【るろうに剣心】緋村剣心を徹底解説！人斬り抜刀斎だった過去や薫との関係は？

緋村剣心は『るろうに剣心』の主人公であり、圧倒的な人気を誇る漫画史に残るキャラクターとなっています。左頬の十字傷と逆刃刀をトレードマークとして『最強』の名にふさわしい活躍を見せる剣士です。声優や実写化俳優、モデルや師匠、過去など数多くのことが注目されていて、魅力に溢れる主人公として知られています。ここではまず基本的なプロフィールやモデルなどをまとめていきます。

『るろうに剣心』は数多くのメディアミックスが成功した作品であり、圧倒的な人気を獲得した作品です。歴史漫画として絶賛されていて、後世の漫画作品に与えた影響はかなり大きいと言われています。近年では実写映画もメガヒットを記録して一般的な知名度を大きく上げたので、『るろうに剣心』への関心は年々大きくなっています。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)』は和月伸宏によって描かれる歴史漫画であり、『週刊少年ジャンプ』を代表する人気漫画となっています。テレビアニメはもちろん、実写映画や舞台など数多くのメディアミックスも行われて、いずれも大ヒットを記録しています。「るろ剣」の愛称で長年愛されていて、現在、正当な続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』も連載されています。

幕末に戊辰戦争で数多くの人を斬り、明治政府側に勝利をもたらしたことで『人斬り抜刀斎』という異名で恐れられた男がいました。その名は明治になって動乱の過去を象徴する伝説となり、人々の記憶に残り続けました。『人斬り抜刀斎』は明治の世になり、自分が切った人たちへの贖罪のために人助けの旅をしていました。そして、江戸に寄った際に剣術道場の娘である神谷薫と出会い、その人生に大きな変化が訪れます。

緋村剣心の年齢や身長などのプロフィールを紹介していきましょう。緋村剣心は嘉永2年6月20日生まれ、身長は158センチ、体重は48キロ、血液型はAB型、星座は双子座と公表されています。出身地は不明ですが、比古清十郎と出会った経緯を考えると関西地方の出身であると推測されています。幼名「心太」であり、貧しい農家の子として生まれ、村でコロリ(コレラ)が流行し人買いに攫われたところを師匠・比古清十郎に拾われました。

頬に十字傷を持つ赤毛が『人斬り抜刀斎』の特徴であり、明治になっても過去に仲間を殺されたため、十字傷に怯えている藩士は多くいます。京都では明治になっても十字傷を隠していて、いまだに十字傷は『人斬り抜刀斎』を象徴する傷跡になっています。十字傷は徐々に薄くなっていますが、『北海道編』でも十字傷は消えていません。

緋村剣心のモデルは幕末に実在した人斬りである河上彦斎(かわかみげんさい)です。モデルとなった河上彦斎は幕末から明治時代初期にかけての尊皇攘夷派の志士であり、熊本藩士として活躍しています。その圧倒的な強さから岡田以蔵らと並んで幕末の四大人斬りの一人と評されています。明治維新後もその信条を曲げることはなく攘夷を強固に主張し、藩と新政府に危険な存在とみなされ斬首されてしまった悲運の人斬りとなっています。

その非業の死は志々雄真実のモデルとしても噂されています。幕末の四大人斬りの一人である岡田以蔵は仁衛のモデルとなっていて、『るろうに剣心』は実在の人物がモデルになっていることが多いことが分かります。剣心のモデルである河上彦斎も美しい人斬りと呼ばれた存在であり、外見上のモデルになっていると見られています。モデルの存在は緋村剣心を語る上でも欠かせないので、モデルとなった河上彦斎にも注目が集まっています。

緋村剣心が人斬り抜刀斎だった過去や経歴を見ていきましょう。緋村剣心は明治時代に『人斬り抜刀斎』として伝説的な存在になっていますが、その過去や経歴は師匠比古清十郎などしか知りません。生い立ちは壮絶で、人斬り抜刀斎になった後も人を斬り、自分の妻すらも手に掛けてしまうという経験をして心に大きな傷と頬に十字傷を負ってしまう壮絶な過去を持っています。ここでは緋村剣心に過去についてまとめていきます。

緋村剣心が人斬り抜刀斎だった過去や経歴①は『生い立ち』です。剣心は幼名を「心太」と言い、貧しい農家の子として生まれていることが判明しています。出身地は不明ですが、比古清十郎と出会った経緯から関西出身であると考えられます。物心付くころに両親を当時日本で蔓延して多くの死者を出した『コロリ（コレラ）』で亡くし人買いの一団の手に渡り、人買いの元で売られるまでの間、商品として育てられていました。

しかし、その人買いの一団も夜盗に襲われて全滅し心太は同じ境遇の年上の三姉妹に守られて生きながらえ偶々通り掛かった、後に師匠になる比古清十郎によって助けられました。その後、比古清十郎はその場を去りますが、心太はその場に残り続けて三姉妹だけでなく夜盗の墓まで作っていました。そんな心太を見た比古清十郎は心太の名前を『剣心』と改名させ、彼の『とっておき』を授けることにしました。

緋村剣心が人斬り抜刀斎だった過去や経歴②は『人斬り誕生までの経緯』です。その後は比古清十郎の元で13歳まで過ごしました。その間、飛天御剣流を学び、奥義を授けられる寸前まで実力を伸ばしていきます。しかし、山奥で隠居しながらの修行をしていることに剣心は疑問を持ち始めました。京では攘夷を叫ぶ者たちと幕府側が戦争を繰り返し、世の中は動乱期に突入していました。

そうしたことを聞き、師匠に対していまこそ飛天御剣流を使うときだと主張します。師匠・比古清十郎は飛天御剣流はあまりにも危険すぎる流派であり、社会の均衡を崩してしまうと剣心が京に下るのを禁じます。そして剣心は師匠の制止を振り切り、京へ向かい、高杉晋作の紹介で桂小五郎の護衛として雇われます。これは剣心が14歳になるころであり、京で長州藩の暗殺者『人斬り抜刀斎』として多くの人を斬るようになりました。

緋村剣心が人斬り抜刀斎だった過去や経歴③は『不殺を誓った理由や十字傷の理由』です。人斬り抜刀斎として人を斬っていくことで心が荒んでいく中で、ある藩士の従者であった清里明良と剣を交えることになります。清里明良は腕自体は大したことがないため殺すことに成功しましたが、剣心は頬に後に十字傷となる一太刀浴びてしまいます。清里には郷里に婚約者がおり、生きようとする執念が自身に傷をつけたと剣心は語りました。

そうして『人斬り抜刀斎』として裏社会で名を上げていく中で、一人の女性に出会いました。その女性は『雪代巴』と名乗り、剣心は巴と過ごす時間が増えて生きます。そしてやがて二人は惹かれ合っていきます。剣心は人斬り抜刀斎としての活動を休止し、二人は夫婦として田舎でつかの間の静かな暮らしをし始めました。しかし、巴は実は清里の婚約者で剣心のスキを突くために送り込まれた間者でした。

間者だった巴はすでに剣心に惹かれており、復讐する気はありませんでした。しかし、剣心を狙う者たちは巴を人質に取り、剣心は戦いを余儀なくされます。なんとか敵を殲滅しますが、その過程で剣心は巴を斬ってしまい、その際に頬に十字傷を負ってしまいます。そして、剣心は巴を殺した罪と頬の十字傷を背負って、幕末を終わらせて『不殺』を誓い、新時代を迎えました。

緋村剣心が人斬り抜刀斎だった過去や経歴④は『逆刃刀入手の経緯』です。新時代の到来で人斬りの贖罪の旅に出ると決意した剣心の話を聞き、刀匠である新井赤空から逆刃刀を使って旅をしてみろと言われました。そして、『逆刃刀が折れたらもう一度訪ねてこい』と言って剣心を旅へと送り出しました。

ここでは緋村剣心のかっこいい魅力を紹介していきましょう。緋村剣心は様々な人々との交流を経て、人斬り抜刀斎として背負った罪と向き合っていきます。巴や薫など剣心にとって大事な人となった女性たちや師匠である比古清十郎、さらにパラレルワ－ルド的に描かれた『星霜編』や驚きのキャラ設定のエピソードまで様々な視点から剣心のかっこいい魅力をまとめます。

緋村剣心のかっこいい魅力①は『師匠・比古清十郎との関係』です。古清十郎は剣心の育て親であり、飛天御剣流の師匠でもあります。剣心には『拙者の過去を知っている分、タチが悪い』というほどのドSな師匠です。師匠としての修行方法もかなり雑であり、技を教える際にも実際に技をぶつけて体で覚えさせるなど師匠として優しく教えるつもりはなくかなり強引な教え方をしています。

また途中で修行を投げ出して京都で人斬りをしたため『バカ弟子』と呼び、剣心の選択は全くの誤りだったと断罪するなど飛天御剣流の師匠として厳しい一面を見せます。しかし、「お前（剣心）を不幸にするために飛天御剣流を教えたわけではないことだけは覚えておけ」と言って送り出していることから、師匠としてだけでなく育ての親として剣心に対しては深い愛情を持っています。

緋村剣心のかっこいい魅力②は『薫との関係』です。薫とは江戸で偶然出会いました。この出会いが剣心の流浪の旅を終わらせ、人斬りとしての贖罪の人生に新たな答えを導き出すまでになります。薫とは結婚し、子供を産むなど幸せな生活を送れるまでになりました。薫は剣心にとっては最も大切な人であり、薫が殺されたと思わされたときには廃人になったほどでした。

緋村剣心のかっこいい魅力③は『前妻の巴との関係』です。十字傷につながる前妻の巴との過去も剣心を語る上では欠かせません。14歳で数多の人を斬ってきた剣心は心を病んでいきました。目からは光は失われ、人を殺すことに何のためらいを持たないほどに精神的に追い詰められていました。しかし、巴と出会い、徐々に穏やかな暮らしに慣れていった剣心はほんのわずかな間でも最愛の相手と時間を共にすることができました。

緋村剣心のかっこいい魅力④は『雪代縁との関係』です。剣心が巴を惨殺したと思っている雪代縁とは命がけの戦いになってしまいます。剣心にとっては義理の弟にあたり、憎しみの対象になっても縁のことを敵とみなすことはできませんでした。巴を巡る誤解が『人誅』という大規模なテロ行為に結びついてしまいました。壮絶な過去によって心を壊してしまった弟との戦いは剣心にとってもかなり厳しいものになりました。

緋村剣心のかっこいい魅力⑤は『最後や死因』です。剣心の最後や死因などもファンには注目されています。いまではパラレルワールド的な立ち位置として語られることが多い『るろうに剣心星霜編』では剣心は梅毒にかかり薫と共に死んでしまうという衝撃の最後が描かれました。剣心が死んでしまうという結末はファンの間でも議論になっていて、ネット上でも話題になることが多いことでも知られています。

緋村剣心のかっこいい魅力⑥は『北海道編での活躍』です。『るろうに剣心』の正当な続編にあたる『るろうに剣心北海道編』では剣心の新たな戦いを見ることができます。すでに体力の衰えが始まっている剣心ですが、左之助や斎藤はもちろん、宗次郎などの十本刀などと共に新たな敵『剣客兵器』との戦いが描かれていて、前作では登場しなかった永倉新八も登場するなどファンにも必見の内容となっています。

緋村剣心のかっこいい魅力⑦は『便利な口癖』です。緋村剣心の口癖と言えば『おろ？』です。『おろ？』は剣心が通常モードであるときの口癖で、かなり緩い雰囲気で発せられる名セリフです。このセリフは実写映画でも採用されるなど、どんな返答でも使うことができる便利な口癖となっています。

緋村剣心のかっこいい魅力⑧は『字は下手？』です。剣心は字が下手なことでも知られています。あるエピソードでは悪徳貿易商の私兵団の聞き取り調査をしていた剣心ですが、その際に聞いたことをメモした文字が全く読めないことを左之助と薫にいじられるシーンが描かれています。刀は器用に使いますが、筆の扱いは得意ではないと考えられています。

緋村剣心のかっこいい魅力⑨は『関西弁だった？』です。関西出身であると推測されている剣心は本当は関西弁を話していてもおかしくないと言われています。『るろうに剣心』では京都の住人達もあまり関西弁を話さないので、全員標準語で話すという設定なだけで実は関西弁を話しているのが自動翻訳されているのではないかという説もあるほどです。

ここからは『るろうに剣心』の緋村剣心のかっこいい名言や名セリフ集を見ていきましょう。緋村剣心は幕末の人斬りとして壮絶な経験をしていて、こうした経験から剣心は心に大きな傷を負ってしまっています。そして平和な明治の世になって剣心は精神的にも成熟していき、多くの名言を残すようになります。

このセリフは剣心が薫と出会い、薫の語るきれいごとに対して言った名言です。これは実は比古清十郎が剣心に教えた言葉であり、剣術の本質を語ったセリフです。しかし、この時に剣心は『けれども拙者はそんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯れ言のほうが好きでござるよ』と続けていて、剣心が人斬り抜刀斎としての経験や流浪人の旅の経験から得た答えとして薫のことを助ける際に言ったセリフにもなっています。

十本刀「刀狩の帳」に対していった名言です。刀の収拾を趣味としている帳は刀に対して異様な執着を見せます。しかし、人斬り抜刀斎として多くの人を斬ってきた剣心は新時代を創っていくのは刀ではないと真っ向から否定しました。この考えは新井赤空の信念に通じるものであり、息子・青空の心に突き刺さりました。そして、父の最後の一振りである『逆刃刀・真打』を剣心に託すことを決めました。

薫のところへ居候することになってしばらくして、剣心は幕末の動乱を共に駆け抜けた政治家・山県有朋(やまがたありとも)に再会します。彼は剣心に対して、再び国のために力を貸して欲しいと頼みますが、剣心はこれを固辞します。そして、周りの人のことは守れると人斬り抜刀斎とは全く違う表情を見せて山形を退けました。これこそが剣心がたどり着いた答えであり、作品のテーマにもなっている名言です。

ここからは緋村剣心の実写映画のキャストとアニメ版の声優を紹介してきましょう。『るろうに剣心』は数多くのメディア展開が行われている作品であり、緋村剣心を演じる者には数多くの注目が集まります。漫画界屈指のカッコよさを見せる緋村剣心は難役であり、実写映画のキャストとアニメ版の声優は大きなプレッシャーを与えられてしまうキャラクターとしてネット上でも話題になっています。

まずは緋村剣心の実写映画のキャストです。2012年に制作された実写映画『るろうに剣心』で主人公・緋村剣心役にキャスティングされたのはイケメン俳優として知られる佐藤健です。佐藤健は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や『バクマン。』など漫画原作の作品に出演することも多く、今回も長年実写映画化が噂されてきた『るろうに剣心』の主人公に抜擢されました。ここからは佐藤健の基本情報をまとめます。

佐藤健(さとうたける)は1989年3月21日生まれの俳優であり、YouTuberとしても活躍してます。埼玉県岩槻市（現・さいたま市岩槻区）出身であり、所属事務所は『アミューズ』から『Co-LaVo』へと所属を変えたことも話題になりました。2006年にテレビドラマ『プリンセス・プリンセスD』で俳優デビューを果たし、それ以降は数多くの出演作品があり、主演作品も多いことで知られています。

佐藤健の主な出演作品をしていきしょう。佐藤健は2006年にテレビドラマ『プリンセス・プリンセスD』でデビューすると、平成仮面ライダーシリーズ第8作となる『仮面ライダー電王』で連続テレビドラマ初主演を果たします。その後はNHK大河ドラマ『龍馬伝』、『天皇の料理番』、『半分、青い。』、『義母と娘のブルース』、『恋はつづくよどこまでも』など数々の話題作へ出演して国民的な人気俳優になっています。

緋村剣心のアニメ声優に起用されたのは女優の涼風真世です。アニメ『るろうに剣心』は声優が異色のキャストであることでも知られていて、主人公の声優に宝塚の元トップスター涼風真世を起用したことは今でも語り継がれています。涼風真世(すずかぜまよ)は1960年9月11日生まれの女優であり声優や歌手としても知られています。元宝塚歌劇団月組トップスターであり、美貌はもちろん迫力のある低音ボイスでも知られています。

声優としての経験があまりないため、声優である三ツ矢雄二が声優指導として起用され、しっかりとアニメに対応した演技を見せて声優ファンにも称賛されました。宝塚女優としての過去があるので、その演技力には絶対的な定評がありました。そのため声優としての指導は最小限でよかったと明かされています。

『るろうに剣心』の宝塚ミュージカル化はメディアミックスの中でも異色の存在です。『るろうに剣心』のミュージカルは宝塚歌劇団雪組によって公演されて、主人公の剣心役には早霧せいな(さぎりせいな)が起用されています。アニメ『るろうに剣心』では主人公の声を宝塚の元トップスター・涼風真世が演じていたこともあり、宝塚とは縁がある作品として多くのファンに好評を博しています。

ここからは緋村剣心の必殺技一覧を見ていきましょう。緋村剣心は戦国時代に端を発する古流剣術「飛天御剣流（ひてんみつるぎりゅう）」の使い手であり、師匠である比古清十郎から免許皆伝の資格を与えられています。「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」はその圧倒的な強さから加担した側に確実に勝利をもたらしてしまう流派であり、その使用方法に気を付けなければ志々雄真実のような悪鬼を生んでしまう可能性をはらんでいます。

緋村剣心の必殺技一覧①は『龍槌閃』です。龍槌閃(りゅうついせん)は空高く飛び上がり、落下重力を利用した相手を切り裂く技です。剣心の十八番であり、第一幕から登場しています。剣心は逆刃刀を使用しているので剣心の使う龍槌閃切り裂くのではなく叩きつける打撃技になっています。派生技として上空から切っ先を突き刺す『龍槌閃・惨（りゅうついせん・ざん）』を幕末時代に見せています。

緋村剣心の必殺技一覧②は『双龍閃』です。双龍閃(そうりゅうせん)は二段抜刀術であり、神速の抜刀術での攻撃をかわされた後に斬撃の勢いを利用して鞘での次撃に繋ぐ二段技となっています。仁衛との戦いで使用し、鞘での攻撃で仁衛のひじの関節を破壊するほどの威力を見せました。派生技に双龍閃と攻撃の順序を逆にする『双龍閃・雷（そうりゅうせん・いかづち）』があり、比古清十郎が剣心に使用しました。

緋村剣心の必殺技一覧③は『天翔龍閃』です。『天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)』は飛天御剣流奥義であり、超神速の抜刀術となっています。抜刀の瞬間にもう一歩踏み出すことによって「超神速」の域にまで抜刀術を高めることができます。さらに『天翔龍閃』も二段抜刀術になっていて一撃目を受け止めてもあまりの衝撃のために周囲の空気が急速に元に戻ろうとする力で相手を刀の方に引き寄せることができます。

緋村剣心の必殺技一覧④は『九頭龍閃』です。『九頭龍閃(くずりゅうせん)』は天翔龍閃の伝授の過程で生まれた技と言われていて、免許皆伝の試験のために開発された技となっています。一度に九つの斬撃を繰り出す技であり、突進力と斬撃のスピードによって回避することはほぼ不可能と言われています。比古清十郎が最も得意とする技であり、剣心が使用する九頭龍閃よりも数段高い威力を見せました。

緋村剣心の必殺技一覧➄は『龍翔閃』です。『龍翔閃(りゅうしょうせん)』は峰を右手で支えて下から刀の腹で斬り上げのど元を切り裂く技です。剣心は逆刃刀を使用しているので刀の腹を叩きつける打撃技になっています。『龍槌閃』と同様に剣心が多用する技で二つの技を連続で使用する『龍槌翔閃(りゅうついしょうせん)』という技も存在するなど『龍槌閃』との相性もいい技として知られています。

緋村剣心の必殺技一覧⑥は『龍鳴閃』です。『龍鳴閃(りゅうめいせん)』は雪代縁との最終決戦で最後に使用した技であり、飛天御剣流の神速の「納刀術」として相手の聴覚を破壊する技です。飛天御剣流の中でも異色の技であり、『不殺(ころさず)』を誓った剣心にピッタリの技となっています。聴覚を鍛えているものなら平衡感覚を失ってしまう程の威力を発しています。

緋村剣心の必殺技一覧➆は『龍巻閃』です。『龍巻閃(りゅうかんせん)』は回転による遠心力を利用した技であり、カウンター技として回避することが極めて困難な技の一つです。実戦での使用も多く、斎藤一や刀狩りの張、志々雄真実(派生技のみ)、雪代縁に対して使用するなどかなり有効な技であることが分かります。派生技も多い技で、『龍巻閃・凩』、『龍巻閃・旋』、『龍巻閃・嵐』の三つがあります。

志々雄真実には『龍巻閃・凩』、『龍巻閃・旋』、『龍巻閃・嵐』を三連続で使用し、志々雄に大ダメージを与えました。それぞれが回転して使う技となっていて、高い身体能力がないと使えない技となっています。通常の『龍巻閃』がカウンター技であるのに対して、派生技は単体で使用することができる技になっています。

ここからは『るろうに剣心』の緋村剣心に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。緋村剣心は漫画界屈指の人気キャラクターであり、男女問わず高い人気を誇ります。これまでもアニメ化や実写映画化、舞台化などで注目度も上がっているので緋村剣心についてはネット上でも注目の存在となっています。そのため緋村剣心に関する感想や評価はネット上にも数多く見つけることができました。

剣心がかっこよすぎるという声は圧倒的な数あります。緋村剣心は美しく、可愛く、そしてカッコいいという数多くの要素が組み合わさったキャラクターとしてファンを魅了しています。ネット上には『剣心かっこよすぎて切なすぎて ほんと好きです』という声や『原作の剣心もかっこよすぎて疾風剣心ずるい』という声、『本気出したときの剣心かっこよすぎ！』という声が挙がっています。

剣心と巴の関係性はファンに好評を博していて、漫画史に残る悲恋であると絶賛の声がかなり多く集まっています。ネット上には『やっぱり剣心と巴の関係性のほうが薫との関係より好きだな』という声や『巴さんと剣心の関係性は、お互い言葉少ないけど心と心の触れ合いでよかったと思う』という声、『私も剣心と巴の関係性好きです』という声が挙がっています。

アニメ『るろうに剣心』の剣心の声優・涼風真世も最高と絶賛されています。ネット上には『剣心が涼風真世さんだったのが何より神。変にイケボの男性声優とかじゃなかったのが良かったと思う』という声や『ほんと最高オブ最高すぎて涼風さんの剣心も大好きでした』という声、『涼風さんの声の剣心がなにより最高なので、再放送やったとしても絶対他の声優さんには変えないで欲しい』という声が挙がっています。

長年実写映画『るろうに剣心』で緋村剣心役を担当した佐藤健もファンには好評を博しています。実写化不可能と言われた剣心役を見事に演じ切り、絶賛の声が集まりました。ネット上には『佐藤健さんが10年間で築きあげてきた剣心は本当にかっこよかった』という声や『佐藤健の剣心のハマり具合最高だったな』という声、『佐藤健さんが今回も剣心そのもので最高でした』という声が挙がっています。

今回は『るろうに剣心』の緋村剣心について基本的なプロフィール、壮絶な過去、モデルの人物、十字傷の謎、薫や師匠との関係、飛天御剣流の必殺技、ネット上の感想などを紹介してきました。緋村剣心は十字傷を持つ侍であり、壮絶な過去や圧倒的な強さ、モデルとなる人物など様々なことが注目されています。今回紹介したモデルとなった人物、十字傷の謎など緋村剣心の様々なことに注目して『るろうに剣心』をお楽しみください。