2021年06月30日公開
2021年06月30日更新
【鋼の錬金術師】ハイマンス・ブレダはキレ者の知性派軍人!名言・名シーンも紹介
ハイマンス・ブレダとはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクターの1人です。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダはアメストリス軍の東方司令部に所属している少尉の軍人であり、部下としてマスタング大佐に仕えています。作中でハイマンス・ブレダは西方司令部に左遷され、マスタング大佐と共にクーデターを起こしました。本記事ではそんなハガレンこと漫画鋼の錬金術に登場するハイマンス・ブレダについて名言やマスタング大佐との関係、アニメの声優などをご紹介します。
目次
ハイマンス・ブレダはキレ者の知性派軍人
鋼の錬金術師(ハガレン)の作品情報
2010年に完結した「月刊少年ガンガン」の漫画鋼の錬金術師。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師は錬金術師が存在する世界を舞台にした作品であり、そのストーリーの面白さや登場キャラクターの魅力から全世界で非常に高い人気を博し続けています。そのためこれまでアニメ化や実写映画化といった多数のメディア展開が行われています。そんなハガレンこと漫画鋼の錬金術師にはハイマンス・ブレダというキャラクターが登場しています。
ハガレンこと漫画鋼の錬金術に登場するハイマンス・ブレダとは士官学校を首席で卒業した非常に賢いアメストリス軍東方司令部の少尉であり、ロイ・マスタング大佐の参謀的な役割を担当しています。参謀としてハイマンス・ブレダはマスタング大佐を裏でサポートし、彼のクーデターで大きな功績を挙げました。本記事ではそんなハイマンス・ブレダについて名言やロイ・マスタング大佐との関係、アニメの声優などをご紹介していきます。
鋼の錬金術師の概要
ではハイマンス・ブレダ少尉の名言やロイ・マスタング大佐との関係、アニメの声優などをご紹介する前に、ハイマンス・ブレダ少尉が登場するハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作品情報について簡単にご紹介していきます。ハイマンス・ブレダが登場する鋼の錬金術師とは荒川弘が描く漫画作品です。漫画鋼の錬金術師は2001年から2010年にかけて「月刊少年ガンガン」で連載されていた作品であり、「ハガレン」という略称で呼ばれてます。
ハガレンこと漫画鋼の錬金術は錬金術が存在する世界を舞台に2人の主人公が失った身体を取り戻す姿を描いた作品となっており、合計27巻の単行本で完結しています。そんなハガレンこと漫画鋼の錬金術師はメディア展開が多数行われていることで知られており、これまでアニメや実写映画、劇場版アニメなどの作品が制作されています。その人気は全世界に及んでおり、単行本の累計発行部数は全世界で7000万部以上を記録しています。
鋼の錬金術師のあらすじ
錬金術が存在する世界に生きる主人公のエドワード・エルリックは幼い時に母親を亡くし、弟のアルフォンス・エルリックと共に錬金術師の禁忌とされる人体錬成で母親を復活させようとします。しかし人体錬成の失敗でエドワードは左足と右腕を失ってしまい、弟のアルフォンスは全身を失って鎧の身体になってしまいました。その後2人は禁忌を犯した失敗を乗り越え、失った身体を元の状態に戻す方法を探すために旅立つのでした。
ハイマンス・ブレダのプロフィール
本記事で名言やロイ・マスタング大佐との関係、アニメの声優などをご紹介するハイマンス・ブレダとはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクターの1人です。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダとはロイ・マスタング大佐の部下の1人にあたる階級が少尉の軍人であり、刈り上げた茶髪と小太りな身体が特徴となっています。年齢は20代前半といわれており、誕生日や身長などは分かっていません。
少尉であるハイマンス・ブレダはアメストリス軍の東方司令部に所属しており、基本ロイ・マスタング大佐やジャン・ハボック少尉と行動を共にしています。その容姿からハイマンス・ブレダ少尉は屈強な力を持った軍人に見えます。しかしハイマンス・ブレダ少尉はその容姿に似合わず士官学校を首席で卒業するほどの頭脳があり、卓越した判断力と戦略眼を持っています。また武勇や勇気も兼ね備えており、完璧な軍人といえるでしょう。
そのためハイマンス・ブレダは参謀としてロイ・マスタング大佐に仕え、彼をサポートしています。ロイ・マスタング大佐は参謀を務めるハイマンス・ブレダを高く買っており、非常に良好な関係を築き上げています。またロイ・マスタング大佐の部下であるジャン・ハボック少尉やリザ・ホークアイ中尉、ケイン・フュリー曹長達とも良好な関係を築いています。そんなハイマンス・ブレダは作中で軍の暗部について調査を行いました。
しかし事がバレ、ハイマンス・ブレダはキング・ブラッドレイの差し金でアメストリス軍西方司令部に左遷されてしまいます。その後「約束の日」にロイ・マスタング大佐がクーデターを起こし、ハイマンス・ブレダは軍を脱走して彼の下に駆けつけました。そしてハイマンス・ブレダは仲間達と共にブラッドレイ夫人を拘束して国民に事の詳細をぼやかして伝えました。ちなみに名前の由来はイタリアの航空メーカー「ブレタ社」となっています。
ハイマンス・ブレダの名言や名セリフ・名シーン集
ハイマンス・ブレダの名言①「だがそういう真っ直ぐ…」
「馬鹿は嫌いだ。だがそういう真っ直ぐな馬鹿は嫌いじゃない」
ハガレンこと漫画鋼の錬金術に登場するハイマンス・ブレダは作中内で多数のかっこいい名言を残しており、彼が高い人気を博す大きな理由の1つとなっています。ではここからはハイマンス・ブレダがハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作中に残した名言をいくつかご紹介していきます。まずご紹介する名言は漫画鋼の錬金術師の単行本10巻の41話「小さな人間の傲慢な掌」でハイマンス・ブレダがエドワード・エルリックに発した名言です。
漫画鋼の錬金術師の第41話でエドワード・エルリックはヒューズの死亡を夫人に話してしまいました。それを聞いたハイマンス・ブレダはエドワード・エルリックに危険性を感じて馬鹿と評します。しかしハイマンス・ブレダはその後、エドワード・エルリックから強い決意を聞きました。この決意を聞いたハイマンス・ブレダはエドワード・エルリックを見直し、上記の名言を伝えてエドワード・エルリックの今後に激励を送りました。
ハイマンス・ブレダの名言②「おめえに隠居生活なんか…」
「おめぇに隠居生活なんか似合わねぇよ」
2つ目にご紹介する名言はハイマンス・ブレダが負傷したジャン・ハボックに伝えた名言です。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作中でジャン・ハボックは第三研究所で彼女に扮したラストに刺され、重傷を負ってしまいます。その後病院送りになったジャン・ハボックは下半身不随になったことを知り、軍隊を去って隠居生活を決意しました。隠居生活を決意したジャン・ハボックはロイ・マスタング大佐に自分を捨てるようお願いします。
この時ジャン・ハボックは衰弱しきっており、全てを諦めていました。それを見たハイマンス・ブレダは病院でジャン・ハボックに上記の名言を静かに伝えます。ハイマンス・ブレダはジャン・ハボックと士官学校からの親友であり、遠回しに諦めず軍人として活躍して欲しいと願っていました。その後ジャン・ハボックは軍を去って実家の雑貨店を継ぐものの、「約束の日」に補給を送ってロイ・マスタング大佐を裏でサポートしました。
ハイマンス・ブレダの名言③「『正義』なんてあいまいで…」
「『正義』なんてあいまいでうわついた言葉よく言うぜ」
3つ目にご紹介する名言はハガレンこと漫画鋼の錬金術師の単行本23巻の第94話「復讐の炎」でハイマンス・ブレダが発した名言です。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作中で「約束の日」にロイ・マスタング大佐の下へ駆けつけたハイマンス・ブレダはマリア・ロス少尉と共に、セントラルのラジオ局を占領しました。その後マリア・ロス少尉は「正義」という言葉を使い、国民にクーデターの詳細やホムンクルスなどをぼやかして伝えます。
この時ハイマンス・ブレダは上記の名言を呟き、「正義」という言葉に嫌悪感を見せます。国民という存在は「正義」がある方に味方します。それは悪を叩くという名目が立つからです。しかし「正義」は自分が正しいと思う概念であり、味方にも敵にも存在しています。なので「正義」はあまりにもあいまいな言葉であるといえます。おそらく頭脳派の軍人のハイマンス・ブレダは「正義」の言葉の本質を知っており、上記の名言を呟いたのでしょう。
ハイマンス・ブレダの性格やマスタングとの関係
ハイマンス・ブレダの性格
ではここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダの性格やロイ・マスタング大佐との関係についてまとめてご紹介していきます。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダは非常に冷静な性格をしており、どんな時でもその場にあった行動を取ることが出来ます。この冷静な性格と判断力の凄さが理由となってハイマンス・ブレダは参謀としてロイ・マスタング大佐から厚く信頼されています。
またハイマンス・ブレダは冷静な性格の他に、仲間思いな性格も兼ね備えています。上記の名言でご紹介した通り、漫画鋼の錬金術師の作中でハイマンス・ブレダは負傷したジャン・ハボックに寄り添い、元気な姿を見せるよう鼓舞します。さらにジャン・ハボックが重傷を負った際は有給を全て消化して医者を捜し求めました。この仲間思いな性格からハイマンス・ブレダはロイ・マスタング大佐以外の軍人からも厚く信頼されています。
ハイマンス・ブレダとロイ・マスタングとの関係
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダとロイ・マスタング大佐はアメストリス軍において上司と部下の関係にあります。ハイマンス・ブレダはロイ・マスタング大佐に非常に強い忠誠心を持っており、漫画鋼の錬金術師の後半で軍を脱走してまでロイ・マスタング大佐をサポートしました。一方ロイ・マスタング大佐もハイマンス・ブレダを大いに信頼しており、様々な任務をハイマンス・ブレダに命じています。
またプライベートでも親交があり、漫画鋼の錬金術師の作中でハイマンス・ブレダとロイ・マスタング大佐がチェスをする姿が描かれていました。さらにロイ・マスタング大佐は作戦を実行する際、必ずといっていいほど頭脳派のハイマンス・ブレダに相談しています。これらを見ると、ハイマンス・ブレダとロイ・マスタング大佐は上司と部下を超えた関係にあるといっていいでしょう。
ハイマンス・ブレダのアニメ声優
ハイマンス・ブレダの声優①志村知幸
ここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師のアニメでハイマンス・ブレダを演じた声優についてご紹介していきます。漫画鋼の錬金術師は2003年と2009年にアニメ化されています。そのためハイマンス・ブレダを演じた声優は2人いてます。まず2003年版のアニメ鋼の錬金術師でハイマンス・ブレダを演じた声優は日本の男性声優である志村知幸です。志村知幸とは1963年の12月12日に茨城県で生まれた賢プロダクション所属の声優です。
賢プロダクション所属に所属している志村知幸は2000年に声優デビューを飾り、2021年6月現在俳優としても活躍しています。そんな志村知幸は青年から老人まで幅広く演じれる高い演技力の持ち主として知られており、これまでアニメ鋼の錬金術師のハイマンス・ブレダ役以外に「進撃の巨人シリーズ」のキッツ・ヴェールマン役や「スマイルプリキュア」のウルフルン役、「バクマン。シリーズ」の中井巧朗役などを担当しています。
ハイマンス・ブレダの声優②佐藤美一
2009年に放送されたアニメ鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMISTでハイマンス・ブレダを演じた声優は日本の男性声優である佐藤美一です。アニメ鋼の錬金術師の2009年版でハイマンス・ブレダを演じた佐藤美一とは1977年の9月22日に神奈川県で生まれた声優であり、2021年6月現在オフィスPACに所属しながら舞台俳優や吹き替え声優としても活動しています。元々佐藤美一は2006年に「結界師」でテレビアニメデビューしました。
2006年にテレビアニメデビューした佐藤美一は2021年6月現在までに「鉄のラインバレル」のジャックや「ゴルゴ13」のアレックス、「パズドラ」のコミッショナーなどを演じています。しかし佐藤美一は洋画の吹き替えを中心に活動しているため、テレビアニメの出演数はあまり多くありません。
ハイマンス・ブレダに関する感想や評価
ハガレン久々に見たけどブレダ少尉がかっこいい
— しの🐍 (@Shino_de_gansu) August 10, 2020
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダに関する感想ではハイマンス・ブレダがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダは何よりも仲間を大事にするかっこいいキャラクターです。このかっこいい姿からハイマンス・ブレダはロイ・マスタング大佐の部下の中で特に高い人気を博しています。
見た目いかにもパワータイプだけど、実は頭脳派とか好きですね。ハガレンのブレダ少尉とか
— もり (@mori_oko) July 14, 2013
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダに関する感想では頭脳派なところが好きといった感想も多く寄せられていました。ハイマンス・ブレダは屈強な肉体を持つキャラクターであり、一見拳で敵と戦うように見えます。しかしハイマンス・ブレダは肉体派でなく頭脳派であり、ロイ・マスタング大佐を裏でサポートしています。この見た目と戦い方のギャップもハイマンス・ブレダが高い人気を博す理由となっています。
ワンフェスはハガレンのブレダさんのコスプレをする予定だったけど、はたして準備してる暇があるのだろうか。やりたいお(´;ω;`)
— ましまっくす (@mashimaximum) January 25, 2011
上述でご紹介した通り、漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダは読者に非常に高い人気を博しています。そのためハイマンス・ブレダに関する感想ではハイマンス・ブレダのコスプレがしたいといった感想も多く寄せられていました。ハイマンス・ブレダは服装と髪型さえ用意すればコスプレ出来るキャラクターです。なのでハイマンス・ブレダは比較的コスプレしやすいキャラクターといえるでしょう。
ハイマンス・ブレダまとめ
本記事ではハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するハイマンス・ブレダについて名言やロイ・マスタング大佐との関係、声優などをご紹介しました。ロイ・マスタング大佐の参謀を務めるハイマンス・ブレダは優れた頭脳と仲間思いな性格を兼ね備えたかっこいいキャラクターであり、非常に高い人気を博し続けています。おそらく今後もハイマンス・ブレダは多数の漫画鋼の錬金術師ファンに愛され続けることでしょう。