【うしおととら】とらは実はかわいい?強さ・正体や真由子との関係も紹介

週刊少年サンデーにて連載され、「不朽の名作」との呼び声も高い『うしおととら』。うしおととらは、原作漫画の連載終了から25年が経過していますが、今なお衰えない人気を誇っている少年漫画です。ここでは、人気作品・うしおととらに登場する、とらのかわいい魅力について紹介していきます。うしおととら作中でのとらのかわいいシーンだけではなく、強さ・正体、真由子との関係も紹介していきます。

【うしおととら】とらは実はかわいい?強さ・正体や真由子との関係も紹介のイメージ

目次

  1. うしおととらのとらがかわいい
  2. うしおととらのとらの強さ・正体を考察
  3. うしおととらのとらと真由子の関係やかわいい魅力
  4. うしおととらのとらが出会った妖怪
  5. うしおととらのとらのアニメ声優
  6. うしおととらのとらに関する感想や評価
  7. うしおととらのとらのかわいい魅力まとめ

うしおととらのとらがかわいい

うしおととらの作品情報

うしおととらに登場するとらは、主人公・蒼月潮と共に数々の妖怪と激闘を繰り広げて行く、潮の相棒とも言える存在のキャラクターです。とらは長きに渡り封印されてきた大妖怪で、潮の手によって封印を解かれ、「とら」と名付けられます。とらは、主人公の相棒としては、とても凶暴で恐ろしい見た目をしていますが、実はかわいいと人気を呼んでいます。ここでは、とらのかわいいシーンや魅力を紹介していきます。

うしおととらの概要

うしおととらに登場する、とらのかわいい魅力について紹介していく前に、うしおととらの作品情報を詳しく紹介します。うしおととらは、週刊少年サンデーにて連載されていた漫画作品です。作者は、日本の漫画家・藤田和日郎。藤田和日郎は『からくりサーカス』や『月光条例』などでも知られている売れっ子漫画家ですが、うしおととらはそんな藤田和日郎の出世作と言える、大ヒットを記録した作品となりました。

うしおととらは、1990~1996年の間週刊少年サンデーにて連載されていた作品です。コミックスの累計発行部数は、文庫版などを全て含めると3000万部を突破しています。1991年には、小学館漫画賞も受賞している話題作でした。過去にOVA化もされているうしおととらでしたが、2015年にはテレビアニメ化もされています。

うしおととらのあらすじ

うしおととらのあらすじを紹介していきます。うしおととらの主人公・蒼月潮は、実家の寺の蔵の中で封印されていたある妖怪と出会います。妖怪は槍に突き刺されており、槍を引き抜いて封印を解いてしまった潮。潮は妖怪の毛並みが虎に似ていたことから「とら」と名付け、とらを封印していた「獣の槍」を武器に、次々襲ってくる妖怪と戦いを繰り広げていきます。

とらのプロフィール

うしおととらに登場する、とらのプロフィールを紹介していきます。とらは、主人公・潮の実家である寺に500年もの間封印されてきた妖怪です。妖怪を倒すために伝承されてきた武器「獣の槍」に貫かれ、壁に縫い付けられていました。潮によって発見され、妖怪を倒すために潮が獣の槍を引き抜いてしまった事で、長い封印から解き放たれる事となります。

潮によってとらと名付けられましたが、2000年以上は生きている大妖怪で、「雷獣」や「長飛丸」という名前で知られていました。潮にとらと呼ばれるようになってからは、「長飛丸」と呼ばれると怒ると言った反応も見せるようになっています。復活した当初は、潮を「喰ってやる」とまさに妖怪らしい発言を繰り返していましたが、獣の槍を持つ潮には全く歯が立たず、逆に人間を食べないように潮によって見張られる事となります。

とらは主人公・潮の相棒というだけではなく、うしおととらのもう一人の主人公とも言える存在です。とらは初登場時から、ずば抜けた強さを持つ妖怪として描かれており、出会い妖怪からも恐れられていました。ただの長く生きている強い妖怪という訳ではなく、実はうしおととらのストーリーの根幹に関わる重大な宿命を負っているキャラクターだと言う事が、物語が進むにつれて徐々に明らかになっていきます。

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うしおととらのとらの強さ・正体を考察

考察①とらの強さ

うしおととらに登場する、とらの強さや正体について考察していきます。うしおととらの強さに関しては、初登場時からずば抜けた強さだという事がはっきり描かれています。とらは主に雷や炎を駆使して戦い、非常に強靭な肉体も持っています。使用する妖術のような技も雷や炎にまつわるものだけではなく、体毛を針のようにして攻撃したり、凄まじいスピードで飛んだり、衝撃派を繰り出したりととても多彩です。

とらの強さは並みの妖怪では相手にならない程であり、日本においては「長飛丸」という名前で恐れられていた妖怪でした。長飛丸という名前の由来も、山の一つや二つ一瞬で飛び越えてしまう程、素早く動く事が出来るからです。うしおととら作中でも、とらの強さは長く生きている妖怪の間では周知の事実でした。しかし、そこまでの強さを持つとらでも、獣の槍を駆使する潮には全く歯が立たないのでした。

考察②実は人間だった?

うしおととらに登場するとらの正体には、物語のカギとなる重要な真実が含まれていました。うしおととらのとらは、実は最初から妖怪だった訳ではありません。実はとらの正体は、元人間なのです。とらはかつて「字伏」とも呼ばれていた存在でした。字伏とは、獣の槍の伝承者の事で、獣の槍の使い手として妖怪と戦ってきた存在でした。とらも、そんな獣の槍の使い手の一人だったのです。

とらの正体は、過去に獣の槍を使っていた人間だったという事が明らかになっています。獣の槍を使うには、使い手となる人間の魂を消費する必要があるのです。獣の槍を使うため、魂を全て使いきってしまった人間は、やがて自身も獣となってしまいます。それが字伏であり、獣に変貌したとらの正体だったのです。

現代では獣の槍の使い手は主人公・潮ですが、潮も敵との激闘の末に魂を使い切り、字伏になりかけてしまった事がありました。しかし、潮はそこで字伏にはならず、5人の少女の協力によって人間に留まる事が出来たのでした。

考察③白面との関係

うしおととらのラスボス、白面の者。白面は憎しみを具現化したような妖怪であり、「邪悪の化身」とも呼ばれている恐ろしい存在です。うしおととら作中では封印されている状態でありながら、自身の眷属によって潮達を攻撃していました。うしおととらのとらの正体は、かつて獣の槍を使っていた使い手で人間でした。しかし、とらの正体には更に驚くべき真実が隠されていました。

字伏となったとらの前世は、2500年前の古代インドで生まれたシャガクシャという青年でした。シャガクシャは、呪われた子供として忌み嫌われ、全てを憎んで生きてきました。憎しみによって強くなったシャガクシャは、戦いの中で恐るべき強さを発揮し、やがて英雄として扱われるようになっていきます。しかし、手の平を返す人々の態度に更に憎しみを抱くシャガクシャ。

そんなシャガクシャでしたが、ラーマという少年とその姉との出会いで、やがて人の温もりを理解するようになっていきます。しかし、やがて町は戦火に巻き込まれ、シャガクシャはラーマ達だけでも逃がそうと試みます。二人を連れて逃げるシャガクシャでしたが、敵兵に囲まれてしまい、シャガクシャの腕の中でラーマの姉は息絶えてしまいます。

愛する者を殺されたシャガクシャの憎しみは凄まじく、彼の中の憎しみは実体を持って現れます。それが白面の者なのです。シャガクシャは白面の者を生み出した存在だったのでした。シャガクシャは獣の槍の使い手となって記憶を失い、やがて獣に変貌しました。それが潮と出会ったとらなのでした。

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うしおととらのとらと真由子の関係やかわいい魅力

かわいい魅力①喰う喰う詐欺

うしおととらに登場するとらのかわいい魅力やシーンを紹介していきます。うしおととら作中で、とらは封印を解かれてすぐは潮を喰おうとしていました。当初は潮の獣の槍によって阻止されてきましたが、潮と共に妖怪を戦っていくうちに、次第に進んで潮を食べようとはしなくなっていきます。また、他の人間を食べようとしているシーンもありましたが、現代の人々の香水や装飾品が気に入らず食べられませんでした。

人間を食べたくても食べられないといった様子だったとらでしたが、真由子と出会ってプレゼントされたハンバーガーを食べた所、とても気に入った様子で好物となっています。うしおととら作中では、とらが人間ではなく、人間が食べている様々な食べ物を食べているシーンが登場しています。中にはアイスキャンデーやカレーパンと言ったものもあり、とても雑食である事が分かります。

かわいい魅力②真由子との関係がわかるシーン

うしおととらのとらのかわいい魅力は、真由子とのシーンによく表れています。うしおととらの真由子は主人公・潮の同級生で、どこか天然な所がある少女です。真由子は見るからに恐ろしい妖怪のとらと出会って、最初から全く怖がらずに懐いてしまったキャラクターです。とらの事を「とらちゃん」と呼んで慕っています。とらと真由子が関わるシーンでは、真由子の天然ぶりにとらが振り回されている様子がよく登場します。

うしおととら作中では、とらは当初出会った真由子をうまそうだと食べてしまおうと思っていました。しかし、真由子の不思議な人柄に触れ、妖怪から守ります。うしおととら作中で真由子が妖怪に襲われるエピソードでは、逃げている最中に真由子がウェディングドレスを着ると言うシーンもあります。真由子は潮のお嫁さんになりたいと話しますが、親友の麻子を想いやって身を引いているのでした。

そんなシーンにもよく表れている、真由子の自分より他人を優先して想う正確に、とらは次第に興味を引かれていきます。真由子に心を開いたとらは、「とらちゃん」と呼んで懐いてくる真由子を「喰ってやる」と言いますが、これは危険から身を守るために「口に入れて守ってやる」という意味が含まれています。

かわいい魅力③ハンバーガー大好き

うしおととらのとらのかわいい魅力やシーンには、ハンバーガーが大好きなシーンもあります。真由子との出会いを経てハンバーガーをプレゼントされたとらは、その味をとても気に入りました。とらの大好物となったハンバーガー。とらが美味しそうにハンバーガーを頬張っているシーンは、絵柄もデフォルメされていてとてもかわいいと人気を呼んでいます。

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うしおととらのとらが出会った妖怪

出会った妖怪①飛頭蛮

うしおととらで、とらと潮が出会った妖怪を紹介していきます。まず、飛頭蛮とは、首だけが飛びまわる恐ろしい妖怪です。飛頭蛮は、自分達を封印した女性とそっくりな真由子に目を付け、真由子に襲いかかります。飛頭蛮は複数おり、祖父や兄など家族であることが分かります。

出会った妖怪②たゆら・などか

うしおととらに登場するたゆらとなどかは、人間にある質問を繰り返している妖怪です。たゆらの正体は、ヘビの妖怪で若い男性の姿をしています。などかの正体は蛙の妖怪で、質問に答えられないと脳みそをすすって殺してしまいます。

出会った妖怪③斗和子

うしおととらに登場する斗和子は、キリオという少年に「ママ」と呼ばれ慕われていた女性です。その正体は、白面の者の尻尾の一つであり、白面の者の配下の妖怪として暗躍していた存在です。

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うしおととらのとらのアニメ声優

小山力也のプロフィール

うしおととらのとらの声を担当した声優を紹介していきます。とらの声を担当した小山力也は、1963年12月18日生まれ、京都府出身の日本の声優、ナレーターです。俳優としても活動しています。劇団俳優座に所属しています。

小山力也の主な出演作品

小山力也の主な出演作品には、はじめの一歩の鷹村守、パタリロ西遊記!の沙悟浄、名探偵コナンの毛利小五郎、キングダムの王騎、文豪ストレイドッグスの福沢諭吉、からくりサーカスの加藤鳴海などがあります。

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うしおととらのとらに関する感想や評価

うしおととらのとらに関しての感想をいくつか紹介します。とらに関しての感想では、彼にまつわるストーリーがとても泣けるという感想が多くなっています。とらのエピソードも壮絶で感動を読んでいますが、潮との絆に泣かされるファンも多いです。

うしおととらのとらに関しては、かっこいいという感想も多いです。潮とのコンビがとてもかっこいいとも言われており、潮との掛け合いや背中を合わせて戦う姿が人気を呼んでいます。

うしおととらのとらに関しては、かっこいいという声を同じくらいかわいいという声も挙がっていました。とらは見た目だけ見ると大柄で恐ろしい妖怪ですが、作中ではたくさんのかわいい姿も見せています。

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うしおととらのとらのかわいい魅力まとめ

ここでは、うしおとらのもう一人の主人公・とらのかわいい魅力をまとめています。とらは潮と最初は敵対していましたが、一緒に戦ううちに絆を深めていきます。そんなとらは意外とかわいいと人気でした。是非、うしおととらをチェックして、かわいいとらの魅力にも注目して見て下さい。

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