【スラムダンク】アニメが打ち切りで途中終了した理由は？作者と編集部の確執？

アニメが打ち切りになった理由や山王戦が放送される可能性を考察する前に、まずは「スラムダンク」の基本情報を紹介していきます。スラムダンクは1990年から1996年まで連載されていた漫画で、1993年から1996年までアニメが放送されていました。原作者の井上雄彦は1988年から活動している漫画家で、これまでに「バガボンド」「リアル」などの作品も発表しています。

漫画・アニメ「スラムダンク」の主人公は桜木花道です。桜木花道は中学生時代から手の付けられない不良でしたが、高校で赤木晴子と出会った事でバスケットボールを始めています。当初は赤木晴子に気に入られる事だけを考えていましたが、次第にバスケットボールの面白さに惹き込まれていきます。

ここからは「スラムダンク」のアニメが打ち切りになった理由を考察していきます。スラムダンクは原作漫画の人気が絶頂の時にアニメが放送されていましたが、アニメは山王戦が制作される前に打ち切りになっています。打ち切りになった理由や原作者と編集部の関係性を考察していきます。

スラムダンクの原作漫画は33巻で完結していますが、アニメは原作漫画の22巻のエピソードで終了しています。アニメが放送されていた時のスラムダンクは週刊少年ジャンプで凄まじい人気を誇っていたため、原作漫画の最後のエピソードまで放送されなかった事に疑問を感じているファンも多いようです。そのためスラムダンクのアニメは打ち切りになったという噂が浮上しているようです。

スラムダンクの原作漫画の連載中にはアニメだけでなくゲームも発売されていました。アニメ・ゲームで出た利益は原作者と集英社で分配されていますが、この時に版権・お金に関するトラブルがあったと噂されています。そのためトラブルに激怒した集英社の上層部がスラムダンクの原作漫画の完結を決定し、同時期に放送されていたアニメも打ち切りになったという考察がなされています。

スラムダンクの原作漫画は山王戦で完結していますが、まだ先を描ける内容だったため、ファンの間では最終回に対して賛否両論が起こっているようです。またアニメの最終回では湘北高校の選手が全国大会に向かう姿が描かれているため、「無理やり完結させた」「打ち切りになった」という印象があったようです。このような描写があった事で「スラムダンクは編集部の意向で打ち切りになった」という噂が浮上したようです。

最近の漫画は引き延ばさずに完結する事が多いですが、スラムダンクが連載されていた時期は「無理やり引き延ばす事」が当然になっていました。人気漫画の連載が終了すると雑誌の売り上げが落ちてしまうため、人気漫画だったスラムダンクも編集部から引き延ばしを頼まれた事が予想できます。ですが原作者は「山王戦で完結させる」という違う意見を持っていたという説が浮上しています。

スラムダンクの原作漫画は1996年に完結しており、アニメも同年に放送が終了しています。原作者が「山王戦での完結」を譲らなかった事が真実ならば、編集部がアニメを無理やり打ち切りにした可能性があります。アニメを山王戦まで放送したら原作漫画の売り上げが更に上がる可能性があるため、原作者と編集部の間には確執が起こっていたのかもしれません。

スラムダンクと同時期には大ヒット漫画「ドラゴンボール」が連載されていましたが、ドラゴンボールの原作者・鳥山明は「ピッコロ大魔王との戦い」で物語を完結させる予定だったようです。ですが編集部から引き延ばしを頼まれてフリーザ・セル・魔人ブウとの戦いが描かれたと言われています。結果的にドラゴンボールは世界的なヒットを記録していますが、当時は原作者よりも編集部の力の方が強かったようです。

スラムダンクの原作者は高い画力を持つ漫画家ですが、画力が高い事で他作品よりも1ページに掛かる時間が多い事が予想できます。当時の漫画家は休みを取れない激務だったため、原作者が疲れてしまったという説が浮上しているようです。そのため原作漫画は山王戦で完結し、同時にアニメも打ち切りになったという考察がなされているようです。

週刊少年ジャンプで連載を勝ち取った漫画家は集英社と契約するため、連載作品が終わった後にも週刊少年ジャンプに別の作品を載せる事が多いです。ですが原作者は講談社の「週刊モーニング」で「バガボンド」の連載を開始しているため、当時の週刊少年ジャンプの編集部と何らかの遺恨を抱えていたのかもしれません。

スラムダンクのアニメが打ち切りになった理由の1つには「視聴率の低下」が考えられます。人気絶頂だった時のアニメ「スラムダンク」の視聴率は約20％だったようですが、終盤には10％を下回っていたと言われています。また他局では同じ時間帯に人気番組が放送されていたため、視聴率の低下でアニメは打ち切りになったという考察がなされています。

原作漫画は高い人気を誇っていたスラムダンクですが、お世辞にもアニメの作画のクオリティは高くありませんでした。そのためクオリティが低い事で原作漫画ファンもアニメから離れてしまったという考察がなされているようです。スラムダンクは原作者の画力の高さが人気の理由の1つのため、原作漫画ほど人気が出なかった事でアニメは打ち切りになったのかもしれません。

アニメが打ち切りになった「スラムダンク」ですが、2021年現在も衰えない人気があります。そのため作画のクオリティを上げたリメイクアニメが制作・放送されたら確実に利益を上げる事ができますが、20年以上リメイクアニメは制作・放送されていません。そのため原作者はアニメに対してあまり良い考えを持っていない可能性があります。

テレビ局の番組には改変時期というものがあり、視聴者が新しい生活をスタートさせる3月～4月に番組が改変される事が多いです。スラムダンクのアニメは1996年3月に終了しているため、改変時期が来た事で打ち切りになったという考察がなされているようです。そのため打ち切りは原作者・編集部の都合ではなく、テレビ局の都合だったという説も浮上しているようです。

近年ではテレビ離れが進んでいるため、視聴率が10％を超える番組が打ち切りになる事は少ないです。ですがスラムダンクが放送されていた1990年代は20％を超える事がざらだったため、スラムダンクのアニメは人気がないと判断された可能性があります。なんにせよ中途半端な終わり方だったため、打ち切りで終了した可能性はとても高いようです。

打ち切りになった理由や原作者と編集部の関係性を考察した後は、「スラムダンク」のアニメの最終回を紹介していきます。最終回のあらすじやアニメで山王戦が放送される可能性をまとめていきます。

アニメ「スラムダンク」の終盤では陵南高校に勝利した湘北高校が全国行きを決めています。ここまでは原作漫画と同じ内容ですが、最終回では湘北高校が陵南高校・翔陽高校の合同チームと練習試合を行うというオリジナルストーリーが描かれています。最後は主人公・桜木花道がダンクシュートを決めて試合に勝利するという内容でした。

原作漫画の桜木花道は合宿シュートを全国大会で初披露していますが、アニメは練習試合で初披露しています。この合宿シュートは山王戦に勝利する鍵だったため、アニメは原作漫画を無視した作りになっていたようです。このような内容だった事も「アニメは打ち切りだった」という説に繋がっているようです。

前述したように「スラムダンク」のアニメ最終回では山王戦が描かれていません。アニメで山王戦が見たいと思っているファンは多いですが、それでも20年以上アニメが制作されていないため、アニメ化に対して何らかの壁がある可能性があります。また山王戦のアニメ化が決まった場合には、アニメを一から作り直す可能性もあります。

スラムダンクは1993年から1996年までアニメが放送されていたため、アニメが終了してから20年以上が経過しています。そのため作画や版権の問題がクリアされていたとしても、「声優の声が変わっている」という問題があります。似た声質の声優を起用する方法もありますが、古参ファンからはあまり良い評価を受けない可能性があります。

最終回のあらすじや原作者と編集部の関係性を知った後は、「スラムダンク」の映画に関する情報を紹介していきます。スラムダンクは原作漫画・アニメの続編を望むファンが多いため、映画化がとても話題になっているようです。

2021年には原作者から「スラムダンクが映画になります」という発表がありました。2021年8月時点では「アニメ映画」「実写映画」のどちらなのか不明ですが、ファンからは喜びの声が挙がっているようです。前述したように「山王戦のアニメ化」を望むファンも多いため、山王戦をアニメ映画で描く可能性もあります。

スラムダンクの映画はオリジナルストーリーになる可能性もありますが、オリジナルストーリーが描かれたアニメ最終回の評判はあまり良くないため、原作漫画に忠実なストーリーを望むファンが多いようです。また登場キャラクターで「ドリームチーム」を結成するストーリーかもしれません。

スラムダンクの映画化は2021年1月に発表されていますが、8月時点では進捗状況が発表されていません。そのため放映は2022年以降になる可能性が高いようです。また2020年頃からは新型コロナウイルスが流行しているため、予定よりも制作が遅れている可能性があります。

打ち切りになった理由や最終回のあらすじを知った後は、「スラムダンク」に関する感想を紹介していきます。本記事で紹介した打ち切り・最終回・山王戦に関する感想をまとめていきます。スラムダンクは2021年8月時点で1億2000万部を発行している大ヒット漫画のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように「スラムダンク」のアニメは打ち切りだったという説が浮上しています。そのためアニメ打ち切りの理由が知りたいという感想や、原作漫画が山王戦で終わった理由が気になるという感想が挙がっているようです。また原作漫画の続きを描いて欲しいという声を挙げているファンが多いようです。

近年ではアニメの作画技術がかなり上がっているため、「スラムダンク」のリメイクアニメを制作して欲しいという感想が挙がっているようです。またダイの大冒険・シャーマンキングなどのアニメはリメイクされているため、スラムダンクのリメイクアニメもあるという予想がされているようです。

本記事で紹介したように「スラムダンク」は映画化が決定しています。2021年8月時点では詳しい内容は明かされていないため、内容が気になるという感想が挙がっているようです。また山王戦を映画化して欲しいという感想や、実写映画はやめて欲しいという感想も挙がっているようです。

スラムダンクの映画に関しては様々な声が挙がっていますが、登場キャラクターのドリームチームを見たいという感想も挙がっているようです。また声優の問題をどう解決するのか気になるという感想も挙がっているようです。

スラムダンクは熱いシーン・感動的なシーンが多い作品のため、読者から泣けるという感想が多く挙がっているようです。また何回読んでも飽きない面白さがあるという感想や、終盤の作画が凄すぎるという感想も挙がっているようです。

本記事では「スラムダンク」のアニメが打ち切りになった理由や最終回のあらすじを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？アニメ「スラムダンク」の最終回では山王戦が描かれていないため、リメイクアニメを望むファンも多いようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。