秒速5センチメートルのタイトルの意味とは?あらすじやラストも考察

「秒速5センチメートル」は、新海誠によるアニメーション映画作品です。今回はそんな「秒速5センチメートル」を中心に解説をしていきます。映画タイトルである「秒速5センチメートル」ですが、視聴者の中にはタイトルの意味がわからんという感想を抱いた方もいたようです。そんな「秒速5センチメートル」のタイトルの意味から、映画のあらすじ、そしてラストについて詳しくネタバレ解説していきます。

秒速5センチメートルのタイトルの意味とは?あらすじやラストも考察のイメージ

目次

  1. 秒速5センチメートルとは?
  2. 秒速5センチメートルのタイトルの意味
  3. 秒速5センチメートルのあらすじ考察
  4. 秒速5センチメートルのラストの意味考察
  5. 秒速5センチメートルの手紙の内容や謎を考察
  6. 秒速5センチメートルの意味がわからん?感想や評価を紹介
  7. 秒速5センチメートルの意味まとめ

秒速5センチメートルとは?

「秒速5センチメートル」は「君の名は。」で有名な新海誠が製作したアニメ映画です。そんな「秒速5センチメートル」はファンの間でもタイトルの意味がわからんと言われている作品でした。タイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか?今回は「秒速5センチメートル」のあらすじやラスト、作中の謎などをネタバレ解説していきながら「秒速5センチメートル」というタイトルの意味を考察していきます。

秒速5センチメートルの概要

映画「秒速5センチメートル」の概要を解説していきます。こちらの映画は、2007年に公開されていました。監督を務めたのは新海誠です。「秒速5センチメートル」は、新海誠にとって三作目の劇場公開作品となっています。新海誠は監督だけではなく、原作・脚本・絵コンテ・演出などにも携わっていました。映画は「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3作品で構成され様々な男女の恋愛模様が描かれています。

「秒速5センチメートル」は、「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」というキャッチコピーがつけられています。ストーリーは多くの反響を呼んだようで、イタリア・フィーチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」やアジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」などを受賞しています。さらに公開中にアメリカでの配給権や放映権などのライセンス化が発表される異例の事態となったようでした。

秒速5センチメートルの漫画版

映画として公開された「秒速5センチメートル」ですが、メディアミックスとして漫画化もされました。漫画版は、2010年から連載が始まっています。作画を担当したのは、清家雪子です。「月刊アフタヌーン」で2011年まで連載され、2巻の単行本も発売されていました。

秒速5センチメートルの登場人物

タイトルが意味わからんと言われている「秒速5センチメートル」ですが、映画には様々なキャラクターが登場しました。ここからは、「秒速5センチメートル」に登場するキャラクターについて解説をしていきます。

登場人物①遠野貴樹

遠野貴樹は、「秒速5センチメートル」に収録されている「桜花抄」の主人公です。兄弟はおらず小学三年生の時に世田谷の小学校に転校します。貴樹が転校した一年後に、同じく転校生として明里という女の子がやってきました。貴樹は、明里との共通点を通じて仲良くなっていきます。普段はおとなしい性格をしていますが、明里がからかわれていた時には助けたこともありました。中学時代はサッカー部に所属していたようです。

登場人物②篠原明里

篠原明里は「秒速5センチメートル」の短編「桜花抄」に登場するキャラクターでした。貴樹と同じクラスに転校生としてやってきた少女で、貴樹の初恋の相手でもありました。貴樹と同じく一人っ子で親の転勤が多いということが明かされています。身体が弱いようで、図書館で過ごすことが好きなようでした。クラスメイトから貴樹との関係をからかわれた時に貴樹から助けられたことで、貴樹に対して恋心を抱くようになります。

登場人物③澄田花苗

「秒速5センチメートル」の登場キャラクターの中には、澄田花苗という人物もいました。花苗は「コスモナウト」の主人公として作中に登場しています。貴樹は中学2年になると種子島に引っ越しますが、そんな種子島でクラスメイトとして出会ったのが花苗でした。花苗の姉は、高校の教師として働いています。転校生としてやってきた貴樹に恋心を抱いた花苗は部活終わりに一緒に帰るなどしていましたが中々想いを伝えられません。

登場人物④水野理紗

「秒速5センチメートル」のキャラクターの中には、水野理紗というキャラクターもいました。第3話「秒速5センチメートル」で登場しています。理紗は、貴樹と交際している女性です。貴樹との交際は、三年にも及びました。しかし三年付き合っても、貴樹の本心が分からないと思っていたようです。この結果「心は1センチほどしか近づけなかった」というメールを送り、貴樹に別れを告げています。漫画版でも活躍していました。

秒速5センチメートルのタイトルの意味

「秒速5センチメートル」では、男女の恋愛模様が描かれていますがファンの感想の中にはタイトルの意味がわからんというものもありました。一体どのような意味が込められているのでしょうか?ここからは、映画のタイトルでもある「秒速5センチメートル」というタイトルの意味について解説をしていきます。

タイトルの意味①ファンから貰ったメール

「秒速5センチメートル」というタイトルの意味の中には、ファンからもらったメールというものもあるようでした。映画の監督を務めた新海誠はメールアドレスを公開していて、ファンからの感想を貰うこともあるようです。そんな感想メールの中には「桜の花弁が落ちる速度は秒速5センチメートルなんです」という文が記載されたメールがあり、このメールから「秒速5センチメートル」というタイトルを考えたと明かされていました。

タイトルの意味②桜の落ちる速さ

「秒速5センチメートル」という映画のタイトルは、ファンのメールに書いてあった桜の花弁が落ちる速さだということが判明しています。しかし新海誠は、桜の落ちる速度について実際はもう少し速いと考えていたようでした。貴樹にとって、明里が言っていたことが事実だったかどうかは関係なく明里の言葉が全てだったという意味も込めて「秒速5センチメートル」というタイトルにしたようです。

タイトルの意味③色々なものの速さ

ファンの感想でも意味わからんと言われていた「秒速5センチメートル」という映画のタイトルですが、色々なものの速さをテーマにしているようでした。貴樹が明里に会いに行く時の電車の速度や手紙をやり取りする速度、相手に自分の気持ちが届く速度、気持ちが離れていく速度、など「速さ」というもの自体が映画のテーマだったようです。シンプルかつ力強い意味を込めて速さだけを表したタイトルにしたと明かされています。

タイトルの意味④心の距離

「秒速5センチメートル」というタイトルには、相手との心の距離という意味も込められています。3つの短編を通じて貴樹の周囲の恋愛模様が描かれていきます。ストーリーでは、貴樹とキャラクター達との心の距離もたくさん描かれていました。第3話「秒速5センチメートル」で、貴樹は付き合っていた彼女から「心は1センチほどしか近づけなかった」と言われてしまいます。中々縮まらない相手との距離を表しているタイトルでした。

タイトルの意味⑤秒速

意味がわからんと言われている「秒速5センチメートル」というタイトルですが、実際に桜が落ちる速度は秒速1〜2mと言われています。しかし、このタイトルで重要となる部分は「秒速」というワードなのではないかと考えている感想もありました。小さな時間でも変化はあり、時間が経てば気持ちや人間関係なども変わっていってしまうという意味が「秒速」という単語に込められているのではないかとファンの間では考えられています。

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秒速5センチメートルのあらすじ考察

意味わからんと話題になっていた「秒速5センチメートル」のタイトルには、色々なものの速度や人との心の距離など様々な意味が込められているということが明らかとなっていました。そんな「秒速5センチメートル」は一体どのようなストーリーなのでしょうか?ここからは、3編それぞれのあらすじをネタバレ解説していきます。

あらすじ考察①第一部「桜花抄」

「秒速5センチメートル」第一部「桜花抄」のあらすじを解説していきます。主人公の貴樹と明里は、世田谷にある小学校に通っていました。互いに転校生である二人は、自分達の共通点を見つけ仲良くなっていきます。一緒に過ごす時間が増えた貴樹達ですが、中学入学と同時に明里は栃木へと引っ越してしまいました。中学に入学してからしばらくすると貴樹の元に明里からの手紙が届きます。そして二人は文通を始めました。

中学2年に進級する前には、貴樹の引っ越しも決まりました。今度の引越し先は鹿児島です。貴樹は、明里との物理的な距離感に絶望を抱きます。もう二度と明里には会えないかもしれないと思い、明里へ会いに行く決心をしました。しかし明里と会う約束をした日、不幸にも関東は大雪に襲われてしまいます。貴樹が乗っていた電車も大雪の影響で止まってしまいました。さらに明里に渡す手紙も風で飛ばされてしまいます。

貴樹は、深夜にようやく待ち合わせをした岩舟駅に到着します。すると、ガランとした待合室で明里の姿を発見しました。明里は、貴樹のことを待っていたのです。二人は桜の木の下で、キスをしました。その後近くの納屋で一晩明かします。翌朝、明里は貴樹のことを見送る際「貴樹くんはきっとこの先も大丈夫だと思う」という言葉を残しました。貴樹は揺れる電車の中で明かりを守れる力が欲しいと強く願いました。

あらすじ考察②第二部「コスモナウト」

「秒速5センチメートル」第二部「コスモナウト」のあらすじを解説していきます。「コスモナウト」で舞台となったのは1999年の種子島です。種子島に住んでいる高校三年生の花苗は、貴樹という青年に恋をしていました。貴樹は中学二年生の時に転校生として、花苗のクラスにやってきたのです。他の男子とは様子が違う貴樹に花苗は淡い恋心を抱き、貴樹の部活が終わるのを待って一緒に帰ったりなどアプローチをしていました。

しかし、中々想いを伝えることはできません。花苗には、恋以外にも悩み事がありました。高校卒業が迫ってきていても進路が決められていなかったのです。そのせいか、趣味のサーフィンでもスランプに陥ってしまっているようでした。けれど、花苗は一つずつやり遂げようと決心します。サーフィンのスランプからも抜け出すことが出来た花苗は貴樹にも長年の想いを伝えようと思いましが、貴樹からの無言の圧力に怯んでしまいます。

告白できなかった花苗は、貴樹の優しさを感じながらも泣き出してしまいます。その時、花苗達の後ろでロケットが打ち上がりました。この瞬間、花苗は貴樹が自分のことを見ていなかったことをはっきりと悟ります。貴樹はずっと遠くにあるものを見ていたのです。花苗は想いを伝えることが出来ませんでしたが、それでも一生貴樹のことがどうしようもなく好きだという想いが込み上げ泣きながら眠りにつきました。

あらすじ考察③第三部「秒速5センチメートル」

「秒速5センチメートル」第3部「秒速5センチメートル」のあらすじを解説していきます。時は進み、貴樹は社会人になっていました。東京の会社に勤め、東京で暮らしている貴樹は高みを目指してもがいています。しかし貴樹はその理由がなんなのかは分かっていないようでした。仕事に追われる日々を過ごしている貴樹の元に一通のメールが届きます。メールを送ってきたのは、三年間付き合っている彼女の理紗です。

理紗は、「1000回メールをしても、心は1センチしか近づけなかった」といい貴樹に別れを告げます。理紗は貴樹の気持ちが自分に向いていないということに気づいていたのです。その後貴樹は、会社を辞めてしまいました。そこでようやく中学一年生の時の大雪の日から、明里のことだけを追いかけていたということに気がつきます。2008年、貴樹は桜を見に外へと出かけました。

そこは貴樹が小学校時代よく通っていた道でした。踏切に差し掛かると、向こうから一人の女性が歩いてきます。貴樹は女性とすれ違った瞬間、何か特別なものを感じました。踏切を渡ると、貴樹は思わず立ち止まり振り返ります。しかしその瞬間小田急線の急行列車が勢いよく通り過ぎていきました。列車が過ぎ去ると、そこに女性の姿はありませんでした。

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秒速5センチメートルのラストの意味考察

「秒速5センチメートル」はタイトルだけではなくラストについてもファンの間では話題となっていました。感想の中にはラストの意味がわからんというものもあるようです。一体「秒速5センチメートル」のラストにはどのような意味が込められていたのでしょうか?ここからは、「秒速5センチメートル」のラストで描かれた踏切のシーンなど映画のラストに込められた意味について詳しくネタバレ解説をしていきます。

ラストの意味考察①踏切のシーン

「秒速5センチメートル」のラストシーンでは踏切が登場していました。貴樹は社会人になり、自分が見ていた女性が明里だったことに気がつきます。一方明里は、婚約者と住むため東京に戻っていました。そんな二人は小学生時代に通っていた踏切ですれ違います。小学生の頃、貴樹は踏切を渡れなかった明里のことを待っていてあげました。ラストシーンでも同じように貴樹は遮断機が上がるのを待ちますが、明里の姿はありませんでした。

ラストの意味考察②明里と貴樹の対比

「秒速5センチメートル」のラストシーンには、明里と貴樹の対比の意味も込められているのではないかと考察されている感想もありました。社会人になり、貴樹はまだ明里への想いが自分の中にあったことに気がつきます。その結果、三年間付き合った女性とも別れてしまいました。しかし明里は過去を振り返らず新しい男性と婚約までしています。貴樹にとっての明里・明里にとっての貴樹が対比になっていると言われていました。

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秒速5センチメートルの手紙の内容や謎を考察

今回は「秒速5センチメートル」のあらすじやラストシーンに込められた意味・さらにタイトルの謎について解説をしています。「秒速5センチメートル」で意味わからんと言われている謎のシーンは他にもありました。それは貴樹と明里の手紙の内容です。二人の手紙にはどのようなことが書かれていたのでしょうか?ここからは、映画では明かされなかった手紙の内容や、文通が途絶えてしまった理由について解説をしていきます。

貴樹が渡せなかった手紙の内容

貴樹は明里に会いに行く時手紙を書いていましたが、途中風で飛ばされてしまいました。小説版では、明里への手紙の内容が明かされています。「大人になるということが具体的にはどういうことなのか僕にはまだよくわかりません」といった書き出しの内容の手紙には、将来明里に会っても恥ずかしくない人間になりたいという貴樹の想いが込められていました。また、明里が好きだったということも手紙には書かれています。

明里が渡せなかった手紙の内容

小説版では、明里が貴樹に渡すことが出来なかった手紙の内容も明かされていました。手紙は「お元気ですか?今日がこんな大雪になるなんて、約束した時には思っても見ませんでしたね」という書き出しから始まっていました。明里は、貴樹を待っている間この手紙を書いていたようでした。貴樹の手紙と同じように明里の手紙にも貴樹への想いが書かれています。遠くへ行っても絶対に好きだという想いが込められています。

明里と貴樹の文通が途絶えた理由考察

明里と貴樹は文通をしていましたが、その文通は自然と途絶えてしまったようでした。ファンの間では文通が途絶えた理由がわからんという感想を抱いた方もいらっしゃったようです。新海誠はこのことに対し、理由ではなく文通が「途絶えた」ということが重要だと語っていました。ファンの間では環境が変わってしまえば、以前関わっていた人とは自然と疎遠になることから文通が途絶えたのではないかと考えられているようでした。

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秒速5センチメートルの意味がわからん?感想や評価を紹介

あらすじを解説してきた「秒速5センチメートル」の感想や評価を紹介していきます。「秒速5センチメートル」の感想や評価の中にはこちらのようなものもありました。意味がわからんと言われていた「秒速5センチメートル」というタイトルですが、こちらの方はタイトルの意味を理解した時切なく残酷な現実に心を締め付けられたという感想を述べられていました。感想では一分一秒の価値が変わる瞬間があるとも述べられています。

「秒速5センチメートル」に関する感想や評価の中には、こちらのようなものもありました。「秒速5センチメートル」はタイトルの意味がわからんと言われている作品でもありました。こちらの方は、英語のサブタイトルについても考察をしているようです。感想では、新海作品の中で「秒速5センチメートル」が一番好きだということも述べられています。

「秒速5センチメートル」の感想や評価の中にはこちらのようなものもありました。「秒速5センチメートル」は意味わからんと言われている部分が多い作品です。こちらの方は、その時見た気分によって好きなように解釈できて何度でも見れるという感想を述べられていました。

秒速5センチメートルの意味まとめ

今回は「秒速5センチメートル」について紹介をしてきました。「秒速5センチメートル」はタイトルの意味がわからんという感想でも話題になった作品です。監督を務めたのは、新海誠でした。こちらの映画のタイトルは、新海誠宛に送られてきたファンの感想メールがきっかけとなって考案されたようです。ストーリーでは色々なものの速さや人との距離など様々な意味が込められているということが明かされています。

貴樹という男性を軸に、三編の短編で構成されています。今回はそれぞれのあらすじも解説してきました。タイトルと同じように意味わからんと話題になっていたラストシーンでは貴樹と貴樹の初恋の相手である明里の対比が描かれているようです。このラストシーンでは明里が婚約していることが判明するなど、鬱展開だと言われていました。そんな切ない恋模様が描かれている「秒速5センチメートル」ご覧になってはいかがでしょうか。

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