【秒速5センチメートル】種子島など聖地をまとめて紹介！舞台・ロケ地の場所は？

『天気の子』などで知られる新海誠によるアニメーション映画として人気の『秒速5センチメートル』。そんな『秒速5センチメートル』とは一体どのような作品なのでしょうか？まずは、『秒速5センチメートル』の概要とあらすじをチェックしてみましょう。

『秒速5センチメートル』は、新海誠による2007年3月に公開されたアニメーション映画です。『秒速5センチメートル』は2011年（11月）までに、BD・DVD合計10万本、小説版累計10万部、漫画版累計13万部を売り上げている人気っぷりです。

『秒速5センチメートル』・『桜花抄（おうかしょう）』は、1990年代前半ごろの東京の小学校を舞台に始まります。東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似通っており、一緒に過ごす時間が多い二人でした。しかし、ある時篠原明里の親の仕事の都合で小学校卒業と同時に篠原明里は栃木へ転校し、それきり遠野貴樹と篠原明里は会うことがなくなってしまいました。

その後、中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届いたことをきっかけに2人は文通を重ねるようになります。中学1年の終わりが近づいたころ、今度は遠野貴樹が鹿児島へ転校することが決まります。

鹿児島と栃木は絶望的に遠く、篠原明里にもう二度と会えなくなるかもしれないと思った遠野貴樹は、栃木まで自ら篠原明里に会いに行く決意をするのですが、約束の日、関東では大雪となり遠野貴樹の乗った列車は途中で何度も長時間停車してしまいました。

さらに、宇都宮線から両毛線への乗り換えの小山駅のホームで、篠原明里に直接渡す予定だった手紙を風に飛ばされ紛失してしまい、散々な中時間だけが過ぎていきます。二人は無事に会えるのか…距離に邪魔されながらも惹かれあう二人のピュアで切ない初恋が心にしみるストーリーとなっています。

『秒速5センチメートル』・『コスモナウト』は、遠野貴樹が再び引っ越しをしていて、種子島の高校に通っている設定から始まります。そんな遠野貴樹に片思いするのが、種子島の高校3年生・澄田花苗です。澄田花苗は遠野貴樹に気持ちを伝えられないだけでなく、卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことができないというスランプに陥ってました。

しかし勇気を振り絞って遠野貴樹に想いを告げようとした瞬間、遠野貴樹から無言の圧力を感じてしまい、告白することができませんでした。そしてその時、2人の後ろで打ち上がったロケットを見た澄田花苗は、遠野貴樹が自分のことなど見ておらず、ずっと遠くにあるものを見つめているのをはっきりと悟ります。遠野貴樹に片思いする姿や進路に悩む澄田花苗の姿は、思春期の女子高生の気持ちに共感必須です。

『秒速5センチメートル』・『秒速5センチメートル』は、再び舞台を東京に戻します。社会人になった遠野貴樹は、篠原明里のことが忘れられませんでした。3年間付き合っていた水野理紗からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、うまく行きませんでした。

その時、自分自身の葛藤から若き迷いへと落ちてゆきは会社を辞めてしまいます。2008年3月のある日、遠野貴樹はふと桜を見に外に出かけ、小学生時代に毎日通っていた道を歩いていた際、踏切に差し掛かる前方から1人の女性が歩いてくるのが見えました。列車が通り過ぎると、そこに彼女の姿はなかったのですが遠野貴樹は何かを決心したように笑みを浮かべながら静かに歩きだしました。

『秒速5センチメートル』では鹿児島の種子島が舞台となっており、たくさんの聖地巡礼スポットがあるようです。そこで気になるのが、種子島のどんなところが『秒速5センチメートル』の聖地巡礼スポットとなっているのかということです。一体どのようなところが種子島の舞台・ロケ地となっているのでしょう？お次は、『秒速5センチメートル』・種子島の舞台やロケ地・聖地巡礼スポットをチェックしてみましょう。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧1つめが『アイショップ石堂』です。こちらの聖地は、遠野貴樹と澄田花苗が学校帰りに立ち寄るコンビニです。実際に『愛ショップ石堂』に聖地巡礼してみると聖地巡りをした人たちの寄せ書きノートが何冊も置いてあるので、アニメの世界観に浸れます。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧2つめが『種子島中央高等学校』です。こちらの聖地は、遠野貴樹と澄田花苗が通っている学校です。鹿児島県熊毛郡中種子町野間にある県立の学校です。こちらの高校はロックバンドであるクリープハイプがタイアップしたミュージックビデオが制作されたこともあり、『秒速5センチメートル』のファン以外からも聖地巡礼されているスポットです。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧3つめが『中山海岸』です。こちらの聖地は澄田花苗がサーフィンの練習をしている海岸です。美しい海岸に浸るのもよし、澄田花苗に成り切ってサーフィンをやってみるもよしのスポットです。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧4つめが『県道76号線』です。こちらの聖地は、平坦な畑の先に見える電柱から県道76号線。遠野貴樹と澄田花苗が畑に座って会話するシーンで描かれていました。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧5つめが『種子島空港 コスモポート種子島』です。こちらの聖地は、遠野貴樹が東京へ戻るために使う空港です。種子島には空港が2つあるのですが、漫画版で描かれた空港は今も稼働している種子島空港 コスモポート種子島になります。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！種子島の舞台やロケ地は？聖地一覧6つめが『通学路のさとうきび畑』です。遠野貴樹と澄田花苗が通っている通学路のさとうきび畑です。まっすぐとのびた一本道が美しいさとうきび畑は、思わず写真を撮ってみたくなってしまう聖地巡礼スポットです。

先ほどは『秒速5センチメートル』・種子島版の聖地巡礼スポット・ロケ地についてご紹介しましたが、『秒速5センチメートル』では種子島以外にも東京などでもロケ地となるスポットがたくさんあるようです。では、東京など、種子島以外の聖地・ロケ地として人気を集めているのは一体どんなところなのでしょう？お次は、『秒速5センチメートル』の東京などその他の聖地やロケ地一覧をチェックしてみましょう。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！東京などその他の聖地やロケ地一覧1つめが『新宿駅構内』です。こちらの聖地は、遠野貴樹が電車を乗り継ぐシーンで利用されていたことで登場しました。新宿駅といえば、東京の中でもかなり大きな駅なので、ほか作品の上京シーンなどでも多く使われている人気の聖地巡礼スポットです。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！東京などその他の聖地やロケ地一覧2つめが『新宿駅周辺の街並み』です。『秒速5センチメートル』のストーリー中、何度か登場するのが新宿駅周辺の街並みです。こちらは『秒速5センチメートル』はもちろんのこと、新海誠が監督を務めた『君の名は』や『言葉の庭』の聖地ともなっており、新海誠ファンの方達が連日訪れる定番のスポットとなっています。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！東京などその他の聖地やロケ地一覧3つめが『豪徳寺駅』です。こちらの聖地は、遠野貴樹が中学生時代に利用していた駅のシーンとして描かれました。豪徳寺駅は、東京都世田谷区・小田急電鉄小田原線の駅です。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！東京などその他の聖地やロケ地一覧4つめが『参宮橋駅近く』です。こちらの聖地は、遠野貴樹と篠原明里が『秒速5センチメートル』の冒頭で歩いていたシーンのスポットです。参宮橋駅は、東京都渋谷区・小田急電鉄小田原線の駅です。

『秒速5センチメートル』の聖地巡礼！東京などその他の聖地やロケ地一覧5つめが『代々木八幡宮』です。こちらの聖地は、遠野貴樹と篠原明里が幼い頃に遊んでいた神社で、猫と戯れあうシーンなどがありました。あまり長くは描かれていないスポットなのですが、『秒速5センチメートル』ファンの間で代々木八幡宮は定番の聖地巡礼スポットとなっています。

『秒速5センチメートル』では、アニメ版や小説版・漫画版と様々なメディア展開されています。そんな『秒速5センチメートル』で登場する登場人物たちや、アニメ版で声優を務めた方たちは一体どのような方なのでしょうか？お次は、『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優を一覧でチェックしてみましょう。

『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優一覧1人目は、『遠野貴樹役の水橋研二』です。遠野貴樹役を演じた水橋研二は、1975年1月13日生まれの東京都出身、スターダストプロモーション所属の俳優です。そんな遠野貴樹役を演じた水橋研二の主な出演作品は映画『月光の囁き』・『美代子阿佐ヶ谷気分』やドラマ『水の中の八月』・『これでいいのだ!! 赤塚不二夫伝説』などが挙げられます。

『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優一覧2人目は、『篠原明里（第一話）役の近藤好美』です。篠原明里（第一話）役を演じた近藤好美は、1988年5月9日生まれの埼玉県出身、元スペースクラフト所属の声優・モデル・タレントです。そんな篠原明里（第一話）役を演じた近藤好美の主な出演作品は、テレビ『恋するいちごパラダイス』・『U-15.F スキにさせて！』などが挙げられます。

『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優一覧3人目は、『篠原明里（第三話）役の尾上綾華』です。篠原明里（第三話）役を演じた尾上綾華は、1982年4月2日生まれの埼玉県出身、元スペースクラフト所属のモデル・タレントです。そんな篠原明里（第三話）役を演じた尾上綾華の主な出演作品は、ドラマ『空の港で』や『銭華』などが挙げられます。

『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優一覧4人目は、『澄田花苗役の花村怜美』です。澄田花苗役を演じた花村怜美は、1984年7月3日生まれの東京都出身、ATプロダクション所属の声優・女優です。そんな澄田花苗役を演じた花村怜美の主なアニメ出演作品は、『ギャラクシーエンジェる〜ん』や『東京マグニチュード8.0』などが挙げられます。

『秒速5センチメートル』の登場人物とアニメ声優一覧5人目は、『水野理紗役の水野理紗』です。水野理紗役を演じた水野理紗は、1978年11月3日生まれの神奈川県出身、尾木プロ THE NEXT/湘南テアトロ☆デラルテ所属の声優です。そんな水野理紗役を演じた水野理紗の主なアニメ出演作品は、『メダロット魂』や『D.Gray-man』・『アカメが斬る！』などが挙げられます。

『君の名は。』や『天気の子』で有名な新海誠監督が手がけた『秒速5センチメートル』。そんな『秒速5センチメートル』に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『秒速5センチメートル』に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『秒速5センチメートル』に対して「秒速5センチメートルみてたら種子島行ってみたくなった」とツイートしています。『秒速5センチメートル』の聖地として有名な種子島ですから、『秒速5センチメートル』をきっかけに種子島に行ってみたくなった方もいたようでした。

こちらの方は『秒速5センチメートル』に対して「綺麗だ……映像も音楽も物語もとても。今の新海誠監督の絵と少し違うけど新海誠だぁぁって感じが伝わる(当たり前)。寂しくて切なくてもどかしくて、胸の奥がギュッとなるような、恋をしたような気持ちになった。それにしても、遠野くん大人びててどこか足りない感じが印象的。」とツイートしています。新海誠らしさや物語、映像、どれを取っても満足しているファンもいました。

こちらの方は『秒速5センチメートル』に対して「WOWOWで放送された新海監督の「秒速5センチメートル」、初めて観たけど、繊細でピュアな美しい映像と、純度の高いメンタルでノスタルジックな物語に心癒された」とツイートしています。『秒速5センチメートル』は新海誠特有の繊細さ、美しい映像、そしてノスタルジックな物語が最大限に評価されており、心癒されたファンもいました。

『秒速5センチメートル』の聖地・種子島まとめについてはいかがでしたか？『秒速5センチメートル』の聖地巡礼スポットとして定番なのは種子島などが人気なようでした。『秒速5センチメートル』では美しい映像が描かれており、ロケ地となったところを訪れて見るのも楽しみ方の一つなので、コロナウイルスが収まった頃などにでもぜひ一度訪れてみては？