2018年04月19日公開
2018年04月19日更新
スラムダンクの最終回の内容は?山王工業戦の結末と登場人物のその後
人気漫画スラムダンクが、ついに最終回を迎える。(主人公)桜木花道を擁する湘北高校は、(インターハイ)2回戦、早くも王者 山王工業と戦うこととなる。果たしてこの戦いの結末はどうなるのか?そして、全国制覇なるのか?桜木に最終回で起こったアクシデントとは?また、湘北バスケ部員のその後とは?スラムダンク最終回に描かれた気になることを、登場人物の歩みを交えて、じっくりと紹介していこう。
目次
スラムダンクとは?
累計発行部数1億2000万部を突破した。超大人気漫画「スラムダンク」とは、高校バスケを描いた内容である。不良少年(主人公)桜木花道(さくらぎはなみち)がチームメイトと全国制覇を目指し、ライバルたちとの熱き戦いを繰り広げ、日々成長していく姿を描いた、熱血高校バスケ漫画である。
最終回を前に「スラムダンク」のこれまでの内容
スラムダンク主人公:桜木花道とは?
不良少年だった(主人公)桜木花道が、好意を抱いた女子 赤木晴子(あかぎはるこ)の気を引こうと、湘北高校バスケ部に入部する。当然、長続きしないと思われたが、そこでバスケの魅力に取りつかれ、どんどんのめり込んでいく。バスケは初心者であったが、持ち前の身体能力は、すでに超高校級であった。
スラムダンク主人公:桜木花道の歩みと内容
花道は驚異的スピードで成長し、次々に現れる強敵にも怯むことなく立ち向かい、初心者とは思えないほどの活躍を見せ、いつの間にか湘北高校の中心的選手となる。そして、湘北高校は県大会で2位となり、インターハイへの切符を勝ち取ることとなる。舞台は全国大会へ進む。1回戦は勝利し、全国大会2回戦、早くも高校バスケ界最強の、山王工業へ挑戦することとなる。そして、「スラムダンク」の物語は最終回へと向かっていく。
スラムダンク最終回:王者の山王工業
最終回(スラムダンク)王者への挑戦:対戦の重圧
試合は始まろうとしていた。今まで、高校バスケ界の頂点に君臨し続けてきた山王工業は、それまでの相手とは、まるで雰囲気が違う。全国最強の山王工業を見ようと、会場を埋めるギャラリーの熱気は最高潮。その応援の声に湘北チームは圧倒されていた。しかし、山王は試合前のアップを淡々とこなすのみ、まるで気負う様子なし。一方の湘北高校は、待ち望んでいた対戦ではあったが、動きが鈍い。王者の雰囲気に飲まれ始めていた。
最終回(スラムダンク)王者への挑戦:事件
両校試合前、事件は起こる。突然、湘北側の選手が、練習中の相手側コートに駆け込み、全力で「スラムダンク」を決める。それは桜木花道であった。花道の愚行がチームメイトの雰囲気を変え、ギャラリーをも、ざわつかせる。会場の雰囲気は一気に変わる。これはファインプレーと言えよう。
最終回(スラムダンク)王者への挑戦:波乱の予感
相手コートに「スラムダンク」これは明らかに失礼な行為、ここで、いつもならキャプテン赤木剛憲(あかぎたけのり)の鉄拳制裁が、花道にサク裂するところだが、赤木も湘北メンバーも、重い空気を変えた桜木の行為には納得していた。これで、コート上の秩序は無くなったが、雰囲気は一挙に変わり、王者に支配されていた空気は、波乱を予感させる空気へと変わっていった。そして、試合は開始となる。
スラムダンク最終回:波乱のコート上
波乱の展開!最終回スラムダンク:奇襲
開始直後、湘北ボールとなり、ポイントガード宮城リョータ(みやぎりょうた)がパスを出す。相手側のリングめがけ一直線、そこに現れた湘北選手、パスを受け取りそのままリングへ叩き付ける。奇襲作戦「アリウープ」が成功し、ギャラリーの度肝を抜く。ザワつく会場に山王の反応は冷静だが、いつもの試合とは一味違うことを、山王に認識させるには十分な要因となった。試合の流れは湘北に傾き始める。
波乱の展開!最終回スラムダンク:主導権
淡々としたバスケを展開する山王に対し、奇襲攻撃から流れを掴みつつあった湘北は、三井寿(みついひさし)にボールを集め、3ポイントシュートで突き放しにかかる。三井のシュートは冴えわたる。開始十分程で5点差となる。湘北は試合の主導権を掴みつつあった。
波乱の展開!最終回スラムダンク:影を潜める実力
山王は湘北の流れを断ち切れずにいた。エース沢北栄治(さわきたえいじ)も、なかなか波に乗れずムラのあるプレイでミスをするなど、山王工業の攻撃力も影を潜めた。流れを変えようと山王は選手交代を告げる。一年の河田美紀男(かわたみきお)身長2m10㎝の、山王屈指の長身選手が登場する。
波乱の展開!最終回スラムダンク:河田美紀男
河田美紀男は、高校バスケ界No,1センター山王の河田雅史(かわたまさし)の弟である。長身を生かしポストプレイで湘北ゴールに迫る。マッチアップした花道はその長身に苦しむが、実は河田美紀男には秘密があった。兄は非の打ちどころのない選手だが、美紀男のプレイ内容は、ゴール下のポストプレイしかできない初心者であったのだ。攻められる湘北。しかし、監督の安西はそれを見抜いていた。
波乱の展開!最終回スラムダンク:監督 安西の作戦
河田美紀男の登場で流れが変わりつつある試合状況に、安西監督はタイムアウトを流れを止めないように作戦を指示する。安西監督は、美紀男にマッチアップしている桜木を中心とし、山王を攻めていく作戦に切り替えることを選手に告げる。そして試合再開。そこから花道はいろいろな意味で調子に乗っていき、プレイ内容もまた、充実していく。
波乱の展開!最終回スラムダンク:桜木花道の実力
バスケを始めて、まだ間もないが、花道の能力は格段に上がっていた。スピード、ドリブル、シュート、経験において美紀男に劣るものは無かった。まもなく長身というメッキは剥がれ、桜木に追い詰められていく。そこから、さらに桜木のプレイに凄みが増していく。山王はたまらず選手交代を余儀なくされることとなる。ここまでは、湘北側の思惑どうりに試合が進むこととなった。
波乱の展開!最終回スラムダンク:王者の誤算
バスケ界において山王工業はNo,1であった。すべての状況を経験し、それを乗り越える力があったからこそ、今の地位はある。このまま終わるはずがなかった。メッキの剥がれた河田美紀男をベンチに下げ、交代していたエース沢北をコートに戻もどす。ここから、山王は本来の圧倒的な実力を発揮し始める。湘北はまだ、それに気付かずにいるのであった。今、後半戦が始まろうとしていた。
波乱の展開!最終回スラムダンク:本領発揮
ここまでは優位に試合を進めていた湘北。しかし、体力は消耗していた。調子の出ない相手とはいえ、山王は王者である。スタミナもまた日本一。疲労がピークにさしかかる湘北を余所に、山王はここから、伝家の宝刀ゾーンプレスで攻撃、それに対抗するため湘北選手は、さらに体力の消耗が進んでいく。そして、いつのまにか体力も気力も削られ追い詰められた状況に変わる。湘北チームはまもなく、最大の山場を迎える。
波乱の展開!最終回スラムダンク:大黒柱の差
今、両チームのセンターが勝負の流れを握っていた。体力の削られた危機的状況の湘北メンバーは、大黒柱キャプテン赤木にボールを集め始める。しかし、その頃の赤木は勝敗ではなく河田雅史との勝負にヤッキになり、高校バスケ界No,1センターの重圧に飲み込まれ、プレイに精彩を欠く。
一方の河田雅史は、桜木いわく(丸ゴリ)といわれていたが、華麗な姿を見せながら山王に試合の流れを引き寄せ始める。河田のプレイは、センターとして超一流であり、自分の役割を十分に理解していた。
波乱の展開!最終回スラムダンク:王者の実力
今までの展開が嘘のように、流れは山王に傾きはじめる。全力で食らい付こうとする赤木を余所に、河田は次々に得点を上げていく。一方、湘北メンバーは、大黒柱である赤木の河田に及ばぬその姿に、喪失感を持ち始めていた。そして、点差は20点、いつの間にか山王リードとなり、会場の雰囲気も、いつもの山王の消化試合、当たり前の流れに納得し始め、山王の勝利を感じ始めていた。
スラムダンク最終回:勝利の鍵は桜木花道?
スラムダンク主人公 桜木:覚醒の予感
試合のペースは山王側にあったが、それをものともしない超負けず嫌いの桜木が、驚異的運動量で湘北の喪失感を一掃し始める。そして、ここから超高校級のリバウンダーとして才能は開花し始め、湘北を危機的状況から救い出すこととなっていく。
スラムダンク主人公 桜木:焦燥感
疲労は集中力を乱し、身体の感覚を鈍らせる。当然プレイに大きく影響してくる。山王との得点差20点となり、今の湘北は残り時間を考え、早めに同点にしたいと考えていた。しかし、その思いは焦りを生み、雑なシュートにつながる。ミスを連発しはじめるのだ。ここまでの疲労や焦りで、ミスシュート数が必然的に増えることとなり、リバウンド数も増えはじめていた。
スラムダンク主人公 桜木:驚異のリバウンダー
体力の削られた今の湘北メンバーには、ミスを減らすのは難しい。だが、ミスをカバーすることはできれば、果敢に攻めることができるため、まだチャンスは生まれるだろう。それは桜木花道のリバウンドにかかっていた。桜木も分かっていた、自分の働きが勝敗を左右することを。そして、嬉しかったのだ。自分が頼りにされている今が。リバウンダー桜木花道はここから、さらに凄みを増していく。
スラムダンク主人公 桜木:無限のスタミナ
百戦錬磨の山王選手も及ばぬジャンプ力、パワー、試合の後半にきて、まるで今始まったかのような動きに、相手は翻弄され始める。味方のミスシュートをことごとく拾い、全力で走りチャンスをもぎ取る。そして、そのプレイは喪失感ただよう空気を打消し、仲間の意識を変え始めていく。桜木の勝利への執念が、今、ゴール下を完全に支配していた。
スラムダンク主人公 桜木:主役
赤木剛憲、湘北のキャプテンであり精神的主柱、今まで幾度となくチームの危機を救ってきた、中心選手、しかし、桜木の活躍に「ウチには主役に成れる選手はたくさんいる」と気付く。神奈川県のライバル魚住純(うおずみじゅん)の乱入「カツラ剥き事件」もあり、赤木は改めて思う「今、必要なのは河田に勝つことではない、この試合に勝つことだ」と気持ちを切り替え始めていた。ここから、湘北の反撃がはじまる。
スラムダンク主人公 桜木:MVP
元中学MVP三井寿。安西監督を慕い、湘北バスケ部に入部する。しかし、思わぬケガに悩まされ、いつの間にかバスケに対する情熱を忘れてしまう。そしてバスケから離れていった。だが、三年のインターハイ前、運命的な事件をキッカケにして、またバスケ部に戻ってくることとなった。ケガは完治しているが、ブランクによる体力不足は否めない現在の状況。しかし、かつてのMVPは、より凄みの増す3ポイントシューターに進化していた。
スラムダンク主人公 桜木:限界を超えて
後半残り十数分程、三井の体力はすでに限界を超えていた。足取りフラフラな状況。しかし、山王との点差を埋めるには、三井の3ポイントは必要、自然にボールは集まる。視界がボヤケながらも、必死にボールをリングめがけて投げ打つ、相手側もこの単調な図式に逆転は無いと安心していたが、三井のシュートは逆に洗練されていた。次々に得点を重ねはじめる。山王側はこの状況に困惑し、逆に流れを失うことになっていく。
スラムダンク主人公 桜木:信頼
三井の得点を支えたのは桜木であった。桜木のリバウンド力を信じ、まるで赤子のように迷いなくシュートを打つことができる。結果、得点を積み重ねることができる。この構図が出来上がっていた。桜木は今、湘北の中心と成っていた。山王監督はこの状況を作り出した原因に気付き、桜木のリバウンドを止めるため、河田雅史をマッチアップさせる。
スラムダンク主人公 桜木:激戦の予兆
河田が桜木に付き、湘北の勢いは止まるかに思われた。しかし、赤木の得点チャンスが生まれ、逆に、湘北全体のプレイに、さらに勢いをもたらす結果となる。この状況に高校No,1プレーヤー沢北栄治が動き出す。ついに本領発揮し始めるのだ。対して湘北のエース流川楓は、バスケ留学の目標のため、監督安西との約束を果たすために、No,1を賭けて沢北に勝負を挑む。勝負はエース対決へと移り変わり、結末へと向かって行く。
スラムダンク最終回:エース流川楓(るかわかえで)
スラムダンク(エース)流川:エース対決
会場の雰囲気は重苦しくなっていた。波乱の内容に、山王の勝利の結末を疑い始めてきたからだ。両エース、沢北対流川の対決にギャラリーは息を飲む。注目の中、流川が仕掛けていく。流川のドリブルスピードは超高校級であった。その驚異のスピードに王者 山王も翻弄される。ゴール前、リングに向かい跳躍し驚異的高さまで達する。そして、「スラムダンク」の体制へ入る。しかし、そこに澤北が現れ、難なくブロックされる。
スラムダンク(エース)流川:日本一のプレイヤー
沢北がボールを奪い、華麗なドリブルで湘北ディフェンスを突破し、湘北側へ難なくゴールする。その瞬間、どよめきと歓声が沸き起こる。ここで、予想外の内容に、重苦しくなっていた会場の空気は一転する。やはり沢北は高校No,1であった。空気が一転した後は流川のドリブルを止め、シュートを防ぎ、攻撃では流川を抜き去り得点を重ねる。勝利への希望が見えていた湘北の心を折り、仲間を勝利に導くため、勝負を決めにきていた。
スラムダンク(エース)流川:湘北のエース
沢北のテクニックには、エース流川も太刀打ちできない様子を目の当たりにし、湘北側はショックを隠せない。桜木と同じく問題児で、生意気で、負けん気が強く、無口で、愛想の欠片もない人物ではあったが、湘北の数々のピンチを救い、勝利に導いてきた流川には、口には出さないが、湘北メンバー全員が絶対的エースと認めていた。湘北側に信じられない思いと、あきらめにも似た雰囲気が漂い始めていた。
スラムダンク(エース)流川:ライバル仙道彰
完全に封じ込められつつありながらも、流川は一歩も引くことを知らない。その諦めの悪い流川は、インターハイ前のことを思い出していた。それは、神奈川No,1プレイヤーの呼び声も高い、仙道彰(せんどうあきら)の言葉であった。「お前は1対1の時も、試合の時もプレイは同じだ。才能を生かしきれていない。」全力をだしても1対1では適わない。だが、これは試合だということに、流川は気付く。
スラムダンク(エース)流川:覚醒
流川のプレイスタイルは、仙道の意味するものに変わっていく。赤木を生かし周りを生かしはじめ、流川のプレイはまるで、洗練されたポイントガードのようにパスをゴールへつなげていく。諦めたかのような、その流川の姿に「自分だけでは、もう勝負してこない」と勝ちを意識する沢北。ここで、また流川にボールが渡る。沢北の意識は完全にパスと判断し、一瞬早く動く。
その刹那、流川は沢北に向かいドリブルを展開、抜き去りにかかる。しかし、完全に外に向いていた沢北の意識は、流川の動きにわずかに後れを取る。そして、抜き去るドリブルに対応しきれず、完全にかわされる。流川はついに沢北を抜き去ることに成功する。エース流川の覚醒であった。
スラムダンク(エース)流川:結末へ
流川プレイは終盤を迎え冴えわたる。湘北のメンバーもまた、そのエースのプレイに後押しされ、勝利へ執念がよみがえる。会場のギャラリーも予期せぬ試合展開に、固唾を飲んで見守っていた。試合残り3分、得点差8点。しかし、結末を直前にし事態は予期せぬ方向へ向かう。
スラムダンク最終回:流川と桜木名コンビ誕生?
予想外の結末と内容?そしてその後へ:クライマックスバトル
諦めムードは一掃され、ここからは、精神力の勝負となり、一進一退の攻防を繰り返す。互いのすべてを尽くし試合は展開していくが、ここでアクシデントは起こる。アウトオブバウンズとなるボールに飛び込んだ桜木は、コート外にとびだし背中を強打する。叩き付けられた桜木の様子を見て、だれもが負傷退場を疑わなかったが、桜木は撃痛を隠し強行出場、試合はいよいよ結末を迎える。
予想外の結末と内容?そしてその後へ:覚悟
桜木の背中に激痛が走る。しだいに動きに精細を欠き始めてくるが、桜木の覚悟はきま決まっていた。監督の安西をはじめ湘北チームメイトが止めるも、「今が俺の栄光のときだ」とし、選手生命にかかわる負傷を推して出場、安西監督もまた覚悟を決めた。ここから、桜木は鬼気迫るプレイを見せ、すべてを賭けて勝利へ向かう。
予想外の結末と内容?そしてその後へ:初心者
残り試合50秒、1点差と迫り、桜木は痛みも衰えも見せない。沢北のシュートをブロックし、味方のシュートのこぼれ球を拾い、流川の逆転のシュートにつなげるパスを出す。山王側も再度、沢北のシュートにて勝ち越すが、桜木は精神が痛みを凌駕し、執念の走りで相手側ゴールに駆け込む。残り3秒、ボールを持ち込んだ流川からパスが渡る。「左手は添えるだけ」と言い聞かせ、シュートを放つ。
予想外の結末と内容?そしてその後へ:インターハイ結末へ
桜木のシュートは基本に忠実なものであったが、美しい放物線を描きゴールへ吸い込まれていく。試合終了のブザーと共に、会場も選手も予想しなかった結末を迎え、静まり返る。しかし、駆け寄った二人は、互いの手を打ち合わせ一瞬ではあるが、健闘を称えあっていた。それは、いつも罵り合いや殴り合いを繰り返してきた、決して素直に認め合うことない。流川と桜木であった。高校バスケ界の歴史が変わることとなった。
スラムダンク最終回:インターハイを終えて
インターハイ三回戦、湘北高校対山王高校の試合は、79対78で湘北高校の勝利となり、まるで優勝でもしたかのように選手は涙し、会場は歓喜と熱気に包まれていた。はずだった。その後、インターハイ3回戦、湘北高校は愛知県代表の愛和学院に、嘘のようにあっさりと負けてしまう。そして、最終回、湘北高校バスケ部は新体制となる。
スラムダンク最終回:湘北バスケ部のその後
インターハイを終えて、その後、湘北バスケ部は新体制となり、キャプテンは宮城リョータとなり、三年生のその後は、赤木は深大の特待生の話を断り、小暮と一緒に大学受験に向かうこととし、気になる三井は、バスケ部復帰前の問題もあり、留年のためバスケ部残留、本当の最期の大会は冬の選抜としていた。
スラムダンク最終回:流川のその後
流川は大会後、日本に残りユース世代のオールジャパンのメンバーとし、練習や遠征に参加している。参加中に桜木の前に現れ、オールジャパンのユニホームを無口ながらも自慢げに見せ、相変わらず争いの絶えない様子を見せていた。
スラムダンク最終回:花道のその後
桜木花道は、インターハイ後のスラムダンク物語の結末に登場。やはり、インターハイを終えて、その後は療養中で、浜辺近くの診療所にてリハビリ中、今はボールにすら触らせてもらえない状況。だが、選手生命が完全に断たれてしまう結末は無く、復帰に向けて日々奮闘中。そんな中、浜辺をランニング中の流川と遭遇し、例のユニホーム姿を見せられ、いつものように憤慨する。
最終回となった「スラムダンク」のまとめ
スラムダンク最終回の内容と結末に、満足した方も多いのではないでしょうか。インターハイは山王工業との試合までで、敗退した3回戦については描かれてはいないが、王者 山王工業に勝利したストーリーと結末の内容は、リアルであり完成度の高いものであったとの感想も多い。
逆に、モデルとなった秋田県立、能城工業高校バスケ部は、スラムダンクの物語と同時期に、3年連続3冠達成という偉業を成し遂げ、話題となっている。作者 井上雄彦いわく、「物語はより、現実よりリアルである」とのことだ。さすがに、漫画では現実離れしすぎるため、「3年連続3冠達成」は描きにくいという意味だろう。