2021年07月09日公開
2021年07月09日更新
【ワールドトリガー】B級ランク戦の結果・順位まとめ!ルールやA級昇格の条件は?
今回はワールドトリガーことワートリで開催されるB級ランク戦の結果・順位を紹介。ワールドトリガーでは2種類のランク戦があり、個人ランクとB級部隊のチームで対戦するB級ランク戦が存在しています。そして2種類の内、B級ランク戦はラウンド1~8まで開催されているため、物語の大半を占めていました。そこで基本的なルールやA級昇格の条件をまとめつつ、B級ランク戦の結果・順位、対戦の詳細を解説していきます。
目次
ワールドトリガーとは?
ワールドトリガー(ワートリ)の概要
『ワールドトリガー』とは、地球上の兵器が効かない怪物たちに対抗するボーダーの姿が描かれた漫画です。本作は週刊少年ジャンプから連載された読切作品『実力派エリート迅』を雛形として連載され、ワートリ、トリガー、WTといった略称で親しまれています。
また、2014年10月からはテレビアニメ1stシーズンの放送が開始され、2021年7月時点で2stシーズンが放送中、そして2021年10月からは3stシーズンの放送が開始される予定です。
ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ
ここではワートリのあらすじを簡単に紹介していきます。ワートリの世界では、異世界へと続く「ゲート」が存在しており、そこから地球上の兵器が一切効かない怪物「近界民(ネイバー)」が侵略してきます。
そんなネイバーを撃退するのが、主人公たちが所属する界境防衛機関「ボーダー」です。そしてワートリの主人公は空閑遊真、三雲修、迅悠一、雨取千佳の4人が登場しており、物語がスタートするのはその内の修と遊真が出会ったことがきっかけとなっています。
ワールドトリガーのB級ランク戦のチームの結果・順位をネタバレ
B級ランク戦ラウンド1の結果
- 玉狛第2:8ポイント(得点6、生存点2)
- 吉里隊:0ポイント
- 間宮隊:0ポイント
0ポイントの結果となった吉里隊は、ガンナーの吉里、オールラウンダーの北添、アタッカーの月見、オペレーターの朝霧で編成された近・中距離を得意とするチームです。しかし、B級ランク戦初日に遊真に一瞬で倒されたことで0ポイントスタートとなり、その後もポイントをとることなく順位がB級16位からB級17位に下がってしまっています。
次に吉里隊と同様に0ポイントの結果となった間宮隊は、遊真の動きに驚いている隙を突かれて千佳の大砲で吹き飛ばされた後、遊真に首をかき切られて敗北してしまいます。修は大規模侵攻の怪我が原因でランク戦に参加できませんでしたが、遊真と千佳だけで敵を圧倒していました。その結果、遊真の強さと千佳のトリオン量の多さが注目されることとなり、玉狛の順位が一気にB級中位12位にランクアップしています。
B級ランク戦ラウンド2の結果
- 玉狛第2:6ポイント(得点4、生存点2)
- 諏訪隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 荒船隊:1ポイント(得点1、生存点0)
2ポイントを獲得した諏訪隊はガンナーの諏訪と堤大地が大量に射撃を放ち、アタッカーの笹森がシールドを張って2人を支援する戦闘スタイルです。非常に攻撃力が高いチームですが、ランク戦では不利なマップを選ばれたことで修の戦略に乗せられてしまいます。その結果、2ポイントの獲得のみでB級12位の順位となりました。
次に1ポイントを獲得した荒船隊は荒船、穂刈、半崎の3名全員がスナイパーで構成されている珍しいチームです。チームの隊長である荒船は元アタッカーでもあるため、時にアタッカーとして柔軟に対応しており、陣形もしっかりと取れています。修の作戦で荒船との戦いを余儀なくされ敗北してしまいますが、1ポイントを獲得していました。そんな荒船のランクはB級11位の順位となっています。
B級ランク戦ラウンド3の結果
- 玉狛第2:4ポイント(得点2、生存点2)
- 那須隊:3ポイント(得点3、生存点0)
- 鈴鳴第一:2ポイント(得点2、生存点0)
3ポイントを獲得した那須隊は、那須玲、熊谷友子、日浦茜、志岐小夜子と4人の女子チームのみで編成されています。戦術スタイルは隊長の那須がワイパーで攻めている内に、熊谷と日浦の2人がサポートするというものです。今シーズンのB級ランク戦は終了後に日浦茜の脱退が決まっているため、「4人で戦える最後のランク戦する」という気持ちで作戦を練っています。那須隊の順位はB級上位7位となっていました。
次に2ポイントを獲得した鈴鳴隊は、チームメンバー全員が県内スカウトを受けて揃えられたチームです。チームのメンバー編成はガンナーの久馬、アタッカーの村上、スナイパーの別役、オペレーターの今(こん)です。B級ランク戦では鋼のサイドエフェクト(睡眠学習)を戦術に活かしながら、久馬や別役がサポートに回っています。
その結果、対戦相手の玉狛から2ポイントを獲得しましたが、遊真が水中戦に持ち込み試合を有利に運んだことが原因で敗北。鈴鳴はB級8位の順位となっています。今回、2チームよりもポイントが上回ったことで勝利した玉狛第2は、B級5位の順位にランクアップしていました。
B級ランク戦ラウンド4の結果
- 二宮隊:3ポイント(得点3、生存点0)
- 影浦隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 東隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 玉狛第2:1ポイント(得点1、生存点0)
3ポイントを獲得した二宮隊は個人ランク2位の強さを持つ二宮を中心にした、頭脳と高い戦闘力を伏せ持ったイケメン集団です。戦術は二宮が狩りをおこない、それをガンナーの犬飼、アタッカーの辻新など他の隊員が援護するというシンプルなものですが、元A級隊員であるため最強の一手でもあります。現在、二宮隊の順位はB級1位となっています。
次に2ポイントを獲得した影浦隊は、ゾエのメラオラを合図に全員が自由に動き回る戦闘スタイルです。そのためチームの統制が取れていませんが、1人1人が持つ高い戦闘力でチームとしての戦術が成り立っています。そして隊長の影浦は悪意を感じ取れるサイドエフェクトを所持しているため、不意打ちが効きません。影浦と対戦した玉狛第2は作戦の立てようがない状況に陥っていました。
ランク戦終了後の影浦隊はB級3位の順位となっています。影浦隊と同様に2ポイントを獲得した東隊は、A級1位の部隊を率いた最初のスナイパー・東隊長を中心にしています。そのため、二宮隊・影浦隊・玉狛第2が油断した隙を逃さずに撃ち落とすことで得点を獲得していました。ラウンド4はB級上位陣のチームがかたまっていたため、玉狛は苦戦しています。そのため、玉狛の順位はB級8位にランクダウンしてしまいました。
B級ランク戦ラウンド5の結果
- 玉狛第2:7ポイント(得点5、生存点2)
- 香取隊:1ポイント(得点1、生存点0)
- 柿崎隊:1ポイント(得点1、生存点0)
1ポイントを獲得した香取隊は、マスタークラスの実力を持つ香取が攻め、それをアタッカーの三浦とガンナーの若村がサポートする戦術を取ることが多いです。しかし、今回は修のワイヤーを使ったトラップによって香取が攻めることができずに敗北してしまいます。現在、香取隊はB級11位の順位となっています。次に香取隊と同様に1ポイントを獲得した柿崎隊は、元々嵐山隊のチームに所属していたメンバーで編成されたチームです。
そのため、柿崎隊は嵐山隊と似たような戦術を取ることが多く、柿崎、照屋、巴虎の3人で一斉攻撃するといった戦術スタイルとなっています。格上相手には慎重になってしまうというのがランク戦で伸び悩む種となっているようで、今回のランク戦でB級13位の順位になっています。ラウンド5で勝利した玉狛は、B級4位にランクアップしていました。
B級ランク戦ラウンド6の結果
- 玉狛第2:4ポイント(得点4、生存点0)
- 生駒隊:3ポイント(得点1、生存点2)
- 王子隊:3ポイント(得点3、生存点0)
3ポイントを獲得した生駒隊は、作戦を大雑把に立てるのが特徴的です。好き勝手に行動しているチームメンバーではありますが、常にB級暫定3位をキープしていることからチームメンバー1人1人の能力の高さがうかがえます。そんな生駒隊の現在の順位はB級4位で、ワンランク下がっているようです。
次に生駒隊と同様に3ポイントを獲得した王子隊は、敵を1人に絞って全員で狩る戦闘スタイルが特徴的です。B級ランク戦では、修をターゲットにしていました。そんな王子隊の現在の順位はB級5位となっています。今回はワイヤー戦法があったおかげで玉狛第2の勝利で終わり、順位は4位となりました。
B級ランク戦ラウンド7の結果
- 玉狛第2:6ポイント(得点4、生存点2)
- 東隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 影浦隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 鈴鳴第一:1ポイント(得点1、生存点0)
B級ランク戦ラウンド7で玉狛第2の対戦相手となったのは、以前戦った東隊・影浦隊・鈴鳴隊の3チームとなっていました。今回はショッピングモールの中での対戦です。玉狛第2はチーム合流を目指していましたが、影浦隊と鈴鳴第一から、遊真とヒュースがマークされていたため動きづらい状況となっていました。
そこで、ヒュースと遊真は連携を取り合うことで3ポイントを獲得。千佳はメテオラでショッピングモールを粉々にしつつ、爆発で巻き込まれた隊員から1ポイントを獲得していました。そして最後は、千佳の爆発攻撃によって敵が撤退する形で遊真と千佳が生存点を得ています。結果、玉狛第2の勝利で終わり、順位がランクアップしてB級3位となりました。
B級ランク戦ラウンド8の結果
- 玉狛第2:6ポイント(得点4、生存点2)
- 二宮隊:3ポイント(得点3、生存点0)
- 生駒隊:2ポイント(得点2、生存点0)
- 弓場隊:2ポイント(得点2、生存点0)
最終ラウンドにおける玉狛第2の対戦相手は、生駒隊・二宮隊・弓場隊の3チームとなりました。弓場隊以外の2チームは先で解説しているため、ここでは弓場隊を中心に解説していきます。今回、弓場隊は2ポイントを獲得していますが、神田が大学受験のために弓場隊を辞めてしまっているため、その穴が大きくB級ランク4位から8位まで落としてしまっています。
今回のB級ランク戦の結果は玉狛第2の勝利で終わりました。千佳は今まで人を撃つのを嫌がっていましたが、何とか普通の弾丸を放って1ポイントを獲得しています。そして最終ラウンドを経て、玉狛第2はB級2位の順位に落ち着きました。
ワールドトリガーのB級ランク戦のルールやA級昇格の条件を考察
考察①B級ランク戦のルール
- 通常のトリガーを使用しなければならない
- ブラックトリガーを使用することはできない
- サイドエフェクトが使用できる
- 途中でチームの人数を増やすことができる
- 他の隊員をベイルアウト(緊急脱出)させると1ポイント加算される
- 最後まで残った隊員のチームに生存点2点が加算される
- 自発的なベイルアウトは他の隊員との距離(敵が半径60mにいない)によって可否が決まる
- オペレーターのフォローで感覚支援を受けることができる
- マップの選択権はポイントが一番低いチームが決める
ワートリでランク戦というと、個人ランク戦とチーム対抗の部隊が揃ったB級ランク戦の2種類があります。個人ランク戦はその名前の通り1人でポイントを稼いでいくのですが、B級ランク戦はB級隊員のみが参加し、3または4人チームの対戦形式となっています。そしてB級ランク戦にはルールも存在しており、全部で9つのルールを遵守しなければなりません。
考察②B級ランク戦の解説人
ワートリのB級ランク戦には解説人が付いています。そして解説人以外に進行を進めるのが、非番オペレーターのゲストです。ゲストは2人以上選ばれるのですが、実はこのゲストがかなり豪華で、たとえば迅と太刀川の2人がゲストとして解説席に座ったことがありました。ゲストがどのような理由をもとに選ばれているのかは分かりませんが、基本的にA級の非番隊員やB級ランク戦に参加していない隊員が選ばれているようです。
考察③A級昇格の条件
B級ランク戦で対戦するとB級隊員の実力がランキング形式で発表されますが、果たしてB級ランク戦の試合結果はA級昇格へと繋がっているのでしょうか?まず、B級隊員がA級隊員に昇格するための条件は具体的に判明していません。おそらくB級ランク戦の結果とA級昇格との関連性は低く、現在分かっているのはB級で成果をあげなければ話にならないということだけです。
考察④今期は特別にB級上位も個人で遠征に行ける?
ワートリのB級ランク戦の今シーズンは主人公の三雲たちが参加したこと以外に、色々と変化したシーズンでもありました。中でも遠征部隊に関する大幅な変更が注目されています。その変更した内容というのが、遠征に行けるメンバーがA級隊員だけではないということです。これまではA級隊員だけが遠征部隊に選ばれていたのですが、なぜこのような変更を加えたのでしょうか?
今シーズンは通常よりも前倒しで遠征をおこなう予定であることと、千佳が遠征に同行することになったことが変更を加えた理由となっています。千佳が参加することになったことで、遠征艇の燃料であるトリオン補給がスムーズになり、遠征艇を多くした上で遠征人数を増やすことができるようになりました。そしてB級ランク戦のポイントに関係なく実力があると判断されたB級2位までを遠征に参加させるようになっています。
ワールドトリガーのB級ランク戦は長すぎる?全員の成長も考察
考察①B級ランク戦が長すぎる?
どうやら、ワールドトリガーの読者の中には、B級ランク戦が長いという意見が出ているようです。確かにワートリにおけるランク戦は物語の話のほとんどを占めています。もしかすると、ランク戦ではなくネイバーとの戦いを楽しみにしている方から、長すぎるという意見が多く出ているのかもしれません。
考察②B級ランク戦を通して全員が成長した?
B級ランク戦の結果で遠征に参加できなくなったB級隊員も当然いるのですが、遠征に参加することを目標にしていたためか対戦時の隊員たちはかなりの熱量を持って参加していました。成長している登場キャラや、チームのためにポイントを稼ごうと捨て身の行動を取る姿など涙を誘うシーンが多く描かれています。ワートリは主要キャラ以外だけでなく、その他のキャラの心理描写が描かれている所が人気の1つと言えるでしょう。
ワールドトリガーのB級隊員一覧
B級上位
- B級2位:玉狛第2(三雲隊)
- B級3位: 影浦隊
- B級4位: 生駒隊
- B級5位: 王子隊
- B級6位: 東隊
- B級7位: 那須隊
ワールドトリガーのB級上位にして1位に位置する二宮隊は、隊員の規律違反の処分を受ける形でB級に降格した元A級部隊です。そのため、A級の名残で白地に黒のミルククラウンがデザインされた固有エンブレムとなっています。
B級中位
- B級9位:鈴鳴第一(来馬隊)
- B級10位: 荒船隊
- B級11位: 香取隊
- B級12位: 諏訪隊
- B級13位: 柿崎隊
- B級14位: 漆間隊
ワールドトリガーのB級中位にして中位トップの9位に位置する鈴鳴第一は、支部所属ながらB級ランク戦に参加している唯一の部隊です。ランク戦開始時点では8位に位置していました。アタッカーランク4位の村上を擁しています。
B級下位
- B級16位 海老名隊
- B級17位 早川隊
- B級18位 吉里隊
ワールドトリガーのB級下位にして下位のトップに位置する海老名隊は、ランク戦実況でおなじみの武富が所属しています。ランク戦開始時は18位でしたが、B級ランク戦ラウンド5で活躍し16位となりました。
ワールドトリガーのB級のランク戦に関する感想や評価
【ワールドトリガー】
— よいち (@yoichi_0_) July 1, 2021
これもマンガやアニメ見た、普段なら推しにならんだろというキャラ推しになるという謎を発揮。B級ランク戦が最高に面白いから見てくれ
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で開催されたB級ランク戦に関する感想があがっています。どうやらワールドトリガーに登場するキャラがB級ランク戦で好評のようです。B級ランク戦では、キャラの心理描写やどのような活躍を見せてくれのかをチェックしてみると良いかもしれません。
ワートリはけっこう最近履修始めた民だから
— lenti(れんてぃ) (@omphalotus) July 2, 2021
細かい事とか全然把握できてないのだけど
B級はランク戦あるけど
A級はランク戦をやっている気配がないけど
まったく描写されていない(私が気づいていない)だけで実はやっているの?それとも別の手段で決めているの?
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で開催されたB級ランク戦とA級ランク戦に関する感想があがっています。どうやら、B級ランク戦が開催されているということからA級ランク戦についても気になるようです。B級隊員が目指すA級隊員の試合を見てそれぞれの戦闘力を比較したいという方もいるかもしれません。
ワートリのB級ランク戦最終ラウンド、くらっちがハウンドの解説→修ハウンドの流れがマジで好き。
— にゅい(めいん) (@024LiSAimeReoNa) July 2, 2021
というかワートリこういう流れの構成が本当にうまいと思う。
あとはラウンド7の視覚支援大変だよねって解説からの照明いじりとかも
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で開催されたB級ランク戦の最終ラウンドに関する感想があがっています。どうやらこの方は最終ラウンドでくらっちが解説し、修ハウンドになる流れが好きなようです。ラウンド7の視覚支援に関する解説も好きなシーンとなっているようなので、最終ラウンドとラウンド7の解説に注目してみると良いでしょう。
ワールドトリガーのB級ランク戦まとめ
『ワールドトリガー(ワートリ)』で開催されたB級ランク戦の結果・順位まとめつつ、B級ランク戦のルールやA級昇格の条件を考察してきましたがいかがでしたか?B級ランク戦は『ワールドトリガー(ワートリ)』の丁寧な心理描写とキャラの熱量という魅力が存分に引き立てられた戦いでした。
B級ランク戦がA級隊員への昇格条件に関係しているのかは分かりませんでしたが、遠征に参加するメンバーの選抜に必要な戦いとなっています。そしてB級ランク戦を経たことで多くのキャラが成長していますが、中でも主要キャラが所属する玉狛第2の成長と、順位の変動ぶりには目を見張るものがありました。今後、『ワールドトリガー』のキャラがどのような成長を見せていくのか注目しておきましょう。