【ワールドトリガー】別役太一は「本物の悪」？ボーダー入隊の経緯や実力は？

ワールドトリガー（ワ―トリ）は週刊少年ジャンプで連載が始まり、2019年からはジャンプスクエアで連載中の漫画です。作者は葦原大介、コミックは23巻まで発売されています。2014年にテレビ朝日系で始まったアニメ放送は、第2シーズンが2021年1月～4月まで放送、第3シーズンが同年10月から放送予定となっています。

ワールドトリガー（ワ―トリ）は、作者・葦原大介の連載作品としては第2作目となります。この作品は、2011年の読み切り作品「実力派エリート迅」を基にして作られました。ワールドトリガーは連載中の漫画の他にも、2013年にヴォイスコミック化され、さらに、バンダイナムコエンターテインメントからゲーム作品が発売されています。

異世界の近界民（ネイバー）による侵攻を止める手段として、界境防衛機関「ボーダー」が登場し、そのおかげで三門市の人々は平穏に暮らしています。ボーダーのC級隊員で、中学生の三雲修はある日、ネイバーの空閑遊真と出会います。遊真は人を探すために三門市にやって来たと言い、三雲修は自身がボーダーであることを打ち明けます。やがて二人は共にボーダーの隊員となり、戦いの日々を送るようになります。

ワールドトリガー（ワートリ）の別役太一はコミック6巻の大規模侵攻編で初登場しました。別役太一はボーダー鈴鳴支部のB級部隊・来馬隊（鈴鳴第一）に所属するスナイパーです。別役太一は16歳（高校生）、誕生日は11月27日です。家族構成は両親と祖母、身長は168㎝、くじら座で血液型はB型、好きな食べ物はトマト系（ナポリタンなど）、そして、ジオラマを作ることです。いつも耳あてのついた帽子を愛用しています。

ワートリの別役太一について、作者の葦原大介は「本物の悪」と言っています。その理由について見ていくと、日頃から何かと失敗をすることが多い太一は、「ドジっ子」と言われるようなキャラクターです。例えば、太一は来馬隊長のためにカップ麺を作ろうとして失敗、新しいカップ麺も落としてしまうなど失敗ばかりです。鈴鳴第一の本部でも太一が失敗して物を壊すことを警戒し、なるべく物を置かないよう気を遣っています。

太一の失敗は周りに多大な影響を及ぼしますが、悪気は全くなく、ただ天然な「ドジっ子」だということです。そんな太一はみんなから愛されており、太一が愛用している帽子は「ドジっ子」ぶりを心配した来馬隊長が、ケガをしないようにとプレゼントしたものです。「本物の悪」と言われる太一ですが、みんなに愛されるキャラクターだということです。

別役太一は県外でスカウトされてボーダーに入隊し、1年半ほど経ちました。別役太一が所属する来馬隊の隊長・来馬辰也以外のメンバー全員、県外からスカウトされて入隊しています。ちなみに、来馬隊のメンバーは、隊長でガンナーの来馬辰也、アタッカーの村上鋼、オペレーターの今結花、そしてスナイパーの別役太一の4名です。穏やかで温かい性格の来馬隊長にメンバーたたちは皆、厚い信頼を寄せており、強い絆で結ばれています。

ワ―トリの別役太一のトリガーについては、基本的にイーグレットをメインに使用します。来馬隊長との連携で戦闘することも多く、その時はライトニングを使用します。太一は入隊したのが1年半前ということで戦闘経験が乏しく、未だ頼りない所があります。しかし、那須玲のトリガーであるバイパーとトマホーク、それぞれの特徴を初見にも関わらず見抜くなど、県外からスカウトされたのも納得の才能・能力だと言われています。

Bランク戦のROUND7で作戦を立てたのが別役太一でした。屋内戦となったこの戦いで、鈴鳴第一はマップの選択権を得ました。そこで、主なステージとして「ショッピングモール」と「夜間」を選択した鈴鳴第一。すると太一が、ショッピングモールの照明のスイッチを操作する作戦を思いつきました。

影浦隊が集まってきたタイミングでスイッチをオフにし、影浦隊が暗視モードに切り替えた時、すぐさまスイッチをオンにすることで、視覚を混乱させるのが狙いです。この作戦はオペレーターの今結花とのコンビネーションが大切になります。結局、影浦には打撃を与えることはできましたが、相手の対応が早く、他のメンバーに撃たれてしまいました。しかし、この作戦は「太一にしか思いつかない」と来馬に評価されました。

ワートリの別役太一のかっこいい魅力の一つ目は、太一がいつも被っている帽子です。耳あてが付いている帽子で、太一は日頃から愛用しています。この帽子は先に紹介した通り、ドジな太一を心配した来馬隊長がプレゼントしたもので、玉狛支部の林藤陽太郎がヘルメットを被っているのを見て思いついたということです。

ワートリの別役太一のかっこいい魅力の二つ目は、落ち着きのない所です。太一はどんな状況になっても元気で前向きな性格で、チームの雰囲気を明るくしてくれます。元気なところが魅力の太一ですが、それは落ち着きがない、とも言えます。太一が動くと失敗をするというパターンにストレスを溜めているのが、オペレーターの今結花です。

今結華は太一が失敗するたびに注意をしたり、叱ったりしていますが、来馬隊のチームワークの良さは抜群で、太一の魅力のおかげで作戦会議では笑顔が絶えません。

ワートリの別役太一のかっこいい魅力の三つ目は、来馬が大切にしている熱帯魚に対する失敗です。来馬の趣味はアクアリウムで熱帯魚を育てています。そのアクアリウムを太一があれこれ触っているうちに、中にいたすべての熱帯魚を白ゆでにしてしまったことがあります。来馬は相当なショックを受けたと思われますが、太一に悪気がないことは分かっており、太一を許してあげました。

ワートリの別役太一のかっこいい魅力の最後は、成績が悪いことです。日頃から失敗ばかりの太一は学校での成績も非常に悪く、同級生の中で常に最下位という成績です。その悪さは影浦隊の仁礼光や三輪隊の米屋陽介と同じレベルで、ボーダーの中で一、二を争うほどです。それでも、いつも元気で明るい太一を、来馬隊の仲間は大きな心で見守ってくれています。

ここまで、ワールドトリガー（ワ―トリ）の別役太一について紹介してきました。ここで、アニメ「ワールドトリガー」で別役太一の声を担当している声優を紹介します。別役太一の声優は、アニメ第1シーズンは声優の増尾興佑、第2シーズンからは声優の草野太一が担当しています。

声優・増尾興佑は6月15日生まれ、青森県出身、2017年ころまで所億していた「青二プロダクション（ジュニア）」を離れ、フリーで活躍しています。主な出演作は、2016年ゲーム「オール仮面ライダー ライダーレボリューション」と「仮面ライダー バトライド・ウォー創生」で仮面ライダーキバ、2017年OVA「蒼き雷霆（アームドブルー） ガンヴォルト」アキュラ、などです。

声優・草野太一は11月4日生まれ、大阪府出身、「青二プロダクション」に所属しています。主な出演作は、2019年ゲーム「GOD EATER RESONANT OPS」ラウリン、2020年「ミュークルドリーミー」小山田健二、2021年「Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜」陸岡樹果、などです。

ワ―トリの別役太一はいつも失敗ばかりしている「ドジっ子」です。そんな太一の表情や動きがかわいいということです。特に、戦闘シーンで照明のスイッチをオフにする時の掛け声「スイッチョフ‼」や、トレードマークの帽子がヒラヒラするところが欠かせないという感想です。

ワ―トリの別役太一が来馬隊長のためにカップ麺を作ろうとして二つとも失敗したシーンがあります。その時に太一を初めて見て、可愛い子だと思ったという感想です。

ワ―トリの好きなキャラクターは那須先輩だということですが、別役太一が来馬先輩をかばうシーンが好きだということです。太一は周りの人を巻き込んでしまうほどの「ドジっ子」で、作者からは「本物の悪」と言われています。しかし、来馬隊長を守る姿がかっこ良いという感想です。

いかがでしたか？ワールドトリガー（ワートリ）の別役太一について紹介してきました。別役太一は周囲まで巻き込んでしまうほどの「ドジっ子」で、作者の葦原大介から「本物の悪」と言われていました。しかし、優しく温かい来馬隊長をはじめ、仲間たちからも愛されるキャラクターでした。今後も別役太一の活躍に期待してワールドトリガーをお楽しみください。