【シャーマンキング】パスカル・アバフはチョコラブの持霊！能力や名セリフも紹介

『シャーマンキング』の物語ではチョコラブの持霊であるパスカル・アバフが登場しています。世界に笑いの風を吹かせるコメディアンを目指すチョコラブと行動を共にするアバフですが、彼の性格は前向きで、頼りがいのある先輩という雰囲気を醸し出していました。そこで今回はパスカル・アバフがどんな人物なのかを具体的に紹介していきます。それではまず、パスカル・アバフのプロフィールと作品情報を見ていきましょう。

『シャーマンキング』とは、霊能力者(シャーマン)同士の戦いを描いた漫画およびアニメ作品です。本作は2021年3月時点でシリーズ累計発行部数が3800万部を突破した人気作品となっており、1988年から週刊少年ジャンプで連載が開始されました。ジャンプでは2004年まで連載され、2018年からは講談社へと移籍後に『SHAMAN KiING』のタイトルで展開されています。

ここでは『シャーマンキング』のあらすじを簡単に見ていきましょう。主人公はさまざまな霊と交流できる霊能力者(シャーマン)の麻倉葉です。物語は彼が目標に掲げた、シャーマンを統べる「シャーマンキング」を目指すという展開を中心に進行していきます。そしてシャーマンキングを決める戦い「シャーマンファイト」に葉が参加することになったことで、さまざまなシャーマンたちと出会い、激闘を繰り広げていきます。

『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフとは、1000年前に開催されたシャーマンファイトで活躍したインディオの少年の霊です。彼の死後、ハオとの戦闘におけるその雄姿がインディオの人々に勇気と希望を与え、インディオの人々に崇拝される神になったと同時に精霊化しています。どうやらオルメカの巨石人頭像のモデルとされているようです。

普段は巨石頭像の姿ですが、自身の記憶を思い出すことでかつての美少年の姿に戻ります。作中ではチョコラブの持霊として登場していましたが、持霊になる前はG.S(グレートスピリッツ)内にあるインディオのコミューンに存在していました。そのため最終決戦後はG.Sへと帰っています。

『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフは、インディアの人々に勇気と希望を与えたことで崇拝された神であることが分かりました。一方、アバフを持霊にしているチョコラブは世界に笑いを届けるコメディアンを目指しています。では、そんな2人はどのような関係を構築しているのでしょうか？ここからはチョコラブのプロフィールと、チョコラブとアバフの関係性を具体的に解説していきます。

パスカル・アバフを持霊にしているチョコラブ・マクダネルは、黒人系のアフロヘアーが特徴的な少年です。ニューヨークで殺人鬼と呼ばれたほどの元ギャングですが、クリスマスの日に年老いたインディオのシャーマンに出会ったことでコメディアンの道に進む決意をしています。

そのため、「笑いへの想いと過去への償い」がシャーマンとしての精神の源となっています。そしてシャーマンキングを目指す理由にコメディアンの夢が関係しており、シャーマンキングになった暁には世界に笑いの風を吹かせようとしていました。

パスカル・アバフと出会ったのは、シャーマンキングを決定するシャーマンファイトの参加者として活動している時です。S.F中ルドセブらによって殺害された後にG.S内でオロナとの再会と同時に修行することになり、パスカル・アバフと出会っています。その後、サティによって蘇生されていました。

パスカル・アバフとチョコラブの関係は、チョコラブ、葉、蓮、ホロホロが地獄のコミューンに落ちた時から始まっています。パスカルはマタムネと手を組んでハオの暴走を止めるために奔走していましたが、チョコラブたちとの目的が一致したことでチョコラブの修行の手引きをすることになりました。

その結果、チョコラブはダブルO.S「ジャガーマン」を会得しています。その後、チョコラブはパスカル・アバフを「アバさん」と呼んでおり、持霊というよりも先輩後輩のような関係を築いているようです。

ここからは南米インディオの神であるパスカル・アバフの能力や強さを見ていきます。パスカル・アバフは神格化されたシャーマンの魂であり、ハオとの激戦を繰り広げたというだけあって豊富な知識と経験を持っています。霊力が10万となっているため強敵相手でも後れを取らない精霊と言えるでしょう。

上記の言葉はパスカル・アバフが、地獄のコミューンで自身の心の闇の化身に苛まれるリゼルフに向けて放った名セリフです。この名セリフからはパスカル・アバフの前向きな考え方がうかがえます。前向きな考え方がパスカル・アバフの精神的強さの源となっているのかもしれません。

こちらでは『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフに関する感想があがっています。どうやらこの方は悩みを抱えている時にパスカル・アバフのセリフを思い出すようです。「心の持ち方一つ」という結論に至っているようですが、アバフの名セリフから分かる通り、彼は前向きな考え方をしていました。おそらく、アバフの前向きな姿勢を見習おうとしているのかもしれません。

こちらでは『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフとジャガーマンに関する感想があがっています。どうやらこの方はアバフとチョコラブによるO.S「ジャガーマン」について強者のイメージを持っているようです。またチョコラブとアバフの強さから、チョコラブのギャグキャラという印象が付きにくいと感じているのが分かります。アバフの整った容姿と、前向きな考え方が影響しているのかもしれません。

こちらでは『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフに関する感想があがっています。パスカル・アバフのイラストが4枚あげられており、逞しいアバフ、かわいいアバフの姿を見ることができます。チョコラブとアバフが一緒にいる画像は先輩と後輩の関係性が似合っていると言えるのではないでしょうか？この方はアバフのかっこよさに注目しているようです。

こちらは『シャーマンキング』に登場するパスカル・アバフと好きな作品に関する感想です。どうやら、本作がテーマにしている「心の強さ」に魅力を感じているようで、その心の強さをうかがわせる一例となっているのがアバフとホロホロの会話となっているようです。自分を受け入れることや理解することがいかに大切か？心の強さを保つ上で大切だと教わったとのことなので、2人の会話を参考にしてみると良いでしょう。

『シャーマンキング』に登場するチョコラブの持霊「パスカル・アバフ」について、能力や強さ、名セリフを紹介してきましたがいかがでしたか？パスカル・アバフはチョコラブから「アバさん」、「先生」と呼ばれていることから、豊富な知識と経験を持ち合わせている精霊であることが分かります。

また、名セリフ「人はてめぇの思いひとつで幸せにも不幸にもなれる…」に続く言葉からはパスカル・アバフがいかに前向きな考え方をしているのがうかがえ、それがインディアの人々に勇気と希望を与える理由となっているかもしれません。

そんなパスカル・アバフだからこそ、チョコラブと先輩後輩の関係を築くに至ったと言えるでしょう。今回はパスカル・アバフについて紹介していますが、彼を持霊にしているチョコラブも本作の主要キャラなので、チョコラブについても探ってみると良いでしょう。