【スラムダンク】愛知の星こと諸星大のキャラプロフィール！登場シーンや声優は？

「スラムダンク」に登場する愛知の星こと諸星大とはどんなキャラクターなのでしょうか？そのプロフィールや登場シーンを紹介し、愛知の星の性格や名言、彼の所属している愛知学院高校についてもみていきます。さらに、アニメ「スラムダンク」で愛知の星こと諸星大の声優を務めた中尾みち雄さんについても、そのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

「SLAM DUNK（スラムダンク）」はバスケットボールに打ち込む高校生たちを描いたスポーツ学園漫画で、井上雄彦先生により週刊少年ジャンプで、1990〜1996年の期間に連載されていました。また「スラムダンク」のコミックは海外でも人気で、中国やアメリカ、カナダやフランス、オーストラリア、ニュージーランド、台湾といった国や地域でも出版されています。

そして「スラムダンク」はテレビ朝日系列でアニメ化もされており、1993年10月〜1996年3月の期間に全101話が放送されました。さらに、劇場版アニメも4作品が制作されており、第1作の「劇場版 スラムダンク」が1994年3月に公開され、第2作の「スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道」が同年1994年7月に公開。

翌年の1995年3月には第3作の「スラムダンク 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道」が公開され、同年1995年6月には第4作の「スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏」が公開されました。

湘北高校に入学した不良少年・桜木花道は、その体格の良さと身体能力の高さに目をつけられ、赤木晴子からバスケ部の勧誘されます。彼女に一目惚れしたため初心者にも関わらず即座に入部を決めた桜木花道は、地道な練習や試合をこなすうちにバスケの魅力に気づき、才能を開花させていきます。そして、桜木花道が監督の安西や主将の赤木、副主将の木暮らチームメイトと切磋琢磨しながら全国制覇を目指していくストーリーです。

「スラムダンク」に登場する「愛知の星」とはどんなキャラクターなのかについて、愛知の星こと諸星大は愛知学院高校に通う3年生で、バスケットボール部では主将を務めています。諸星大はその「愛知の星」の異名から分かるように全国的な知名度のある選手で、その実力は神奈川No.1と言われる実力者・牧紳一が諸星大の強さを確かめるためだけにわざわざ愛知にやって来るほどだとされています。

ただ、全国的な知名度があり、実力者とされる諸星大ですが「スラムダンク」作中ではあまり活躍が描かれていないため、読者からの知名度は低めとなっています。

また、諸星大の容姿について、彼は「スラムダンク」に登場するキャラクターの中で比較的整った顔立ちをしており、サイドを刈り上げた短めの髪型となっています。そのため「愛知の星」の異名に見合うカリスマ性を醸し出しつつ、スポーツマンらしい爽やかな外見をしているとして、読者からもかっこいいと好評です。

ただ、やはり活躍シーンが少ないため、身長や体重などの詳細情報が公表されていませんが、バスケットボールをやっている日本人選手の中で平均的な体格だとみられています。

「愛知の星」の異名を持つ諸星大の実力は「スラムダンク」の登場キャラの中でもトップクラスだと言われています。しかし、作中では活躍シーンがほとんど描かれなかったため、実際の実力がどれくらいなのかがわからず、不遇なキャラと見なされています。そんな諸星大が唯一活躍した試合が名朋工業戦です。

愛知の星こと諸星大のの初登場シーンとはどんなエピソードだったのでしょうか？諸星大の初登場シーンは名朋工業戦のエピソードでした。全国大会への出場を決めた湘北高校の桜木花道は、海南大学付属高校の牧紳一、清田信長と共に全国レベルの選手を見るため、愛知を訪れます。彼らの目的は牧紳一の知り合いである愛知の星こと諸星大が出場する試合でした。

しかし、彼らが会場についてすぐに目にしたのは、対戦相手の名朋工業の1年生・森重寛の大暴れにより負傷し、担架に乗せられて運ばれていく愛知の星の姿でした。全国4位の強豪校である愛知学院高校の主将を負傷させるほどの森重寛の尋常じゃないオーラと彼の猛攻を見せつけられ、桜木花道は自然と彼をライバル視するようになります。

このように、愛知の星の異名を持ち、実力者と名高い諸星大の初登場シーンでは、森重寛のインパクトの大きさにより、あっさりと諸星大の印象がかすんでしまいました。また、諸星大は名朋工業戦の後半で怪我から復活し、猛攻の大活躍を見せます。そして、相手チームのエースである諸星大を負傷させたとして森重寛が退場したこともあり、チームは怒涛の追い上げを見せます。

精一杯、チームを引っ張った諸星大でしたが、結局、名朋工業に追いつくことはできず、敗退となりました。それでも諸星大は監督から「沢北を倒せる唯一の選手である」だと評されていました。しかし、諸星大本人は沢北の運動能力は現在の日本の高校バスケ界でダントツだとして自信がないと言い、沢北を高く評価する発言をしたのでした。

このように、後半で大活躍をみせ、この名朋工業戦の後半での猛攻が唯一の活躍シーンと言われている諸星大ですが、読者の関心は依然、森重寛や名朋の監督に向けられたままでした。そのため、読者の間では諸星大といえば「影の薄い不遇なキャラ」「森重寛のかませ犬」などのイメージが定着してしまったようです。

「スラムダンク」でも屈指の名シーンとして知られる、諸星大が「高い」という名言を言うシーンとはどんなエピソードなのでしょうか？このエピソードで、湘北の桜木花道は山王工業と対戦し、リバウンダーとしての才能を発揮します。後半が開始して早速、湘北は山王工業に大量得点を許し、湘北に負けムードが流れ始めます。

しかし、桜木花道だけは「ヤマオーは俺が倒す」と意気込み、野辺との駆け引きの末、湘北の初得点を勝ち取りました。それでも、湘北の安西先生は桜木花道のプレーにまだ満足していません。その直後、ジャンプした桜木花道は野辺の頭上でボールを弾き、再びジャンプしてボールを掴みました。このプレーに安西先生も「それだ！」と歓喜し、野辺はもちろんのこと、沢北も河田も堂本監督も驚いていました。

実はこのときの桜木花道のプレーはかなり高くジャンプした上に、1度目のジャンプをしてから2度目のジャンプをするまでの時間があまりにも短かったのです。そのため、桜木花道のプレー驚いた諸星大たちの下のような名言が飛び出しました。

このシーンは3分割されたセリフですが、愛知の星、牧紳一、堂本監督というキャスティングが絶妙だと言われており、この3人以外がこの一連のセリフを発するのはありえないとまで言われています。そして、この名言中の一言に愛知の星こと諸星大のすべてが詰まっていると言われています。

ここまで、愛知の星こと諸星大の初登場回や活躍シーン、そして彼が「高い」という名言を言ったシーンとはどんなエピソードなのかについてみてきました。次に、愛知の星こと諸星大のその他の名言を見ていくと、諸星大はそもそもセリフが少ないため、作中ではそれほど目立った活躍をしていないように思われがちですが、下のような名言を言い放っています。

愛知の星こと諸星大の性格とは、彼は「愛知の星」の異名と高い実力を持ちながら、自己評価の低い謙虚な性格の選手として有名です。監督からも神奈川No.1の沢北を唯一倒せる選手と評価されていますが、諸星大本人は「はっきり言って、自信なし」と思っていました。

ただ、もし諸星大が沢北と実際に対戦したとしても、諸星大の過去の実績から考えて、十分に沢北と戦える選手だと考えられており、やはり諸星大は控えめで謙虚な性格をしていると考えられます。

諸星大が所属している愛知学院高校のバスケットボール部とはどんな学校なのでしょうか？愛知の星こと諸星大の所属する愛知学院高校は強豪校として知られており、ユニフォームのカラーは赤色となっています。そして、愛知学院高校はインターハイの愛知予選でも2位で通過し、前年のインターハイの本選でもベスト4の好成績を残しています。

さらに、愛知学院高校はインターハイの3回戦で湘北高校とあたりましたが、湘北高校は2回戦で接戦した山王工業高校との試合で体力を使い果たしており、3回戦では十分なパフォーマンスを発揮できなかったため、愛知学院が圧勝しました。また、作中で強豪校として描かれている愛知学院高校ですが、主将の諸星大以外の部員に関する情報はほとんどありません。

このように、諸星大以外の選手たちの情報がほとんどない愛知学院高校ですが、愛知学院高校の監督は下のセリフを放ち、その存在を印象づけました。このセリフから、湘北高校と山王工業高校との試合を観ていた監督は、山王工業高校を追い詰めた湘北高校の活躍を評価しつつ、打倒山王を果たせるのは諸星大しかいないと考えているようだと考えられています。

アニメ「スラムダンク」で愛知の星こと諸星大の声を担当したのは声優の中尾みち雄さんです。愛知の星のアニメ声優・中尾みち雄さんは1964年8月11日に大阪府で生まれ、東京都出身です。また、愛知の星野アニメ声優・中尾みち雄さんの所属事務所は懸樋プロダクション、1987年から俳優や声優、ナレーターとして幅広く活動しています。

愛知の星のアニメ声優・中尾みち雄さんの主な出演作品をみていくと、アニメ「ONE PIECE」赤犬/サカズキ（中将時代）役、アニメ「忍たま乱太郎」東南風役、アニメ「ペルソナ4」江戸川役、アニメ「火の鳥」グズリ役、吹き替え「きかんしゃトーマス」ディーゼル261役などのキャラの声優を務めています。

また、アニメ以外にも吹き替え「スター・ウォーズ 反乱者たち」ブラザー・エイト役とアースキン・セマージ役、吹き替え「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」ペイジ役、特撮「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」暗殺宇宙人ナックル星人役などを演じています。この他に「セキスイハイム」の「ハイムさん」シリーズのCMや東急グループのCMのナレーターも担当しています。

こちらは「スラムダンク」の愛知の星こと諸星大に関するツイートです。諸星大が必ずストーリーに大きく関わってくると予想していたけれど、特に目立たずに終わったという感想となっています。

こちらも「スラムダンク」の愛知の星こと諸星大に関するツイートです。イケメンキャラとしても知られる諸星大が「スラムダンク」の登場キャラの中で最もかっこいいと評価されています。

こちらも「スラムダンク」の愛知の星こと諸星大に関するツイートです。アニメよりも出番の多い原作での諸星大の方が好きだという感想となっています。

いかがでしたか？「スラムダンク」に登場する愛知の星こと諸星大とはどんなキャラクターなのかを紹介し、その名言や初登場回、活躍シーンなどをみてきました。

そして、諸星大は愛知学院高校バスケットボール部に所属する選手で、愛知の星という異名と高い実力を持っています。しかし、作中では活躍シーンがあまり描かれておらず、初登場回でさえ森重寛の影に隠れてしまったため、ファンの間では「森重寛のかませ犬」というイメージで定着してしまったことが分かりました。

さらに、諸星大の性格やアニメ声優の中尾みち雄さんについて、そして彼の所属する愛知学院高校とはどんな学校なのかを紹介し、諸星大は全国的な知名度を誇る実力者でありながら、控えめで謙虚な性格であること、愛知学院高校は強豪校でありながら諸星大以外の選手の情報があまり描かれていないことが分かりました。皆さんもぜひ、活躍シーンに恵まれなかった実力者・愛知の星こと諸星大に注目してみてください！