シャーマンキングの名言集!葉やマタムネなどの名セリフ・名シーンランキングも紹介

大人気漫画『シャーマンキング』をご存知でしょうか?『シャーマンキング』は幽霊と交流を図る事ができる”シャーマン”をテーマに制作された作品で、コミックを始め、アニメやゲーム化などで人気となりました。『シャーマンキング』は名言や名シーンの多い作品として知られており、主人公の麻倉葉や猫又のマタムネを始めとするキャラクター達のセリフの中から、今回は名言と呼ばれているものについて名言集としてご紹介します。

シャーマンキングの名言集!葉やマタムネなどの名セリフ・名シーンランキングも紹介のイメージ

目次

  1. シャーマンキングとは?
  2. シャーマンキングの葉の名言集
  3. シャーマンキングのマタムネの名言集
  4. シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP20~11
  5. シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4
  6. シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3
  7. シャーマンキングに関する感想や評価
  8. シャーマンキングの名言集まとめ

シャーマンキングとは?

シャーマンキングの概要

『シャーマンキング』の概要をご紹介します。『シャーマンキング』は武井宏之(たけいひろゆき)先生によって1998年から2004年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。単行本は全32巻が発売されており、全300話が収録されています。週刊誌での連載終了後も『シャーマンキング』の人気は衰えず、2007年には月に2巻のペースで「完全版」として新装版も発売され、全27巻が発売されました。

『シャーマンキング』は2001年から「テレビ東京」系列でテレビアニメ化も果たしており、『鋼の錬金術師』などの人気アニメで監督を務めた水島精二(みずしませいじ)さんが監督を務め、原作に比べてコミカルなシーンが多い事もあって全64話が大好評で放送されました。また劇中歌なども人気となり、登場するキャラクターのオリジナルソングもCDリリースされるなど、様々なジャンルで大きな注目を集めた作品となっています。

『シャーマンキング』に関しては、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた当時に、人気の低迷を理由に連載が突然終了となってしまう”打ち切り”という形で終わってしまった事もあり、「未完の名作」として当時大きな話題となりました。物語のクライマックスである「シャーマンファイト」の決勝戦を迎えようとしていた矢先に突然最終回を迎えた事で、結果的に「小山田まん太の見ていた夢」という唐突なオチが描かれました。

この不完全燃焼のまま終わってしまった結末が、改めて描かれる事をファンは待ち遠しく思っていたようで、「完全版」としてコミックスが新装される際に、大幅加筆が行われるという情報が公開された際には、当時のファンは大きく期待しました。そしてそんな当時のファンの期待を裏切る事なく、『シャーマンキング』は完全版コミックス内で「真の最終回」を迎え、ファンも納得の結末を迎えた異例の名作であると言われています。

シャーマンキングのあらすじ

『シャーマンキング』のあらすじです。森羅学園中等部の小山田まん太(おやまだまんた)は学校の帰り道に、近所の墓地で不思議な少年・麻倉葉(あさくらよう)と出会います。葉はまん太に墓地に眠る死者達と交流を図り、共に楽しい時間を過ごしていると語りました。まん太はそんな葉の様子に驚いてしまいますが、葉が実は幽霊と交流する事ができる”シャーマン”であると知り、徐々に葉と仲良くなっていきました。

そして葉はまん太に500年毎に行われているという、シャーマン達の戦いである「シャーマンファイト」への参加をする為にこの地を訪れた事を明かしました。葉の話す「シャーマンファイト」とは各国のシャーマン達が自身の能力を生かして戦い、「シャーマンキング」と呼ばれるシャーマンの頂点に立つ為に争っているもので、まん太は葉と行動を共にする内に様々なシャーマンと葉の戦いや、出会いを経験していく事になりました。

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シャーマンキングの葉の名言集

葉の名言「なんとかなるって…」

『シャーマンキング』の主人公である麻倉葉の名言集をご紹介します。葉は『シャーマンキング』の中でも特に、名言・名セリフの多いキャラクターですが、その中でも下記のセリフは葉の名言として有名なものになっています。葉の名言・名セリフ「なんとかなる」は『シャーマンキング』の作中で幾度となく登場するセリフになっています。

葉は過酷な環境で育ってきた少年ですが、本人は至って穏やかで温厚な人物です。そんな葉の「なんとかなる」は一見適当なセリフに聞こえてしまいますが、葉の背負っている使命や運命の重さを考えると、とても深い名言として聞こえると言われています。葉は他者に「なんとかなる」と言いながら、同時に自分自身を信じる為にこのセリフを使っていたと言われています。

なんとかなるって。
なんでもやってみなきゃはじまんねえだろ?

葉の名言「やったらやり返される…」

『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の名言集2つ目は下記のセリフです。前述したように名言・名セリフの多いようですが、下記のセリフは特に現代社会において心に響く名言として知られています。このセリフは葉の友人であるチョコラブが、自身の行いの因果応報によって命を落とし、その仇である人物がハオによって殺されそうな名シーンで登場しました。

「やられたらやり返す」というのが通常の考え方で、仇である人物がハオに殺されるのも自身の行いによるものとするのが因果応報ですが、葉はその理を否定します。「誰かが止めなければ」と永遠と続く負の連鎖を断つ為に、仇である人物を葉はハオから救いました。恨みを続けていく事は簡単ですが、葉はそれを勇気を持って止める事ができる人物である事が分かる名言・名セリフになっています。

法の社会で法を破りし者は法に罰せられ、
無法の世界では例えその身に何がおきようと法に守られることは無い。
やったらやり返される。でも大切なのは心だ。
オイラ達には、その覚悟がある。

葉の名言「それは神頼みじゃなくて…」

『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の名言集3つ目は下記のセリフです。名言・名セリフの多い『シャーマンキング』の中でも、下記のセリフが登場するのは名シーンとして有名なエピソードとなっています。日本人であれば誰しもが経験した事がある「初詣」について葉が語っている名シーンですが、このセリフは多くのファンの心に残る名言となっていました。

こちらの名言・名セリフが登場したのは「恐山ル・ヴォワール編」という本編の番外編として掲載されたエピソードでの事でしたが、「恐山ル・ヴォワール編」はこの名シーンの為に描かれたというファンがいる程、このセリフは人気があり、『シャーマンキング』の名言・名セリフとして親しまれているようです。

年の初めに神様の前で願いを言う。けどそれは神頼みじゃなくて、自分に誓いを立てることなんだ。
今年は何をしたいとか今年の自分はこうありたいとか、誰にも縛られず、一番揺らぎやすい自分のココロを神様に約束することで釘をさす。

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シャーマンキングのマタムネの名言集

マタムネの名言「これは心が決めた事…」

次は葉が過去に共に旅をしていた猫の精霊で、猫又のマタムネの名言集をご紹介します。マタムネは葉と同様に名言・名セリフの多いキャラクターで、過去にはハオに飼われていたという経験から、非常に趣の深いセリフが多くなっています。そんなマタムネのセリフの中でも、下記のセリフは特に有名な名言となっています。マタムネは『シャーマンキング』のキャラクターの中でも特に”心”について語る事が多いキャラクターです。

そしてこのセリフはマタムネの大きな信条を表したものになっています。人は誰しも生きていれば様々な選択を強いられる場面に遭遇します。そんな中で、自身の心で決めた事を信じて行動する事は、とても難しく、同時にとても大切な事であると言われています。そんな人間のあるべき姿をマタムネが導いているセリフとして、ファンの間で人気のある名言となっています。

これは心が決めた事だから。

マタムネの名言「進むべき道は…」

マタムネの名言集2つ目は下記のセリフです。こちらもマタムネのセリフの中でも人気のある名言となっており、悩みを抱えている人の心に響く名言として様々な場面で用いられるセリフになっています。それぞれが別々の人間である事から、正解は一つではなく、自分の正解は自身の心で決めるべきだというマタムネのセリフは、様々な苦境に立ち向かう人々の支えになる名言と言われています。

この世の全てに答えなどなく、同じく等しい人間など一人もいない。
お前さんの進むべき道はいつも心で決めなさい。

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シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP20~11

20位:「友情か。僕にはよく分からないな…」

次は葉やマタムネに限らず、『シャーマンキング』に登場する様々なキャラクターの名言を名言集としてランキングでご紹介します。『シャーマンキング』の名言集第20位は下記のセリフです。こちらは葉の宿敵で、全てのシャーマンの中で最も「シャーマンキング」に近い人物であるハオの名言です。ハオの正体は葉の先祖である麻倉葉王(あさくらはお)でかつて大陰陽師として活躍した人物です。

ハオは自身の能力を駆使し、輪廻転生を操る事で幾度となく転生を繰り返し、やがて葉の双子の兄として現代に転生を果たした人物です。数多のシャーマンの中でもハオの巫力は強大で、その巫力故にハオは自分以外の人物を見下しています。そんなハオは友人と呼べる人物もおらず、元来孤独の中で生きてきた悲しいキャラクターで、そんなハオの孤独がよく分かる名言となっています。

友情か。僕にはよく分からないな。
僕は今まで一度たりとも人間に「友情」と言う感情を抱いたことがない。
力がありすぎるというのもまた切ないものだね。

19位:「俺の夢はなあっ!!なんたって…」

『シャーマンキング』の名言集第19位は葉の友人であるホロホロの下記の名言です。ホロホロは北海道出身のアイヌ民族のシャーマンで、アイヌの未来を担う人物として厳しい訓練を耐え抜いた人物です。そんなホロホロは広大な自然に宿る精霊を操る事ができ、コロロという名前の可愛らしい精霊を持ち霊として宿しています。

ホロホロは途絶えつつあるアイヌの後継者として自然を守る事を信条に掲げています。そんなホロホロの信条がよく分かるセリフが下記の名言で、ホロホロはシャーマンキングとなった後には「広大なフキ畑を作る」という夢があります。純粋で自然を愛するホロホロらしい名言となっています。

俺の夢はなあっ!!なんたって見渡す限り広大なフキ畑を作ることだからな!!

18位:「こうなりゃビビってる…」

『シャーマンキング』の名言集第18位はホロホロの下記のセリフです。ホロホロは葉の仲間として主要戦力として活躍するキャラクターですが、その巫力はさほど強いものではありませんでした。ハオや葉のように天性の才能があるわけではないホロホロは血の滲むような努力によって「シャーマンファイト」へ出場する訓練を積んできた人物です。

そんなホロホロは「シャーマンファイト」で強大な巫力をを持つシャーマン達の凄烈な戦いを目の当たりにし、さらには戦いによって命を落とすシャーマンの姿を目にする事になりました。そんな過酷な戦いを目前としたホロホロは、自身の恐れを拭い去るように下記のセリフを口にします。自身が夢を抱いて鍛錬を行った日々を信じ、過酷な戦いに巻き込まれていく覚悟を決めた名シーンとなっています。

こうなりゃビビってる場合じゃねェ。
オレがシャーマンキングになるしかねぇだろ!!!

17位:「あたしはもう二度とあんな…」

『シャーマンキング』の名言集第17位は葉の許嫁である恐山アンナ(きょうやまあんな)の下記のセリフです。アンナは生まれながらにして強い霊能力を持った子供で、それ故に恐山に捨てられていたところを葉の祖母に拾われました。自身の強すぎる霊能力によって苦しめられた幼少期を過ごし、家の中に引き篭もる日々を送っていたアンナは、心に大きな闇と傷を抱えていました。

そんなアンナを恐れる事もなく、真正面から歩み寄ろうと努力してくれた葉に、アンナは徐々に心を開くようになっていきました。葉との出会いから、アンナは自分の能力と向き合い、「強くありたい」と願うようになります。そんなアンナが過去を断ち切り、前へ進もうとする名シーンに登場する名言となっています。

あたしはもう二度とあんなみじめな思いをしたくない。
この能力があろうがなかろうが関係ない。強くありたい。

16位:「力では風や水は…」

『シャーマンキング』の名言集第16位は葉の仲間である道蓮(たおれん)の下記の名言になっています。蓮は葉と出会うまで「全ての物を破壊する」事を目標に生きてきました。冷酷非道で人の命を何とも思わない人生を歩んできた蓮ですが、「シャーマンファイト」で葉と対戦し、蓮の心に変化が起きました。自身の攻撃を全て受け止めてしまう葉の力と、温かい人柄に「力で壊せないものがある」と悟ります。

下記のセリフは破壊する事で存在意義を見出してきた悲しい人生から、破壊だけが全てではなく、力以外の大切なものについて蓮が気付くきっかけとなる名シーンで登場した名言で、ファンの多い蓮の名言としては有名なセリフになっています。

力では風や水は壊せないのだな。

15位:「おめえが葉のダンナのとこに…」

『シャーマンキング』の名言集第15位は葉の仲間である梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)の下記の名言です。梅宮竜之介は「木刀の竜」として知られている地元の不良で、蜥蜴郎という幽霊に取り憑かれた事でシャーマンとして覚醒しました。この一件から葉を尊敬し、「旦那」と慕うようになります。竜は情に熱く、弱いながらも舎弟達に愛されており、ふとした瞬間に名言を口にする事で知られているキャラクターです。

下記のセリフは親に指示されて、自身の意思に反して葉の元を去ろうとするまん太に対して、竜が助言する名シーンでの名言です。この竜の名言を受け、まん太は自分のやりたかった事を思い出し、押し殺していた大切な物に気付く事ができました。そして竜と共にまん太は葉の元へ帰る為、二人で旅をするという展開を迎えました。

おめえが葉のダンナのとこにいたのは、そこにやりてえ事があったからだろ。

14位:「いくら御札で操られていようと…」

『シャーマンキング』の名言集第14位は葉が蓮の姉である道潤(たおじゅん)に投げかけた下記のセリフになっています。潤は御札を使用して死体であるキョンシーを操るシャーマンです。そして持ち霊の李白竜(りぱいろん)を道具のように扱い、御札で支配するように戦わせていました。そんな白竜の姿を見た葉が「心までは操れない」と口にすると、感情のない人形だと思っていた白竜が涙を流し始めます。

キョンシーを人形や道具だと思っていた潤にとって、白竜の涙は衝撃的なもので、この一件を元に潤は白竜の扱い方を変える事になりました。潤は白竜を自分のパートナーとして扱うようになり、かつての御札で支配した関係から脱却するきっかけとなった名シーンでの名言になっています。

いくら御札で操られていようと、こいつの心までは操ることはできないんだよ。

13位:「何が起こるかわかんねえ…」

『シャーマンキング』の名言集第13位は葉の下記のセリフです。「なんとかなる」が口癖の葉は、いい加減なようで実はとても懐の深いキャラクターです。そんな葉のセリフは多くのファンの心を動かし、支えとなっていました。作中のセリフではあるものの、自身の現実に置き換えて励まされる名言も多く、下記のセリフも悩みを抱えた人々の心に響く名言として有名になっています。

何が起こるかわかんねえ先の事におびえるよりも、
今オイラにとって何が大事かって事の方がよっぽど重要。

12位:「俺達、仲間じゃ…」

『シャーマンキング』の名言集第12位は竜と竜の仲間達による下記の名言になっています。地元のヤンキーとして多くの舎弟を引き連れる竜ですが、蜥蜴郎という悪霊に取り憑かれ、人が変わったように犯罪に手を染めるようになっていきました。そんな竜の姿を見た竜の仲間達が、竜を説得する為にかつて自分達が辛い思いをしていた時に竜に救われた「仲間」という言葉を、竜に投げかける名シーンでの名言となっています。

俺達、仲間じゃねェか。

11位:「思いっきり負けて、思いっきり…」

『シャーマンキング』の名言集第11位はアンナの下記の名言になっています。「シャーマンファイト」でファウストⅧ世(ふぁうすと8せい)と葉が対戦する事になり、ファウストはまん太を人質として捕らえてしまいました。これによって葉は自分自身を見失い、自身の巫力を使い切ってしまうという失態を犯します。敗北を覚悟する葉に対して、アンナは焦る事なくこちらのセリフを口にします。

「シャーマンキング」の妻になる事を誓い、未来を常に見据えているアンナのセリフは前向きで、「敗北から学ぶ」ように葉に声をかける名シーンとなっています。葉の妻であり、導き手としても活躍するアンナのセリフは、冷たいようで実はとても思いやりの溢れる名言が多いと言われています。

思いっきり負けて、思いっきり反省すればいい。
いい薬になるんじゃない?

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シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4

10位:「僕はこの時代に生まれ変わり…」

『シャーマンキング』の名言集第10位はハオの下記の名言です。ハオは前述したように輪廻転生を繰り返し、様々な時代を生きてきた経験を持っています。そんなハオが語る「人間の愚かさ」は心に響くものがあり、ハオでしか放つ事のできない説得力を持った名言となっています。ハオは冷酷非道な人物として描かれていますが、それは様々な時代を生き、人間の愚かさを目の当たりにしてきた結果であると考えるファンも多いようです。

僕はこの時代に生まれ変わり世界中をみて回ったけど、ただの一度だって戦争がやむ事はなかった。
そしてあらためて思ったよ。
なんだかんだ言ってもやっぱり人は争うのが好きなんだと。
周りはホントいい迷惑だよね。

9位:「冷たさは本物の…」

『シャーマンキング』の名言集第9位はホロホロの下記の名言です。ホロホロは単純で純粋な人物で、非常に情に熱い性格をしています。『シャーマンキング』の登場人物の中でも特に多くの熱量を放つ人物でもあり、そんなホロホロの「熱さ」が伝わる名言となっています。

ホロホロは北海道出身である事から、「氷」を主に使用する技で戦っています。こちらの名言は氷を使用しながら、暑苦しい程の熱血具合を披露しているホロホロらしい名シーンでの名言となっています。

冷たさは本物の……熱さに変わるってか…。

8位:「何かをしようとすると…」

『シャーマンキング』の名言集第8位はまん太の下記の名言になっています。まん太は気弱で、常に逃げ腰の臆病者な性格をしています。しかし、葉と出会い、葉と行動を共にする事でまん太は大きく変わっていきました。そんなまん太は、葉やマタムネ程ではないものの、等身大の名言が多いキャラクターとして知られています。

まん太は決して強くもなく凡人である事から、飾らないセリフが多く、葉やマタムネのように壮大な名言ではないものの、核心を突いてくるセリフが多く登場します。そんな名言の中でも、まん太という優しい人物の人柄がよく分かる名言となっています。

何かをしようとすると必ず賛成する人と反対する人がいる。
それはみんな大切にしているものが違うから。

7位:「精霊とは自然の中にある…」

『シャーマンキング』の名言集第7位はホロホロの下記の名言です。ホロホロは北海道の厳しい自然の中で育ち、自然と共存する事を選んで生きてきたアイヌの後継者である人物です。それ故に、誰よりも自然に敬意を示し、愛してきました。自然と共にある事を何よりも大切にしてきたホロホロは、自然に愛され、広大な大地に宿る精霊を持ち霊としています。そんなホロホロだからこそ放つ事ができる名言となっています。

精霊とは自然の中にある魂。
故、その力は人間にとってまさに自然の驚異そのものといえる。
お前らも自然の怖さはわかっているだろう。
中でもオレ達の生まれ育った北国じゃその厳しさはハンパじゃねぇ。
だからこそオレ達は、その自然を克服するのではなく、共存する道を選んだ。

6位:「良かった。僕は…」

『シャーマンキング』の名言集第6位はまん太の下記の名言です。まん太はかつて決して友達が多い人物ではありませんでした。しかし葉と出会った事でまん太はかけがえの無い友達を手に入れます。自分の命を顧みず、自分の為に戦ってくれる葉の姿を見てきたまん太は、本当の友達に出会えた事を感謝していました。そんな葉とまん太の友情がよく分かる名シーンとなっています。

良かった。僕は良い友達に会えたから。

5位:「あたしは「オレが世界を救う」なんて…」

『シャーマンキング』の名言集第5位はアンナの下記の名言です。アンナの名言は核心を突く事が多く、心に響く名言の多いキャラクターとして評価されています。そんなアンナの名言の中でもこちらのセリフは知名度が高く、アンナという人物の真髄が垣間見える名言となっています。アンナは葉の事を心の底から信頼しており、上面だけの強さを語る人物ではない事を理解していました。

あたしは「オレが世界を救う」なんて奴はもちろん信用しないし、
「やってやるぜ」ってガツガツした熱血マンが大キライ。
だってそんな奴らに限って己の欲望むき出しで、しかも口先ばっかり。
オレがオレがって普段調子の良いこと言ってる割には困難にぶつかるとすぐへこたれる。

4位:「たとえいくら裏切られようと…」

『シャーマンキング』の名言集第4位はマタムネの下記の名言です。マタムネは葉に続き名言の多いキャラクターで、マタムネの深い言葉は「心に刺さる」と多くの反響が寄せられています。その中で、下記のセリフはマタムネが「愛」について語る名言で、あまりに事の真意を突く的確な名言である事から有名になっています。

マタムネは猫でありながら霊能力を持ち、様々な苦境を乗り越えてきました。それ故に猫であろうとも、人間の真意については十分に理解しており、人間では無い事から鋭い切り口で言葉を選ぶ事ができるキャラクターです。こちらはそんなマタムネのセリフの中で、度々人間の世界で議論になる「愛の在り方」を的確に語る名言となっています。

たとえいくら裏切られようと信じる限りこちらから敵対する事などなく、
むしろ疑いを持たずに居られる事こそが何より自身の幸せである事。
それが愛なのだという事。

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シャーマンキングの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3

3位:「人間はそれほど汚くはない…」

『シャーマンキング』の名言集第3位は蓮の下記のセリフです。蓮は今まで冷酷非道な行いをし、破壊する事を全てとして生きてきました。それは自身の境遇を恨んでの事でしたが、多くの命を理不尽に奪っています。しかし葉と出会い、葉と戦った事で蓮の行ってきた事が間違いである事に気付きます。奪う事が全てだった蓮にとって葉との出会いは青天の霹靂でした。

ようやく自分が間違っていた事に気付く事ができた蓮でしたが、すでに多くの命を奪った後で、「自身の死を以ってしても償う事はできない」と蓮は自身の行いを鑑みる事になります。過去は変えられませんが、蓮が葉との出会いによって確実に前へ進もうと歩み始めた名シーンでの名言となっています。

人間はそれほど汚くはない。だがオレはそれに気づくまであまりに多くの人間を殺しすぎた。

2位:「だからぼくも助けなきゃ…」

『シャーマンキング』の名言集第2位はまん太の下記の名言です。葉は潤との戦いで苦戦を強いられていました。そんな逆境に立っていた葉の為に、まん太はある行動を起こします。弱虫で負け犬だったまん太が、自らの意思で自身の敵う筈のない相手に勝負を挑みに行きます。当然力の差は大きく、勝負は目に見えていましたが、まん太の必死な様子と熱い意思によって、まん太は葉の為に重要なアイテムを手にする事に成功します。

葉が幾度となくまん太に「友達」と投げかけ、信頼してくれたからこそ、まん太は自身の能力以上に勇気を出す事ができ、かつては勝負を挑む事もできなかった弱虫な自分からは想像もできないような力を発揮する事ができた名シーンとなっています。

だって葉くんには前に助けてもらったことがあるからね。
だからぼくも助けなきゃ。友達だもんね。

1位:「でもあたしはそれ以上に…」

『シャーマンキング』の名言集第1位はアンナの下記の名言です。アンナと葉の出会いは「恐山ル・ヴォワール編」で描かれました。自身の能力を悲観し閉じこもるアンナに対し、諦める事なく歩み寄る葉は当初相手にされませんでした。しかしアンナにとって葉は徐々に大切な人物へとなっていきます。アンナは自身の感情によって大鬼を生み出してしまう能力を持っていますが、葉にはアンナを揺さぶる要素が1つもありませんでした。

そんな大らかで穏やかな葉の人柄にアンナは惹かれていきます。あまり自身の気持ちをストレートに伝える事がないように思えたアンナですが、葉に対しての気持ちはとてもストレートに表現しています。葉に惚れ込んでしまったアンナの率直な好意を示す下記の名言は、名言の多いアンナのセリフの中でも特に人気があり、このセリフが登場する際の雪の中で佇むアンナの姿は、『シャーマンキング』の名シーンに数えられています。

でもあたしはそれ以上に…!この男を愛してしまった。

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シャーマンキングに関する感想や評価

こちらが自身の私生活が上手くいかない時に『シャーマンキング』を見て感動したという方の投稿です。『シャーマンキング』は「少年漫画」というジャンルの作品ですが、名言も多く『シャーマンキング』から様々な事を学んだという方も多い作品です。漫画という枠に執われる事なく、自身の生活に置き換えてバイブルとしている方も多く、過去の作品であるにも関わらず、現在でも多くのファンに愛されている作品となっています。

こちらは『シャーマンキング』の展覧会を訪れ、改めて『シャーマンキング』のファンである事に感謝したいという方の投稿です。『シャーマンキング』は2020年で20周年を迎え、20周年を記念して様々なイベントが開催されました。『シャーマンキング』に魅せられていたファンの方達からは、喜びの声が多く寄せられ、かつての感動を思い出し、再び作品を振り返った時に、再度魅力に気付かされるという感想も多く寄せられています。

連載終了から長い期間を経て、2020年現在に再び注目を浴びる事になった『シャーマンキング』は『SHAMAN KING THE SUPER STAR』として新章の連載も開始されました。葉やハオと言ったかつてのキャラクターも登場し、かつて『シャーマンキング』にハマったファン達の注目を集めています。

こちらは『シャーマンキング』の名言の中でもマタムネの名言が心に残っているという方の投稿です。『シャーマンキング』に登場する名言は、漫画という枠を飛び越えて、自身の生き方にも参考になるものが多いと話題になっています。そんな中でも特に猫又のマタムネの名言は心に響くと高評価が寄せられていました。

前述したようにマタムネは「心」や「愛」について語る事が多いキャラクターです。そしてそんなマタムネの「心」や「愛」に関する捉え方や表現の仕方は的確で、真意を突いていると評価されていました。この方もマタムネの名言を胸に、迷った時は「心」に問うようにしているそうです。

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シャーマンキングの名言集まとめ

『シャーマンキング』の名言に関するまとめいかがだったでしょうか?『シャーマンキング』は20周年を迎える2020年現在でも多くのファンに愛される作品です。そしてファンに愛されている理由として多く挙げられているのが、「作中に名言が多い」事でした。シャーマン達の命懸けの戦いを描き、死者との関わりをテーマに描かれている作品ですが、登場する名言は現代社会にも言い換える事ができるものばかりだと言われています。

『シャーマンキング』は「命」や「心」、「愛情」や「友情」に関して特に丁寧に描写されているエピソードが多く、この事からファンの間で名言とされるセリフが多くなっていると言われています。キャラクター達の抱える闇や、傷は少年少女が背負うにはあまりに重く、過酷なものでした。しかしそんな苦境に負ける事なく立ち向かう姿に勇気をもらったファンも多く、自分自身が救われたという声も多く寄せられていました。

前述したように『シャーマンキング』は2020年現在『SHAMAN KING THE SUPER STAR』として新章が連載開始されています。『シャーマンキング』の最終回後の世界を描き、かつての『シャーマンキング』のファンの間で期待が寄せられていました。そんな『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の前身である『シャーマンキング』をご覧になった事がない方は、是非この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?

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