めぞん一刻の名言・名シーン集！各キャラクターの感動のセリフをまとめて紹介

高橋留美子先生の代表作「めぞん一刻」は、アパート・一刻館を舞台に、未亡人の管理人と浪人生の住民の恋模様を描いたラブコメディです。以下では、感動のプロポーズシーンが話題を呼んだ「めぞん一刻」から、各キャラクターの名言集・名セリフ・名シーン、キャラクターのアニメ声優等を紹介します。

高橋留美子先生の「めぞん一刻」は、漫画雑誌「ビックコミックスピリッツ」の創刊号1980年～1987年にかけて連載されたラブコメディで、単行本は全15巻で構成されています。

時計坂と呼ばれる町にある古い木造アパート「一刻館」に住む浪人生・五代裕作は、管理人して赴任してきた音無響子に恋心を寄せます。しかし、響子は亡き夫のことを忘れることができず、裕作の想いを素直に受け取れずにいました。2人の関係を見守る住民たちの騒動や賑やかな日常を通じて、裕作・響子は次第に距離を縮めていきます。

個性豊かなキャラクター達の日常を描いた「めぞん一刻」は、女性はもちろん、男性の涙を誘う名言にあふれています。以下では、めぞん一刻の感動の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15～11を紹介します。

メゾン一刻の名言集や名シーンランキング第15位は、亡き夫の名前を付けた飼い犬を呼ぶ音無響子の名言です。元は惣一郎が連れてきた白の雑種でしたが、人間の惣一郎の死後は、響子の支えとして、彼女と共に一刻館で暮らすこととなり、住民からも可愛がられています。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第14位は、響子への想いをつづった五代裕作の名言です。七尾こずえと付き合っていた裕作でしたが、彼の心はいつの間にか響子への想いであふれていました。その後、こずえとは円満な別れ方となったものの、「好きな女」について尋ねられた際には、裕作は答えることが出来ず、帰りの電車で、響子への想いを心の中で語った名言です。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第13位は、帰宅途中が一緒になった裕作を励ます音無響子の名言です。不器用なために、人より苦労の多い裕作でしたが、そんな裕作でも必ず陽の当たる日が来ると励まします。大切な人を失う悲しみを経験してきた響子ならではの奥深い名言でしょう。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第12位は、裕作・響子の結婚を喜ぶ裕作の祖母・五代ゆかりの名言です。実の息子のように育ててきた裕作の結婚に喜ぶおばあちゃんの姿は、裕作と響子の結婚を実感させてくれる感動の名場面となりました。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第11位は、明日菜の優しさに触れ、彼女と人生を共に歩む決意を固めた三鷹瞬の名セリフです。ある勘違いから明日菜との結婚を決めた三鷹でしたが、後に妊娠の件は、お互いの飼い主の事だったと判明し、誤解だと知った三鷹はすっかり意気消沈してしまいます。しかし、三鷹は明日菜との結婚を取りやめることなく、プロポーズの言葉とも捉えられる以下の名言を送りました。

「めぞん一刻」と言えば、主人公・ヒロインの関係を見守る脇役キャラの活躍や、彼らの名言も注目を集めています。以下では、「めぞん一刻」の感動の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10～4を紹介します。

めぞん一刻の名言集や名シーンランキング第10位は、亡き夫・惣一郎へ想いと、裕作への恋心の間で揺れる響子の複雑な心境が垣間見える名言です。響子の将来を思って、身内からは再婚話が舞い込んでいましたが、新しい恋に踏み込むことは、惣一郎への想いが偽りになってしまうという恐れから、響子は自分の気持ちに素直になれず、裕作への想いにもためらいを覚えていました。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第9位は、酒の酔いに任せて響子への想いを打ち明ける五代裕作の名言です。一刻館の管理人・音無響子に対して好意を持っていた裕作でしたが、不器用な性格から自分の気持ちを伝えられずにいました。そんなある日、坂本と飲み、酔いが回った裕作は、一刻館の前で思わず、響子への想いを叫びました。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第8位は、裕作との関係を疑う響子に対して放った六本木朱美の名言です。裕作とのけんかや、朱美との一件を知らされた響子は、ショックのあまり取り乱すも、朱美は裕作みたいな消極的な男には興味が無いと断言します。同時に、その場を去った響子を追いかけるように裕作に促すなど、内面では2人の仲を気にかけており、この出来事は、裕作・響子の関係が進展するきっかけになりました。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第7位は、テニススクールの混合ダブルスの試合にて放った三鷹瞬の名言です。三鷹は一の瀬花枝と、響子は五代裕作とペアを組みましたが、三鷹の心は対戦相手となった響子にあり、プロポーズの意味も込めて、響子に訴えた名セリフです。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第6位は、音無響子との結婚を決意した、五代裕作のプロポーズの言葉です。「ぼくのためにミソ汁を作ってください」と言うべきところでしたが、緊張のあまり言葉があやふやなプロポーズとなってしまいました。しかし、その後のプロポーズでは、自分の気持ちをきちんと伝えることができ、この時の苦い経験は、後の裕作にとって良い教訓となったでしょう。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第5位は、病院を退院し、裕作・春香と共に一刻館に帰って来た響子の名セリフです。漫画「めぞん一刻」のラストを飾るこのシーンでは、裕作・響子の娘・春香がお披露目され、新しい家族を迎えた裕作・響子の幸せな日々が描かれた感動の名シーンです。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第4位は、響子と裕作の結婚を心から祝福する一刻館の大家さんこと、音無老人の名セリフです。夫を失った響子だけでなく、裕作のことも気にかけていた音無老人でしたが、2人の結婚式では、惣一郎の親族と共に出席し、響子の幸せを誰よりも願い、2人の晴れの日を心から祝った感動の名言です。

裕作のプロポーズの言葉と響子の返事は、「めぞん一刻」を代表する名言であり、紆余曲折を経て結ばれた2人の感動の名場面となりました。以下では、「めぞん一刻」の感動の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3と、プロポーズの言葉を紹介します。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第3位は、音無響子の五代裕作からのプロポーズの返事です。誰もが一度は聞いたことのある響子の名言は、亡き夫・惣一郎への気持ちの整理や、裕作への想い、そして、同じ悲しみを二度とさせないでほしいなど、響子の胸の内が表れているでしょう。また、裕作も「決して一人にはしない」と、響子との約束を守る決意を見せ、2人はようやく結ばれました。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第3位は、音無惣一郎の墓前で、響子の全てを受け入れる覚悟を見せた五代裕作の名セリフです。再婚を控えていながら、響子は前の夫のことが忘れられず、裕作に対して申し訳なく思っていました。しかし、裕作は、惣一郎も響子の一部であると見ており、裕作の優しさや心の広さを感じさせる感動の名言でしょう。

めぞん一刻の名言集・名シーンランキング第1位は、響子への想いを胸に、プロボースをする三鷹瞬の名セリフです。プロポーズを断るつもりでいた響子でしたが、相手を傷つけまいと考えるあまり、泣き出してしまいます。一方、響子に辛い思いをさせてしまったと感じた三鷹は、彼女から身を引くことを決めました。

以下では、感動の名言・名場面で多くの涙を誘った「めぞん一刻」のアニメ声優一覧を紹介します。

めぞん一刻のヒロイン・音無響子は、アパート・一刻館の住み込み管理人の女性で、劇中では「管理人さん」と呼ばれています。本編開始前に夫・音無惣一郎を亡くしており、失意の中、義父・音無老人の計らいで一刻館の管理人となり、アパートの住民たちとの交流を経て、次第に立ち直っていき、裕作のプロポーズを受け取りました。

音無響子のアニメ声優・島本須美さんは、1954年生まれ、高知県出身の声優・女優・ナレーターで、1970年代から活動を行なっています。声優・島本須美さんの主な出演作品は、劇場版「ルパン三世 カリオストロの城」クラリス役、「それいけ！アンパンマン」しょくぱんまん役等です。また、ジブリ作品では、「風の谷のナウシカ」の主人公・ナウシカ役、「もののけ姫」ではトキ役を演じました。

めぞん一刻の主人公で、一刻館に入居した当時は浪人生で、後に大学・専門学校を経て、保育士になりました。入居当初は、変わり者の住民に馴染めず、転居を考えていたものの、管理人として赴任してきた響子に一目ぼれし、以降も一刻館に住み続けています。お人好しな性格が災いし、周囲のトラブルに巻き込まれることが多いものの、響子をありのままに受け入れる心の広いキャラクターです。

五代裕作役のアニメ声優・二又一成さんは、1955年生まれ、青森県出身の声優・ナレーターで、1975年から活動を行なっています。高橋留美子作品の常連声優として知られており、アニメ「犬夜叉」鉄鼠役、「らんま1/2」五寸釘光役等を演じました。また、海外作品への吹き替えも多く担っており、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」や、「マトリックスシリーズ」等に出演しています。

めぞん一刻・一の瀬花枝は、詮索好き・世話好きな一刻館1号室の住民です。響子・裕作の関係を面白がり、彼女の言動が誤解を生み、大騒動になることも少なからずあります。一方で、年長者として2人の関係を心配する一面もあり、時には的確なアドバイスを送るなど、頼りになるおばさんキャラです。

一の瀬花枝役のアニメ声優・青木和代さんは、1947年生まれ、東京都出身の声優・女優で、1970年代から活動を行なっています。声優・青木和代さんの主な出演作品は、アニメ「未来少年コナン」ジムジィ役、「トム・そーヤの冒険」ハックルベリー・フィン役等です。また、「ドラえもん」ジャイアンの母ちゃん役で広く知られており、主要声優陣の交代が実施された2005年まで演じ続けました。

めぞん一刻・一の瀬氏は、一の瀬花枝の夫で、息子を含めた3人家族で一刻館に住んでいます。登場初期は、サラリーマン生活を送っていたため、住民たちとの生活時間帯が合わず、一刻館では薄い存在でした。しかし、勤め先の倒産を機に、一刻館の住民たちにも知られるようになりました。

一の瀬氏役のアニメ声優・矢田稔さんは、1931年生まれ、東京府（現在の東京都）出身の声優・ナレーター・俳優です。日本俳優連合顧問も務める声優・矢田稔さんの主な出演作品は、アニメ「鉄人28号」敷島博士役、「科学忍者隊ガッチャマン」ボロンボ博士役、「ヤットデタマン」ロビンソンクルーソー役、「楽しいムーミン一家」ヘムレン役等です。

めぞん一刻・一の瀬賢太郎は、一の瀬氏・花枝夫妻の息子で、終盤で中学生となりました。管理人を含めた一刻館の住民の中で、数少ない常識人であり、響子の義理の姪・郁子に好意を寄せるも、意中の女性には気が付いてもらえていない模様です。

一の瀬賢太郎のアニメ声優・坂本千夏さんは、1959年生まれ、東京都出身の声優です。声優活動と並行して、後進の育成にも尽力しており、声優養成所の講師としても活動しています。声優・坂本千夏さんの主な出演作品は、アニメ「それいけ！アンパンマン」てんどんまん役、「美少女戦士セーラームーン」夜天光（セーラースターヒーラー）役、海外ドラマ「フルハウス」D.J.タナー役等です。

めぞん一刻・二階堂望は、一刻館2号室に住む現役の大学生です。実家は裕福であり、当初は大学進学を機に、高級マンションに入居する予定でしたが、手違いで一刻館に来てしまうも、響子を気に入りそのまま入居することに決めました。初登場は1984年4月で、大学卒業まで一刻館に住み続けました。

二階堂望のアニメ声優・堀川亮さんは、1958年生まれ、大阪府出身の声優・俳優・音響監督で、インターナショナル・メディア学院の学院長を務めています。声優・堀川亮さんの主な出演作品は、アニメ「ドラゴンボールZ」ベジータ役、「聖闘士星矢」アンドロメダ瞬役、「名探偵コナン」服部平次役、人形劇「きかんしゃトーマス」ヘンリー役等です。

賑やかなキャラクター達の日常や、心に響く感動の名言・名シーンで多くのファンに支持される、「めぞん一刻」に関する感想や評価を紹介します。

「めぞん一刻」の名言と言えば、裕作のプロポーズへの響子の返事であり、一度聞いたら忘れられない感動の名言です。最愛の夫に先立たれた響子の想いや、響子の全てを受け入れる裕作の心の広さは、女性はもちろん、男性ファンの涙を誘い、感動の名場面として親しまれています。

漫画「めぞん一刻」と言えば、感動の名言・名シーンだけでなく、一刻館の住民によるドタバタコメディも欠かせません。個性豊かなキャラクターが繰り広げる日常は、多くの読者に笑いや感動を誘い、30年以上前に発表された漫画とは思えない面白さに、夢中になったとの感想も寄せられています。

漫画「めぞん一刻」と「うる星やつら」は、高橋留美子先生の代表作として人気を集める一方、両作品が同時期に別々の漫画雑誌で掲載されていたことは、あまり知られていません。そのため、ネット上では、ジャンルの異なる2作品の同時連載や、ジャンルが全く異なる作品でありながら、2作品ともヒットさせた高橋先生の才能に驚いたとの投稿も多数みられます。

「めぞん一刻」の感動の名言集や名シーンランキングやプロポーズの言葉、登場キャラのアニメ声優などを紹介しました。自分の気持ちに素直になれない管理人と不器用な入居者の恋模様を描いた「めぞん一刻」は、何度も読み返したくなる、感動の名言・名シーンの宝庫でしょう。