2020年09月21日公開
2020年09月21日更新
【キングダム】玉鳳隊のメンバー一覧!王賁(おうほん)率いる部隊の主要キャラは?
「キングダム」に登場する玉鳳隊は、王賁(おうほん)が率いている部隊で秦国の遊軍として活躍しています。今回はそんな玉鳳隊のメンバーを一覧で紹介し、玉鳳隊を率いる王賁(おうほん)や副官の番陽(ばんよう)、関常(かんじょう)、宮康(きゅうこう)、松琢(しょうたく)、黒金(こくきん)についてそれぞれみていきます。さらに、玉鳳隊のメンバーのアニメ声優について、王賁(おうほん)役の細谷佳正さんと番陽(ばんよう)役の高塚正也さんについてもみていきます。
玉鳳隊とは?
キングダムの作品情報
今回は「キングダム」に登場する玉鳳隊のメンバー、王賁(おうほん)や番陽(ばんよう)などを一覧で紹介し、玉鳳隊のメンバーの声優についてもみていきます。まず、ここでは「キングダム」の作品情報をみていきます。
キングダムの概要
「キングダム」は原泰久先生によって、2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている中国時代劇漫画です。「キングダム」のコミックは累計発行部数が6600万部超え(58巻刊行時点)の人気作で、第17回「手塚治虫文化賞」においてマンガ大賞も受賞しています。
また「キングダム」はNHK BSプレミアムでテレビアニメ化もされており、第1シリーズが2012年6月〜2013年2月に放送され、第2シリーズは2013年6月〜2014年3月に放送。第3シリーズはNHK総合で2020年4月から放送されています。さらに「キングダム」は山崎賢人さんと吉沢亮さん主演で実写映画化もされており、2019年4月19日に公開されました。
キングダムのあらすじ
古代中国の春秋戦国時代の秦に信と漂という戦災孤児の少年がいました。2人は身分が低いながらも天下の大将軍になる夢を抱き、日々鍛錬していました。ある日、秦の大臣・昌文君にスカウトされ、仕官したはずの漂が瀕死の状態で帰郷。漂の遺言に従ってたどり着いた場所で信は漂にそっくりな秦の大王・政と出会います。漂が命を落とした原因である政に激昂しながらも、信は漂から託された夢を叶えるため戦乱の世に出ていきます。
玉鳳隊の概要
玉鳳隊(ぎょくほうたい)は王賁(おうほん)が率いている部隊です。玉鳳隊はそれぞれのメンバー全員が武術の達人で、高度な集団戦法も巧みに操ることができます。ただ、1人1人の能力が高い分、時折指揮官の指示を聞かずに行動するメンバーもいますが、彼らの行動はどれも戦局に大きな影響を与えます。このように、玉鳳隊は最高の働きをする独立した遊軍として、秦の軍隊にとって頼もしい戦力となっています。
そんな玉鳳隊ですが「キングダム」作中に登場した当初は信が率いる飛信隊と同様に特殊三百人隊として、戦場において独自の働きをする遊軍でした。しかしその後、一千人隊、三千人隊、5千人隊と人数が増えていきました。また、信が率いる飛信隊が農民出身者を中心に構成されている一方で、玉鳳隊は貴士族が多い構成となっているため、大型の攻城兵器を有するなど装備も立派なものとなっています。
ただ、玉鳳隊はそのように秦の国内でも指折りの名家として知られる王家に仕えているというプライドもあり、傲慢な人間が多くいました。そして、当初は身分の低い飛信隊のメンバーを見下すような言動もみられました。しかし、その後飛信隊が戦場で活躍する姿を目の当たりにし、玉鳳隊も飛信隊の功績を認めるようになっていきました。
玉鳳隊のメンバー一覧!王賁(おうほん)が率いている?
王賁(おうほん)のプロフィール
玉鳳隊のメンバー一覧、まずは玉鳳隊を率いている王賁(おうほん)についてみていきます。王賁(おうほん)は王翦(おうせん)を父に持ち、王(おう)家の次期当主として認められています。ただ、口が悪く、出世欲の塊でプライドが高い性格であるため、馴れ合いを嫌います。
さらに、王(おう)の家の次期当主として、絶対に将軍にならなければならないというプレッシャーと戦いながら生きてきたため、下僕の身分から急激に出世した信や彼が率いる飛信隊のことを目の敵にしていました。その一方で、信のことをどこかで認めている描写もあり、魅力的なキャラクターとして読者からも人気があります。
王賁(おうほん)の強さ
王賁(おうほん)は秦国の若手の中でNo.1の呼び声高い実力の持ち主で、相当な武術の才能を持つ槍の達人です。槍の先端が見えないほど素早く槍を操り、槍が曲がっているかのような錯覚に陥る「龍指」や「龍巣」といった技を使用します。槍の名手と謳われる魏火龍・紫伯(しはく)と著雍(ちょよう)との戦いでは、同じく槍の達人である王賁(おうほん)の策で戦いに挑みました。
彼の作戦は、どんな手段を駆使してでも同時に3つの軍が本陣まで到着するというものでした。このとき、王賁(おうほん)も絶対に本陣を落とすことが出来ると確信していたわけではないようで、この王賁(おうほん)の戦い方は「絶対に勝てる戦いしかしない」を信条とする彼の父・王翦将軍とは真逆だと言われています。
その後、王賁(おうほん)の作戦が見事に功を奏し、紫伯を打ち取ることに成功します。この戦いにより、五千人将となった王賁(おうほん)ですが、彼の戦術眼は益々鋭くなっていると評価されており、今後も活躍が期待されています。
また、王賁(おうほん)は合従軍戦では媧燐(かりん)の計略に対し、秦の軍隊を壊滅させないように蒙恬(もうてん)と協力して上手く立ち回りました。このように、王賁(おうほん)は自身が任されている戦局だけでなく、秦国全体のことまで考えて行動することができる国内有数の知略に長けた戦術家でもあります。その実力は王騎のもとで副官を務めている騰からも認められているほどです。
玉鳳隊のその他メンバー一覧
番陽(ばんよう)
玉鳳隊のその他のメンバー一覧、1人目は番陽(ばんよう)です。番陽(ばんよう)は玉鳳隊の副官で、王賁(おうほん)の教育係として、幼少期から彼の成長を見守ってきた老将です。そのため、王賁(おうほん)の活躍ぶりやピンチのときに涙することも多々あり、武骨ながら実直で愛情深い様子が見受けられます。
また、槍の天才と言われる王賁(おうほん)ですが、番陽(ばんよう)は彼が才能だけではなく、日々怠らずに努力し続けた姿をきちんと知っています。さらに、番陽(ばんよう)は王(おう)家に対する忠誠心が非常に高いですが、王賁(おうほん)のことも次期当主だからという理由だけでなく、王賁(おうほん)個人に対してかなりの献身を見せており、戦場でも王賁(おうほん)を救うため、体を張る姿が何度も描かれています。
その一方で、番陽(ばんよう)は当初、先祖代々王(おう)家に仕えているという使命感とプライドの高さから、王賁(おうほん)以上に身分の低い農民出身者ばかりの飛信隊を敵視していました。信に初めて会ったときも、あからさまに見下し、飛信隊に「全員気を付け!」と命令するほどでした。
しかし、そんな番陽(ばんよう)も朱海平原の戦いにおいて、飛信隊に命を救われたことで、彼らのことを認め始めます。まだまだ口では「礼を言うくらいなら死んだ方がマシ」などと強がりを言っていますが、信が趙峩龍と戦って討ち取ったときに涙を流しながらおお喜びするなど、彼らの存在をきちんと認めたことが分かります。
関常(かんじょう)
玉鳳隊のその他のメンバー一覧、2人目は関常(かんじょう)です。関常(かんじょう)は王賁(おうほん)の父が率いる王翦軍から玉鳳隊に派遣された、戦術剛の鋭い千人将です。関常(かんじょう)は王賁(おうほん)のことを「若君(わかぎみ)」と呼び、玉鳳隊では右翼を任されています。
そして「突いては引く」という機動力を活かした戦術に長けており、自身が王翦と同じく確実に勝つ戦術を好むため、王賁(おうほう)に対して強引に勝ちを取りに行く策を助言します。しかし、王賁(おうほう)は自身の父親に反発するかのように関常(かんじょう)の策を拒みます。
そのため、関常(かんじょう)も王賁(おうほう)に反発しがちですが、関常(かんじょう)は王賁(おうほう)が率いる玉鳳隊が戦場で功績を挙げられるように上手く動きます。そして、玉鳳隊のピンチに飄々とした顔で現れ、死闘を繰り広げながらも活躍してくれる、玉鳳隊の要的な存在としても知られています。
また、関常(かんじょう)は王賁(おうほん)に反発してばかりいますが、彼の数々の死闘を目にし、徐々に王賁(おうほん)に魅せられ始めているようです。そして、関常(かんじょう)が自分では考えつかないような無謀とも思える行動をとりながらも着実に功績を挙げていく王賁(おうほん)の戦いぶりを認め始めており、これからも関常(かんじょう)は王賁(おうほん)と玉鳳隊を支え続けていくだろうと言われています。
宮康(きゅうこう)
玉鳳隊のその他のメンバー一覧、3人目は宮康(きゅうこう)です。宮康(きゅうこう)は関常隊の一員で、途中から玉鳳隊に入ったメンバーですが、王賁(おうほん)に忠誠を誓い、王賁(おうほん)を信じ続けた人物です。また、宮康(きゅうこう)は巨漢ですが、普段の話し口調はかなりゆるめで脱力な発言もしますが、胸の奥には熱いものを持っています。そして、彼は武器は棒の先に巨大な鉄球が付いたものを使用しています。
さらに、宮康(きゅうこう)は最期のシーンで松琢に下のセリフを言い残し、王賁を守るために戦場で命を落としました。そのかっこいい最期のシーンに多くの読者が感動したそうです。
「松琢 昔から二人で熱くなりすぎずにしぶとく生きるぞって言ってたが、そうもいかなく・・・ だがいい 賁様は命をかけて守るに足るお方だ あとは頼んだぞ 兄弟」
松琢(しょうたく)
玉鳳隊のその他のメンバー一覧、4人目は松琢(しょうたく)です。松琢(しょうたく)も関常隊に所属している二刀流の剣術が得意な武将です。松琢(しょうたく)は宮康(きゅうこう)と親しく、彼のピンチには必ず駆けつけ、小言は多いものの、しっかりと良い働きをします。
また、松琢(しょうたく)は宮康(きゅうこう)から「兄弟」と呼ばれ、戦場でもいつも行動を共にしていました。そのため、宮康(きゅうこう)の最期のシーンでは、彼の名前を叫びながら号泣していました。松琢(しょうたく)は今後も宮康(きゅうこう)の意志を立派に継いでいくと考えられています。
黒金(こくきん)
玉鳳隊のその他のメンバー一覧、5人目は黒金(こくきん)です。黒金(こくきん)は玉鳳隊の騎兵で、右目に縦断する傷があります。比較的落ち着いた隊員の多い玉鳳隊の中で、黒金(こくきん)は血の気の多い性格をしており、軽率な発言をいつも指摘される役回りです。
玉鳳隊のメンバーの声優一覧
王賁役/細谷佳正
- 愛称:ほそやん
- 生年月日:1982年2月10日
- 年齢:38歳(2020年9月現在)
- 出身地:広島県尾道市
- 身長:175cm
- 血液型:B型
- 職業:声優
- 所属事務所:フリー
- 活動期間:2004年〜
- 主な出演作品:次の通り
主な出演作品は「アカメが斬る!」のウェイブ役、「アルスラーン戦記」のダリューン役、「亜人」の海斗役、「一週間フレンズ。」の桐生将吾役、「オオカミ少女と黒王子」の日比谷健役、「終わりのセラフ 名古屋決戦編」の鳴海真琴役、「彼方のアストラ」のカナタ・ホシジマ役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカ役、「寄宿学校のジュリエット」の土佐健斗役、「君のいる町」の桐島青大役などがあります。
他に「黒子のバスケ」の日向順平役、「この世界の片隅に」の北條周作役、「ゴールデンカムイ」の谷垣源次郎役、「斉木楠雄のΨ難」の窪谷須亜蓮役、「坂道のアポロン」の川渕千太郎役、「進撃の巨人」のライナー役、「新テニスの王子様」の白石蔵ノ介役、「スタミュ」の天花寺翔役、「田中くんはいつもけだるげ」の太田役、「ダイヤのA」の結城哲也役、ナレーター、「ちはやふる」の綿谷新役などです。
他に「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」左右田和一役、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のヴェルフ・クロッゾ役、「ツキウタ。 THE ANIMATION」の卯月新役、「テラフォーマーズ」の膝丸燈役、「ハイキュー!!」の東峰旭役、「火ノ丸相撲」の日景典馬役、「Free!」シリーズの山崎宗介役、「文豪ストレイドッグス」の国木田独歩役、「僕のヒーローアカデミア」の常闇踏陰役などです。
番陽役/高塚正也
- 生年月日:1969年8月15日
- 年齢:51歳(2020年9月現在)
- 出身地:兵庫県加古川市
- 身長:168cm
- 血液型:B型
- 職業:声優・ナレーター
- 所属事務所:青二プロダクション
- 活動期間:1990年代〜
- 主な出演作品:次の通り
主な出演作品は「アサティール 未来の昔ばなし」のパパ役、「エリア88」のグレッグ・ゲイツ役、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のヨアヒム・ラドル役、馬場一尉役、「機動戦士ガンダム 特別版」のオムル・ハング役、「銀牙伝説WEED」のジェロム役、「新テニスの王子様」の石田銀役、「真・女神転生デビチル」のビビサナ役、「さらい屋 五葉」の梅造役などがあります。
他に「戦国無双SP 真田の章」の直江兼続役、「ののちゃん」のタブチ先生役、「ハングリーハート WILD STRIKER」の境・ジェファーソン・公司役、「FIRESTORM」のサム・スコット役、「ブラッククローバー」のヴェット役、「BLUE DRAGON」のブルードラゴン役、「ワールドトリガー」の来馬辰也役、「ONE PIECE」のMr.5役、Mr.4役、ゲダツ役などがあります。
玉鳳隊に関する感想や評価
今週のキングダム面白い!
— いずみ (@isme_dayo) June 15, 2014
やっぱ玉鳳隊の王賁かっこいい! pic.twitter.com/W0XNnAlKdy
こちらは「キングダム」の玉鳳隊に関するツイートです。玉鳳隊を率いる王賁がかっこいいという感想となっています。
キングダムシリーズ🀄
— Stitch (@Stitch13304210) March 14, 2020
次は玉鳳隊の王賁です。
プライド高き槍使い❗
戦闘シーンがカッコいいんですよね😆
ここから手持ちの槍と腕周りが出てきます#切り絵#キングダム#王賁#キャラ切り絵
https://t.co/0fO259qjkZ pic.twitter.com/4MfS8mHoP8
こちらも「キングダム」の玉鳳隊に関するツイートです。玉鳳隊を率いるプライドの高い槍の達人・王賁の戦闘シーンががかっこいいという感想となっています。
今一番熱量の高い漫画キングダムの新刊。玉鳳隊の熱い闘いに、おじさん声出して泣いてまいました。実写は抵抗あるけど映画も見に行った方がよいのかなぁ…?#キングダム#コココココ#ファルファルファルファル pic.twitter.com/eJoqXsz8re
— やんしも‼️@たまご天狗 (@satocman) April 25, 2019
こちらも「キングダム」の玉鳳隊に関するツイートです。玉鳳隊の熱い戦闘シーンに感動して涙したという感想となっており、「キングダム」のことも熱量の高い作品だと絶賛しています。
玉鳳隊メンバーまとめ
いかがでしたか?「キングダム」の玉鳳隊のメンバーについて、玉鳳隊を率いる王賁(おうほん)や副官の番陽(ばんよう)などを一覧で紹介してきました。また、玉鳳隊のメンバーの声優、王賁(おうほん)役の細谷佳正さんや番陽(ばんよう)役の高塚正也さんについてもみてきました。
そして、武才揃いの玉鳳隊の熱い戦いが評価されており、特に王賁(おうほん)の戦いぶりがかっこいいと絶賛されていることが分かりました。今後も玉鳳隊そして、それを率いる王賁(おうほん)の活躍に期待していきましょう!