2021年08月08日公開
2021年08月08日更新
【スラムダンク】翔陽編のメンバーとモデル選手まとめ!監督がいない理由は?
1990年代に連載されていた『SLAM DUNK(スラムダンク)』は今もなお人気を維持する、バスケ漫画の中でも王道の作品となっています。今回紹介するのは『SLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する翔陽バスケ部のメンバーです。当記事では翔陽バスケ部のメンバーを一覧形式で紹介しています。また翔陽バスケ部の選手兼監督である藤真健司と、副キャプテンである花形透にはモデルが存在するとのことなので、2人のモデルを紹介し、さらに翔陽高校に監督がいない理由を解説していきます。
目次
スラムダンクの翔陽高校とは?
出典: https://note.com
『スラムダンク』の物語では主人公の桜木花道が所属する湘北バスケ部と激戦を繰り広げた翔陽バスケ部が登場しています。翔陽バスケ部はキャプテンでガードの藤真が選手兼監督を務めているのが特徴です。そこでここからは、翔陽バスケ部のメンバーを一覧で紹介しつつ、翔陽高校に教師の監督がいない理由について解説していきます。それではまず『スラムダンク』の作品情報からご覧ください。
SLAM DUNK(スラムダンク)の作品情報
SLAM DUNK(スラムダンク)の概要
『スラムダンク』とは、1990年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載されていたバスケットボール漫画です。本作は1995年にジャンプ歴代最高部数の653万部を達成したことで巻頭オールカラーを飾った人気作品で、それも2013年時点でシリーズ累計発行部数が1億2029万部を突破するほどでした。なお、漫画では単行本、完全版、新装版と3つの形態で発売されています。
SLAM DUNK(スラムダンク)のあらすじ
ここでは『スラムダンク』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は湘北高校に通う不良少年の桜木花道が、学校の廊下でバスケ部主将・赤木剛憲の妹である赤木晴子に「バスケはお好きですか?」と声をかけられたことをきっかけに始まります。
当初は一目惚れした晴子を目当てにバスケ部へと入部した花道でしたが、次第にバスケの面白さに目覚めていきます。そしてその後、その才能の芽を急速に開花させていき、遂に夏のインターハイで湘北のレギュラーメンバーの1人として大活躍していくことになりました。
翔陽高校とは?
『スラムダンク』に登場する翔陽高校は、スタメンの内4人が190㎝以上の長身選手で揃ったバスケチームです。ユニフォームの色は白と緑で、横断幕は「闘魂」。翔陽高校が初登場したのは、インターハイ予選決勝リーグへの進出をかけて湘北と対戦した時でした。アニメでは過去4年連続でインターハイ出場を果たしたと解説されており、神奈川県内では「神奈川の王者」と称される海南大附属高校に次ぐ強豪校とされています。
スラムダンクの翔陽高校のメンバー一覧
スタメンの内4人が190㎝以上の長身選手で揃った翔陽高校。190㎝の長身選手には、花形透、長谷川一志、永野満、高野昭一がいました。ここからは『スラムダンク』の翔陽高校メンバーを一覧で見ていくので是非最後までご覧ください。
藤真健司
- 学年:3年生
- 身長:178㎝
- 体重:66㎏
- 背番号:13(1年)→9(2年)→4
- ポジション:PG
一覧で紹介する1人目の翔陽高校メンバーは、選手兼監督を務める藤真健司(ふじまけんじ)です。翔陽高校のスタメン選手は190㎝以上がほとんどですが、藤真の場合は178㎝と他選手ほどの長身ではありません。しかしジャンプの最高点に到達する前にシュートを放つという独特のタイミングで、身長による不利を補っています。
花形透
- 学年:3年生
- 身長:197㎝
- 体重:83㎏
- 背番号:5
- ポジション:C
一覧で紹介する2人目の翔陽高校メンバーは、前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たした花形透(はながたとおる)です。花形は「翔陽のスター」と言われる存在で、赤木と魚住に並び神奈川No.1センターを争う3人の内1人に挙げられています。湘北戦の前半では、選手兼監督という重圧を背負う藤真の負担を少しでも軽減しようと奮闘していました。
長谷川一志
- 学年:3年生
- 身長:190㎝
- 体重:81㎏
- 背番号:6
- ポジション:F
一覧で紹介する3人目の翔陽高校メンバーは、チームの主役になれる実力を持った長谷川一志(はせがわかずし)です。中学MVPを獲得した三井に「これほど動きのいい奴を忘れるはずがない」と言わしめるほどのディフェンス力を持っています。そして湘北戦の前半では、スリーポイントシューターである三井の得点を5点に抑え込んでいました。
永野満
- 学年:3年生
- 身長:191㎝
- 体重:84㎏
- 背番号:7
- ポジション:F
一覧で紹介する4人目の翔陽高校メンバーは、花形透と同様に前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たした永野満(ながのみつる)です。湘北戦では流川とマッチアップし、試合序盤に流川と宮城のパスカットを決めて活躍しています。
高野昭一
- 学年:3年生
- 身長:193㎝
- 体重:85㎏
- 背番号:8
- ポジション:センターフォワード(C-F)
一覧で紹介する5人目の翔陽高校メンバーは、花形・永野と同様に前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たした高野昭一(たかのしょういち)です。湘北戦では花道とマッチアップしています。後半戦でファウルを取られるのを恐れて硬直する花道から得点を奪っていました。
伊藤卓
- 学年:2年生
- 身長:180㎝
- 体重:71㎏
- 背番号:9
- ポジション:G
一覧で紹介する6人目の翔陽高校メンバーは、藤真が監督として専念する間スタメン選手として出場する伊藤卓(いとうたく)です。湘北戦では宮城とマッチアップしています。試合開始直後に宮城との身長差を生かしてスリーポイントやパスを決めて有利な展開にしていました。しかしその後、宮城のスピードに翻弄されてしまい、後半で藤真と交代でベンチに下がっています。
スラムダンクの翔陽高校のメンバーのモデル選手一覧
藤真健司のモデル
翔陽高校の主将兼監督を務める藤真健司のモデルはラリー・バード選手と言われています。藤真のモデルとなったラリー・バード選手はNBAのボストン・セルティックスで活躍しており、NBAを3度制覇した実績がありました。そして選手でありながら監督を務める藤真と同じ頭脳派です。また、牧のモデルとなったマジック・ジョンソンと大学時代からライバル関係にあったという点も共通していると言えるでしょう。
花形透のモデル
続いて紹介する翔陽高校メンバーの花形透のモデルはアキーム・オラジュワン選手です。花形のモデルとなったアキーム・オラジュワン選手はNBA史上最高のセンターの1人であり、所属するヒューストン・ロケッツを優勝に導いた実績がありました。
試合では華麗なピボットムーブのドリームシェイクをよく使いますが、このドリームシェイクとフェイダウェイシュート、そしてフックシュートを組み合わせたローポストアタックは最強レベルと言えるでしょう。NBAファイナルでは、赤木のモデル選手であるデビッド・ロビンソンと対決し、完勝しています。
永野満は「リアル」に登場?
翔陽高校メンバーの永野満は『スラムダンク』の連載終了後に生まれた、井上雄彦が手掛けた漫画『リアル』に登場しています。漫画『リアル』は車いすバスケットボールを題材にした作品です。永野はその当作品に「長野満」の名前で登場しており、どことなく雰囲気が似ていました。
スラムダンクの翔陽高校の監督がいない理由
『スラムダンク』の翔陽高校バスケ部は藤真が監督を務めていました。試合中の監督は主将でありエースガードの藤真が兼任する形となっているのですが、高校バスケ部のための顧問の先生はいるようです。
翔陽高校が弱小校だから監督がいないというわけではなく、むしろ長らく「神奈川の王者」と称される海南大附属高校に次ぐ神奈川県No.2に位置する強豪校です。ではなぜそんな強豪校に監督がいないのか?ここからは監督がいない理由について考察していきます。
監督がいない理由①公立高校だから?
出典: https://note.com
まず初めに翔陽高校に監督がいない理由を、公立高校という要素から考察していきます。公立高校は学校の先生が監督を務めるのが一般的です。
湘北高校の場合は、安西先生が外部コーチとして雇われて監督を務めている状態で、翔陽高校も外部からコーチを雇えば湘北高校と同じような形になります。しかし、翔陽には安西先生のような優れた監督がおらず、藤真の入学以前から選手が監督を兼任する高校になっていると考えられます。
監督がいない理由②選手との確執があった?
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続いて翔陽高校に監督がいない理由を、選手との確執という要素から考察していきます。元々、翔陽高校には監督が存在していたという前提で考察すると、監督と選手たちとの確執が原因で監督が辞めてしまった可能性も考えられます。
正確には監督が高い実力を持つ選手たちをコントロールできず、それゆえに選手たちから嫌悪されてしまったことで辞めてしまったということです。ただ、その可能性は低いかもしれません。翔陽高校メンバーは問題を起こすような行動を取るとは考えられにくいことと、既に監督と選手の確執については豊玉編で描かれているからです。
監督がいない理由③藤真の実力がすごいから?
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最後に翔陽高校に監督がいない理由を、藤真の監督としての実力から考察していきます。監督兼選手を務める藤真は翔陽高校バスケ部史上初めて一年生時からスタメン出場していた選手です。また湘北戦での翔陽高校の描写を見ていると藤真の評価から3年生になってから監督をやっているようには見えません。その実力の高さゆえに監督が辞めてしまった可能性が浮上します。
スラムダンクの翔陽高校の藤真が途中から出場する理由
『スラムダンク』の翔陽高校に監督がいない理由を考察してきましたが、そもそもなぜ監督である藤真が途中から選手として出場するのでしょうか?ここからは、その理由を3つの要素から1つずつ解説していきます。
理由①相手のチームの戦力を客観視するため?
まず1つ目に紹介する理由は、相手チームの戦力を客観視するというものです。監督の役割は相手チームの動きを正確に分析し、試合中にタイムアウトを取って戦術を選手たちに伝える必要があります。そこで藤真が最初から出場した場合、自分のプレーに集中しなければならないため監督としての役割は果たせなくなるでしょう。
理由②絶対的な高さのアドバンテージがある?
2つ目の理由は、翔陽高校が絶対的なアドバンテージを持っているということです。翔陽高校のスタメン選手である花形透、長谷川 一志、永野満、高野 昭一の4人は全員190㎝以上と県内屈指の高さを誇ります。
翔陽はどんなチーム相手にもその長身というアドバンテージを活かして、インサイドからの攻撃やゾーンディフェンスなどのプレーをおこなうため、藤真が選手として出場していなくても大差を付けられる可能性が低く、さらにどんな相手にも優位に戦える強みがあります。だからこそ藤真は安心して監督に専念しているのではないでしょうか?
理由③花形透がいる
3つ目の理由は、翔陽高校の副キャプテンである花形透の存在です。花形は藤真が監督に専念している間、藤真の代わりにコート上のキャプテンとしての役割を果たしています。そして花形に対するチームからの信頼は厚く、その上怪我をしても怯まない精神力を備えていました。花形が実質キャプテンである藤真と遜色ない存在だからこそ、藤真は安心してベンチスタートができるのだと考えられます。
スラムダンクの翔陽に関する感想や評価
スラダンに出てきた翔陽高校ってインターハイ常連校らしいけど、藤間が選手兼任監督してるじゃない?
— 👑ロト👑 (@king_antlers13) March 29, 2021
ただの顧問の先生しかいない、まともな指導者のいない高校がインターハイ常連ってよく考えるとやばくない?#スラムダンク#SLAMDUNK
こちらでは『スラムダンク』に登場する翔陽バスケ部で選手兼監督を務める藤真に関する感想があがっています。どうやらこの方は、翔陽高校に教師の監督がいないという事実に驚いているようです。確かにインターハイ常連校にまともな指導者が存在していないことと、それでもインターハイに出場できる実力は凄いと言えるでしょう。
スラダン、翔陽高校・藤真健司一択です。溢れ出る『美』、圧倒的顔面の強さ、優勝。藤真しか勝たん🥺スキ
— おおもり (@city_61) August 2, 2021
(アニメ最初から最後まで面白かった、映画はインハイ編やってくれ〜)
こちらでも『スラムダンク』に登場する翔陽バスケ部で選手兼監督を務める藤真に関する感想があがっています。どうやらこの方は藤真の容姿を高く評価しているようです。アニメで藤真を見たようなので、漫画を読んだ方はアニメで藤真を確認してみると魅力が伝わりやすいかもしれません。
SLAM DUNKの新アニメ映画でついに翔陽高校に正規のバスケ監督がいない謎が明らかに?
— ナガス (@nagasu) January 7, 2021
こちらでは『スラムダンク』の新アニメ映画と翔陽高校の監督に関する感想があがっています。感想では新アニメ映画で翔陽高校に正規のバスケ監督がいない謎が明らかになるかもしれないと言われています。興味を持たれた方は新アニメで映画をチェックしてみると良いでしょう。
スラムダンクの翔陽まとめ
『スラムダンク』に登場する翔陽編のメンバーのモデル選手を一覧で紹介しつつ、翔陽高校に監督がいない理由を解説してきましたがいかがでしたか?当記事で翔陽高校に興味を持たれた方は、ぜひの翔陽高校メンバーを翔陽高校に監督がいない理由と藤真がベンチスタートする理由を参考にしつつ漫画『スラムダンク』を読んでみてください。