さんは代表作の1つであるアニメ「テニスの王子様」白石蔵ノ介役のような爽やかな少年役から、アニメ「進撃の巨人」のライナー・ブラウン役のように大柄で低い声の男性役、さらに人間味のない朴訥な青年、クールな2枚目や熱血漢、狂気じみた冷酷な悪役まで、幅広い役柄を演じ分けています。

そんな細谷佳正さんは、ナチュラルな芝居や感情の起伏の激しい演技に定評があり、スポーツを題材にしたアニメへの出演も多くなっています。そして、趣味は散歩や映画鑑賞で、ギターやガンシューティングが得意だそうです。

アニメ「キングダム」には大勢の人気声優が出演していますが、キャラによって、イメージと声が合っていないと言われることもあるそうです。ここでは、「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの演技についてみていきます。

まず、細谷佳正さんが演じた王賁は王騎将軍と同じく名家として知られる「王（おう）」家の出身ですが、自分の方が本家筋であることを誇りに思っており、非常にエリート意識の強い人物です。そのため、素人だらけの信率いる飛信隊を見下すシビアな一面もあります。

その一方で、王賁（おうほん）自身、幼い頃から王家の次期当主として、家門や才能にあぐらをかくことなく厳しい訓練をこなしてきました。そして、完璧主義者でもある彼は高い目標に向かってストイックに努力を続けてきました。その実力は相当なもので、初対面の信と小競り合いになった際には、得意の槍で信から一本とっていました。

また、当初は、かつて下僕の身分だった信を見下していた王賁ですが、次第にその実力を認めるようになっていきます。そんな王賁のプライドの高さや王家の次期当主としての誇り、将来を真剣に見据えている姿勢などを、アニメ声優・細谷佳正さんは絶妙に表現できていると高く評価されています。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの主な出演作・演じたキャラ、1つ目は「テラフォーマーズ」の膝丸燈役です。アニメ「テラフォーマーズ」は2014年9月～12月にかけて放送されていたSFアクションアニメです。細谷佳正さんが演じた膝丸燈は「テラフォーマーズ」の第2部以降の主人公で、真面目な性格の青年ですが、仲間内では年齢相応にはしゃぐ姿も見られます。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの主な出演作・演じたキャラ、2つ目は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカ役です。アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は第1期・第2期が2015年10月～2017年4月にかけて放送されていたロボットアニメです。

細谷佳正さんが演じたオルガ・イツカは主人公・三日月の幼馴染で、少年兵組織である「鉄華団」で団長を務めています。非常に仲間思いな性格であり、鉄華団のメンバーのことを本当の家族のように大切に思っています。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの主な出演作・演じたキャラ、3つ目は「進撃の巨人」のライナー・ブラウン役です。アニメ「進撃の巨人」は第1期～第4期Part1が2013年4月～2021年3月にかけて放送され、第4期Part2も2022年1月から放送予定のダークアクションアニメです。

細谷佳正さんが演じたライナー・ブラウンは主人公・エレンと同じく第104期訓練兵団の卒業生で、エレンたちと一緒に調査兵団に入団。面倒見が良く、責任感の強い性格から、みんなの兄貴のような存在です。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの主な出演作・演じたキャラ、4つ目は「文豪ストレイドッグス」の国木田独歩役です。アニメ「文豪ストレイドッグス」は第1期～第3期が2016年4月～2019年6月にかけて放送されていたバトルアクションアニメです。

細谷佳正さんが演じた国木田独歩は、真面目で頭脳明晰、冷静沈着で落ち着いた雰囲気を漂わせる青年です。そして、実直すぎて不器用なところもありますが、その実力は相当で、他の人を認める心優しい一面もあります。

「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんの主な出演作・演じたキャラ、5つ目は「テニスの王子様」の白石蔵ノ介役です。アニメ「新テニスの王子様」は2012年1月～3月にかけて放送され、劇場版アニメやOVAなども発表されています。

細谷佳正さんが演じた白石蔵ノ介は、青学のライバル校である四天宝寺中のテニス部の部長で、基本に忠実なプレースタイルから「四天宝寺の聖書（バイブル）」の異名を持ちます。そして、その実力は天才と呼ばれる不二周助を負かすほどで、地味ながらその完璧なテニスから「パーフェクトテニス」と称される選手でもあります。

こちらは「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんに関するツイートです。細谷佳正さんが王賁にキャスティングされたことが高く評価されています。

こちらも「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんに関するツイートです。細谷佳正さんの声が王賁のイメージにぴったりだという感想となっています。

こちらも「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんに関するツイートです。アニメで細谷佳正さんが声を担当する王賁を見て、王賁推しになったそうです。

いかがでしたか？「キングダム」の王賁（おうほん）のアニメ声優・細谷佳正さんのプロフィールや経歴を紹介し、主な出演作品・演じたキャラを一覧でみてきました。

そして、細谷佳正さんは「テニスの王子様」の白石蔵ノ介役や「進撃の巨人」ライナー・ブラウン役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」オルガ・イツカなど、多くの人気アニメで主要キャラを演じていることが分かりました。今後も「キングダム」の王賁（おうほん）、そして、細谷佳正さんの活躍に注目していきましょう！