【スラムダンク】牧紳一のモデルはマジック・ジョンソン?共通点や裏設定も調査

バスケ漫画の金字塔、スラムダンクのキャラのプレイスタイルには様々なモデルが言われており、その中でもマジック・ジョンソンをモデルとしていると言われているのが海南の牧です。今回はスラムダンクの牧について、サーフィンを始めとした牧の裏設定やモデルと言われるマジック・ジョンソンとの共通点、マジック・ジョンソンとは誰でどんな選手だったのかを含めてまとめて紹介していきます。

【スラムダンク】牧紳一のモデルはマジック・ジョンソン?共通点や裏設定も調査のイメージ

目次

  1. スラムダンクの牧とは?
  2. スラムダンクの牧のモデルの選手は誰?共通点・裏設定を考察
  3. スラムダンクの牧の名言や名セリフ集
  4. スラムダンクの牧のプレイスタイルや強さ
  5. スラムダンクの牧のかっこいい魅力
  6. スラムダンクの牧のアニメ声優
  7. スラムダンクの牧に関する感想や評価
  8. スラムダンクの牧のモデルまとめ

スラムダンクの牧とは?

スラムダンクにて神奈川県の絶対王者として登場した海南の中でもキャプテンとしてチームをまとめていたのが牧です。今回はそんな牧について紹介していきます。

SLAM DUNK(スラムダンク)の作品情報

SLAM DUNK(スラムダンク)の概要

牧が登場するスラムダンクは1990年から1996年にかけて井上和彦先生が週刊少年ジャンプで連載していたバスケットボールを題材とした漫画です。バスケ素人の不良少年桜木花道が少しずつ成長していく構成でバスケ漫画の金字塔とも言われるほど高い人気と知名度を誇る作品になっています。

メディアミックス展開も積極的に行われており、アニメ化や劇場版映画化、ゲーム化なども行われています。連載終了後にも何度も漫画賞を受賞するほどで、累計発行部数も1億部を突破するなど完結後も高い人気を維持し続けている作品で、2021年には新作の映画が作られる事も発表されて再び注目を集めている作品になっています。

SLAM DUNK(スラムダンク)のあらすじ

中学時代に50人の女性にフラれた過去を持つ不良少年の桜木花道は湘北高校に入学すると赤木晴子に一目惚れしてバスケ部に入部します。それまでスポーツなどやった事がない桜木花道でしたが、高い身体能力と負けず嫌いな性格から頭角を現し、試合でもどさくさに紛れて活躍する事になります。そんな桜木花道が所属する湘北高校は県大会の決勝リーグに進出、そこで戦う事になるのが牧要する海南大付属高校でした。

牧紳一のプロフィール

牧紳一は神奈川県の絶対王者で全国でも有数の強豪校、海南大付属高校のキャプテンを務める3年生です。1年生時から「怪物」と呼ばれてレギュラーとして活躍している選手で、スラムダンク作中では「神奈川No1プレイヤー」「帝王」などと呼ばれています。そんな周囲の評価に驕る事なく、自身を鍛え続けているというキャラクターになっています。

高い前評判を裏切る事なく神奈川県大会でも活躍、決勝リーグで湘北高校と対決した際には30得点を記録した上にトリプルダブルも達成していたり、県大会のベスト5並びにMVPに選ばれるほどでした。その名前は全国でも知られており、広島で行われたインターハイでも海南を全国2位にまで導いています。また趣味でサーフィンをやっているのも明らかになっています。

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スラムダンクの牧のモデルの選手は誰?共通点・裏設定を考察

牧に日本人モデルはいない?

スラムダンクのキャラクターには多くの場合プレイスタイルのモデルとなった選手がいます。一部では牧のモデルは日本人プレイヤーではないかと言われていますが残念ながらそれは誤りです。そもそも牧のプレイスタイルは当時のバスケ界の常識を逸脱したものでした。当時のポイントガードといえば小柄な選手がスピードを活かして行うポジションだった為です。

現代バスケこそ大柄な選手がポイントガードを務める例も増えていますが、当時の常識と牧のプレイスタイルを鑑みると流川などのようにフォワードを担当するのが当たり前でした。このような状況からも牧に日本人プレイヤーのモデルがいるというのは誤りであると言われています。

牧のモデルはマジック・ジョンソン?

そもそもスラムダンクの多くのキャラはバスケ界の最高峰であるアメリカのプロバスケリーグNBAで当時活躍していた選手がモデルになっている例が多くなっています。日本ではまだまだ馴染みがないプレイスタイルをしている牧ですが、NBAには牧に近いプレイスタイルをしている選手がいました。それがレイカーズを中心に活躍したマジック・ジョンソンと呼ばれる選手でした。

マジック・ジョンソンが誰か知らない方の為に説明すると、身長206cmと当時のNBAでも十分以上の高さを誇りながらもそのテクニックでポイントガードを務めていた選手です。NBでもこの長身ポイントガードのマジック・ジョンソンは異例な存在であり、それでもマジック・ジョンソンは誰よりも高いテクニックを活かして強豪レイカーズで勝利を掴み続けていた選手です。

特にそのパステクニックはプロのカメラマンですら騙されて追えない事があると言われたほどで、マジック・ジョンソンの愛称の由来にもなっています。共通点の多い牧とマジック・ジョンソンですがチームカラーも似ています。そもそも海南のユニフォームはレイカーズと同じ紫と黄色を基調としていたりもしますし、屈指の強豪である事も共通しています。そのような背景もあって牧のモデルはマジック・ジョンソンとされる事が多くなっています。

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スラムダンクの牧の名言や名セリフ集

牧の名言①「海南のプレイヤーなら…」

海南のプレイヤーなら甘ったれたことを言うな

牧は個人のプレイヤーとしてのスキルも優れていますがキャプテンシーにも優れています。湘北との試合中、赤木が足に怪我を負ってしまいます。それでもコートに戻ってきた赤木に対し牧は赤木の所を攻める事を提案。それに対し1年の清田が「そんな相手の弱みにつけこむような事しなくても勝てますよ」と話します。それに対し答えたのがこの名言です。

牧のこの絶対に油断しない姿勢はスラムダンク作中でも様々なキャラクターから「勝利への飢え」「圧巻」と言われるほどになっています。牧のこのセリフに清田も気持ちを引き締めており牧の海南での絶対の信頼も感じる要素になっています。

牧の名言②「海南のユニフォームを…」

海南のユニフォームをとった男だぞ

湘北戦で公式戦初出場となった宮益。チームメイトからの信頼が高い宮益ですが、湘北にも宮益が誰かデータがなく、出場直後に宮城にスティールを決められてしまうなどした事からも起用を疑問視されます。しかしそれは高頭の桜木潰しの作戦であり、桜木の得点能力の無さを露見させます。加えて3Pシュートを含むシュートを連続で沈めたのでした。

はっきり言って宮益は海南の他の選手と比較しても華奢で一見すると弱そうな選手です。湘北側もどこか宮益の事をナメてしまっている部分がありました。しかし宮益は強豪校の海南で3年間懸命に頑張りユニフォームを掴んだ選手である事に変わりはありません。そんな宮益の活躍に牧が宮益の肩を取りながら湘北メンバーに言い放ったのがこの名言です。

牧の名言③「甘いな ゴール下で…」

甘いな ゴール下でファウルもらいにいくなんてのはバスケットじゃ当たり前のことだぜ

海南対陵南の試合、牧は魚住を狙ってファールを取るように動いていました。これもあって魚住はファールを重ねてしまいます。フラストレーションが溜まった魚住は審判に抗議、結果的に退場になってしまいます。そんな魚住の要素を見て牧が放ったのがこの名言です。

牧の名言④「ふつうディフェンスは…」

ふつうディフェンスは相手の動きを予測するものだ
それは動物的カンでも何でもなく…経験だ

牧は勝利に貪欲な選手なので個人でもチームでもよく会場に訪れて試合を観戦、特に決勝リーグでは湘北もしっかりマークしています。湘北と陵南戦の試合を観戦中、桜木がマッチアップした福田のオフェンスに良いようにやられている姿に解説するように放ったのがこの名言です。

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スラムダンクの牧のプレイスタイルや強さ

プレイスタイルや強さ①ペネトレイトからの3点プレイ

牧が得意としているプレイは自身でボールを持ってゴールに向かうペネトレイト(ドライブ)からのプレイです。海南の攻撃は8割牧のこのプレイが基点になって始まるとされています。ここから牧は自分に相手のディフェンスをひきつけてのパス、または自身でそのまま得点するプレイを得意としています。

加えて牧のこのプレイは相手のファールを誘発するのも得意としています。しかも牧は抜群のボディーコントロールを持ち合わせており、ファールを受けながらもシュートを決める事で3Pプレイにしてしまうという事までできてしまうのです。

プレイスタイルや強さ②アウトサイドシュート~3Pを打つ描写はない

そんな牧にも弱点と言える要素はあります。それはスラムダンク作中、アウトサイドからのシュート、3Pシュートを打っている描写がないという点です。逆にいえばディフェンスがシュートがないと分かっている状態ですらも抜いてしまうという事でもあります。明確に苦手という描写があるわけではなくフリースローなどは決めているので或いは打たなかっただけという可能性も0ではありません。

プレイスタイルや強さ③徐々に調子を上げていくスロースターター

そんな牧がさらに恐ろしいのが、牧が試合の中で徐々に調子を上げていくスロースターターなタイプであるという事です。スロースターターと言うと悪く聞こえますが、牧の場合はそれがそのまま勝負所で高い集中力に繋がっているとも言えます。試合終盤で相手も疲れてきた重要な場面で相手のファールを狙うプレイなどができるのは間違いない驚異です。

プレイスタイルや強さ④高いジャンプ力

スラムダンク作中では直接言及されていませんが、牧は身長184cmと日本人プレイヤーとしては長身である事もありますが同時に高いジャンプ力を持っています。スラムダンク作中では流川や桜木、仙道のダンクをブロックしてしまうシーンもあるほどです。描写こそありませんが、ダンクも出来るであろうこのジャンプ力を持っているのがポイントガードというのが牧の強さに繋がっているといえます。

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スラムダンクの牧のかっこいい魅力

かっこいい魅力①仙道や藤真とのライバル関係

神奈川No1プレイヤーと言われる牧ですが県内で敵なしかといえばそんな事はありません。牧のライバルが誰かといえばやはり陵南の仙道、翔陽の藤真などが上げられます。高校での3年間、牧と藤真は常に競い合う存在でしたが、翔陽には監督が不在で藤真が監督を務めていた事が藤真が牧に勝てなかった要因になっていると言えます。ただ残念な事に牧と藤真がスラムダンク作中で直接対決する事はありませんでした。

直接対決した中で1番のライバルといえばやはり仙道になります、学年こそ違いますが、お互いの実力を認め合い決勝リーグの海南対陵南の試合ではお互いがお互いにマッチアップ、攻防両方で熾烈な戦いを繰り広げました。試合は延長の末に海南が6点差で勝利をしますが、牧と仙道の個人的な勝負は結局決着と言えるほどのものはないままになっています。

かっこいい魅力②偵察熱心?

牧はスラムダンク作中でもかなり登場が多いです。それは牧が偵察熱心で個人でよく会場を訪れている為でもあります。加えて湘北と陵南の練習試合の事も知っていたりしています、1年の時から湘北の試合を観戦し赤木に注目していたなど偵察を行っているシーンは非常に多くなっています。

その偵察熱心さは神奈川県に留まりません。神奈川県大会が終了後、個人でわざわざ愛知県まで出向いておそらくこちらも全国でライバルだったのであろう愛和学院の諸星大の試合をわざわざ観戦に行っています。こういう驕りを一切見せず真面目な部分が牧の魅力になっています。

かっこいい魅力③ゴリとの関係

スラムダンク作中において牧と赤木はある意味で対称的な道を歩んできたキャラクターとして比較されています。1年生の時から怪物と呼ばれ活躍してきた牧に対し、湘北という弱小校でその才能を発揮できずにいた赤木。牧は1年の頃から赤木の事を把握していましたが、それでも両者に接点はありませんでした。

そんな2人が初めて交わったのが湘北対海南の試合です。この試合、赤木は足を怪我してしまいますが牧はその事を後々まで心配する様子を見せています。もちろん仙道や藤真と違いライバルという意識ではなかったと思われますが、スラムダンク作中にて牧は赤木に対し「オレが敵のプレイヤーを尊敬するのは初めてだぜ」というセリフも残しています。

かっこいい魅力④その後はサーフィンを堪能?

スラムダンクファンを驚かせた裏設定として明らかになっているのが牧の肌に関してのエピソードです。作中でもかなり黒い肌をしている牧、当初スラムダンクファンはこれは地黒であるものだと考えていました。しかし実はこの肌、サーフィン焼けであった事が明らかになったのです。この牧のサーフィン焼けの設定自体はスラムダンク連載当時からあったそうですが、本編では登場させる事がなかったとされています。

これが明らかになったのはスラムダンクが完結してしばらく経過した2004年、スラムダンクの累計発行部数1億部突破記念の一貫として行われた「スラムダンク~あれから10日後~」という黒板アートでした。これは原作者の井上和彦先生が描いたもので、その中で牧がサーフィンをする姿が描かれたのです。少ないコマですが元々趣味でやっていたのかサーフィンも上手くこなしている姿が描かれていました。

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スラムダンクの牧のアニメ声優

江川央生のプロフィール

アニメスラムダンクにて牧の声優を担当したのが誰かといえば江川央生さんです。1991年にデビューした声優さんでハスキーボイスが特徴的な声優さんで主に30代~50代の男性キャラを演じる事が多い声優さんになっています。

江川央生の主な出演作品

江川央生さんがこれまでに出演してきた作品としては「銀魂」の西郷特盛役、「ドラゴンボールZ」のスポポビッチ役、「NARUTO」のキラービー役、「遊戯王デュエルモンスターズGX」のユベル役、「ワンピース」の黒帯役、「ワールドトリガー」のガトリン役などがあります。

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スラムダンクの牧に関する感想や評価

ここからは既にスラムダンクを視聴した人の牧に関しての感想を紹介していきます。牧はバスケプレイヤーとしてのかっこいい要素はもちろんながら、サーフィン焼けのエピソードも含めて何気に普段の姿がいくつか描かれているのが良いという声も多くなっています。特にサーフィン焼けについては本編では明かされなかった裏設定だけに驚いたという声も多くなっています。

趣味のサーフィンも合わせて大人っぽい雰囲気が多い牧だけに山王戦で湘北を声を上げて応援する姿も良かったという声も多くなっています。そんなイメージがなかった事から思わず誰?と思うほどだったという声もあり、そんな牧のイメージ違う行動が余計に山王戦のアツさを物語っていたという声も多くなっています。

牧といえばサーフィン焼けと共に話題になる事が多いのが老け顔ですが、そんな雰囲気がそのまま高校生には醸し出せない風格になっていたという声も多くなっています。アニメスラムダンクで普段は30代~50大代のキャラクターの声優を務める事が多い江川央生さんが声優を担当したのもより牧の老けイメージが強くなったという声も少なくありません。

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スラムダンクの牧のモデルまとめ

スラムダンクの牧はサーフィン焼けなどの裏設定も多い人気キャラクターで、そのプレイスタイルのモデルになっているのが誰かといえば1980年代にNBAで活躍したマジック・ジョンソンであるとされています。スラムダンク作中でも明確に負けたシーンがないキャラクターだけに、インターハイで海南が2位だったのは誰に負けたのかが気になるという声も多くなっています。

スラムダンクはそのプレイスタイルにモデルのいるキャラクターも多いのでまだスラムダンクを視聴していないという人は誰のモデルが誰なのかを考えながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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