【進撃の巨人】エレン・クルーガーがかっこいい！正体やグリシャを助けた理由を考察

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーとは、グリシャ・イェーガーに進撃の巨人を継承したフクロウと呼ばれるスパイです。この記事ではエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。また合わせてエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係、過去などを紹介します。他にもエレン・クルーガーがミカサやアルミンを知っている理由などを考察しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

フクロウと呼ばれるエレン・クルーガーのかっこいい魅力や正体について触れる前に、進撃の巨人の作品概要やあらすじを紹介します。進撃の巨人は2021年4月に11年に渡る連載が完結したばかりの大人気作品です。巨人との迫力の戦いや緻密に張り巡らされた伏線、解き明かされていく世界の謎などが面白いと読者から高く評価されています。それではまず、進撃の巨人の作品概要を紹介します。

進撃の巨人の作品概要を紹介します。2009年9月に週刊少年マガジンで連載開始した諫山創先生の「進撃の巨人」は、2021年4月に完結を迎えました。講談社から出版されている全34巻の単行本の他にもスピンオフ小説やスピンオフ漫画などが存在します。2013年から放送されたWIT STUDIO制作のテレビアニメは高い作画レベルや演出などが話題を呼び、2020年の第4期テレビアニメからはMAPPAが代わって制作しています。

少年エレン・イェーガーが10歳の時、100年に及ぶ人類の平和は壁を破壊した超大型巨人によって崩れ去ります。三重に張られた壁に守られて生きていた人々は、中に入ってきた人類の天敵である巨人たちによって食い荒らされます。目の前で母親を食い殺されて巨人への復讐を誓ったエレンは3年にわたる訓練を積み、壁外に出る調査兵団に入団します。エレンは巨人との凄惨な戦いの中で、自身に秘められた力に気づくようになります。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのプロフィールを紹介します。エレン・クルーガーはマーレ国の治安当局に勤める職員です。グリシャ・イェーガーの手記における回想で登場しました。少年期のグリシャと妹のフェイがエルディア人収容区の規則に違反した際に制裁を与えています。その後大人になったグリシャがエルディア復権派運動で告発された際、楽園送りになるはずのグリシャを巨人化の刑から救いました。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの正体を考察します。マーレ治安当局の職員として登場したエレン・クルーガーですが、パラディ島で巨人化させられそうになったグリシャ・イェーガーを助け、その正体がエルディア復権派を導いてきたスパイ「フクロウ」であることを明かします。さらにエレン・クルーガーは「進撃の巨人」へと巨人化し、グリシャの妹の敵であるグロスや周辺にいたマーレ治安当局の職員を皆殺しにします。

エレン・クルーガーが長年マーレ内部で身を潜めてきたにも関わらず、グリシャを助けるためにフクロウという正体を明かしたのには理由がありました。ここではそんなエレン・クルーガーとグリシャの関係や、助けた理由を考察します。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係を考察します。息子のジークによってエルディア復権運動を告発され、グリシャや妻のダイナ、他のエルディア復権派は楽園送りの刑に処せられます。パラディ島で巨人化する薬を打たれ、グリシャは仲間が次々と巨人化させられていく光景を目の当たりにします。王家の血筋でありマーレにとっても有用な存在であるはずのダイナも巨人化させられ、グリシャは絶望します。

しかしマーレ治安当局の職員であると思われていたエレン・クルーガーがフクロウの正体を明かし、グリシャを巨人化から助けました。長年に渡ってスパイ活動を行い、同胞を拷問したり巨人化させたりしてきたエレン・クルーガーが正体を明かしてまでグリシャを助けたのには理由があります。それは、グリシャに自身が持つ九つの巨人の一つ「進撃の巨人」を継承し、壁の中から始祖の巨人を奪還するという任務を与えるためでした。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係を考察します。「進撃の巨人を継承して壁の中の王から始祖の巨人を奪還する」というエレン・クルーガーの告げる任務を聞いて、自分の罪に打ちのめされているグリシャは無理だと拒絶します。そんな姿を見たエレン・クルーガーは懐からグリシャの家族写真を取り出し、グリシャを継承者に選んだ理由を語ります。

それはグリシャが妹の件でマーレに対して強い憎しみを抱いていることを知ったからでした。妹が死ぬ原因を作ったグリシャはその罪を償うために進み続けるしかないのだ、とエレン・クルーガーは語ります。それを聞いて覚悟を決めたグリシャは進撃の巨人を継承することを決意します。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係を考察します。グリシャは進撃の巨人を継承すると決意する前、自分でやればいいとエレン・クルーガーに言います。しかしエレン・クルーガーにはそうできない理由がありました。それは九つの巨人の継承者は継承してから13年で死ぬという「ユミルの呪い」でした。

エレン・クルーガーが「進撃の巨人」を継承してからもうすぐ13年が経とうとしていました。継承せずに保有者が死亡した場合、次の継承者が現れるまでにブランクが開いてしまいます。エレン・クルーガーは自分の巨人を継承してくれる後継者が必要だったのでした。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係を考察します。グリシャの回想は、エレン・クルーガーが継承を決意したグリシャに「進撃の巨人」の名前を教えるところで幕を閉じています。しかしこの後エレン・クルーガーは死亡していることは確定しています。九つの巨人の継承には前任者の脊髄液を巨人化した後継者が食う必要があるので、エレン・クルーガーはグリシャに食べられています。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。グリシャを救ったフクロウのエレン・クルーガーはかっこいいと読者から人気があるキャラクターです。ここではそんなエレン・クルーガーのかっこいい魅力を4つ紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。一つ目に紹介するのは容赦がなく残酷というかっこいい魅力です。スパイ活動のためにマーレ治安当局に職員として潜り込んでいたエレン・クルーガーは、エルディア人であるという正体が露見しないように振る舞う必要がありました。そのためエレン・クルーガーは同胞のエルディア人であっても容赦することなく制裁を加えてきました。

例えば少年だったグリシャが妹のフェイを連れて無許可で収容区を出ているのを発見したエレン・クルーガーは「労働と制裁のどちらを選ぶか」とグリシャに聞き、その希望通りグリシャの腹に蹴りを入れています。それだけでなく長年に渡って同胞のエルディア人を、女子供関係なく拷問し巨人化させてきたと語っています。目的のために心を殺してスパイ活動を行なってきたエレン・クルーガーの残酷さがかっこいいと言われています。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。二つ目に紹介するのはエレン・クルーガーがグリシャの妹のフェイを見殺しにしたかもしれないという事実です。無許可で収容区を出たグリシャとフェイを見つけたのはマーレ治安当局のエレン・クルーガーとグロスでした。エレン・クルーガーがグリシャに制裁を加えている間、グロスはフェイを送っていくと言って消えていきます。

次の日、フェイは遺体となって発見されます。グロスは「途中まで送っていったが仕事が忙しくて1人で帰らせた」と語ったうえにグリシャの両親に責任転嫁します。後日、事件の真相はグロスが遊びで飼い犬にフェイを食わせたということが明らかになります。グロスのこの猟奇的な趣味はマーレ当局職員の間では周知の事実だったようで、エレン・クルーガーは知っていてフェイを見殺しにしたと考えられます。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。三つ目に紹介するのは実は優しいというかっこいい魅力です。無許可で収容区を出たことで制裁を加えられたグリシャは終わった後に帰ろうとします。しかしそれをエレン・クルーガーが引き止め、飛行船を見ていけと言います。

これは単純に同胞に対する親切心か、もしくはグリシャがフェイに追いついて一緒にグロスに殺されてしまうことを防いだと考えられます。グリシャからすれば自分が飛行船を眺めている間に妹が死んでしまったので決して嬉しいことではありません。しかしグリシャがいても一緒に殺されるだけなので、子供の命を1人救ったこのエレン・クルーガーの行動は正しかったと考えられます。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介します。4つ目に紹介するのは、進撃の巨人の継承者であるというかっこいい魅力です。エレン・クルーガーはグリシャが巨人化薬を打たれそうになるとナイフで手を切って進撃の巨人に変身します。巨人化したエレン・クルーガーは港に停泊していたマーレの船を真っ二つにし、職員を皆殺しにしたのでした。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーがミカサとアルミンを知っている理由を考察します。フクロウの正体を明かしたエレン・クルーガーは、グリシャに始祖奪還の任務を託した後ミカサとアルミンの名前を口にします。しかしその時はまだグリシャが壁の中に入る前で、ミカサとアルミンは生まれてさえいませんでした。

グリシャに始祖の巨人奪還の任務を与えた後、エレン・クルーガーはグリシャに「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」と言います。まだ生まれてすらいない2人のことをグリシャが誰だと尋ねると、エレン・クルーガーは「誰の記憶だろう」と呟きます。これは進撃の巨人の「過去、未来の継承者の記憶を見ることができる」という固有能力が関係しています。

おそらく進撃の巨人の最終継承者であるエレン・イェーガーが、共有する記憶を通じて過去のエレン・クルーガーにこのセリフを言わせたと推測されます。そして壁が破壊された後、グリシャ自身も幼いエレン・イェーガーに似たようなセリフを言います。エレン・クルーガー、グリシャ・イェーガー、エレン・イェーガーは三人とも進撃の巨人を通じて繋がっていることが示唆されているシーンとなっています。

エレン・クルーガーとエレン・イェーガーは名前が似ていますが、2人は別人です。ただエレン・クルーガーと出会った後でグリシャは生まれた息子に「エレン」という名前をつけているので、影響を受けていることは間違いないと推測されます。それでは次に、エレン・クルーガーの過去やフクロウとしての任務、始祖ユミルについて考察します。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの過去やフクロウとしての任務、始祖ユミルについて考察します。正体がエルディア復権派のスパイ「フクロウ」であることが明らかになったエレン・クルーガー。ミステリアスなエレン・クルーガーの正体が気になる方はぜひチェックしてみてください。

エレン・クルーガーやグリシャが参加していたエルディア復権派とは、マーレ国でエルディア帝国の復活を目指して活動する反体制地下組織です。かつて九つの巨人の力で大陸を横暴に支配していたエルディア帝国は100年前の巨人大戦に敗れました。パラディ島に引きこもった初代フリッツ王についていかなかったエルディア人はマーレの収容所に入れられ、マーレ人から虐げられるようになりました。

マーレのエルディア人は自分たちが悪魔の末裔であると教育され、徹底的に差別されていました。エルディア復権派はエルディア人が迫害されている現状を変えるため、壁の中の始祖の巨人を奪還してエルディア人の自由とエルディア帝国を復活させることを目指していました。

エルディア復権派の中でも、パラディ島についていかなかった王家の一部は革命軍として活動していました。エレン・クルーガーの父親もその1人でしたが、ある時活動がバレて家族全員が生きたまま焼かれることになります。幼かったエレン・クルーガーは戸棚に隠され、その様子を見ていました。その事件でエレン・クルーガーはマーレに対する憎悪を抱くようになりました。

家族が生きたまま焼かれた事件でマーレへの復讐を心に誓ったエレン・クルーガーは、スパイ「フクロウ」としてマーレ当局に潜入することになります。エルディア復権派の協力者である医者に記録を診察を偽造してもらい、エルディア人を炙り出す血液検査を掻い潜りました。しかしフクロウとして実際にやったことは同胞を拷問したり巨人化させたりすることで、エレン・クルーガーは子供の頃から変わらない無力さを感じていました。

エレン・クルーガーがいつからフクロウとしてマーレ当局に潜入していたかというのは判明していません。ただ進撃の巨人を継承したのが13年前であり、その時にはすでにエルディア復権派として活動していたのは間違いないと推測されます。

始祖の巨人奪還の使命をグリシャに与えたエレン・クルーガーは、始祖ユミルの歴史を語ります。ユミルの民、つまりエルディア人は全員「道」で繋がっており、それは始祖の巨人という一つの座標で交わります。エルディア人の祖である始祖ユミルとは、マーレ帝国では悪魔の使い、エルディア帝国では神のもたらした奇跡と語られています。

エレン・クルーガーがそこまでして始祖の巨人を奪還したい理由は、エルディア人への迫害をやめさせるというだけではありません。それまでパラディ島は初代フリッツ王が宣言した「パラディ島を攻めれば壁の巨人が世界を平らにならす」という「地ならし」の抑止力によって守られていました。しかし壁の王が地ならしを実行することはないと知ったマーレはパラディ島の始祖の巨人を奪う計画を立てました。

始祖の巨人がマーレの手に落ちれば、パラディ島やマーレのエルディア人は終わりです。エレン・クルーガーはエルディア人を滅亡から救うため、始祖の巨人を奪還する使命をグリシャに託したのでした。

パラディ島の壁の中の王が始祖の巨人の力を使って戦わないのには理由があります。それは初代レイス王が始祖ユミルと「不戦の契り」を結んでいたからです。初代レイス王はエルディア帝国がかつて世界中に行った残虐な行為を反省し、争いを生むエルディア人の滅亡を受け入れるという思想を抱いていました。以降の王家は始祖の巨人を継承するとその初代レイス王の思想も一緒に受け継いでしまうようになります。

そのため王家は代々始祖の巨人を有していながら決して戦うことを選ばないようになってしまいます。そのままではパラディ島は滅亡するため、エレン・クルーガーは始祖の巨人を王家から取り上げる必要がありました。

テレビアニメ進撃の巨人でエレン・クルーガーを演じた声優を紹介します。テレビアニメ進撃の巨人でエレン・クルーガーを演じたのは、声優の松本保典さんです。ここでは声優の松本保典さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。テレビアニメ進撃の巨人でエレン・クルーガーを好きになった方はぜひチェックしてみてください。

テレビアニメ進撃の巨人でエレン・クルーガーを演じた声優の松本保典さんのプロフィールを紹介します。声優の松本保典さんは1960年に千葉県で生まれました。松本保典さんは中央大学法学部卒業後、劇団で舞台役者として活動し始めます。テレビアニメ「マンガ日本経済入門」で声優デビューを果たし、声優としての道を歩き始めます。それでは次に声優の松本保典さんの主な出演作品を紹介します。

• テレビアニメ「サザエさん」波野ノリスケ〈3代目〉役
• テレビアニメ「ポケットモンスター」ダン、ウソッキー役他
• テレビアニメ「十二国記」桓魋役
• テレビアニメ「鋼の錬金術師」ジャン・ハボック役
• テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」ストナー役
• テレビアニメ「ドラえもん（テレビ朝日版第2期）」野比のび助役
• テレビアニメ「機動戦士ガンダム00」アレハンドロ・コーナー役
• テレビアニメ「テイルズ オブ ジ アビス」ガイ・セシル役
• テレビアニメ「フレッシュプリキュア!」ウエスター〈西隼人〉役
• テレビアニメ「亡念のザムド」垣巣凍二郎役

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーの巨人がかっこいいという感想のツイートです。進撃の巨人の世界の巨人は本体の外見が反映されます。

エレン・クルーガーがダイナをエルディア復権派の集まりに連れてきたのに、無垢の巨人になるのを止めなかったことを疑問に思う感想のツイートです。

フクロウであるという正体を明かしたエレン・クルーガーがかっこいいという感想のツイートです。エレン・クルーガーが渋くて好きだという感想は他にも見られました。

進撃の巨人に登場するエレン・クルーガーのかっこいい魅力を紹介しました。またエレン・クルーガーの正体やグリシャとの関係、過去やフクロウとしての活動なども考察しました。このまとめでエレン・クルーガーに興味を持った方は、進撃の巨人のコミックスやアニメを見てみてはいかがでしょうか？