2021年11月16日公開
2022年11月11日更新
【呪術廻戦】鹿紫雲一(かしもはじめ)の術式・正体は?五条家との関係もネタバレ考察
鹿紫雲一(かしもはじめ)とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)とは渋谷事変編終了後に初登場したキャラクターであり、プライヤーの1人として「死滅回游」に参加しています。登場して間もないことから鹿紫雲一(かしもはじめ)は正体が全く不明であり、強力な術式の使い手としか分かっていません。ただ五条悟と似ており、五条悟に関係していると考えられています。本記事ではそんな鹿紫雲一(かしもはじめ)について術式や正体、五条悟との関係などをご紹介します。
目次
鹿紫雲一(かしもはじめ)とは?
呪術廻戦の作品情報
漫画呪術廻戦の第158話で初登場した正体不明の呪術師・鹿紫雲一。漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一は「かしもはじめ」と読み、羂索の「死滅回游」にプレイヤー(泳者)として参加しています。「死滅回游」に参加している鹿紫雲一(かしもはじめ)は呪術師を容赦なく殺すほど残虐な性格をしており、両面宿儺の捜索を行っています。その実力の強さは作中トップクラスといわれており、既に「死滅回游」のポイントを200も獲得しています。
どうやら鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体は400年前の呪術師らしく、過去に大きな戦いを経験しているような発言を残しています。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)は情報量がほとんど無く、正体について全くといいほど分かっていません。そのためネット上には五条悟と関係があるや両面宿儺と知り合いなのではといった考察が多数浮上しています。本記事ではそんな鹿紫雲一について正体や術式、五条悟との関係などをご紹介します。
呪術廻戦の概要
では鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体や術式、五条悟との関係などをご紹介する前に、鹿紫雲一(かしもはじめ)が登場する漫画呪術廻戦の作品情報や物語のあらすじについて簡単にチェックしていきましょう。鹿紫雲一(かしもはじめ)が登場する呪術廻戦とは2021年11月現在「週刊少年ジャンプ」に連載されている漫画作品です。漫画呪術廻戦の作者は芥見下々といい、2018年の3月5日から「週刊少年ジャンプ」で連載されています。
漫画呪術廻戦は「東京都立呪術高等専門学校」という「ジャンプGIGA」の漫画を前日譚としており、呪霊と戦う呪術師の活躍が描かれています。単行本は2018年の7月に第1巻が発売され、これまで合計17巻刊行されています。そんな漫画呪術廻戦はアニメや小説などの作品が制作されており、「週刊少年ジャンプ」の看板を背負うほどの人気を博しています。この人気から単行本0巻の映画化が決定し、2021年12月に公開が予定されてます。
呪術廻戦のあらすじ
漫画呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は祖父と共に宮城県の仙台市に暮らしながら、平穏な高校生活を送っていました。しかし虎杖悠仁は先輩が「呪物」の封印を解いたことで呪霊と遭遇し、「宿儺の指」という呪物を口にしてしまいます。「宿儺の指」を手に入れた虎杖悠仁は特級呪物・両面宿儺が身に宿り、史上最強ともいえる力を会得しました。そして虎杖悠仁は呪霊を打ち破り、呪術師の世界に足を踏み入れることになってしまうのでした。
鹿紫雲一(かしもはじめ)のプロフィール
本記事で正体や術式、五条悟との関係などをご紹介する鹿紫雲一(かしもはじめ)とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)とは羂索の「死滅回游」に参加しているプレイヤーの1人であり、頭の上に2つ結んだお団子ヘアーと整った容姿が特徴となっています。性格は非常に残虐であることが判明しているものの、鹿紫雲一(かしもはじめ)の身長や年齢などは分かっていません。
漫画呪術廻戦のある台詞から鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前から生きている呪術師とされており、現代の呪術師の実力の低さに嘆いています。呪具のような杖を所持しているものの、鹿紫雲一(かしもはじめ)は実力が分かっておらず、どのような術式を使って戦うのか不明です。さらに生まれ育ちや人間関係なども謎に包まれており、鹿紫雲一(かしもはじめ)は2021年11月現在漫画呪術廻戦で特に読者から注目が集まっています。
そのため鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体については多数の考察がネット上に浮上しており、漫画呪術廻戦の読者の間で話題となっています。そんな正体不明の鹿紫雲一(かしもはじめ)は漫画呪術廻戦の第158話で初登場を飾りました。漫画呪術廻戦の第158話で初登場を飾った鹿紫雲一(かしもはじめ)は「死滅回游」に参加し、容赦なく呪術師を殺害します。そして200ポイントを獲得し、現代の呪術師の弱さに嘆く姿を見せました。
鹿紫雲一(かしもはじめ)は獲得した200ポイントの中で100ポイント使用し、「死滅回游」に9つ目のルールを追加します。ルールを追加した鹿紫雲一(かしもはじめ)は両面宿儺に執着しているような姿を見せ、憎しみの表情を浮べながら行動します。一方伏黒恵は姉を救出するため、プレイヤーから100ポイント獲得しようとします。そして伏黒恵は虎杖悠仁と共に、100ポイント持つ鹿紫雲一(かしもはじめ)の捜索に乗り出しました。
鹿紫雲一の名前の由来
上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)は正体が全く分かっていないキャラクターです。では正体不明の鹿紫雲一(かしもはじめ)は名前の由来が分かっているのでしょうか。残念ながら、正体と同じく鹿紫雲一(かしもはじめ)の名前の由来は2021年11月現在不明となっています。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)の「鹿紫雲」という名字は実在しており、その成り立ちから由来を予測することが出来ます。
鹿紫雲一(かしもはじめ)の名字である「鹿紫雲」は山口県の周南市が発祥といわれており、2021年11月現在山口県に多く見られます。山口県の周南市には「鹿野」と呼ばれる地名が存在しています。「鹿野」という場所は鎌倉時代から記録に残っており、「賀野」とも呼ばれています。どうやら「鹿野」は1868年に神仏分離が起こり、とあるお寺が廃寺になったそうです。その場所の近くに「紫雲山」と呼ばれる山があったという記録が残ってます。
この「紫雲山」の「紫雲」と「鹿野」という地名が合体し、「鹿紫雲」という名字が生まれることになりました。名字である「鹿紫雲」の成り立ちを見ると、鹿紫雲一(かしもはじめ)は山口県生まれのキャラクターだと考えられます。作者の芥見下々は昔長州が九州だと思っていたらしく、過去の自分に山口県が正しい場所だと伝えています。もしかするとこのエピソードが由来となり、鹿紫雲一(かしもはじめ)が生まれたのかもしれません。
鹿紫雲一の術式や領域展開
ネタバレ①鹿紫雲一の術式は無下限呪術?
ではここからは漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の術式や領域展開の有無について考察紹介していきます。漫画呪術廻戦の作中で鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟の「茈」のような術式を使い、呪術師を惨殺しています。残念ながら鹿紫雲一(かしもはじめ)のこの術式は何なのか全く分かっていません。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と非常に容姿が似ており、五条悟の血縁者なのではないかと考えられています。
五条悟の先祖は学問の神様で知られている菅原道真です。菅原道真は山口県と関係が深い歴史人物であり、鹿紫雲一(かしもはじめ)と関係があるように見えます。そのため、ネット上には鹿紫雲一(かしもはじめ)が術式「無下限呪術」を使うのではないかといった考察が浮上しています。「無下限呪術」とは五条家の人間にしか使用出来ない術式であり、2021年11月現在の漫画呪術廻戦の本編では五条悟が唯一の使用者となっています。
五条悟が使用する「無下限呪術」は収束する無限級数を現実のものとし、様々な効果を発動出来る術式です。例えば五条悟は術式「無下限呪術」を使い、無限そのものを作ったりや空中浮遊、瞬間移動などを行っています。術式「無下限呪術」は呪力操作が非常に難しい術式といわれており、原子レベルの呪力操作をしないと使用出来ません。なので五条悟は「六眼」で原子レベルの呪力操作を行い、術式「無下限呪術」を使用出来るようにしています。
漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟に酷似した容姿の他に、「六眼」のような瞳が特徴となっています。もし瞳が本当に「六眼」であれば、鹿紫雲一(かしもはじめ)は術式「無下限呪術」を使えることになります。しかし1つの時代に「六眼」は1人しか持たないとされており、常識的に術式「無下限呪術」を使えるとは思えません。ただ五条悟と血が繋がってるのであれば、「無下限呪術」に似た術式を使えるかもしれません。
ネタバレ②鹿紫雲一の術式は電撃系?
上述をご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟の術式「無下限呪術」の使い手だと考えられています。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟の血縁だと判明した訳ではなく、考察だけとなっています。なので2021年11月現在は術式「無下限呪術」を使用する可能性が非常に低いといえます。しかし考察の中で可能性が高い術式があります。それは電撃系の術式を使うキャラクターという考察です。
漫画呪術廻戦の第158話で初登場を飾った鹿紫雲一(かしもはじめ)は後ろの壁ごと呪術師を惨殺します。この時、鹿紫雲一(かしもはじめ)の頭の上には電気のようなものが描かれていました。また鹿紫雲一(かしもはじめ)は目の周辺に稲妻のような模様が付いています。これらを見ると、鹿紫雲一(かしもはじめ)は電撃系の術式を使うキャラクターと考えることが出来ます。呪術師が使う術式には+と-の属性が存在しています。
漫画呪術廻戦の世界では呪力を-(負)のエネルギーと呼んでいます。術式はこの-のエネルギーを使ったものであり、「術式順転」という用語で呼ばれています。一方+のエネルギーは-のエネルギーを掛け合わせることで生み出せるものであり、人間の治癒効果を持っています。この+のエネルギーは「反転術式」と呼ばれており、最強の強さを持った五条悟が死の淵でようやく会得するほど会得難易度が非常に難しいことで知られています。
電気は+と-の電極があり、術式の構成でよく似ています。電極の場合、+と-を掛け合わせると反発します。一方術式の場合、+のエネルギーと-のエネルギーを掛け合わせると非常に強力な術式が出来上がります。もしかすると鹿紫雲一(かしもはじめ)は電極のように+のエネルギーと-のエネルギーを使い、敵を一掃する術式を持っているのかもしれません。また手に持っている杖を使い、ビームのように電撃を放つ可能性もあります。
ネタバレ③鹿紫雲一は領域展開を使用できる?
「領域展開」とは漫画呪術廻戦の作中で呪術師や呪霊が使用する技の1つです。漫画呪術廻戦に登場する「領域展開」は術式を付与した呪力で「生得領域」の結界を作る技であり、大量の呪力を引き換えに強力な効果を生み出すことが出来ます。例えば五条悟は無限回の知覚と伝達を領域内の敵に強制する領域展開「無量空処」を使うことが出来、伏黒恵は「八握剣異戒神将魔虚羅」という結界内に最強の式神を召喚する「領域展開」を会得しています。
「領域展開」の強さはどれも凄まじいため、呪術師や呪霊にとっての必殺技となっています。しかし「領域展開」は会得することが非常に難しく、漫画呪術廻戦の作中で「呪術の極致」とあだ名されています。そんな最強の必殺技「領域展開」を鹿紫雲一(かしもはじめ)が使用出来るかは2021年11月現在全く分かっていません。しかし後述でご紹介するのですが、鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師であることがほぼ確定しています。
400年前の呪術師だということを考えると、鹿紫雲一(かしもはじめ)は「領域展開」を使用出来ない訳がありません。また漫画呪術廻戦の作中で鹿紫雲一(かしもはじめ)と同時期に登場した日車寛見は「領域展開」を使用出来ることが判明しました。日車寛見は「誅伏賜死」という「領域展開」を使うことが出来、裁判所のような結界を作り出します。この結界の中では裁判が行われ、裁判に負けた者の何かを奪うことが出来る能力があります。
日車寛見の「領域展開」は「必中」のものであり、「必殺」ではありません。しかし「必殺」がない分、日車寛見は「領域展開」を気軽に発動することが可能となっています。天元曰く、「領域展開」は元々「必殺」が無く、「必中」のみのスタンダードな技でした。前述の通り鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師です。なので「領域展開」の歴史や同時期に登場した日車寛見を見ると、鹿紫雲一は「領域展開」を使える可能性がかなり高いといえます。
鹿紫雲一の正体は?宿儺との関係も考察
考察①400年前の術師だった?
ではここからは漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の謎に包まれた正体について考察紹介していきます。上述で何度もご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)は正体が詳しく分かっていないキャラクターです。しかし漫画呪術廻戦の作中での台詞から謎に包まれた正体が少しだけ掴めています。漫画呪術廻戦に初登場した鹿紫雲一(かしもはじめ)は容赦無く、敵対している呪術師を殺害します。
この時鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師の方が優秀だったと語り、現代の呪術師の実力の低さを苛立ちながら嘆きました。この台詞から鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体は400年前の呪術師であると断言することが出来ます。偽物の夏油傑の正体である羂索は1000年もの間に契約した呪術師を「死滅回游」に参加させていると明かしています。なので400年前の鹿紫雲一(かしもはじめ)は羂索と契約していると考えられます。
また羂索は契約した呪術師を呪物として扱っていることが分かっており、鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体が羅索の呪物である可能性も高いといえます。漫画呪術廻戦の世界の400年前は江戸時代が始まった時期にあたります。実際の歴史で江戸時代は妖怪ブームが起こり、妖怪という文化が確立しました。漫画呪術廻戦に登場する呪霊は妖怪のような存在であり、鹿紫雲一(かしもはじめ)が呪術師として大活躍していたと考えられます。
もし妖怪が呪霊に置き換わっていたとすると、江戸時代は呪霊が大量に跋扈していたと推測出来ます。そうであれば、400年前の鹿紫雲一(かしもはじめ)は非常に優秀な呪術師であったといえるでしょう。一方現代の呪術師達は呪霊そのものが減っているため、強力な呪霊と戦うケースが非常に少ないとされています。これらのことから鹿紫雲一(かしもはじめ)はおそらく現代の呪術師の実力の低さに呆れてしまったのでしょう。
考察②1000年前の術師だった?
上述では漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体が400年前の呪術師だとご紹介しました。しかし一部からは鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体が400年では無く、1000年前の呪術師だと考察されています。上述の通り、漫画呪術廻戦の作中で羂索は1000年間かけて契約した呪術師を呪物として「死滅回游」に参加させています。確かに鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師だと考えられる台詞を作中で残してます。
ただ400年前の呪術師だと完全に確定することが出来ず、羂索の話から1000年前の呪術師の可能性があります。鹿紫雲一(かしもはじめ)は両面宿儺に対し、何か因縁のような感情を抱いています。両面宿儺は1000年から存在する元人間なので、1000年前の呪術師なのであれば、繋がりがあることを頷けます。1000年前は日本の平安時代にあたり、京都を中心に数多くの妖怪が人々へ危害を加えていたことで有名となっています。
特に三大妖怪といわれる酒呑童子・玉藻前・崇徳天皇は平安時代の代表格です。元々呪術師は奈良時代に天元が道徳的基盤を築いた存在とされており、平安時代だと設立してすぐになります。おそらく設立して間もない呪術師は妖怪が跋扈する平安時代で戦いに明け暮れる生活を送っていたのでしょう。なのでもし正体が1000年前の呪術師であれば、鹿紫雲一(かしもはじめ)は作中でトップクラスの実力を持っていると考察出来ます。
考察③宿儺とは昔からの顔見知り?
正体が400年から1000年前の呪術師だと考えられている鹿紫雲一(かしもはじめ)。そんな鹿紫雲一(かしもはじめ)は漫画呪術廻戦に登場した際、憎しみのような表情を浮べながら両面宿儺の捜索を意味する台詞を吐いています。両面宿儺とは上述でご紹介した通り、1000年前から存在している元人間の特級呪物です。両面宿儺は漫画呪術廻戦で最強の特級呪物とされており、呪術師や呪霊達に「呪いの王」というあだ名で呼ばれています。
「呪いの王」と称される両面宿儺は1000年前に大量の呪術師を倒し、指をバラバラにして封印されてしまいました。その後虎杖悠仁が指を食らい、両面宿儺は彼に取り憑くことになりました。鹿紫雲一(かしもはじめ)は1000年前の呪術師と考察されており、そうだとすると両面宿儺と顔見知りの可能性があります。もしかすると鹿紫雲一(かしもはじめ)は過去に両面宿儺に敗れ、羂索と契約してその復讐を考えているのかもしれません。
鹿紫雲一と五条悟の関係を考察
考察①五条家の血筋だった?
ではここからは漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の五条悟との関係について考察紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する五条悟とは呪術高専東京校で教師を務めているキャラクターです。五条悟は4人しかいない特級呪術師の1人であり、「反転術式」や「領域展開」といった難しい術式を平気な顔で使うことが出来ます。このことから五条悟は多数の漫画呪術廻戦ファンに、作中で最強のキャラクターだと評されています。
鹿紫雲一(かしもはじめ)はそんな五条悟と血縁関係にあると考えられています。上述でご紹介した通り、鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と容姿が非常にそっくりなキャラクターです。また鹿紫雲一(かしもはじめ)は虚式「茈」を使ったような描写があり、400年前の五条家と禪院家の午前試合に出ている可能性があります。これらを見ると、鹿紫雲一(かしもはじめ)は血縁関係でなくても五条悟と何らかな関係があるといえます。
考察②五条悟の前の六眼持ちの無下限呪術使いだった?
上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦の世界では1つの時代に1人しか「六眼」持ちがいません。現代の「六眼」持ちは五条悟であり、鹿紫雲一(かしもはじめ)に「六眼」があると考えられません。しかし五条悟より前の「六眼」持ちは明らかになっていません。基本的に「六眼」は五条家相伝のものであるため、過去も五条家の人間が所持していたと考えられます。なので五条家ではない鹿紫雲一(かしもはじめ)は「六眼」を持つことが出来ません。
しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条家の血が流れていると考えられるキャラクターです。また鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師です。そのため鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条家と血縁関係にあるのであれば、五条悟の前の「六眼」所持者だった可能性があります。もし本当に過去の「六眼」所持者だったとすると鹿紫雲一(かしもはじめ)は「無下限呪術」を使うことが出来るので、最強クラスの呪術師だといえるでしょう。
鹿紫雲一の活躍をネタバレ
鹿紫雲一の活躍①宿儺を探す
ではここからは漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の作中での活躍についてネタバレ紹介していきます。漫画呪術廻戦の第158話で初登場した鹿紫雲一(かしもはじめ)は圧倒的な破壊力で呪術師を殺し、「死滅回游」で5ポイントを獲得します。「死滅回游」とは羂索が始めたデスゲームであり、呪術師を殺害することで5ポイントを獲得出来ます。このルールを知る鹿紫雲一はポイントの獲得に「当たり前」と一蹴しました。
5ポイントを獲得した鹿紫雲一(かしもはじめ)は200ポイント以上を保有し、コガネという呪霊から「死滅回游」のルールを追加するか問われます。「死滅回游」は100ポイントを使用することでルールを追加することが出来、鹿紫雲一(かしもはじめ)の初登場時に8つのルールがありました。200ポイントを保有する鹿紫雲一(かしもはじめ)はポイントを消費して9つ目のルールを追加し、両面宿儺に憎しみを抱くような表情を浮べました。
鹿紫雲一の活躍②ルール追加
呪術師を殺害して得たポイントで「死滅回游」に9つ目のルールを追加させた鹿紫雲一(かしもはじめ)。「死滅回游」は上述でご紹介した通り元々8つのルールがあり、1つ目のルールが19日以内に覚醒した術者が参加を宣誓しないと駄目という内容でした。もし参加を宣誓しないと持っている術式を剥奪されるというルールが存在しており、「死滅回游」の結界内に入っただけでプレイヤーとして扱われるというルールが3つ目にあります。
4つ目のルールは他のプレイヤーを殺すことでポイントを獲得出来るというものであり、5つ目のルールは呪術師を殺すと5ポイント入り、非呪術師を殺すと1ポイント入るといった内容です。他にも100ポイント消費でルールの追加を行えるやそれに拒否出来ないといったルールがあり、プレイヤー達はお互いに殺し合いを行っています。そんな「死滅回游」で鹿紫雲一は居場所や名前、ポイントの数などを全員が公開するルールを追加しました。
鹿紫雲一の活躍③津美紀救出
「死滅回游」は現代・過去の呪術師が参加し、殺し合いを行うゲームです。羂索は「死滅回游」のプレイヤーを増やすため、術式を保持している者を強制的に目覚めさせました。そのため「死滅回游」に参加している現代の呪術師は一般人も紛れています。これに伏黒恵の姉である伏黒津美紀が巻き込まれてしまいました。伏黒津美紀は元々弟の伏黒恵と一緒に暮らしていたものの、八十八橋で肝試しを行ったことで呪われてしまいました。
呪われてしまった伏黒津美紀は1人で生きる力を失い、寝たきり状態の生活を送っています。そんな伏黒津美紀が「死滅回游」に巻き込まれてしまい、伏黒恵はルールを追加することで姉を救出しようとします。上述でご紹介した通り、「死滅回游」は100ポイント獲得したプレイヤーがルールを好きに追加出来ます。そこで伏黒恵は鹿紫雲一(かしもはじめ)と日車寛見に狙いを定め、虎杖悠仁と共に100ポイントの獲得に乗り出しました。
鹿紫雲一の名言や名前の由来
鹿紫雲一の名言「どいつもこいつも…」
「どいつもこいつも貧弱すぎる、400年前の方が幾分ましだった」
ではここからは漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の名言や名前の由来についてご紹介していきます。漫画呪術廻戦に初登場した時、鹿紫雲一(かしもはじめ)は圧倒的な破壊力の技を使って呪術師を殺害します。この時鹿紫雲一(かしもはじめ)は上記の名言を呟き、現代の呪術師の弱さに呆れる表情を浮べました。上記の名言から鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師だと漫画呪術廻戦ファンに考えられています。
400年前は「十種影法術」の使い手である禪院家当主と「無下限呪術」を持った五条家当主が戦い、お互い死亡してしまった時代です。確かに400年前は呪術師の全盛期ではありません。しかし一子相伝の奥義を持っていることから御三家は現代より実力が高かったと考察出来ます。それに合わせて他の呪術師も強かったと考えられます。もしそうであれば、鹿紫雲一(かしもはじめ)が現代の呪術師の弱さに呆れるのも仕方ありません。
鹿紫雲一の名前の由来
上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)の名前の由来は山口県の周南市に実在している「鹿紫雲」という名字である可能性が高いです。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)が五条悟の血縁関係にあった場合、名前は「鹿紫雲」では無く「五条」になるはずです。「死滅回游」を始めた偽物の夏油傑の正体・羂索は1000年もの間、契約した呪術師を自らの呪物にしていたということが作中内の記述で判明しています。
特級呪物である両面宿儺は人間から呪物になった元呪術師のキャラクターであり、「両面宿儺」が本名ではありません。なので羂索の呪物になっているのであれば、鹿紫雲一(かしもはじめ)という名前は本当の名前ではない可能性があります。鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と類似点が非常に多いキャラクターです。もしかすると鹿紫雲一(かしもはじめ)の本当の名前は五条一(ごじょうはじめ)なのかもしれません。
鹿紫雲一に関する感想や評価
鹿紫雲 一というまたイケメンな新キャラ出てきて嬉しみ!!!!
— おもち🤕 (@ju_go5mg) September 12, 2021
漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)に関する感想では鹿紫雲一(かしもはじめ)がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦の第158話で初登場を飾った鹿紫雲一(かしもはじめ)は残虐な性格をしているものの、非常にかっこいいイケメンキャラクターです。このかっこいい容姿から鹿紫雲一(かしもはじめ)は初登場した際、多数の漫画呪術廻戦ファンの注目を集めることになりました。
鹿紫雲一と五条悟めっちゃ似てる気がするのは気のせいか? #呪術本誌 pic.twitter.com/UXflqJfsGl
— 鍵兎 (@KeyRabbit_) September 12, 2021
漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)に関する感想では五条悟と似てるといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と非常に容姿が似たキャラクターです。また鹿紫雲一(かしもはじめ)が呪術師を殺した光景は五条悟の虚式「茈」と酷似しています。そのため鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と血縁関係にあると考えられています。
鹿紫雲一…いったい何者…!?
— 天(とても強めの幻覚) (@K4PyOChKGhqPEo9) September 16, 2021
400年前?がどうこう言ってるし宿儺を探してるようだし…受肉体なのか…?
漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)に関する感想では正体が気になるといった感想も多く見受けられました。確かに鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師である可能性が高いです。しかし鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体は2021年11月現在、ほとんどといっていいほど判明していません。なので鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体については多数の漫画呪術廻戦ファンに注目されています。
鹿紫雲一まとめ
本記事では漫画呪術廻戦に登場する鹿紫雲一(かしもはじめ)について正体や術式、五条悟との関係などをご紹介しました。鹿紫雲一(かしもはじめ)は五条悟と関係していると考えられているものの、その正体については全く分かっていません。しかし400年前の呪術師であったりや両面宿儺と何かしらの関係があるといった情報は判明しています。なので鹿紫雲一(かしもはじめ)の正体は近々明らかになることでしょう。