【魔入りました！入間くん】悪食の指輪（アリクレッド）とは？正体や成長の過程も紹介

「魔入りました！入間くん」に登場する悪食の指輪とは、主人公の鈴木入間の指に装備されてから外れなくなってしまったアイテムです。悪食の指輪はただの指輪ではなく、魔力を食べたり喋ったりと大きな存在感があります。今回は、そんな悪食の指輪のモードや正体、アリクレッド、アリさんについて紹介していきます。

「魔入りました！入間くん」は週刊少年チャンピオンで2017年から連載されている漫画で、作者は西修さんです。お人好しの主人公鈴木入間が、自分勝手な親のせいで悪魔に売られてしまい魔界で学生生活を送るファンタジー作品です。そんな「魔入りました！入間くん」は2019年にアニメ化し、2021年4月から2期アニメが放送されています。

自分勝手な両親により悪魔に売られてしまった鈴木入間、魔界にきたことで絶望しますが彼を買った悪魔サリバンは鈴木入間を義理の孫としてかわいがります。そして悪魔学校バビルスに入学した鈴木入間はアスモデウス・アリスやウァラク・クララといった悪魔のトモダチたちとともに学園生活を送ります。

鈴木入間が入手した悪食の指輪の正体は「アリクレッド」と名乗る謎の存在で、鈴木入間からアリさんと呼ばれています。アリクレッド(アリさん)は魔力が足りなくなると周囲に襲い掛かりますが、その魔力を人間である鈴木入間が使えるというメリットがあります。アリクレッド(アリさん)が登場したばかりのときは影のような存在でしか描かれていませんでしたが、鈴木入間の位階が上がるにつれて自我が芽生えるようになりました。

そんなアリクレッド(アリさん)は鈴木入間の魔法により、タキシード姿の単眼小動物の姿で具現化することがほとんどです。また正体が謎であることを自覚しているアリクレッド(アリさん)は、基本的に鈴木入間の前以外で具現化することはありません。ちなみに、悪魔界でトップクラスの実力をもつサリバンに悪食の指輪が喋ることを相談したときに「指輪が喋るわけないでしょ」と言われます。

このことから、悪魔界でもトップクラスの実力と権力をもつサリバンであっても悪食の指輪の正体を知らないことがわかります。ちなみに、アリクレッド(アリさん)は鈴木入間の位階が上がるにつれてより成長していきます。

ここでは悪食の指輪の正体を考察していきます。「魔入りました！入間くん」に登場するキャラクターたちは、アスモデウス・アリスの元ネタが「情欲」の悪魔のアスモデウスだったり、ウァラク・クララの元ネタが「地獄の大総裁」のウァラクだったりと悪魔が元ネタになっていることが多いです。しかし、悪食の指輪のアリクレッド(アリさん)に対応する悪魔はいないようです。

そんな悪食の指輪の正体として考えられるのが、先代魔王のデルキラではないかという説があります。アリクレッドをローマ字表記したときに「Arikured」となり、それを逆から読むと「Derukira(デルキラ)となるためです。しかし、「魔入りました！入間くん」の作中でアリクレッド(アリさん)の正体がデルキラと名言されたことがありません。これから作中でその正体が判明するか注目しましょう。

ちなみにデルキラは「消失の魔王」と呼ばれている伝説的な存在で、デルキラがいなくなった魔界には新しい魔王がいません。作中でデルキラの正体は謎の状態ですが、その正体は人間ではないかという説があります。その理由のひとつが、生徒会長のアザゼル・アメリの家系で禁書となっている「初恋メモリー」の存在です。「初恋メモリー」は人間の存在を証明するものだとアザゼル・アメリは考えています。

そんな「初恋メモリー」が魔界にある理由が、前魔王のデルキラが人間界から持ち込んだ人間ではないかというのが理由のひとつです。また、デルキラの正体が人間ではないかという説の理由として収穫祭で登場した「レジェンドリーフ」が出現させた花が魔界にはないはずの桜だったからです。このときに、サリバンは収穫祭をつくった方はこの花を見せたかったのではないかと話しました。

もし収穫祭をつくったのがデルキラだったとすれば、人間界の桜を見せたかったからレジェンドリーフの開花の褒美として桜を用意したのではないかという説があります。

悪食の指輪の正体考察その2は、ソロモンの指輪との関係です。「魔入りました！入間くん」におけるソロモンの指輪は、魔王を目指すサブノック・サブロが幼いころから読み聞かせてもらっていた「魔王予言の書」に登場します。「魔王予言の書」のラストの部分に「彼は異郷より舞い降りて 右手に黄金(ソロモン)の指輪を宿す」とあり、それが悪食の指輪の正体ではないかという考察です。

そして悪食の指輪には「魔力を吸い取る」という特性があります。そのため、もともと悪食の指輪は悪魔には付けられないアイテムではないかと言われています。もし、悪食の指輪の正体が「魔王予言の書」に登場するソロモンの指輪だとすると、悪食の指輪を装着できる人間が魔王になることを示唆していると言えます。この正体考察が当たっているかどうかは、今後の展開で判明するのではないでしょうか?

ここからは悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の成長や初登場について紹介します。悪食の指輪は初登場してからしばらくは、影のような存在が具現化することはありましたが話したり自我をもった行動をすることがありませんでした。そんな悪食の指輪がアリクレッド(アリさん)として成長していくきっかけは、鈴木入間の位階です。

鈴木入間が悪食の指輪を入手したときの位階は「1(アレフ)」で、このときは悪食の指輪は暴走をするだけでした。その暴走は魔力を手当たり次第に吸収するためで、そのことに気づいたサリバンが魔力を吸わせることで暴走が収まりました。そして悪食の指輪が自我に目覚めたのは鈴木入間が位階「2(ベト)」に昇格したあとです。

師団(バトラ)の見学をしていた鈴木入間は、とつぜん悪食の指輪によって体を引っ張られてしまい魔具研究師団のアミィ・キリヲと衝突してしまいました。これは、悪食の指輪が自我をもって行動したことであると作中で判明しています。続いて悪食の指輪がアリクレッド(アリさん)として実体を持つようになったのは、鈴木入間が位階「3(ギメル)」になったあとです。

実体化したアリクレッド(アリさん)についてはのちの「悪食の指輪の実体化」の項で紹介します。鈴木入間が位階「4(ダレス)」になったあとの悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の成長は不明です。それは、鈴木入間が位階「5(ヘー)」になるまでアリクレッド(アリさん)が登場しなかったためです。

鈴木入間が位階「5(ヘー)」になってからのアリクレッド(アリさん)の成長は巨大化です。また、指輪から完全に分離できるようになりました。しかし、分離できるといっても一定距離までしか離れられない状態です。

「魔入りました！入間くん」で悪食の指輪が初登場したのは、鈴木入間が悪魔学校バビルスに入学したあとにおこなわれた飛行レースのときです。飛行レースが終わったあとは、位階袋鳥(ランクフクロウ)からそれぞれの生徒に合わせた位階のバッジが与えられます。この位階袋鳥はどんなことがあっても厳粛に位階を判定するため、何事にも厳しいナベリウス・カルエゴ先生も「どんなことがあっても決して動じぬ」と信頼しています。

そんな位階袋鳥ですが、鈴木入間の順番で異変が起こります。数百年鳴いたことすらない位階袋鳥が大きな鳴き声を上げ、鈴木入間には位階のバッジではなく悪食の指輪を渡しました。そして悪食の指輪は暴走し、カルエゴ先生は狂暴化する指輪を粛清するため鈴木入間の腕ごと吹き飛ばそうとします。そこにサリバンが現れ、大量の魔力を食べさせることにより鎮静化に成功しました。

「魔入りました！入間くん」で悪食の指輪を初使用したシーンは、ストラス・スージーの授業のときでした。魔生物担当のストラス・スージーの授業は、魔力で植物を育てるというものです。魔力がない鈴木入間は、同級生だちが授業でいろいろな花を咲かせるところを見てうらやましいと感じます。そして、悪食の指輪の魔力を発動する「クワンックワンッ」という詠唱をしました。

このときにサリバンから電話が。その内容は「魔力は使えるけど、出力調整していないから指輪は使っちゃダメ」というものでした。すでに魔力を発動させたあとで手遅れ、結果的に鈴木入間の鉢植えから巨大な桜の木が生えました。この桜の木は魔界にはないもので、鈴木入間が人間であると生徒会長にバレる要因のひとつになってしまいます。

悪食の指輪は先ほど紹介したとおり、調整しないと異常な魔力を放出することになってしまいます。その調整をするのはサリバンで、3段階のモードを使える状態にしました。そのモードは「小悪魔(デビル)モード」「悪鬼(デーモン)モード」「魔神(イフリート)モード」で、このほかにため込んだ魔力をほとんど開放する緊急モードがあります。

もっとも弱いモードの「小悪魔(デビル)モード」は、授業のようなちょっとした魔力が必要なときに便利に使えるモードです。「悪鬼(デーモン)モード」は「小悪魔(デビル)モード」より強力ですが、場合によって鈴木入間が使い分けるため、高い実力をもつ悪魔だと同級生たちに思わせることができています。そして、「魔神(イフリート)モード」は師団披露でキリヲに対して使用しました。

緊急モードについてはまだ作中で使用されていません。このあと緊急モードが発動されることがあるのでしょうか?

悪食の指輪の実体化したのは、鈴木入間が師団披露(バトラパーティ)で「トリッキー賞」を獲得して位階が「3」にアップしたことがきっかけです。指輪の化身が登場して、初登場シーンのときのように暴走するのではないかと焦る鈴木入間、それに対して「別に腹は減ってないよ」と指輪の化身が話します。指輪が話すことに驚く鈴木入間、それをよそに指輪の化身は鈴木入間に文句を言いました。

とくに、魔術の使い方に文句を言う指輪の化身は魔術の使い方を説明。そして、自身を変化させるように提案しました。その結果、魔術をうまく使いこなし実体化したのがすらっとした一つ目のアリクレッド(アリさん)です。

悪食の指輪が喋るようになった時期は、鈴木入間の位階が「4」に上がったあとです。魔術基礎学で变化の魔術の「チェルーシル」を学んだ鈴木入間は、食堂に向かうアリスとクララを呼び止めようとしました。そのタイミングで先ほど紹介したとおり悪食の指輪の化身が現れ、鈴木入間は焦ってしまいます。そして「別に腹は減ってないよ」と伝えたのが最初に喋ったシーンです。

悪食の指輪が喋るようになった理由は、鈴木入間の位階が上がったことではないかと言われています。「悪食の指輪の成長」の項で紹介したとおり、鈴木入間の位階が上がるごとに悪食の指輪が変化しているためです。また、鈴木入間自身が「ランクアップしたから悪食の指輪が喋れるようになったのではないか」と分析しているシーンがあります。

ちなみに、悪食の指輪に自我が芽生えた時期についてはアリクレッド(アリさん)自身も不明だと言っています。しかし、鈴木入間が師団見学をしているときに悪食の指輪が暴走したシーンの時点では自我が芽生えていたようです。その理由は、アリクレッド(アリさん)がキリヲがやばいやつだと教えてやったと話しているシーンがあり、すでに意思をもって行動していたことがわかるためです。

ここからは悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の活躍について紹介していきます。まずは「入間から入魔へ」についてです。ちなみに、入魔とは悪周期のような状態になり普段の鈴木入間とは正反対の暴力的で荒々しい性格の人格のことです。人間の鈴木入間には、悪魔特有の悪周期がありません。そんな鈴木入間はアメリが性格改変魔法をかけられた騒動のあとに、「もっと悪魔のことを知りたい」と言います。

それを聞いたアリクレッド(アリさん)は、鈴木入間に悪魔ならではの悪周期と性格改変を同時に体験させてあげるために、寝ている鈴木入間に「悪ーくなーれ 悪ーくなーれ」と魔術をかけました。結果的に、入魔という新しい人格を得た鈴木入間は、周囲に「悪周期に入った」と思わせる言動をするようになります。

そしてこのときに、アブノーマルクラスの教室の場所が気に入らないと入魔は考えました。その結果、魔王が使用していた王の教室を使わせてほしいとカルエゴ先生に直談判します。カルエゴ先生はそれに激怒しますが、入魔は自分たちが王の教室の生徒にふさわしいことを証明すると証明します。そして、性格が変わった入魔の活躍で、アブノーマルクラスは見事に王の教室を獲得しました。

続いて紹介する悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の活躍は、ウォルターパークでの戦いです。ウォルターパークとは魔界にある遊園地で、絶叫コースターや地獄の穴といったさまざまなアトラクションがあることが特徴です。悪魔学校バビルズの長期休みである終末日には遊びに行く場所として有名で、鈴木入間はアブノーマルクラスのメンバーたちとウォルターパークへ行きました。

まったく危険がないような場所に感じるウォルターパークですが、アトラクションを稼働させている巨大な魔力はウォルターパークの地下にある監獄要塞のウラボラス監獄に収容されている囚魔(人間でいう囚人のようなもの)から魔力を提供させているという秘密があります。そして、ウォルターパークで鈴木入間が出会ったロノウェ・ロミエールにウラボラス監獄のツアーを提案されます。

そして、鈴木入間たちがウォルターパークに来たタイミングで「あらゆる悪事にその集団あり」といわれる「六指衆」がウォルターパークを破壊して、ウラボロス監獄の囚魔たちを解放させる計画を立てていました。そして、ウォルターパークを破壊するために「赤龍(カーマイン・ドラゴン)」「青牛(マウンテン・ブル)」「黄鼠(パンサー・ラッド)」の魔獣が解き放たれました。

アブノーマルクラスのメンバーや、鈴木入間の護衛できたオペラたちが3匹の魔獣たちに立ち向かいます。しかし、ウォルターパークのアトラクションが崩壊して瓦礫になり、そこに子供たちが取り残されていました。悪魔の特性上、他者への情が薄いため子供たちを助けに行く悪魔はいませんでした。それに対してむかついていることに気づいた鈴木入間は、子供たちを助けに行きます。

そして、ウォルターパーク内での戦いは進み3体の魔獣たちを倒したかに思われました。しかしこのとき、赤龍の体が輝いてほかの魔獣を吸収し合体します。3体の合成魔獣に対してオペラ、バルム、そして戦わないと言っていたのに鈴木入間によって召喚されてしまったカルエゴ先生の3人が戦いを挑みます。その結果魔獣は瞬殺、しかし魔獣は最後のあがきでありったけの魔力を放出します。

そのときに「いける⁉アリさん!!」と鈴木入間はいい、魔獣の前に立ちはだかります。アリクレッド(アリさん)は、鈴木入間がなにをするか知らない状態で「おうよ!相棒!」とノリよく返事します。鈴木入間がやろうとしたことは、魔獣の魔力をすべて悪食の指輪で飲み込むという作戦でした。それに対してアリクレッド(アリさん)はやりたくないと拒否しますが、おだてて作戦を決行させます。

強力なモードであるイフリートモードで魔力を吸い込むよう指示する鈴木入間、見事にすべての魔力を吸い取ることに成功しました。しかし、魔力を吸い込みすぎたためアリクレッド(アリさん)は吐きそうになりながら指輪に戻っていきます。そしてしばらく具現化できなくなったアリクレッド(アリさん)、再度具現化したときは終末日を満喫した鈴木入間を説教します。

続いて紹介する悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の活躍は、鈴木入間が弓矢を具現化するためにサポートするシーンです。鈴木入間はバチコと弓矢をつくるために「魔具研究師団」を訪れます。バチコは「絶望の羽喰(アンデッド・アーチャー)」の異名を持つ弓の名手で、サリバンを尊敬しているキャラクターです。「魔具研究師団」で弓矢の核になる金剪の長」の羽を鈴木入間は見つけました。

そして弓矢を具現化させますが、バチコからダメ出しされてしまいます。ダメ出しされた理由は、鈴木入間がバチコの真似をして具現化させたためです。そんな鈴木入間に「自分の欲しい弓」を具現化するように言うバチコ、そのとき「どんな弓が欲しいんだろう」と鈴木入間は自問自答します。このときに鈴木入間が導き出した答えは「美味しい…弓?」というとんでもない解凍を導き出しました。

そんな鈴木入間に突っ込みを入れるアリクレッド(アリさん)、そしてバチコではない別の人を師匠にすべきではないかと提案します。しかし鈴木入間はバチコに褒めてもらいたいと拒否します。そしてアリクレッド(アリさん)は鈴木入間に「人に言いたくない一番恥ずかしい欲はなんだ!!」と問いかけ、鈴木入間が本当に欲しい者がなにかを引き出しました。

そして鈴木入間が出した答えは「堂々とみんなと一緒にいることができる位階4(ダレス)に上がれる悪魔(ヒーロー)になりたい」というものでした。その結果、鈴木入間は自分が欲しいものを自覚して弓を具現化、バチコですら見たことがない弓使いとなることができました。

続いて紹介する悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の活躍は、収穫祭での影の活躍です。収穫祭とは1年生最後の実技試験で、自力で食材となる獲物を狩ってそのポイントで競います。収穫祭において鈴木入間はオロバスの術にかかってしまい、崖から転落します。このときに鈴木入間はケガを負いますが、大けがにはなりませんでした。その理由はアリクレッド(アリさん)が陰ながら活躍したためです。

崖から落ちた鈴木入間を受け止めたおかげで軽傷で済んだ鈴木入間、しかしアリクレッド(アリさん)の影での活躍はそれだけではありませんでした。鈴木入間が手放してしまった「始まりの種」を拾ったり、鈴木入間が苦しめられた幻術の元凶であるクモと戦ったりと、鈴木入間が収穫祭で成功を収めたのはアリクレッド(アリさん)の影での活躍が大きな要素となりました。

続いて紹介する悪食の指輪ことアリクレッド(アリさん)の活躍は、入魔を自由に出し入れすることが可能になったことです。アリクレッド(アリさん)の力で入間から入魔になることができるようになった鈴木入間、アクドルたちが競い合う大武闘会で入間から入魔に変わることが重要な要素となりました。鈴木入間は女装した姿であるイルミとして同級生のアクドルくろむとライブに出演します。

このライブでくろむが勝利をつかむため、序盤はかわいいを捨てて妖艶でカッコいいを前回にさせ、終盤にとびっきりかわいいを見せるという作戦を立てます。そして、かっこいいイルミになるため悪周期バージョンの入魔に変身、そして終盤は元の鈴木入間に戻りかわいいイルミとしてステージに立ちました。アリクレッド(アリさん)の活躍のおかげでステージは大成功を収めます。

「魔入りました!入間くん」で悪食の指輪役を演じる声優は三木眞一郎さんです。三木眞一郎さんは子供のころから声優の職につく姿が頭にありできると感じていたそうですが、周囲から「儲からない」と反対されていたそうです。そんな三木眞一郎さんですが、1989年に声優としてデビューを果たしました。2010年には第4回声優アワード「助演男優賞」を受賞、2014年には第8回声優アワードで「富山敬賞」を受賞しています。

三木眞一郎さんは声優業界のなかでもバイク・カーマニアとして知られていて、2019年には声優の石川界人さん・浪川大輔さん・畠中祐さんたちとともに声優界初のレースチーム「VART」を結成しました。また、「魔入りました!入間くん」で悪食の指輪役をはじめ「キャプテン翼J」の若林源蔵役、「ポケットモンスター」のコジロウ役といったさまざまなキャラクターを演じる人気声優です。

三木眞一郎さんが出演する「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」は、田中芳樹さんの小説「銀河英雄伝説」をアニメ化したものです。過去にOVAシリーズの「銀河英雄伝説」がありましたが、それのリメイクではなく新規アニメシリーズという位置づけです。2018年から1期の「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」が放送、2期の「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」は2019年に映画館で上映されました。

「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」で三木眞一郎さんが演じるキャラクターはワルター・フォン・シェーンコップです。帝国貴族の亡命者で、イゼルローン要塞攻略の際にヤン・ウェンリーに見いだされ第13艦隊指揮下に入りました。ワルター・フォン・シェーンコップの活躍もあり、鉄壁とされていたイゼルローン要塞は陥落しました。

続いて紹介する三木眞一郎さんの出演作品は「〈物語〉シリーズ」です。「〈物語〉シリーズ」は西尾維新さん原作の小説で、アニメは2009年に「化物語」が放送されました。人気作品である「〈物語〉シリーズ」は「化物語」のあとに「偽物語」「傷物語」「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」をはじめさまざまなシリーズがアニメ化しています。

「〈物語〉シリーズ」で三木眞一郎さんが演じるキャラクターは貝木泥舟です。貝木泥舟は金銭のためなら女子供であっても容赦なく騙すという詐欺師で、化物語のヒロインの一人である戦場ヶ原ひたぎと因縁があります。貝木泥舟は「偽物語」で黒幕のように暗躍するだけではなく、セカンドシーズンの最終作「恋物語」では語り手を務めました。

続いて紹介する三木眞一郎さんの出演作品は「Fate/stay night」のアサシンです。「Fate/stay night」はFateシリーズ最初の作品で、原作は2004年に発売されたPCゲームです。「Fate/stay night」は2006年にアニメ化されたほか、2014年に「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」が放送、そして2017年から劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」が3部作として上映されました。

三木眞一郎さんが「Fate/stay night」で演じるキャラクターはアサシンで、真名は宮本武蔵と戦ったという伝説がある佐々木小次郎です。しかし、その正体は佐々木小次郎ではなく佐々木小次郎を語る誰かであって、本当の真名は判明していません。アサシンは暗殺者のクラスですが、イレギュラー的な召喚のため暗殺者らしいところがなく、剣士として戦いました。

悪食の指輪がアリクレッド(アリさん)として具現化する前は、影のような状態で具現化していました。その姿がかわいいという感想があります。

「魔入りました！入間くん」にはさまざまなキャラクターが登場しますが、そのなかでも悪食の指輪がもっともかわいいという感想があります。

アリクレッド(アリさん)や悪食の指輪と、魔王について考察されている方がたくさんいました。

「魔入りました！入間くん」に登場する悪食の指輪のモードや正体、アリクレッド(アリさん)の活躍といったことについて紹介しました。アリクレッド(アリさん)は本当に魔王と関係あるのかなど、さまざまな謎に包まれています。悪食の指輪やアリクレッド(アリさん)に注目して、これからの「魔入りました！入間くん」を楽しみましょう。