【シティーハンター】槇村香は死亡する？冴羽獠との結婚や死因について考察

槇村香（まきむらかおり）とは、集英社が発行する少年向け漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』誌上に1985年13号～1991年50号にかけて連載されていたハードボイルド漫画『シティーハンター』に登場するヒロインです。原作者は漫画家・北条司先生で、原作を含めたテレビアニメ・劇場版・OVAといった数々の作品に登場する主人公・冴羽獠（さえばりょう）の「相棒」として無くてはならない人物となっています。

漫画『シティーハンター』は、漫画家・北条司先生が『週刊少年ジャンプ』の1996年13号～1991年50号にかけて連載していた漫画で、前作『キャッツ♥アイ』に次ぐ2作目となる大ヒット作品です。また、『キャッツ♥アイ』・『シティーハンター』は作者の代表作となっています。ハードボイルドな作風にラブコメ的要素を入り混ぜた内容が読者に大ウケし、ジャンプの黄金時代を支えた屋台骨の1つとなる作品です。

単行本は同じく集英社が発行する『ジャンプ・コミックス（JC）』から全35巻が刊行されており、単行本の累計発行部数は5000万部（2020年12月時点）を突破しています。大人気漫画となった『シティーハンター』ですが、作者はその後「家族愛」をテーマとしてリメイクした本作のパラレルワールドとして、漫画『エンジェルハート』・『エンジェルハート 2ndシーズン』を執筆しています。

東京の新宿を舞台に「シティーハンター」としてその名を轟かせる冴羽獠は、裏の世界でNo.1と呼ばれる程の腕前を持つプロのスイーパー（掃除屋）。彼に仕事を依頼する場合は、新宿駅東口にある駅の伝言板に「XYZ」の文字と連絡先を書き込むだけ。しかし、無類の女好きである冴羽獠は、「美女絡みの依頼」か「心が震えた時」しか依頼を受けません。そんな中、仕事の相棒・槇村秀幸が麻薬密売組織によって殺されてしまうことに…。

• 名前：槇村香（まきむらかおり）/本名：久石香（ひさいしかおり）
• 生年月日：1965年3月31日（アニメ版は1967年）
• 身長：168cm
• 体重：47kg
• スリーサイズ：B87・W59・H86
• 容姿：茶系のショートカット、化粧はほぼしていない、パンツスタイツまたはミニスカートを着用
• 武器：兄・秀幸の形見の銃「コルト・ローマンMK-Ⅲ」、100tハンマー、特大こんぺいとう（モーニングスター）など
• 愛車：初代ホンダ・CR-X（アニメ版はフィアット・パンダ）

漫画『シティーハンター』に登場する主人公・冴羽獠の仕事上の相棒（パートナー）である本作のヒロイン・槇村香は、前パートナーを務めていた槇村香の兄・槇村秀幸（まきむらひでゆき）の死後、自ら獠のパートナーになることを申し出た活発で男勝りな女性です。槇村香と兄・秀幸の間に血の繋がりはなく、警察官をしていた秀幸の父親が犯人・久石純一（ひさいしじゅんいち）を追跡中に事故死させてしまった犯人の娘だったのです。

追跡中に事故死させてしまった犯人の娘（当時はまだ赤ん坊）を引き取って実の娘として育てた槇村秀幸の父親は、香が20歳を迎える誕生日に母親（香の実の母親）の形見の指輪と一緒に「真実」を告げようとしていましたが亡くなり、その意志は兄・秀幸に引き継がれます。しかし、「都会のスイーパー」として新宿で暗躍する冴羽獠のパートナーだった兄・秀幸は、麻薬密売組織「ユニオン・テオーペ」によって殺害されてしまいます。

19年間ずっと伏せられてきた真実でしたが、槇村香は兄・秀幸が生前の頃から血縁関係がないことを知っていました。しかし、槇村香は自分を育ててくれた亡き父と同じ警察官となった兄・秀幸を心から尊敬し、慕っていました。そして、血縁関係がない香を実妹として大切に見守ってきた兄・秀幸。その後、刑事を辞めて冴羽獠とコンビを組むことになった槇村秀幸は普段は沈着冷静ですが、妹（槇村香）のことになると落ち着きを失ってしまいます。

『シティーハンター』の原作及びアニメでは、普段から動きやすい服装としてパンツスタイルかミニスカートを着用している槇村香。化粧もほとんどしておらず、ショートカットに男っぽい動作や言葉遣いから「男性」に間違われてしまうことも多々ある槇村香ですが、実は身長168cm・体重47kg・B87-W59-H86の抜群のスタイルを持っています。『シティーハンター』の作中では主人公・冴羽獠が唯一「もっこり」しない女性です。

しかし、そんな槇村香も年齢を重ねる度に女性らしく成長していきます。連載中期頃から定番だったショートカットの襟足を多少伸ばすようになります。ロングヘアのかつらを被って変装した際には、周りが見惚れてしまう程の美しい女性へと変貌します。この時は流石の獠でも香に見惚れてしまい、思わず「もっこり」してしまった程です。普段の恰好からでも数人の依頼人から「かなりの美人」と評され、香に好意を持った男性も現れています。

さて、ここからはいよいよお待ちかねの本記事の本題となる漫画『シティーハンター』のヒロイン・槇村香の死亡に関する記事を掲載しています。「槇村香は死亡する？最後・死因を考察」と題して、作中で死亡したとされる槇村香の最後を徹底的に解明していきます。不朽の名作『シティーハンター』の読者やファンたちに衝撃を与えた真相は如何に？では、その目でとくとご覧下さい！

漫画家・北条司先生が手掛ける漫画『シティーハンター』の作中において、ヒロイン・槇村香は死亡していません。つまり、作中では「槇村香が死亡する」描写は一切描かれていないのです。というのも『シティーハンター』では槇村香は死亡していませんが、作者はこの『シティーハンター』のパラレルワールドとして描いた作品『エンジェルハート』において、槇村香が死亡する描写を描いています。

その『エンジェルハート』の作中では、冴羽獠からプロポーズされた槇村香がウエディングドレスを身に纏って獠と記念写真を撮るための撮影当日、道路に飛び出した幼い女の子を助けようとして身代わりとなってしまいます。交通事故にあって返らぬ人となった槇村香でしたが、生前にドナー登録していたため、香の心臓は摘出されていました。その槇村香の心臓を移植されたのが、本作『エンジェルハート』の主人公・香瑩（シャンイン）なのです。

漫画『エンジェルハート』は、漫画『シティーハンター』のパラレルワールドとして作者である北条司先生が描いた作品であり、「家族愛」をテーマにリメイクされています。当時、作者・北条司先生は『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『シティーハンター』が「4週後に連載終了」の旨を突然通告されてしまいます。描き切った感を得ないまま、連載終了を迎えてしまった作者がいつかまた描きたいと願って誕生した作品です。

つまり、漫画『エンジェルハート』は大人気を博した『シティーハンター』の続編ではなく、全くの別物となる作品だったのです。疑似シティーハンターとも言えるこの『エンジェルハート』は、物語の冒頭辺りで槇村香が死亡した旨が描かれています。そして、槇村香はこれを最後に回想でしか登場しません。しかし、移植された香の心臓は香瑩の肉体を介して香の意志が表面化していき、香の想い（幻影）として登場するようになります。

槇村香の余りにも突然のあっけない最後の描写は、ファンの間で騒然となったばかりではなく、凄まじい程の衝撃を与えました。しかし、これは長年愛され続けた『シティーハンター』の槇村香ではなく、全く違う作品に登場する槇村香なのです。つまり、槇村香ではあって槇村香ではない…というのが正論です。ファンにとっては心中複雑極まりないことこの上なしであり、この槇村香の最後はそれだけ世間を騒がせただけのことはあると言えます。

槇村香の衝撃の最後は如何でしたか？北条司先生が描くハードボイルド漫画の最新作『エンジェルハート』内での出来事だっだ…ということが解明できた後は、『シティーハンター』のドタバタコンビ・冴羽獠と槇村香の結婚に関する情報をお届けします。「槇村香と冴羽獠の結婚やエピソード」と題して、『シティーハンター』ファンが長年待ち望んでいた「獠と香の結婚」に纏わるエピソードを公開していますので、是非ご覧下さい！

漫画『シティーハンター』の数あるストーリーの中で、この「都会のシンデレラ」はファンたちから絶大なる支持を獲得し、3位までに選ばれる程の人気ストーリーとなっています。原作は『ジャンプ・コミックス（JC）』の第27巻に収録されており、テレビアニメ版はアニメ第4期作に当たる『シティーハンター’91』の第10話「今夜だけこの愛を…都会のシンデレラ物語」（1991年9月22日放送）が原作に沿って制作されています。

このストーリーは、友人の手によって美しく飾り立てられた槇村香と女性（香の友人）をナンパしてデートに漕ぎつけた冴羽獠がデートをするという内容です。待ち合わせのバーでナンパしたその女性にすっぽかされて、近くに居合わせた女性（かつらを被って変装しているので香と気付いていない）を男性の魔の手から救うことから始まります。キス未遂事件にまで至ったデートでしたが、深夜12時の船の汽笛とともに終了を迎えます。

後日、失くしたと思っていた獠とのデートで身に付けていたイヤリングが香のジーンズのポケットから出てきます。不思議がる香でしたが、その頃マンション屋上では獠が1人「都会のシンデレラ…か…」と呟く描写でストーリーが終了します。結果、獠はデートした美女が「化粧をしてかつらを被って変装した香」であることに気付いていた…ということだったのです。どの辺りで香だと気付いていたのか？ということが、様々な論議を呼びました。

漫画『シティーハンター』の数あるストーリーの中で、この「香と獠の危ない一夜」は上位に食い込む人気があるストーリーです。原作は『ジャンプ・コミックス（JC）』の第23巻に収録されています。尚、このストーリーのテレビアニメ版は描かれていません。

このストーリーは、冴羽獠と槇村香が住むマンションにセスナ機が突っ込み、住むに住めなくなった状態に陥ってしまいます。しかし、辛うじて獠の部屋のベッドだけは無事でリビングや香の部屋は壊滅状態に。そんな中、香はどちらかがどこかに泊まればいいと提案しますが、そこへ事態を聞きつけた野上冴子（のがみさえこ）の妹・麗香（れいか）がやってきます。獠に麗香に自分を部屋に泊めて欲しいと打診し、麗香もそれを受け入れます。

2人の会話を聞いていた香は怒りを露わにしながら、獠と麗香に向かって「獠はあたしとねるからいいの‼」と大声で叫ぶと獠の腕にしがみつきます。その叫びに通りすがりの人たちから冷やかしを受けた香と獠は、照れながら気まずい表情を浮かべます。その後も災難は続き…。思わず本音が飛び出した香とそれ（香が言ったセリフ）を否定せずに照れながら冷やかされ続けた獠の態度は、ファンを悶絶させるのと同時に更なる期待を呼びました。

漫画『シティーハンター』の数あるストーリーの中で、この「おまえへの…」は3位までに入るファンなら知る人ぞ知る人気ストーリーです。原作は『ジャンプ・コミックス（JC）』の第32巻に収録されています。尚、このストーリーもテレビアニメ版では描かれていません。

このストーリーは、冴羽獠がアメリカにいた頃に相棒を組んでいたミック・エンジェル（アメリカでNo.1と呼ばれるスイーパー）が、獠と敵対する組織「ユニオン・テオーペ（かつての相棒だった槇村秀幸を殺した組織）」に雇われて来日します。ミックはターゲットに恋人がいる際は、その恋人を自分に惚れさせてからでないと依頼を行わないというポリシーを持っているため、香の獠に対する思いを知ったミックは香を落としにかかります。

ターゲットの恋人に悲しい思いをさせたくないという理由から自分に好意を持つように香を口説き落とすミックでしたが、逆に自分が本気で香に惚れ込んでしまう羽目になってしまいます。香の獠に対する本気の想いを身を以て知ったミックは、獠に発破をかけます。そんな獠は香に向かって、「おれの おまえへの…愛（半分消えた字）…だ…」と口にします。その言葉に戸惑った香と気まずい表情の獠のシーンは、ファンをヤキモキさせました。

漫画『シティーハンター』の作中で、主人公・冴羽獠とヒロイン・槇村香はゴールイン（結婚）まで至っていません。最後にはお互いの気持ちを通い合わせて相思相愛となった2人でしたが、結婚したというエピソードは描かれていません。獠が香にプロポーズし、結婚式ではなく記念写真を撮ろうとしたエピソードについては、『シティーハンター』のパラレルワールドである『エンジェルハート』内で描かれています。

しかし、写真館へ向かう途中で交通事故に遭った香は最後（死）を迎えてしまいます。獠には戸籍がないため、事実上の結婚はできていません。しかし、テレビアニメ版の第3期作に当たる『シティーハンター3』の第11話「クリスマスにウエディングドレスを…（後編）」で2人の結婚式の様子が観られます。疑似結婚式でしたが、タキシード姿の獠とウエディングドレス姿の香のツーショットは最初で最後の光景として大いに賑わいました。

では、ここからは『シティーハンター』では既にお馴染みとなった槇村香が日常的に使う武器「100tハンマー」に関する話題をお届けいたします。「槇村香の戦闘力や100tハンマー」と題して、槇村香の必殺技ともなった100tハンマーに纏わる情報を大公開。是非、お見逃しなく！

『シティーハンター』では既にお馴染みとなった槇村香の「100tハンマー」は、主人公・冴羽獠が依頼人の女性に手を出そうとする時に発動する対もっこり撃退用の天下の宝刀です。無類の女好きの獠に対して、そのハンマーで殴りかかって「天誅」を与えてます。その戦闘力は折り紙付きで、見境を失ってプッツンした獠の暴走を止めることができ、最終的には意気消沈させてしまう程なのです。
 

100tと言ってもピンときませんが、実際の重さは人間で言うと「65kgの成人が1500人集まった重さ」です。東海道新幹線のN700S（7代目）は、16編成の車両の総重量が約700tに相当します。つまり、100tは相当な重さであることが分かります。これを使って冴羽獠は撃退される訳ですから、威力も凄まじいものであると言えます。そして、それを毎回受け止める獠も相当タフであると言えるのではないでしょうか。

槇村香が冴羽獠のもっこり封じに使用する伝家の宝刀であるこのハンマーは、他にも色々な種類のハンマーが存在します。100tと書かれたもの以外に「10t」・「100万馬力」・「香専用」・「天誅」・「悪霊退散」などがあります。この数々のハンマーたちは、槇村香の手に突如現れるようにして使用しています。時には持っていたカバンの中から取り出して使用するなど、まさしく神出鬼没なアイテムなのです。

また、槇村香が使用するのはハンマーだけでなく、「こんぺいとう」と呼ばれる棘が無数に付き出した巨大な鉄球のような武器や「煩悩退散棒（呼ばれる釣り鐘を叩く時の鐘突き棒）」・「電気ショック」・「すまき」など様々な武器を駆使して、獠のもっこりを封じにかかります。ハンマーを始めとする様々な武器の使用は、香の嫉妬心から生まれることが多く、言うなれば香の獠に対する愛情表現であると言えるのです。

ここまでお届けした槇村香に関する様々な情報は、皆様お楽しみ頂けたでしょうか？『シティーハンター』ファンにとって大変ショッキングな出来事だった「槇村香の最後（死）」。その真相を究明した後は、大人気を博した『シティーハンター』のテレビアニメ・劇場版アニメで槇村香の声を担当した声優をご紹介したいと思います。他にも意外なアニメに出演を果たしていますので、是非ご覧になってみて下さい。

• 名前：伊倉一恵（いくらかずえ）
• 生年月日：1959年3月23日
• 血液型：O型
• 身長：155cm
• 出身地：長野県
• 職業：女優・声優・ナレーター
• 所属事務所：㈱青二プロダクション

【テレビアニメ】

• 『がんばれ!キッカーズ』（本郷勝役）
• 『シティーハンター』（槇村香役）
• 『魔神英雄伝ワタル』、『魔神英雄伝ワタル2』、『超魔神英雄伝ワタル』（虎王役）
• 『まじかるハット』（ハット役）
• 『三つ目がとおる』（写楽保介役）
• 『万能文化猫娘』（夏目龍之介役）
• 『魔術士オーフェン』（ボルカン役）
• 『ONE PIECE』（トニートニー・チョッパー役/代役）
• 『エンジェル・ハート』（槇村香役）　など

【劇場アニメ】

• 『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』（槇村香役）
• 『女戦士エフェ&ジーラ グーデの紋章』（ジーラ役）
• 『シティーハンター 百万ドルの陰謀』（槇村香役）
• 『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』（モーラ・バジット役）
• 『それいけ!アンパンマン つきことしらたま～ときめきダンシング～』（しらたまさん役）
• 『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』（トニートニー・チョッパー役）
• 『劇場版NARUTO-ナルト-ロード・トゥ・ニンジャ』（春野メブキ役）
• 『劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』（槇村香役）　など

ここからは『シティーハンター』の槇村香に関する世間の評価を見てみましょう。「槇村香に関する感想や評価」と題して、主にTwitterからその情報を集めてみましたので、どうぞご覧下さい。

劇場版第4作目となる『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』（2019年2月8日公開）において、槇村香のウエディングドレス姿が登場しました。ウエディングドレス姿といえば、テレビアニメ『シティーハンター3』の作中（第11話）で登場していますが、その時とは違って化粧をしており綺麗に仕上がっています。ネット上でもシスコンっ気のある兄・槇村秀幸が生きていたら号泣するに違いないなどと言われて話題を集めました。

『シティーハンター』の人気ストーリーとして必ずノミネートされるこの「都会のシンデレラ」は、オシャレして着飾って綺麗になった香（獠は香だと気付いていない）をエスコートする獠を見て、悶絶する女性ファンが続出しました。普段からお互いが素直になれず、気持ちを伝え合うことのできないもどかしい関係だからこそ、余計に切ないと反響を呼んだ程です。『シティーハンター』という作品には、こうした心に響く作品が多いと言えます。

長年愛され続けた『シティーハンター』に続き、別世界のシティーハンターを描いた『エンジェルハート』もまた多くのファンに支持された作品です。獠と香のもどかしい関係にヤキモキし、時にはドキドキした『シティーハンター』と違い、この『エンジェルハート』は非常に切ない物語です。全く別物の『シティーハンター』といえど、多くの人に衝撃を与えた「槇村香の最後（死）の描写」。まさに名作に涙は付き物だと言える作品です。

では、最後に「槇村香の死亡まとめ」と題して、簡単にまとめていきます。ネットで検索すると「槇村香 死亡」といったワードが登場し、北条司先生が描いた最新作漫画『エンジェルハート』を見た人が事実関係を呑み込めていないことや疑問を抱えていたことが分かりました。『シティーハンター』ファンなら『エンジェルハート』が執筆された際、その「続編」であることを期待した人は多かったと思います。

しかし、作者曰く『エンジェルハート』は「家族愛」をテーマとしてリメイクした『シティーハンター』のパラレルワールドだと提言しています。確かに作中（エンジェルハート）では槇村香が交通事故に遭って死亡していますが、これは『シティーハンター』に登場する槇村香ではなく、パラレルワールドに登場する槇村香なのです。これ以外にも獠と香の結婚に纏わるエピソードも含まれていますので、コミックスを見る価値は大いにあります！