2021年06月05日公開
2021年06月05日更新
うしおととらが面白い・名作と言われる理由とは?あらすじや名シーンも紹介
藤和日郎先生の漫画「うしおととら」は、人間の主人公と彼に憑りつく妖怪の絆と戦いを描いた作品で、壮大な世界観と伏線回収が面白いと評価され、名作漫画に数えられる妖怪バトルアクションです。本文では、漫画「うしおととら」が面白い・名作と言われる理由や魅力、漫画のあらすじや最終回ネタバレ、「うしおととら」の名言・名シーンや、作品の感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
目次
うしおととらが面白い
人間と妖怪の絆を描いた名作漫画「うしおととら」は、多彩なキャラ・妖怪の登場は勿論、華麗な伏線回収や、胸が熱くなる名言など、多くの魅力に富んだ妖怪バトルアクションの名作です。以下では、名作と評される漫画「うしおととら」の面白い魅力をはじめ、漫画のあらすじと、最終回のあらすじ、名言や名セリフ、登場キャラのアニメ声優、「うしおととら」に関する感想や評価などをあらすじを交えながら紹介します。
うしおととらの原作情報
藤田和日郎先生の代表作「うしおととら」は、1990年~1996年にかけて「週刊少年サンデー」にて連載された、奇怪ファンタジー・バトルアクション作品です。単行本は本編・全33巻と外伝1巻で構成され、「少年サンデー」2013年4~5合併号・6号では、同誌の「ヒーローズ・カムバック」の一環として、読切漫画が掲載されました。
「うしおととら」は、中国の伝説の神剣から着想を得て物語が描かれ、人間である主人公と妖怪の種族を超えた絆や、多彩な妖怪の登場や人間模様が高く評価され、名作漫画として根強い人気を誇っています。また、日本のメディア芸術100選・マンガ部門や、第37回小学館漫画賞・少年部門、1997年星雲賞コミック部門賞を、ぞれぞれ受賞しています。
うしおととらのアニメ情報
漫画「うしおととら」は、2015年7月~2016年6月にかけて、2シーズン・全39話が放送されました。アニメ版では、放送回数の少なさから、原作漫画のエピソードが大幅にカットされていることが特徴です。漫画版と比べると、物足りない感じがすると言われる一方で、原作の世界観を忠実に描いた作画や、まとまりのあるストーリーが良いと、前向きな評価も見られます。
うしおととらが面白い・名作と言われる理由
個性豊かなキャラクターの活躍や、多彩な妖怪たちの登場・バトルが目を引く潮と漫画「うしおととら」は、主人公の奮闘や、相棒・とらとの絆、物語に隠された真実と壮大な伏線回収など、多くの魅力に富んでいます。以下では、漫画「うしおととら」が面白い・名作と言われる理由を、あらすじを交えながら紹介します。
面白い魅力①うしおがかっこいい
「うしおととら」の主人公・蒼月潮は、いわゆる、爽やかなイケメンキャラではなく、勉強は苦手、頭に血が上りやすく喧嘩っ早いものの、ずば抜けて強くないため、バトルシーンでは毎回のように苦戦を強いられています。しかし、曲がったことが嫌いで嘘が付けないうしおは、誰かを守るためなら、自分の命を犠牲にしてまで敵に立ち向かう、並外れた正義感と勇気は、誰にも負けません。
また、他人の心の痛みを理解して涙を流す感受性の豊かさや、人間・妖怪と分け隔てなく接する懐の広さなど、優しさや温かさもうしおの魅力です。時には、理不尽な事柄に怒り、真っ向から勝負を仕掛けるなど、人間味あふれる姿が、多くの読者をひきつけています。
面白い魅力②とらがかわいい
うしおによって封印が解かれた「とら」は、かつて人々を恐怖に陥れた凶悪な妖怪と言われ、500年にわたり、獣の槍に封じ込められていました。しかし、蓋を開けてみると、恐怖の伝承とは裏腹に、あらゆるものに興味を示したり、うしおとは何かと罵り合いながらも、彼の窮地にはつかさず助けに出るなど、以外な性格が明かにされました。
伝承では、理性のない凶暴な妖怪と伝えられてきたとらでしたが、時には茶目っ気を見せたり、遠回しな表現で助け舟を出すなど、ヒロインとも呼べる可愛さを秘めています。外見と内面のギャップの激しさがかわいいとらは、相棒・うしおと並ぶ「うしおととら」の人気キャラクターです。
面白い魅力③妖怪たちが魅力的
妖怪バトルアクション漫画である「うしおととら」には、多彩な妖怪キャラの登場も欠かせず、妖怪もの特有のグロテスクかつホラー要素を強めた怖い妖怪から、かっこいいかつかわいい妖怪まで、バラエティに富んでいます。数多くの妖怪から、自分のお気に入りのキャラを見つけられることも、漫画「うしおととら」の魅力の1つであり、トラウマを植え付けられそうな、インパクトある演出も注目ポイントです。
面白い魅力④伏線回収
漫画「うしおととら」の一番の魅力は、細部にわたって練り込まれた伏線回収です。藤田和日郎先生の作品の最大の特徴である伏線回収は、「うしおととら」でもその威力が発揮され、偶然に思えた事象の全ては、実は物語のラストでつながっているという、読者の予想を良い意味で裏切る怒涛の展開が注目されています。
うしおととらの漫画のあらすじと最終回ネタバレ
以下では、ハラハラとドキドキの展開から目が離せない、「うしおととら」の漫画のあらすじと、壮大な伏線回収・怒涛の展開が注目された「うしおととら」の漫画最終回のあらすじネタバレを紹介します。
うしおととらの漫画のあらすじ
寺の住職の息子・蒼月潮は、実家の地下室にて保管されていた獣の槍を発見し、妖怪・とらの封印を解き、憑かれてしまいます。うしおを食い殺そうと試みるとらでしたが、獣の槍を持つうしおに手を出すことができず、いつかうしおを食い殺す機会を待つべく、彼と行動を共にします。一方、とらの封印が解けたことにより、周囲では妖気に呼ばれた妖怪たちが集まってくるようになります。
うしおは、獣の槍を武器に、多種多様な妖怪たちとの戦いに挑みます。そんな中、死別したと思われたうしおの母親が生きていることが判明し、うしお達は真実を確かめるべく、北海道・旭川を目指します。様々な人との出会いや戦いを経たうしおととらは、旅を通じて絆を深めていき、同時に、ある真相を知ることになります。
妖怪に命を狙われる本当の理由や、自分に課された使命を知り、同時に、一連の事件は白面の者と呼ばれる謎の存在によるものと判明します。うしおととらは、過酷な試練に向き合いながら、隠された真実に迫っていきます。
うしおととらの漫画の最終回
白面を封印する柱が破壊されたことで、日本全土を巻き込んだ最終決戦の火蓋が切られました。人々は、白面の能力によってうしおとの記憶を抹消されたことや、仲間をとらに倒された恨みから自暴自棄になり、単身で白面に向かいます。しかし、獣の槍は粉々に砕け、うしおは海の底へ沈んでいき、とらも白面との戦いに敗れてしまいます。
その頃、うしおは白面と因縁を持つ人間・シャガクシャの記憶を目の当たりにし、両者の知られざる過去や、獣の槍の秘密、とらの誕生の経緯などを知ります。一方、対白面とは別の場所で、鏢と紅蓮による戦いが繰り広げられていました。紅蓮は、鏢の妻子を死に追いやった仇であり、激戦の末、鏢の機転により紅蓮は倒され、復讐を果たした鏢も力尽きました。
シャガクシャの記憶を見て、戦意を取り戻したうしおは、獣の槍の破片の力で記憶が戻った東西の妖怪と共に白面との最終決戦に挑みます。とらの口から出てきた獣の槍を武器に、うしおは白面を追い詰めていき、妖怪・光覇明宗の者たちも白面に結界を張って、うしおを援護します。また、須磨子の機転によりとらも復活を遂げ、復活を遂げたうしおととら・白面の最後の戦いが始まります。
白面の圧倒的なパワーと、獣の槍の使い過ぎにより、妖怪に変身しかけるうしおでしたが、とらの決死の覚悟で白面は倒されました。同時に、とらもこの世から消滅していき、多くの犠牲を払った世界に平和がもたらされました。そして、白面決戦を制したうしおは、とらとの思い出を胸に秘め、麻子・真由子・キリオと共に卒業式に向かいます。
うしおととらの名言や名セリフ・名シーン
名作と呼ばれる「うしおととら」は、蒼月潮を始めとするキャラクター達の熱い名言や名セリフも支持され、人生のバイブルとしても親しまれています。以下では、数多くの名言を生みだした名作漫画「うしおととら」から、キャラクターの名言や名セリフ・名シーンを、あらすじを交えながら紹介します。
名言①「わるかったなあ…」
漫画「うしおととら」の名言や名シーン1つ目は、鎌鼬3兄弟の次男・十郎の心情を理解し、彼の悲しさや悔しさに涙を流す蒼月うしおの名言です。鎌鼬3兄弟は、人間の自然破壊が原因で住処を追われ、絶望の末に、殺戮に手を染めるようになった悲しい妖怪たちでした。彼らの悲しみは、同じ痛みを持つうしおの言葉によって解き放たれましたが、十郎は多くの命を奪ったことに対する罪滅ぼしとして、自ら命を断ちました。
わるかったなあ つらかったろうなあ。
名言②「バカね。」
漫画「うしおととら」の名言・名シーン2つ目は、一族のしがらみから抜け出し、自分の人生を歩み始めた鷹取小夜の前向きな名セリフです。座敷わらし・オマモリサマを鷹取家から解放させることは、一族の衰退につながるため、小夜の両親は猛反対します。しかし、悩んだ末、小夜はうしおととらの力を借りて、オマモリサマを解放させ、小夜も自分で決めた人生に向かって歩き出します。
名言③「オレは…まっすぐ…」
漫画「うしおととら」の名言・名シーン3つ目は、人生の最期に母親との約束を果たした徳野の名セリフです。幼い時から素行が悪く、町を出てからはヤクザとして活動していた徳野でしたが、何気なく戻った故郷で、妖怪・シュムナと遭遇します。うしおのまっすぐな姿に感化された徳野は、町と母親を守るために妖怪に立ち向かい、最期は、母親の言葉通りの人間になれたことに満足し、息を引き取りました。
オレは… まっすぐ… 立ってるか…?
名言④「あいつといると…」
漫画「うしおととら」の名言・名シーン4つ目は、光覇明宗の法力僧・獣の槍伝承者候補・秋葉流と戦ったとらの名セリフです。伝承では、凶悪な妖怪と言われるとらでしたが、獣の槍から解放された後は、うしおを始めとする人間たちに協力的な姿勢を示しており、敗北した流からは何か裏があるのではと見られます。しかし、とらは、うしおといることを楽しんでいるような返答をし、2人の関係性を示唆しているでしょう。
フン!わしゃ理屈なんてしらねぇ... ただ...
あいつといると退屈はしねえな。
名言⑤「使い捨てられていい奴なんざ…」
漫画「うしおととら」の名言・名シーンの5つ目は、妖怪を使い捨ての道具として扱ってきた、H・A・M・M・R~ハマー機関~の科学者たちに対する、蒼月潮の怒りの名セリフです。妖怪も人間と等しい存在と考えるうしおにとって、ハマー機関の科学者の行為は許し難く、例え、白面を倒すための実験とはいえ、犠牲を出すことを厭わない彼らの考えに、うしおは激しく怒ります。
使い捨てられていいヤツなんざ、この世にゼッテェいねえんだよ!!
うしおととらのキャラのアニメ声優一覧
「うしおととら」は、原作者・藤田和日郎先生の漫画で、初のアニメ化が製作された作品です。アニメ版では、放送期間の都合により、原作のストーリーが大幅にカットされましたが、アニメならではの迫力ある展開が見どころです。以下では、原作漫画と共に楽しみたい、アニメ「うしおととら」から、キャラのアニメ声優を紹介します。
蒼月潮役/畠中祐
「うしおととら」の主人公で、実家の蔵の地下室に眠っていた獣の槍を引き抜いたことで、妖怪・とらを目覚めさせてしまい、妖との宿命の戦いに巻き込まれていきます。年齢は、物語開始時点で中学2年生で、曲がったことを非常に嫌う正義感や献身さ、人間・妖の隔たりなく平等に接する器の広さを兼ね備えています。一方で、頭に血がのぼりやすく、口より先に手が出てしまう喧嘩早さや、嘘が付けない性分が玉にキズでしょう。
蒼月潮のアニメ声優・畠中祐さんは、1994年生まれ、神奈川県出身の声優・歌手・俳優で、2006年から活動を行なっています。声優・畠中祐さんの主な出演作品は、アニメ「遊戯王ZEXAL」九十九遊馬役、「甲鉄城のカバネリ」生駒役、「僕のヒーローアカデミア」上鳴電気役等です。また、海外作品にも多数出演しており、映画「ナルニア国物語シリーズ」エドマンド・ペベンシー役を担当しました。
中村麻子/小松未可子
潮の幼馴染で、お節介とも呼べる世話好き、弱い者いじめにも果敢に立ち向かう正義感に溢れたバイタリティ溢れる少女です。特殊な能力こそ持たないものの、持ち前の行動力や洞察力、父親に仕込まれた空手の腕前を武器に、妖怪に立ち向かいます。潮とは、お互いに好意を寄せつつも、その気持ちを素直に表現できず、潮と他の女の子との関係にやきもちを焼いたり、憎まれ口を叩いたりしています。
中村麻子のアニメ声優・小松未可子さんは、1988年生まれ、三重県出身の声優・歌手・女優で、2007年から芸能活動を行なっています。声優・小松未可子さんの主な出演作品は、アニメ「ガンダムビルドファイターズ」イオリ・セイ役、「モーレツ宇宙海賊」加藤茉莉香役、「スター・トゥインクルプリキュア」香久矢まどか(キュアセレーネ)役等です。
井上真由子役/安野希世乃
潮の幼馴染で、麻子の親友、おっとりのんびりした一方で、いざという時には強い意思を発揮し、物語が進むにつれて、怪異に巻き込まれていきます。後にその正体は、初代お役目・ゆきことジエメイと繋がりを持つ、日崎家の子孫と判明、四代目お役目として覚醒を果たしました。また、真由子が妖に対する恐怖心が薄い理由は、真由子自身が持つ気力とされ、元から備わっていた能力とは無関係と言われています。
井上真由子役のアニメ声優・安野希世乃さんは、1989年、宮城県出身の声優・歌手で、2011年から声優活動を行なっています。声優・安野希世乃さんの主な出演作品は、アニメ「マクロスΔ」カナメ・バッカニア役、「アイドルマスター シンデレラガールズ」木村夏樹役、「スター・トゥインクルプリキュア」天宮えれな (キュアソレイユ)役等です。
蒼月紫暮役/藤原啓治
潮の父親で、光覇明宗最強クラスの法力僧と称される寺の住職、いかなる状況に陥っても動じない冷静さや、家族を大切に想う優しい性格の持ち主です。一方、若い頃は修行熱心ではあったものの、獣の伝承者に選ばれなかったことを原因とする苛立ちから、荒れていた時期があり、後に妻となる三代目・日崎須磨子との出会いをきっかけに改心しました。
蒼月紫暮役のアニメ声優・藤原啓治さんは、1964年生まれ、東京都生まれ、岩手県育ちの声優・俳優・音響監督で、2020年4月に逝去されました。日本を代表する声優として知られた藤原啓治さんの主な出演作品は、アニメ「クレヨンしんちゃん」野原ひろし役、「交響詩篇エウレカセブン」ホランド・ノヴァク役、「機動戦士ガンダム00」アリー・アル・サーシェス役等です。
鏢役/浪川大輔
呪符を用いた妖退治を生業とする符咒士の男性で、通称である「鏢」は字です。右目部分には翠竜晶を埋め込んでおり、まやかしを見抜いたり、妖怪を見ることができる淨眼として機能しています。出身は中国広東省で、自身が留守の間に妻と子供を殺害した妖への復讐を決意します。その後、日本へ来日し、潮ととらの協力により仇を突き止めることができ、復讐を果たすと同時に絶命しました。
鏢役のアニメ声優・浪川大輔さんは、1976年生まれ、東京都出身の声優・歌手・俳優で、1985年から芸能活動を行なっています。声優・浪川大輔さんの主な出演作品は、アニメ「鬼滅の刃」鋼鐡塚役、「君に届け」風早翔太役、「ルパン三世」石川五ェ門役等です。海外作品では、映画「ターミネーターシリーズ」ジョン・コナー役、「ロード・オブ・ザ・リング」フロド・バギンズ役等です。
うしおととらに関する感想や評価
以下では、名作漫画「うしおととら」に関する感想や評価を、作品のあらすじネタバレを交えながら紹介します。
感想や評価1:うしおととらの関係が良い
うしおととらの関係性が好きすぎる
— 琉璃~paper~ (@Nebusokugimi512) May 30, 2021
4週目なのにドキハラしながら読めるって、記憶力なくてハッピー
「うしおととら」と言えば、あらすじや魅力にて紹介した主人公・蒼月潮と彼に憑く妖怪・とらの関係は外せません。いわゆる最悪の出会いから、緊張感漂う関係にあった2人でしたが、お互いを良き相棒として認め合い、共闘し合う関係性は、何度読み返しても、ハラハラやドキドキ・感動を読者に与え、名作として多くのファンに親しまれています。
感想や評価2:蒼月潮に憧れた
こういう風になりたい!
— けんたろう (@cheshirecat_r9) November 3, 2018
とずっと思ってるのが #藤田和日郎 先生の #うしおととら の蒼月潮。
不器用だけど本当に真っ直ぐな彼にずっと憧れてました。
不器用なところはほんと似てしまったけど(苦笑)#大切なことはすべて漫画が教えてくれた pic.twitter.com/w81morA1TQ
漫画「うしおととら」が面白いと評価される理由の1つに、主人公・蒼月潮のキャラクター性も挙げられています。喧嘩っ早くて、不器用でありながら、大切な人を必死に守り抜く正義感や優しさ、曲がったことを何よりも嫌う性格は、清々しさを感じさせます。また、うしおのまっすぐな性格に憧れを抱いたとの感想や評価も見られ、「うしおととら」が、名作と呼ばれるきっかけをもたらしたでしょう。。
感想や評価3:女性キャラがかっこいい
#うしおととら 心揺さぶられる名作。
— マリアさんの覚え書き🧪𓃠 (@mariasanno) May 30, 2021
「君は一人で闘うの?」と何度思ったか。
「人の心の弱み」をいろんな方向から描かれたり語彙力なくて申し訳ないけど人の繋がりや愛をこう表現するのか!と。
この漫画き出てくる女性は皆精神的に大人で強く。お母さんの話は泣きました。#漫画 pic.twitter.com/l2ecrd3FKI
「うしおととら」は、主人公や妖怪たちだけでなく、うしおを取り巻く女性キャラクターの活躍も欠かせません。うしおの幼馴染で、ヒロインである麻子や真由子をはじめ、「うしおととら」の女性キャラは、他作品のヒロインとは異なり、自立心や精神的な強さに溢れており、男性キャラに劣らないカッコよさが支持されています。また、うしおと母親とのエピソードに涙したとの感想も見られます。
感想や評価4:他作品では真似できない伏線
進撃で伏線がーとか言ってる連中はうしおととらとかからくりサーカスみたらチビりそう
— トーテムポール小畑 (@happyjamoji) May 30, 2021
「進撃の巨人」をはじめ、伏線回収がすごいと評価される漫画は数多くありますが、一部では、どの作品も「うしおととら」や「からくりサーカス」には及ばないとも言われています。「うしおととら」の最大の魅力である伏線は、一見すると何気ないもののように思えた事象が、終盤で思わぬつながりを見せるなど、読者を期待を良い意味で裏切る、壮大な回収ぶりが評価されています。
感想や評価5:原作者・藤田先生の誕生日を祝福
今日5月24日は大好きな漫画家、#藤田和日郎(@Ufujitakazuhiro) 先生の #お誕生日!おめでとうございます!藤田先生の作品はどれも大好きなんですが、『#うしおととら』は、自分の中の真のバイブル!いろんなことを勉強させてもらいました!藤田先生、素敵な作品を本当にありがとうございます!!(*^^*)
— 寺田あやと (@ayato_terada) May 24, 2021
SNSでは、「うしおととら」の原作者・藤田和日郎先生の誕生日を祝福するメッセージも投稿されています。「うしおととら」をはじめ、数々のヒット作を生みだした藤田先生の作品は、どの漫画も読みごたえがあり、胸が熱くなる名言や名セリフは、人生のバイブルとしても支持されています。過激な描写から藤田先生の作品を苦手とする方もいますが、独創的な世界観は、幅広いファンから根強い人気を誇っています。
うしおととらの面白い魅力まとめ
名作漫画「うしおととら」の面白い魅力や、漫画のあらすじ・最終回あらすじネタバレ、名言・名シーン、アニメ声優、「うしおととら」に関する感想や評価などを紹介しました。やや過激な作画であるものの、人間と妖怪の種族を越えた絆や、最終回につながる壮大な伏線回収が見どころの「うしおととら」は、名作漫画として幅広い世代に支持されています。