2021年05月24日公開
2021年05月24日更新
【もののけ姫】登場キャラクターの年齢一覧!アシタカやサンの公式設定は?
「もののけ姫」は、1997年7月12日に公開された宮崎駿監督のジブリ映画です。作画枚数は14万枚以上と熱量がこもっており、興行収入は193億円を記録した大ヒット作でした。魅力的なキャラクターも多数登場し、年齢や身長などのプロフィールがきてという声もあがっています。キャラクターによって公式発表されているものとないものがあります。この記事では、「もののけ姫」登場キャラクターの名前・年齢・身長一覧を紹介していきます。
目次
もののけ姫とは?
もののけ姫の概要
「もののけ姫」は、宮崎駿が監督、脚本、原作を手がけたアニメーション映画です。日本では1997年7月12日に公開され、興行収入は193億円を記録しました。第1回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、日刊スポーツ映画大賞・監督賞など数多くの賞を獲得しました。同名のタイトルがついた米良美一が歌う主題歌は、作詞を宮崎駿、作曲と編曲は久石譲が手がけました。
もののけ姫のあらすじ
平穏なエミシの村に、暴走したタタリ神が襲撃してきます。住人の少年・アシタカは、村を守るためタタリ神を退治し、右腕に呪いを受けてしまいます。人を憎む気持ちから猪神がタタリ神に変貌したことが判明します。西の国で起きている何らかの事件が原因でした。アシタカは、受けた呪いを断ち切るために村を離れ、原因があるとされる西に向かって旅立ちます。
もののけ姫の主な登場キャラの年齢と名前・身長は?公式設定一覧
アシタカ
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧を紹介していきます。主人公・アシタカの年齢は、17歳です。「もののけ姫」の時代設定は、室町時代あたりの日本です。室町時代の男性の平均身長は157cmほどだったとされています。身長は公式発表されていませんが、周囲の人間と比べると少し高めであり、160cmくらいではないかと予想する声が多くあります。
ヤックル
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧2つめに紹介するのは、アシタカの相棒であるヤックルです。年齢、身長などは不明ですが、一般的な馬くらいのサイズなのではという意見が多く見られました。ヤックルは、アカシシという架空の生物です。大人しくて賢く、主人であるアシタカに忠実でした。「もののけ姫」の監督・宮崎駿作の漫画作品「シュナの旅」にも登場しています。
カヤ
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧3つめに紹介するのは、カヤです。カヤは、エミシの村に住む少女でした。アシタカのことを「兄様」と呼んでいますが、婚約者という関係でした。呼び方からアシタカより年齢は年下であることがわかります。年齢・身長共に公式発表されていませんが、年齢は13歳くらい、身長は140cm代ではないかという意見が多くあります。
ナゴの守
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧4つめに紹介するのは、ナゴの守です。ナゴの守は、序盤に登場したタタリ神です。元は猪神でしたが、エボシが撃った銃弾を受けてタタリ神と化しました。年齢・身長は公式発表されていません。神様であることから、年齢は数百歳を超えているのではという予想が多く、身長は周囲のキャラと比べると2.5m〜3mくらいではという意見が多く見られます。
ヒイ様
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧5つめに紹介するのは、ヒイ様です。ヒイ様は、エミシの村の老巫女です。不思議な力を持っており、石や木のかけらなどを使って対象者の未来を占うことができます。ナゴの守がタタリ神になった原因も言い当てていました。年齢・身長は公表されていませんが、年齢は70代以上、身長は130cm代ではという予想が多くあります。
サン
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧6つめに紹介するのは、ヒロインのサンです。親に捨てられ、犬神・モロに育てられ森で暮らしています。自然破壊を繰り返す人間を嫌っており、タタラ場のエボシサンの命を狙っています。サンは、15歳と年齢が公式発表されています。身長は不明ですが、アシタカとの身長差から、150cm半ばではないかという意見が多く見られました。
モロの君
「もののけ姫」の主要キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧7つめに紹介するのは、モロの君です。モロの君は、ヒロインであるサンの育ての親です。サンの他に、2頭の実子がいます。年齢は300歳にもなり、大きな身体と2本の尻尾を持つ犬神でした。身長は公式発表されていませんが、周囲の人間と比べると優に3mはあるのではという声が多くあります。
もののけ姫の主な登場キャラの年齢と名前・身長は?公式設定一覧
乙事主
「もののけ姫」の脇役キャラクターの年齢・名前・身長などの公式設定一覧を紹介していきます。乙事主は、猪神であり、年齢は500歳になります。白く大きな身体で、四本の牙を持ちます。人間たちとの戦いにおいて、タタリ神になりかけました。身長は不明ですが、3mはあるのではという意見が多く見られました。
モロの子
「もののけ姫」に登場するモロの子は、名前の通り犬神・モロの君の実子です。2頭おり、背丈は同じでした。モロの君と同じく、人間の言葉を理解し話すことができます。サンとの仲も良好であり、背中に乗せて一緒に戦いに参加していました。身長・年齢ともに公式公開されていません。
エボシ御前
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するエボシ御前は、タタラ集団を束ね従える女性です。冷静で賢く、人を引きつけるカリスマ性を持ちます。病者を人間として扱い、人身売買された女性を引き取るなど器の大きさも兼ね備えています。
人間社会を発展させるために森林破壊を繰り返しており、森の住人たちからはひどく恨まれています。年齢、身長共に公式発表されていません。しかし、20代ではないかという声が多く見られます。身長は、周囲の女性と比べても少し高めです。室町時代の女性の平均身長は147cmほど、さらにサンよりも高いことから160cm近くあるのではという意見が多くあります。
石火矢衆
ジブリ映画「もののけ姫」に登場する石火矢衆とは、エボシ御前が従える40人から構成される傭兵集団です。柿色の着物を纏い、白い頭巾を頭に巻き口元も覆っています。石火矢を武器として使用しており、タタラ場の警備や移動中の護衛、前衛での戦いも彼らが担います。エボシ御前のシシ神退治にも同行しましたが、その多くが死亡しました。
ゴンザ
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するゴンザとは、エボシ御前の側近であり常に側に支えています。スキンヘッドに大柄な体格が特徴の男性で、短気かつ融通が効かないところがあります。警戒心も強く、シシ神の森を怪我人を2人連れて抜けてきたというアシタカを怪しんでいました。エボシ御前の命令に忠実であり、彼女に片思いをしていることがパンフレットに記載されていました。年齢・身長ともに不明です。
ジコ坊
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するジコ坊は、アシタカが旅の途中で出会った男性キャラクターです。師匠連という組織に属しており、シシ神の首を手に入れることを目論んでいました。足場の悪い場所を軽快に駆け抜けたり、アシタカと互角に戦うなど身体能力も高いことがうかがえます。掴み所がなく腹の底が見えない人物であり、エボシも彼のことを警戒していました。年齢・身長ともに不明です。
唐傘連
ジブリ映画「もののけ姫」に登場する唐傘連は、ジコ坊が所属する謎に包まれた組織です。白い着物の上に赤い羽織を着ており、口元には白い布を巻いています。唐傘連という名前から、メンバーは長い唐傘を持っています。エボシ御前らと協力してシシ神退治の際に赴いていました。
シシ神
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するシシ神は、生命の力を与えたり奪うこともできる山の神様です。首に不老不死の力が宿っていると言われており、唐傘連たちから狙われました。エボシに石火矢で首を落とされた際は、全ての生命を奪うディダラボッチと化し、暴走をはじめます。年齢、身長共に明かされていません。不老不死の力を持つ神であることから、モロの君や乙事主よりも年上ではないかという憶測も多く見られます。
猩々
ジブリ映画「もののけ姫」に登場する猩々は、シシ神の森に住む猿神です。ゴリラのような体格の霊長類であり赤く光る目玉が特徴です。他の生物たちと同様に森林破壊を繰り返す人間たちを憎んでおり、サンに対しても懐疑的でした。人間を食すことで知恵を得られるかもしれないという考えを持っていました。年齢・身長ともに不明です。神様であることから、かなりの年齢だろうという意見が多くあります。
甲六
ジブリ映画「もののけ姫」に登場する甲六は、タタラ場の住人です。トキの夫であり、牛飼いの仕事をしています。米を運搬している最中、モロたちに襲われ谷へ落とされます。通りかかったアシタカは川の中で倒れる彼を発見し、タタラ場へと送り届けました。天然なお調子者で、度々トキから怒られていました。年齢・身長ともに不明です。身長は、周囲とあまり変わらないことから当時の平均身長くらいではないかとされています。
トキ
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するトキは、タタラ場の住人です。タタラを踏む仕事をする女性たちのリーダー的存在です。明るくしっかりした性格で、タタラ場がディダラボッチによって崩壊に追い込まれた時は、冷静さを失わず住人に避難を促していました。年齢・身長ともに公式発表されていません。年齢は30歳くらいではないかという意見が、身長は当時の平均くらいではないかという意見が多く見られました。
病者
ジブリ映画「もののけ姫」に登場する病者は、タタラ場の別棟に住んでいます。全身に包帯を巻いており、口元は白い布で覆っています。仕事は、新石火矢の開発をしていました。見捨てず看病してくれるエボシに対して、深い感謝と尊敬の念を抱いている様子があります。寝たきり状態で病状が思わしくない長は、アシタカにエボシを殺さないでほしいと懇願していました。
コダマ(木霊)
ジブリ映画「もののけ姫」に登場するコダマ(木霊)は、自然豊かな土地に住む精霊です。全身は白く2頭身くらいであり、丸い顔と目、口が特徴のキャラクターでした。首を振るとカラカラという特徴的な音色が鳴り響きます。首を吹き飛ばされてシシ神がデイタラボッチになった時は、かなりの個体が落下し消滅していきました。
もののけ姫のサンとアシタカのその後
考察①アシタカはサンにプロポーズした?
ジブリ映画「もののけ姫」エンディングで、アシタカのことは好きだが、人間のことは許すことができないと発言しています。これは、アシタカのプロポーズに対する返事だったことが、絵コンテに記載されていました。サンは今まで通り森で暮らすことを選び、彼女の気持ちを尊重したアシタカはタタラ場に住む道を選びました。
考察②宮崎駿監督のコメント
ジブリ映画「もののけ姫」の原作、脚本も手がけた宮崎駿監督は、映画で描かれた物語後も頻繁に会っているという発言しています。宮崎駿監督のこのコメントから、その後結ばれたという可能性も予想させます。
もののけ姫に関する感想や評価
もののけ姫
— 愛と感動のオタク戦士「大佐」 (@CJusrtt8JqgmHZk) March 25, 2021
人間のエゴ対自然の対決を描きながらも、勧善懲悪では何も解決しないという発想に共感をもちました。登場人物全てにそれぞれの正義がある部分は現実社会に生きる自分達にも置き換える事ができます。最後まで答えは出さずに視聴者に考えさせる落とし方も素晴らしかったです。 pic.twitter.com/VvUV5DbyPL
ジブリ映画「もののけ姫」タタラ場を束ねるエボシ御前は、人間社会発展のため森林破壊を繰り返していましたが、社会的弱者に手を差し伸べる器の大きな人物でした。自然界の動植物や神々は、破壊されていく自然を守るためエボシ御前の命を狙っていました。アシタカは、どちらも生きる道を模索していました。それぞれの正義感があり、善悪、正解不正解で語れない良き物語だったという感想も多くありました。
一番好きなのはモロとアシタカがねぐらで会話するシーンなんだけど、最後のシシ神様の首を返した後、一面緑に覆われていくシーンも良かった
— アミ@いろいろ兼任審神者 (@luna_night_UL) August 5, 2016
ラストにコダマが一体だけ出てくるのもいいなぁ
やっぱりもののけ姫大好き
シシ神が首を落とされ怒りでディダラボッチになった時、コダマの多くが落下し消滅していきました。しかし、ジブリ映画「もののけ姫」のラストシーンでは、いなくなったと思われたコダマが一体だけ登場しました。解釈はたくさんありますが、ラストシーンが良かったという感想もありました。
ところでもののけ姫の主題歌世界観物凄いよね。あの神々しさというか奥深さ。久石譲のセンス欲しい。
— 荻原 渉 THE DOG EAR (@wataru_tde) July 19, 2012
ジブリ映画「もののけ姫」の主題歌となったのは、米良美一が歌う同名の楽曲です。作詞は宮崎駿、作曲と編曲は久石譲が手がけました。主題歌の世界観がすごいといった感想もありました。
もののけ姫の登場キャラの年齢まとめ
ジブリ映画「もののけ姫」の登場キャラクターの名前と年齢・身長一覧を紹介してきました。年齢は、サン、アシタカ、乙事主、モロの君などは公式設定が明かされていました。一方で、身長の公式設定は今のところ全キャラクター不明のままです。