【スラムダンク】山王工業のモデル選手一覧！メンバーのスペックや監督も紹介

バスケットボール漫画の金字塔として大人気を誇った『スラムダンク』は、2021年1月に映画化されると発表されていました。映画化するということで、今回は『スラムダンク』に登場する超強豪校・山王工業のメンバーに焦点を当てて紹介します。山王工業メンバーのモデル選手を一覧で紹介し、さらにメンバーのスペックを見ていきます。それではまず『スラムダンク』の作品情報からご覧ください。

2013年2月時点でシリーズ累計発行部数が1億2029万部を突破した、その人気によってアニメ化された『スラムダンク』。主人公の桜木花道が湘北高校バスケ部の仲間と共に全国制覇を目指していく物語が描かれたバスケットボール漫画です。

『スラムダンク』が掲載された週刊少年ジャンプにおいて表紙を単独で飾った史上初の作品で、『ダヴィンチ』調べによる漫画家、書店員、評論家、読者の総勢808人が選んだ漫画50年のコミックランキングで第1位に選出された大人気作品でもあります。

本作の主人公は赤い髪の不良少年である桜木花道です。花道がひょんなことから湘北高校のバスケ部で主将を務める赤木剛憲の妹・赤木晴子に長身と筋肉、身体能力の高さを見出されたことでバスケ部に入部することになります。湘北高校だけでなくその他高校でも初心者がほとんどいませんでしたが、花道は初心者であるにも関わらずバスケの才能の芽を急速に開花させていき、湘北に無くてはならない選手として成長してくのでした。

『スラムダンク』の山王工業は、インターハイ2回戦で湘北と激闘を繰り広げた対戦相手です。秋田県の代表校であり、高校バスケ界の頂点に君臨する超強豪校でもあります。前年度のインターハイ準決勝では神奈川県の王者と称される海南大附属高校を30点差で下した実績を誇っていました。

そして今年度のインターハイでは昨年のインターハイで優勝を経験した選手が3人も所属しており、弥生に「過去最強の山王工業」と評されるほどの強敵として立ちはだかっています。

秋田県の代表校であり、高校バスケ界の頂点に君臨する山王工業高校。湘北との試合では後半戦開始2分で点差を一気に開かせるなど圧倒的な強さを見せつけていた強豪校ですが、実は山王工業高校とメンバーにはモデルが存在しています。山王工業のモデル校は能代工業高校です。それではここから、山王工業メンバーのモデル選手の名前を一覧で見ていきましょう。

山王工業メンバーで背番号9を与えられている深津一成のモデル選手の名前はジョン・ストックトンです。深津のモデル選手であるジョン・ストックトンは通算アシスト数歴代1位の記録を持ち、アシスト王の名前で呼ばれているNBA史上最高の正統派プレイヤー。相手チームに流れが傾いてきたのを敏感に察知し、自分たちのペースへと持ち込むゲームメイク力でチームを勝利に導いています。

山王工業メンバーで背番号14を与えられている河田雅史のモデル選手の名前はクラレンス・ウェザースプーンです。河田のモデル選手であるクラレンス・ウェザースプーンは1992年にNBAに入ったパワーフォワードで、鋼のような肉体で外からの攻撃を繰り広げます。

モデルのクラレンスと河田は肉体と顔、プレースタイルがどことなく似ていました。ただ、河田と違ってオールスターなどの選出がなくどちらかといえば地味な選手となっているため、河田はモデルを超えた選手と言えるでしょう。

山王工業メンバーで背番号13を与えられている沢北栄治のモデル選手の名前はアンファニー・ハーダウェイです。沢北のモデル選手であるアンファニー・ハーダウェイは、「ペニー」の愛称で親しまれている選手で、マイケル・ジョーダンの後を継ぐスーパースターとして期待されていました。

2mを超える長身でありながらポストプレーや巧みなドライブ技術、3ポイントを決めるシュート力、ポイントガードまでこなします。そして特筆すべきなのが、アンファニー・ハーダウェイ選手はマイケル・ジョーダン選手を下した人物であるということです。ただ、膝を負傷したことが原因でパフォーマンスが低下したため、全盛期の期間はそう長くありません。

山王工業メンバーで背番号5を与えられている野辺将広のモデル選手の名前はデニス・ロッドマン(推測)です。野辺のモデル選手であるデニス・ロッドマンはNBA選手の中でも優れたディフェンダーであり、屈指のリバウンダーでもありました。

真面目な印象を受ける野辺とは違って、モデルとなったデニス・ロッドマンは全身にタトゥーを入れたり、髪を染めたり、女装癖を隠さなかったりするなど奔放な印象を受けます。ただ、モデルと野辺はプレースタイルが似ています。ちなみにモデルのデニス・ロッドマンは1991-92シーズンでリーグのリバウンド王となり、その後7年連続でリバウンド王の座に君臨しています。

山王工業メンバーで背番号6を与えられている河田美紀男のモデル選手の名前は関口聡史です。河田美紀男のモデル選手である関口聡史は、身長206㎝、体重140㎏の体格を活かしてウィンターカップとインターハイの優勝を経験しています。

また、山王工業のモデルでもある能代工業高校に在籍していました。河田美紀男が関口聡史をモデルにしているというのはあくまでも推測した結果ですが、山王工業のモデル校に在籍していたことと背番号が同じであることを考慮するとモデルになっている可能性は高いと言えるでしょう。

ここまで『スラムダンク』に登場する山王工業メンバーのモデル選手の名前を一覧で紹介してきましたが、一覧の名前を見ると大物選手をモデルにしているのが分かります。そこでここから、山王工業メンバーのスペックを一覧化して紹介するので是非ご覧ください。

ジョン・ストックトンがモデル選手となった山王工業メンバー・深津一成は、山王工業バスケ部の主将らしく冷静に試合の流れを読み、その場に応じた最高の選択をおこなう選手です。湘北戦では強固なディフェンス力でリョータを苦戦させたり、絶妙なパス回しを披露したりしていました。

クラレンス・ウェザースプーンがモデル選手となった山王工業メンバー・河田雅史は「日本高校バスケ界最強のセンター」と称される選手です。その実力は高3の時点で大学バスケのセンターでベスト3に入ると言われるほどでした。ガード・フォワード並みの技術と協力なインサイドプレーを強みにしています。

アンファニー・ハーダウェイがモデル選手となった山王工業メンバー・沢北栄治は、驚異的な身体能力と1on1スキルを持った高校No.1プレイヤーと称される選手です。驚異的なバスケットセンスとオフェンス、ディフェンス力を持ち合わせたプレイヤーですが、あまりに実力がずば抜けているゆえに生じる精神的なムラが弱点となっています。

デニス・ロッドマンがモデル選手となった山王工業メンバー・野辺将広は、リバウンド力を買われて山王工業のスタメンに抜擢された選手です。パワーと体重を活かしたスクリーンアウトが強力で、花道にほとんどリバウンドを取らせなかった実績を誇ります。

山王工業メンバー・松本稔は背番号6のガードを担う選手です。湘北戦では一之倉と入れ替わる形でベンチスタートとなり、三井とマッチアップしていました。武藤曰く「沢北がいなければ、どこでもエースを張れる男」とのとことで、三井とマッチアップした際は三井を圧倒し、山王の得点源となっています。

山王工業メンバー・一之倉聡は「スッポンディフェンス」の異名を持つ、ディフェンスのスペシャリストです。スッポンと言われるゆえんは、チーム随一のスタミナと忍耐力にありました。実際に校内マラソンで陸上部員をおさえて優勝した経験があるようです。

関口聡史がモデル選手となった山王工業メンバー・河田美紀男は日本で最も大きい高校生選手と言われています。体格を活かしたポストプレーを得意としており、当初はパワーに自身がある花道でさえも圧倒されています。しかし動きが鈍いため、花道のスピードに付いていけずシュートを決めさせる結果を生んでしまいました。

実は、山王工業とメンバーにモデルが存在しているように、ネット上では山王工業メンバーを指揮する監督にもモデルが存在していると言われていました。ここからは山王工業の監督である堂本のプロフィールと名セリフに触れながら、堂本監督のモデルを紹介していきます。

山王工業の監督を務める堂本五郎(どうもとごろう)は、山王をインターハイ3連覇に導いた名将です。無名の湘北との対戦を前にしても研究と対策を怠らない慎重な性格をしていますが、来年、再来年のことを念頭に置いて自身と経験を植え付けさせるために、河田美紀男を出場させたことで逆にそれを安西先生に利用されるという失敗をおかしてしまっています。

ただ、会場が花道を単なる乱暴者や素人と見做す流れが出来ている中で、それを鵜吞みにせず日本でもトップクラスのセンターである河田雅史をマークに付けさせたことで試合の流れを山王に持ってこさせることに成功させています。

堂本監督は湘北戦で負けた山王工業メンバーに向かって上記の名セリフを放っています。山王工業は高校バスケ界で王者に君臨し続けた超強豪校だったため、会場内に勝って当然という空気が常に流れていました。会場は山王の応援一色でわざわざインターハイの開催地である広島に見に来たという観戦者もいたほどでしたが、それが逆にプレイヤーたちに圧倒的なプレッシャーを与える結果になっています。

やはりそんな状況で無名の湘北に敗北したという事実は山王工業メンバーを大きく落ち込ませる結果となったことでしょう。そんな中で堂本監督の負けをプラスに考えるセリフはメンバーたちの励みになったはずです。

堂本監督のモデルはラグビーの日本代表選手であり、日本代表監督でもある平尾誠二さんと言われています。平尾誠二は、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼任ゼネラルマネージャーを歴任し、「ミスター・ラグビー」という名前で呼ばれています。顔の特徴と雰囲気がどことなく堂本監督に似ているので比較してみてください。

こちらでは『スラムダンク』に登場する山王工業メンバーである河田のモデル選手・クラレンス・ウェザースプーンに関する感想があがっています。どうやらこの方は河田のモデルを、クラレンス・ウェザースプーンにしたのを高く評価しているようです。河田の見た目に注目されているので比較してみてはいかがでしょうか？

こちらでは『スラムダンク』に登場する山王工業のモデルに関する感想があがっています。この方は山王工業のモデルとなった能代工業高校に注目しているようです。どうやら能代工業高校は全国優勝を重ね続けた強豪校のようなので、どんな要素が山王工業と共通しているのかを探してみると良いかもしれません。

こちらでは『スラムダンク』に登場する山王工業メンバーである沢北のモデル選手・アンファニー・ハーダウェイに関する感想があがっています。Twitterではこの方のようにアンファニー・ハーダウェイのスーパープレイ集として動画が投稿されたり、アンファニー・ハーダウェイの愛称「ペニー」を由来にしたバッシュなどが紹介されたりしているのでかなり人気が高い選手であることが分かります。

• 深津一成：ジョン・ストックトン
• 河田雅史：クラレンス・ウェザースプーン
• 沢北栄治：アンファニー・ハーダウェイ
• 野辺将広：デニス・ロッドマン
• 河田美紀男：関口聡史

『スラムダンク』に登場する山王工業メンバーのモデル選手を一覧化し、メンバーのスペックや監督も併せて紹介してきましたがいかがでしたか？山王工業メンバーはインターハイ3連覇を成し遂げた超強豪校らしく、全員が坊主頭をしているのが特徴です。最後に山王工業メンバーとそのモデル選手を一覧化していますので、ぜひこれを機にモデル選手についてもチェックしてみてください。