【スラムダンク】深津一成は山王のキャプテン！モデルや名言・プロフィールまとめ

全国優勝の常連校である山王工業高校のキャプテン・深津一成についてまとめました。深津一成のモデルとなった人物について紹介し、深津一成の名言やどんなキャラクターなのか、深津一成の魅力について迫ります。本題へ入る前に、スラムダンクの概要とあらすじについて振り返っていきましょう。

スラムダンクは1990年〜1996年まで週刊少年ジャンプに連載された原作者・井上雄彦氏による少年漫画です。また、1993年からスラムダンクはアニメ化しました。スラムダンクがきっかけでバスケを始める人が増えるほど、社会に大きな影響を与えた作品です。また、その人気は日本だけにはとどまらず、韓国や台湾など各国でも大熱狂を巻き起こしました。

スラムダンクの国内の累計発行部数は1億2,000万部以上を誇り、2018年6月より新装再編版で新たに発売され話題となりました。新装再編版の特徴は、全巻のカバーイラストが変わっただけではなく、各巻きりよく読めるよう物語の節目ごとにまとめられ、全20巻に再編され読みやすくなっています。ぜひ、スラムダンクを読み返したくなった時にお勧めです。

神奈川県立湘北高校に通っている主人公・桜木花道は不良で有名な赤髪の少年で、50人の女の子に振られた過去があります。そんなある日、桜木花道は、赤木晴子にバスケ部の入部を誘われます。バスケ部へ入部した当初は、晴子目当てで晴子の気を引くこと、そして晴子が憧れている流川楓をバスケで倒し、ギャフンと言わせることしか考えていませんでしたが、試合や練習を通し次第にバスケの面白さに気づき、桜木花道の才能が開花していきます。

やがて、桜木花道が所属する湘北高校バスケ部はインターハイへ出場し、全国制覇を目指します。バスケを通し、成長していく姿や仲間との絆が描かれた作品です。

深津一成のプロフィールを紹介します。深津一成は、山王工業高等学校の3年生で、背番号は4番です。ポジションは湘北高校バスケ部の宮城と同じポイントガードになります。バスケ部の強豪校である山王のキャプテンで、どんな状況でも冷静沈着で最強のメンタルを持つ男と言われています。深津一成を含めた3年生が入学して以来、山王は無敗であり、その勝因は深津一成が試合の流れを作っていることと関係していると言われています。

語尾に「ぴょん」をつけるのが特徴で、クールな面と可愛らしいしゃべり方とのギャップが人気を集めています。読者からは、深津一成の話題になると、語尾に「ぴょん」をつけて話す方も多いです。

スラムダンクに出てくるキャラクターはNBA選手をモデルにしていることが多いです。山王の司令塔であるキャプテン・深津一成のモデルはユタ・ジャズのジョン・ストックトンだと言われています。ジョン・ストックトンは、NBA史上最高の正統派のポイントガードで、9年連続アシスト王、通算アシスト数歴代1位の記録を誇ります。

ジョン・ストックトンのプレースタイルの特徴は、ディフェンス能力が優れていることや、試合終盤での決定的なシュートは確実に決める他、試合の流れを作るゲームメイク力が高く、相手チームにゲームの流れがきそうになれば断ち切ります。まさに深津一成のプレースタイルと重なり、ジョン・ストックトンをモデルにしている可能性が高いです。

この名言は、湘北高校に試合の流れがきそうになった際、深津一成以外の山王工業高校の選手はいつもと違う湘北高校のプレースタイルに動揺を見せます。しかし、深津一成だけは動じずに、冷静にシュートを決め、流れを断ち切った際に放った一言です。深津の冷静沈着なプレーに安西先生も驚きを隠せませんでした。どんな時でもその場の空気に流されず冷静でいられる深津一成のメンタルの強さがこの言葉からも分かります。

この名言は、エースに対し試合の流れを考えて「好きにやれぴょん、一応お前がエースぴょん、ただしエースがやられると相手が勢いづくぴょん、やられるくらいならいない方がいいぴょん」と言います。常に状況を冷静に把握し、ゲームの流れを作っていることがこの言葉からも伝わります。

深津一成のかっこいい魅力について紹介していきます。深津一成はどんな状況においても冷静に判断し、誰よりも平常心でプレーできるメンタルの強さを持っています。例えば、相手チームに流れが傾きそうになり、他の選手達は動揺する中でも深津一成だけはペースを崩しません。それどころか、相手チームの流れを断ち切り、自分たちのペースへ持ち込むゲームメイク力があります。

深津一成は司令塔として冷静に状況を分析できるからこそ黒子役に徹し、試合の流れを作っていくことができます。常に冷静でブレないメンタルの強さが強豪・山王工業バスケ部を作り出していると言っても過言ではありません。

ポイントガードとしての実力がトップクラスに入ると言われている宮城を抑えるほどにディフェンス能力が高く、湘北高校と山王工業高校との試合においては、試合開始直後からの深津一成のプレッシャーに宮城も驚いてました。スラムダンクの出てきたキャラクターの中において、ポイントガードでは深津には全く太刀打ちできるキャラクターはいないと言う方もいるほど、鉄壁のディフェンス力を誇ります。

ポイントガードはディフェンスがメインとなり、あまり点を取るのが得意ではないと言われている中、深津一成はシュートを外しません。それどころか、決めるところを決め、試合の流れを持っていきます。大事な場面ほどシュートを決める際は緊張して外してしまう選手が多い中、どんな状況であっても冷静に点を入れてしまうのが最強・山王工業バスケ部のキャプテンです。

深津一成と牧は2年生の頃にインターハイの準決勝で直接対決しており、その試合の中では、深津一成が牧からボールを奪うというシーンが描写されていました。その背景から、牧よりも深津の方が上手いという説が多いです。しかし、牧のプレーはスピードが早く、ガンガン切って中へ入っていくスタイルであるため、深津にとって牧のプレースタイルは苦手かもしれないという説も出ていました。

俳優・染谷将太さんの坊主姿が深津一成に似ているという声が多数見られました。中でも、目つきや掴めなそうな雰囲気が似ているとのことでした。

深津一成は冷静でありながらも、語尾に「ぴょん」とつけるのが特徴で、深津一成について投稿する読者の多くは、語尾に「ぴょん」をつけています。ちなみに、「ぴょん」の前は「べし」とつけており、定期的に飽きて変えているようです。そんな深津一成の濃いキャラが「テニスの王子様に出てきそうなキャラ感がある」という声もありました。

「ぴょん」という言葉を聞くと、深津一成の顔が頭に浮かんでくる方が多いようです。それほどまでに、クールな顔からは想像つかない口癖は読者にとってインパクトが大きかったことが分かります。Twitterに寄せられた深津一成に関する投稿の多くは名言を投稿する方や「ぴょん」に関する投稿が多い中、掲示板などでは「深津最強」「スラムダンク最高のポイントガード」と言ったプレースタイルを絶賛する声が多かったです。

スラムダンクに出てくる強豪校・山王工業のキャプテン・深津一成の魅力について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか？スラムダンクに出てくるキャラクター一人一人にスポットライトを当て、違った角度からスラムダンクを読み返してみると、新たな気づきや発見が出てくると思います。深津一成というキャラクターは派手なプレースタイルの選手ではありませんが、堅実で物事を冷静に分析し仲間を勝利へと導いてきた選手です。

そんな縁の下の力持ちであり、リーダーとして実力がある深津一成のプレースタイルをぜひチェックしてみてください。スラムダンクの最終戦、湘北高校VS山王工業高校の試合はベストバウト（最高の試合）と言われるほど、心に残る名シーンや名言が今回紹介した以外にもたくさん出てきます。