【怪物事変】強さランキング！能力や戦闘力など最強キャラクターをネタバレ考察

『怪物事変(けものじへん)』とは、漫画家・藍本松によるサスペンス漫画です。2017年1月からジャンプスクエアにて連載中の漫画で、2021年1月からはテレビアニメも放送されています。また、2021年3月時点でシリーズ累計発行部数が420万部を突破しているなど高い人気を誇っています。

こちらでは漫画『怪物事変』のあらすじを簡単にネタバレ紹介します。主人公は旅館を営む叔母一家のもとで生活する13歳の少年・夏羽(かばね)です。物語は夏羽と怪異現象を専門に扱う探偵の隠神(いぬがみ)が出会った時から始まります。ある日、隠神が調査のために東京から夏羽の地元を訪れるのですが、偶然にも畑の仕事をしていた夏羽と出会い、さらに隠神は夏羽が人間と屍鬼(クーラー)との間に生まれた半妖の子だと見抜きました。

一方、夏羽は鬼の子扱いされて悲惨な境遇を送っており、挙句の果てには叔母から殺害されそうになってしまいます。実は、その殺害依頼を受けたのは隠神でした。そこで隠神は夏羽を救うべく、依頼者である叔母に嘘の報告をして夏羽を東京の探偵事務所へと連れ帰ることに…

漫画『怪物事変』のあらすじをネタバレしましたが、主人公である夏羽が隠神に東京の探偵事務所を拠点に探偵活動をスタートさせてからさまざまなキャラが登場していきます。そこでここからは登場キャラクターの強さについて能力や戦闘力などをネタバレ考察しつつ、誰が最強なのか？キャラクターの強さをランキング形式で見ていきましょう。それでは早速、ランキングTOP20位からネタバレ紹介していきます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP20位には、企業を牛耳っていた蚊の怪物・蚊婆(カノンバ)がランクインしました。蚊婆は人間に化けてバグバイト電子を支配し、作業員たちの脳みそを吸い続け、最終的には廃人にしていた三姉妹の蚊です。吸血によって肉体をパワーアップさせる能力を持っています。作中では夏羽と織、そして昌と交戦した結果負けてしまいました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP19位には、ヤマタノオロチの怪物である環がランクインしました。環は八ツ首村の生き残りの子供です。夏羽とは、生き残った際に救援を頼んだことを機に出会っていました。流結石を使うことでヤマタノオロチへと変身することができ、さらに水流を操る能力を持っています。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP18位には、妖子の部下の1人であるキツネの怪物・梅太郎がランクインしました。妖子とは賭場で借金を背負って絶望していた時に野火丸に助けられたことがきっかけで出会っています。相手に遅感ガス(オナラ)を吸わせることで、時間が停止したように思わせる能力を持っています。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP17位には、妖子の部下の1人であるキツネの怪物・紺がランクインしました。夏羽とは命結石を手に入れようとしていたため敵対関係にありましたが、任務に失敗して妖子に捨てられてからは恋人のような関係になっています。世間知らずなところがありますが、戦闘力は高く、変身や幻術、狐火を飛ばす能力を持っています。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP16位には、昌の兄である雪男子の青年・結がランクインしました。昌とは対照的に雄々しい性格をしており、初登場時は零結石の力によって暴走しています。能力は凍結で、相手を一瞬にして凍らせたり、氷で城などの物体を作り出したりと驚異的な力を有していました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP15位には、四国狸の次期頭領・伊予姫の実父である屋島多郎太がランクインしました。自分の寿命と引き換えに他者の時間を加速させる能力を持っています。作中ではこの能力を使って、夏羽たちの修行期間を設けていました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP14位には、桜牙ハムのセキュリティを担当している人間の渡辺綱万代がランクインしました。人間であるため能力を持っていませんが、天才的なハッキング技術により強力なセキュリティマシンを操作して戦うことができます。織と昌を相手に互角の勝負を繰り広げていたことから高い戦闘力がうかがえます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP13位には、織の異父妹であるクモの怪物・蓼丸綾がランクインしました。母親が蜘蛛(アラクネ)という怪物で、綾自身はその母親と人間の間に出来た半妖です。織と同じく蜘蛛の能力を持っていますが、織が使う蜘蛛糸とは違ってあらゆる病気やケガを治す「金の糸」を使います。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP12位には、隠神の故郷である四国の狸を統べている狸・太三郎がランクインしました。作中では最強クラスの実力を持つ夏羽を特訓しており、高い戦闘力を持っているのがうかがえます。能力については不明ですが、隠神と同じ狸ということから変化や具現化の能力を持っていると考えられます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP11位には、妖子の部下であり炉薔薇の彼女でもある狐の妖怪・陽がランクインしました。戦闘シーンでは巨大な刃物を振り回していますが、細胞を傷つけることなく体を切断できるほどの精巧な動きができます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP10位には、妖子の部下であり陽の彼氏でもある狐の妖怪・炉薔薇がランクインしました。炉薔薇の戦闘スタイルは接着剤(糊)を使い体の組織同士を繋げて戦うというものです。戦闘シーンでは接着剤で陽の体を武装強化させ活躍していました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP9位には、隠神の部下であり綾の兄でもあるクモの怪物・蓼丸織がランクインしました。普段は粗暴ですが、気に入った相手に対しては面倒見のいい一面があるキャラです。戦闘シーンでは対象を捕縛する蜘蛛糸を駆使した戦闘スタイルを披露しており、また物語中盤から透明な糸にすることで敵から身を隠す透明化能力を編み出していました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP8位には、妖子の部下であり花楓の相棒でもあるキツネの怪物・赤城がランクインしました。幻を作り出すことができる能力を持っており、お稲荷さん像を置くことでそれを可能にします。作中では壊滅後の八ツ首村をにやってきた夏羽たちと交戦しました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP7位には、赤城の相棒であり妖子の部下でもあるキツネの怪物・花楓がランクインしました。花楓は残忍さと気楽な性格を落ち合わせたキャラクターで、思考が苦手ないわゆる脳筋です。その性格は能力面にも反映しており、両手の拳をぶつけることにより巨大な火球を生み出すことができます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP6位には、本作の主人公である日下夏羽がランクインしました。夏羽は人間と屍鬼(クーラー)との間に生まれた半妖であるため死ぬことがありません。頭を切り落としてもすぐに再生するなど驚異的な再生能力を有しています。戦闘能力はそこまで高くないものの、完全に倒しきることはできないと言えるでしょう。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP5位には、夏羽と織と共に隠神事務所で働いている雪男子の晶がランクインしました。昌は臆病な性格をしているのが特徴。

戦闘ではその性格ゆえになかなか積極的に戦いに加わろうとしません。しかし、作中ではその心の弱さと葛藤しながら少しずつ前に進んでいこうとする姿が見受けられ、最終的には能力が覚醒し膨大な数の氷を生成することができるようになりました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP4位には、妖子の部下であるキツネの怪物・野火丸がランクインしました。野火丸は任務に失敗したことで妖子に捨てられた紺の後任として登場したキャラで、かわいらしい見た目とは裏腹に残忍で残酷な性格をしています。現状でも十分に敵キャラとして活躍していますが、これから隠された能力を発揮していくと言えるでしょう。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP3位には、隠神事務所の一室に引きこもってゲームばかりしているヴァンパイアのミハイがランクインしました。

ミハイは普段からゲームばかりしているキャラではありますが、ヴァンパイアという高等種族特有の超人的な肉体と知能を有しています。ミハイの戦闘シーンは描かれていませんが、隠神の反応を見るにかなりの実力を持っているのがうかがえます。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキングTOP2位には、怪物にまつわる事件を秘密裏に捜査し解決しているタヌキの怪物・隠神鼓八千がランクインしました。

隠神は隠神事務所を運営しており、夏羽と織、そして昌の上司でもあります。戦闘においては豊富な戦闘パターンによる臨機応援な対応を得意としており、作中では変化能力によって巨大化したり銃を創造したりとトリッキーな技を披露していました。

漫画『怪物事変』に登場する最強キャラクターの能力・強さランキング堂々の1位に輝いたのは、警察組織のボスである妖狐の怪物・飯生妖子です。

元々隠神とは怪物にまつわる事件を効率的に解決するために協力関係にありましたが、隠神が夏羽を保護すると同時に発見された命結石の存在に妖子が気づいたことで同盟が破綻し敵対関係となっています。まだ謎が多いキャラではありますが、作中で披露された一部の能力・幻術は人の心を操るため、それだけでも他の能力者とは一線を画していると言えるでしょう。

アニメ『怪物事変』で夏羽役を演じた声優は、声優事務所「アーツビジョン」で活動する藤原夏海(ふじわら なつみ)です。藤原夏海は6月2日生、静岡県出身の声優でこれまでに『少年メイド』の小宮千尋役や『アイカツスターズ!』の騎咲レイ役、『東京喰種トーキョーグール:re』の六月透役などを演じています。

2016年春に放送されたテレビアニメ『少年メイド』でキャリア初主役を果たし、2021年には第15回声優アワードにて新人女優賞を受賞していました。

アニメ『怪物事変』で織役を演じた声優は、声優事務所「アクロス エンタテインメント」で活動する花江夏樹(はなえ なつき)です。花江夏樹は1991年6月26日生、神奈川県出身の声優でこれまでに『ダイヤのA』の小湊春市役や『アルドノア・ゼロ』の界塚伊奈帆役、『東京喰種トーキョーグール』の金木研/佐々木琲世役などを演じています。

2011年に『ゴールデン☆キッズ』の俊太役で声優デビューを果たしており、『四月は君の嘘』の有馬公生役や先に紹介した出演作品が当たりブレイクしました。

アニメ『怪物事変』で晶役を演じた声優は、声優事務所「ヴィムス」で活動する村瀬歩(むらせ あゆむ)です。村瀬歩は1988年12月14日生、アメリカ合衆国出身の声優でこれまでに『新世界より』の青沼瞬役や『ハイキュー!!』の日向翔陽役、『D.Gray-man HALLOW』のアレン・ウォーカー役などに出演しています。

女性役までこなせるほど声域の幅が広い声優で、芝居を観るのが好きだったことがきっかけで声優を志すようになったとのことです。2011年に放送されたテレビアニメ『Persona4 the ANIMATION』の男子生徒役で声優デビューを果たしています。

アニメ『怪物事変』で隠神役を演じた声優は、芸能事務所「東京俳優生活協同組合」で活動する諏訪部順一(すわべ じゅんいち)です。諏訪部順一は1972年3月29日生、東京都出身の声優でこれまでに『テニスの王子様』の跡部景吾役や『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のスティング・オークレー、マリク・ヤードバーズ、マーズ・シメオン役、『灼眼のシャナ』の“狩人”フリアグネ役などに出演しています。

どうやら20代の内から数多くのテレビ番組でナレーションを務めていたようです。そしてテレビアニメ『テニスの王子様』の跡部景吾役を演じたのをきっかけに声優としての知名度が上がっています。

アニメ『怪物事変』でミハイ役を演じた声優は、フリーで活動する小野大輔(おの だいすけ)です。小野大輔は1978年5月4日生、高知県高岡郡佐川町出身の声優でこれまでに『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹役や『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎役、『進撃の巨人』のエルヴィン・スミス役などを演じています。

また、声優アワードにおいてはサブキャラクター男優賞や主演男優賞、パーソナリティ賞などの受賞歴があり、その他アニメージュでも受賞した経験があるなど実力派声優として知られています。

アニメ『怪物事変』で紺役を演じた声優は、芸能事務所「m&i」で活動する花守ゆみり(はなもり ゆみり)です。花守ゆみりは1997年9月29日生、神奈川県出身の声優でこれまでに『結城友奈は勇者である』の三ノ輪銀役や『ゼロから始める魔法の書』のゼロ役、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』の佐藤心役などを演じています。

2016年に公開された劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』で初主演を務めた声優として知られており、さらに2015年には第28回東京国際映画祭にてレッドカーペットを歩いています。

アニメ『怪物事変』で飯生役を演じた声優は、声優事務所「大沢事務所」で活動する花澤香菜(はなざわ かな)です。花澤香菜は1989年2月25日生、東京都出身の声優でこれまでに〈物語〉シリーズの千石撫子役や『デュラララ!!』の園原杏里役、『STEINS;GATE』の椎名まゆり役などを演じています。

美しい澄んだ声質が人気の理由として指摘されることが多い声優として知られているようで、下田正美監督によると「超絶癒しボイス」とのことです。

アニメ『怪物事変』で野火丸役を演じた声優は、声優事務所「アイムエンタープライズ」で活動する下野紘(しもの ひろ)です。下野紘は1980年4月21日生、東京都出身の声優でこれまでに『おおきく振りかぶって』の田島悠一郎役や『イナズマイレブン』の半田真一とフィディオ・アルデナ役、『神のみぞ知るセカイ』の桂木桂馬役などを演じています。

2001年にゲーム『リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士3〜』のテオ・モーンマイヤー役で声優デビューを果たしており、翌年には『ラーゼフォン』の神名綾人役でテレビアニメデビューを果たしています。

こちらではネタバレ考察で紹介した怪物事変のミハイに関する感想や評価があがっています。感想では「本気で戦うシーン見たい」と言われているのですが、これはミハイが高い実力を持っていると示唆されていたからこそ出た感想なのでしょうか？蚊婆との戦いで見せた遠隔操作の技術だけでもかなりの強さを持っているのがうかがえるので、多くの方が同様の感想を抱いているのかもしれません。

こちらではネタバレ考察で紹介した怪物事変のミハイと飯生に関する感想や評価があがっています。この方の感想を見ると、ミハイを高く評価しているのが分かります。やはり好きなキャラがミハイだということから、強さを取り込んでいる飯生を警戒するようになっているのでしょうか？

こちらではネタバレ考察で紹介した怪物事変の隠神に関する感想や評価があがっています。どうやら隠神は戦闘能力ではなく心の強さが魅力的にうつっているようです。他の感想でも心が温まる作品と評されているので、隠神をはじめとする主要キャラの人間関係にも注目してみると良いかもしれません。

漫画『怪物事変』に登場するキャラクターについて、能力や戦闘力などをネタバレ考察しながら強さをランキング化しましたがいかがでしたか？ネタバレ考察した結果、強さランキング堂々の1位に輝いたのは警察組織のボスである妖狐の怪物・飯生妖子となりました。

今回はネタバレ有りで最強キャラを紹介しましたが、物語中盤から隠神率いる探偵チームと飯生率いる警察チームで結石の奪い合いが始まっているため、今後先に多く結石を収集した方が今よりもさらに能力を上げることができます。どちらが多く結石を集めることができるのか？ということも能力の向上に繋がるため、今後の展開にも注目しておきましょう。