【スラムダンク】湘北高校のモデルとなった学校は?他のライバル校は実在する?

大人気漫画『スラムダンク』は、週刊少年ジャンプに6年に渡り連載されたバスケットボールを題材にしたスポーツ漫画です。当時、スラムダンクに憧れてバスケットを始める人が続出するほど世に影響を与えた作品です。そんな主人公・桜木花道が通う湘北高校のモデルとなった学校はご存知でしょうか?今回は、湘北高校のモデルとなった学校や偏差値、場所についてまとめました。また、他のライバル高校についても実在するのか紹介します。

【スラムダンク】湘北高校のモデルとなった学校は?他のライバル校は実在する?のイメージ

目次

  1. 湘北高校が登場するスラムダンクとは?
  2. 湘北高校のモデルとなった学校や偏差値
  3. 湘北高校の他のライバル校は実在する?
  4. 湘北高校のユニフォームなどのグッズ
  5. 湘北高校に関する感想や評価
  6. 湘北高校についてまとめ

湘北高校が登場するスラムダンクとは?

スラムダンクの作品情報

湘北高校やライバル校のモデル校が実在する場所や偏差値の情報についてまとめました。本題へ入る前に、湘北高校が登場するスラムダンクの作品情報について紹介してまいります。スラムダンクの概要とあらすじについておさらいしていきましょう。

スラムダンクの概要

スラムダンクは漫画家・井上雄彦氏による少年漫画で、1990年から1996年まで週刊少年ジャンプに連載されました。また、1993年からはアニメ化し、当時はスラムダンクの影響でバスケを始める人が増えるほどの人気ぶりで、日本のみならず、韓国や台湾など各国でも大熱狂を巻き起こしました。アニメも漫画と同じく1996年に最終回を迎えますが、20年以上経った今でも多くの人々に愛され、何度でも読み返したくなる大人気作品です。

また、これまで発売されていたジャンプコミックの「スラムダンク」は全31巻で、スラムダンクの国内の累計発行部数は1億2000万部以上を誇ります。そんなスラムダンクが2018年6月より新装再編版で新たに発売されたと話題になりました。各巻きりがよく読めるよう物語の節目ごとにまとめられ、全20巻に再編されています。

そして1番の注目が、全巻のカバーイラストになります。スラムダンクに登場するキャラクター達の意外な姿や本編では描かれなかったシーンなどが背表紙や裏表紙に描かれています。ぜひ、新装再編版をお手にとってみてみてください。

スラムダンクのあらすじ

スラムダンクの主人公・桜木花道は湘北高校に入学します。桜木花道は不良の中でも有名で喧嘩は右に出る者がいないくらい強く、周囲からは恐れられている存在ですが、女子には全く見向きもされず、50人に振られた苦い経験を持っています。そんなある日、桜木花道は赤木晴子にバスケ部の入部を誘われます。最初は一目ぼれした赤木晴子の気を引きたくて始めたバスケも、練習や試合経験を通しバスケの面白さを知っていきます。

バスケ初心者で長身と身体能力の高さを武器にデタラメなバスケをしていた桜木花道ですが、試合経験を重ねる都度、桜木花道の才能が開花され湘北高校バスケ部にとって必要な存在となります。また、無名だった湘北高校がインターハイの出場し、そして全国制覇を目指していきます。本作品は、不良だった桜木花道の成長や仲間との絆が描かれた青春スポーツ漫画作品となっています。

OPの場所のモデルは神奈川県の湘南

スラムダンクのOPテーマソングに青い海をバックにした小さな踏切が登場しますが、この場所のモデルが実在します。場所は、江ノ電・鎌倉高校前駅の近くにある湘南の絶景スポットで、この場所は『スラムダンク』のみならず、多くの青春アニメにも登場しております。特に台湾からの観光客に人気の聖地となっており、桜木花道が踏切を背景に肩からかばんを下げた後ろ姿を撮影したり、中にはユニフォームを着て撮影する人もいるそうです。

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湘北高校のモデルとなった学校や偏差値

湘北高校のモデルは都立武蔵野北高校

湘北高校のモデル校の場所は、東京都武蔵野市にある都立武蔵野北高校に実在します。漫画の設定では神奈川が舞台となりますが、モデル校の場所は都内です。この地区にある公立高校の中でも2番目の進学高校と言われている偏差値65の高校で、地元では「ムサキタ」の愛称で知られています。湘北高校の建物は武蔵野北高校がモデルとなっていますが、名前は神奈川県立湘南高校がモデルになっていると言われております。

湘北高校の偏差値

湘北高校のモデルとなった都立武蔵野北高校は偏差値が65の進学校ですが、スラムダンクに出てくる湘北高校の偏差値は53〜55ではないかと推測されています。その根拠となったシーンが、266話「原点」で元バスケ部の西川が、湘北高校の全国制覇をバカにした後、「山王工業に挑戦したいなら、海南にでも行けばいいだろ。…フツーの高校生が集まる所さ」と赤木に向けて発言しています。

また、「ここは神奈川県立湘北高校だぜ」とも発言しており、その発言を元に考察してみると、神奈川県の平均的な偏差値の偏差値の高校という設定になり、偏差値が53〜55の線が妥当だと考えられます。

湘北高校に赤木が入学できた理由

赤木の学力は湘北高校の中ではトップクラスであり、神奈川県内全体の中では平均より少し上くらいだと言われています。その描写としては、物理の授業で先生に当てられ難しい問題を解き、クラスから喝采を浴びています。また、勉強を人に教えているシーンもあることから、人に勉強を教えられる実力であることが分かります。

赤木の学力であれば、バスケの名門校などもっと上を目指せたはずですが、なぜ湘北高校へ入学したのでしょうか?その理由については、元全日選手で、大学でも稀有な指導者であった安西先生にバスケを教わりたかったのではないかと言われています。

桜木たち赤点軍団の学力

湘北高校バスケ部といえば、赤木を抜いたスタメンは全員赤点揃いでインターハイの出場が危ぶまれているほどの学力でした。桜木たち赤点軍団の学力についてまとめていきたいと思います。まず、赤点軍団のメンバーは、三井、宮城、桜木、桜木軍団です。桜木と桜木軍団は、なぜ湘北高校に入学できたのかと疑問が上がるレベルですが、他の三井、宮城、流川は果たして本当に勉強ができないのか考察していきましょう。

宮城と流川の学力

宮城と流川の学力については、そこまで悪くないと言われています。その理由として、まず宮城は、夏合宿前の勉強合宿で彩子に勉強を教えてもらうシーンがあります。教えられるとすぐに問題が解けていることから、宮城の場合はやる気を出せば学力も上がるはずです。また、宮城のポジションであるポイントガードは頭を使うため、頭が悪いと務まりません。

流川の場合は、バスケ中心の生活であり、朝早くバスケをして授業中はほとんど眠っています。部活が終わってからも勉強をしている様子は見られません。そんな流川の生活スタイルからも、勉強ができないのではなく、勉強をしないだけで、勉強することに必要が生じた時に力を発揮するタイプだと考えられます。

三井の学力

三井は中学時代はバスケ部で主将を務め、バスケの実力のみならず人格者としても優れていたようですが、高校に入りグレて不良になって以降は全く勉強をしていません。それでも中学時代は地道に勉強をしており中学までの基礎はできているであろうことから、中学時代から不良である桜木達とは違います。また、三井は赤木達が引退する中、大学推薦狙いでバスケ部を続けていることからも、そこまで学力は低くないと言われています。

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湘北高校の他のライバル校は実在する?

ライバル校のモデル①陵南高校

魚住や仙道率いるライバル校・陵南高校のモデル高校の場所は、神奈川県鎌倉市にある神奈川県立鎌倉高等学校に実在します。こちらも湘北高校同様、進学校で有名な学校です。先ほど紹介した、オープニングテーマに出てきた踏切のスポットと場所が近いこともあり、スラムダンクファンの観光客が許可もなく学校に入ってしまうこともあり、学校側は困っているようです。ぜひ、訪れる際は近隣の方へ迷惑がかからないようマナーを守りましょう。

ライバル校のモデル②深沢体育大学

赤木をスカウトした大学界No.1の名門である深沢体育大学のモデル校の場所は、日本体育大学・世田谷キャンパスに実在します。スラムダンクの設定でも大学バスケット界の強豪という設定になっていますが、実際でも日本体育大学はバスケット界の強豪として有名です。なお、深沢体育大学の名前の由来については、日本体育大学・世田谷キャンパスの所在地が世田谷区深沢にあるため、そこから使ったと言われています。

ライバル校のモデル③海南大附属高校

神奈川の王者・海南大付属高校のモデル校の場所は、湘南工科大付属高等学校に実在します。こちらは、井上先生自らがバスケの試合の解説の中で、海南のモデル校が湘南工科であることを話されたエピソードがあります。また、モデル校である湘南工科の校長先生がいつもセンスを持っていて、高頭監督のモデルとなったのではないかという話もあるそうです。

湘南工科大付属高等学校出身の卒業生には、オリンピック選手やプロで活躍している選手達が多数おり、神奈川県の高校の中でも運動部の活躍が特徴的な学校です。

ライバル校のモデル④山王工業高校

全国優勝の常連校である山王工業高校のモデル校の場所は、秋田県立能代工業高等学校に実在します。漫画との共通点として、「高校が秋田県にあること」「ユニフォームのデザインが似ている」「オールコートディフェンスを得意とするプレイスタイル」「応援スタイル」「全国大会前にOBとの練習試合を実施すること」「常に満員になる観客動員力」など、漫画の設定が実際の能代工業高校と重なっています。

また、能代工業高校も全国大会4連覇を果たしたことがあるバスケ強豪校で、全国大会に毎年出ております。そして、能代市は「バスケの街」として知られている街であることから、井上先生がこの街を外して描くということはないという声もありました。

ライバル校のモデル⑤翔陽高校

海南大付属高校と並ぶバスケの名門校で、神奈川ナンバー2の翔陽高校のモデル校の場所は、神奈川県立松陽高校に実在します。松陽高校は、80年代に神奈川県内で連続優勝していた高校です。漫画では、翔陽高校は監督不在で、藤真が選手兼監督を勤めたという設定でしたが、実際には、80年代当時、国際審判員の顔を持つと同時に、神奈川県大会を連続優勝に導いた名監督がおりました。

また、その当時の在籍者からは現在の各校指導者を輩出させているという実績もあります。そんな名監督がいた中、漫画では監督不在という設定に読者からは、「なぜだろう」と疑問を持つ声もありました。

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湘北高校のユニフォームなどのグッズ

湘北高校のグッズ①ユニフォーム

湘北高校のグッズをいくつか絞って紹介していきます。湘北高校のユニフォームといえば、真っ赤でシンプルなユニフォームになりますが、実はマイケル・ジョーダンも所属していたシカゴ・ブルズをモデルにしていると言われています。湘北高校以外の作品内で出てくる高校のユニフォームは、NBAチームのユニフォームをモデルにしていると、再びスラムダンクに注目が集まっています。

湘北高校のグッズ②ジャージ

ユニフォームに続き、湘北高校のグッズの中でも人気のアイテムになります。湘北高校バスケ部員達がきているジャージを忠実に再現されており、刺繍でSHOHOKUと刻まれています。

湘北高校のグッズ③フィギュア

スラムダンクのフィギュアと言えば、フィギュアから漂うスラムダンクの雰囲気だけでなく、彼らのフォルムの再現も完璧でクオリティが高いと話題です。遠くからでもわかるよう陰影がつけられたユニフォームや、衣類に見える細かいシワ、一人一人の仕草までもが完璧に再現されています。

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湘北高校に関する感想や評価

スラムダンクの湘北高校のモデルが都立武蔵野北高校だったことを知っていた人との知らなかった人に分かれておりました。知らなかった方は、「今度行って見よう」と湘北高校のモデル校を訪れ、記念に写真を撮ってアップする方も多いようです。

スラムダンクのモデル校だから受験し入学したいという方もいるようですが、偏差値の高さから入りたくても入れず断念する方も少なくはありません。

湘北高校の偏差値について多くの方が疑問に思っているようで、中でも「桜木軍団がどうして合格したのか謎だ」という意見が多く、「実は桜木花道は頭がいいのか?」という声もありました。

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湘北高校についてまとめ

今回は、主人公・桜木花道が通う湘北高校が実在する場所や偏差値、グッズなどをまとめてまいりました。ぜひ気になった方は、もう一度スラムダンクを読み返し、数多くある名台詞や名シーンが放たれた聖地へ足を運び、思いを馳せて見てはいかがでしょうか?なお、スラムダンクのモデルとなった場所へ足を運ぶ際にはマナーを守りましょう。

スラムダンクをまだ読んだことがない方は、学校生活や仕事など、行き詰まった時など悩みを解決するヒントがたくさん詰まっており、そんな時にお勧めしたい作品です。また、世代や性別問わず読みやすい内容となっております。

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