2021年04月08日公開
2021年04月08日更新
【東京卍リベンジャーズ】花垣武道がかっこいい!強さ・能力やヒナとの関係は?
人気漫画作品「東京卍リベンジャーズ」に登場する、弱虫で冴えない主人公の青年・花垣武道(タケミチ)。そんなタケミチがかっこいい!とSNSで話題になっています。いったい彼のどんな魅力が読者を引き付けているのでしょうか?この記事ではその秘密を探るべく、花垣武道の強さや能力を検証し、ヒロイン・ヒナとの関係や作中に散りばめられた数々の名言についても紹介していきます。タケミチの魅力まるわかりの内容となっていますので、ぜひご覧ください!
目次
花垣武道(タケミチ)がかっこいい
東京卍リベンジャーズの作品情報
和久井健による漫画作品「東京卍リベンジャーズ」。本記事のメインテーマ・花垣武道の話題に入る前に、まずは東京卍リベンジャーズの作品情報を解説します。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。
東京卍リベンジャーズの概要
東京卍リベンジャーズは、週刊少年マガジン2017年13号から連載が開始され、2021年4月現在も連載中のサスペンス漫画作品です。主人公が暴走族グループに入り幹部へと駆け上がっていく姿を描いたヤンキー漫画・アクション漫画の側面と、過去にタイムリープして人の運命を変えるというSF漫画の要素を併せ持っています。
単行本の累計発行部数は2021年2月現在800万部(21巻)を超え、今後テレビアニメの放送や実写映画化も予定されています(タイトル名:東京リベンジャーズ)。
東京卍リベンジャーズのあらすじ
物語の舞台となるのは、2017年の東京。主人公・花垣武道(はながき・たけみち:通称タケミチ)は、都内おんぼろアパートに住む26歳、フリーターの青年です。何かにつけて要領の悪いタケミチは、バイト先の店長から嫌味たらたらお小言をもらう辛い毎日を送っていました。
ある日の事、テレビのニュースを見ていたタケミチは、中学2年生の時の彼女、橘日向(ヒナタ)が暴走族・東京卍會の抗争がらみで殺害されたとの報道に接します。その翌日、何者かに駅のホームから突き落とされた拍子に、12年前の2005年にタイムリープしたタケミチ。元彼女のヒナタを救うため一念発起したタケミチは、関東最強の暴走族に入りその頂点を目指していくのでした。
花垣武道のプロフィール
- 名前:花垣武道
- ⽣年⽉⽇:1991年6⽉25⽇(2005年時点で14歳)
- ⾝⻑:165cm
- 愛⾞:(バイク)HondaCB250T、(自転車)疾風号(はやてごう)
花垣武道は、定職に就かずバイトで食いつないでいる26歳フリーターです。中学2年生の時の彼女、橘日向(愛称ヒナ)が殺害されたり、駅のホームで突き落とされたことがきっかけでタイムワープする経緯は、あらすじで説明した通りです。
その後、ヒナの弟ナオト(直人)と握手することで自由に現代と過去をタイムリープできることが判明。ヒナを非業の死から救うため、一肌脱ぐことを決意するタケミチでした。
花垣武道の強さや能力
強さ①喧嘩は弱い
ここからは、花垣武道の強さや能力について検証していきます。まず喧嘩についてですが、これはお世辞にも強いとは言えません。身長165㎝と小柄な方ですし、体つきも頑丈ではありません。それまで特に困ったこともないので体を鍛えるトレーニングをしたこともありませんし、もちろん格闘技など習ったこともありませんでした。
後に登場するタケミチ同様小柄な体格ながらも東京卍會の頂点に上り詰めた、マイキーこと佐野万次郎にかかったら瞬殺されてしまうことでしょう。
強さ②諦めない
そんなタケミチにとって、最大の武器は「諦めない心」でした。完膚なきまでに叩きのめされても、刺されたり撃たれたりしてもタケミチは決して諦めません。今がどんなに酷い状況でも、未来を知っているタケミチにとって諦めなければ何とかなると思えるのかも知れません。その諦めないで踏ん張る姿が、周囲の人たちを奮い立たせるのでした。
初めてタイムリープしたタケミチが喧嘩賭博で戦う羽目になったときのこと。ボロボロになりながらも諦めずに一歩も引かない姿を偶然目撃した東京卍會総長のマイキー。タケミチをいたく気に入り、「タケミっち」というニックネームを付けたほどでした。
強さ③タイムリープ能力
花垣武道の強さを語る上で忘れてはいけないのが、タイムリープ能力でしょう。作中ではこのタイムリープ能力を使って、2017年と2005年を何度も行ったり来たりします。
ただし、この能力はタケミチの思い通りになるものではありませんでした。橘ヒナタの弟ナオトと握手しなければ発動しないのです。また、過去の任意の日にタイムリープできるわけではなく、2005年の同じ日にしか行くことができないといった制約もあります。
さらに、2005年で過ごした分、現在の2017年でも同じ時間だけ経過していることが判明。例えば2005年で10日間過ごすと、2017年でも10日間が経過します。結果として、バイト先を10日間も無断欠勤したことになってしまうのです。また、タイムリープしている間、2017年のタケミチは仮死状態になっていることも問題です。仮死状態になっている体を誰かが保護する必要があるからです。
花垣武道とヒナの関係
ヒナとの関係①出会い
ここで、花垣武道とヒナこと橘日向の関係について触れておきましょう。タケミチがヒナと出会ったのは、2005年から2年前、2人が小学校6年生の夏の事でした。
学習塾からの帰り道、ヒナは男子中学生が猫をいじめている場面に遭遇します。男子中学生に果敢に立ち向かうヒナでしたが、力では到底かないません。そこに颯爽と登場したのがタケミチでした。前述のように喧嘩が弱いタケミチは、コテンパンにやられてしまいます。
しかし、そこまでして自分を助けようとしてくれたタケミチの姿に、ヒナの心はキュンとなります。これがきっかけで後に2人は付き合うようになるのです。
ヒナとの関係②2005年のクリスマスイブ
2005年のクリスマスイブの事。ムードを盛り上げるため、2人は海の見える公園でデートの約束をします。そんな時、ヒナの父親に呼び出されたタケミチは、よりにもよってヒナと別れるように言われるのです。結局、素直に言いつけに従いヒナを振ってしまうタケミチでした。
ところが、タイムリープしたタケミチは、過去に犯した誤りを正すかのように「別れるのは無しにして」と泣きながらヒナに訴えます。それに対してヒナは、「初詣に連れてって」と微笑みながら応じました。タイムリープでやり直したタケミチは、ヒナとの交際を続けることに成功しました。
ヒナとの関係③プロポーズ
ホワイトデーを忘れてしまったタケミチ。ヒナに謝った上で、サプライズプレゼントの指輪を渡す計画を立てます。ところが、ヒナと対面したタケミチは、予定していなかった行動にでます。何とプロポーズの言葉を口にしたのです。
君を幸せにしたいという気持ちは誰にも負けない、だからオレと結婚してほしいと。その言葉を聞いて思わず涙ぐむヒナ。12年後に結婚しようとタケミチは言葉を継ぎました。
花垣武道の名言や名セリフ集
花垣武道の名言①「オレが変わらないと…」
ここで、主人公・花垣武道が放った名言や名セリフの数々を紹介します。最初は第2話からの名言です。
オレが変われないと何も変えれない
キヨマサこと清水将貴が仕切る喧嘩賭博に、タケミチの親友、山本タクヤが参戦することになりました。タケミチ同様に喧嘩の弱いタクヤ。そんなタクヤを尻目に、「ちょっと待った!」とタケミチはキヨマサに挑戦状を叩きつけました。このシーンでタケミチの心の声として出てくるのが上の名言です。そして、「逃げちゃダメだ」と自らを鼓舞するように、見上げるほど体格差のあるキヨマサに立ち向かっていくのでした。
花垣武道の名言②「もう二度と譲れねぇモンが…」
続いて紹介する花垣武道の名言は、第5話からになります。まだ授業中のタケミチのところに他校のマイキーとドラケン(龍宮寺堅)がやって来て、外に連れ出そうとします。そこに現れたヒナが、いきなりマイキーに平手打ちを食らわせました。怒りに震えるドラケン、「殺すぞガキ」とすごみます。
もう⼆度と譲れねぇモンがあんだよ
その時ドラケンの肩をつかんでタケミチが放った名言がこれでした。彼女を守るため腹をくくったタケミチの姿に感じ入ることがあったのか、マイキーもドラケンも事を荒立てることなくその場から去っていきました。
花垣武道の名言③「オレの部下はテメェらなんかに…」
続いての花垣武道の名言は、第141話からになります。天竺の幹部ムーチョは、金策に優れたココ(九井一)に目を付けます。そこでココのボスに当たるタケミチとイヌピー(乾⻘宗)を拉致し、両手を縛り付けた上拷問にかけます。
オレの部下はテメェらなんかに渡さねぇ!!
壱番隊の隊員であるココを絶対に天竺に渡してはいけないと考えたタケミチは、この名言を放ってムーチョに立ち向かうのでした。絶体絶命の状況でも決して諦めないタケミチが本領を発揮したシーンでした。その後、イヌピーと力を合わせてタケミチはココ奪還に成功します。
花垣武道の名言④「これはオレの人生の…」
最後に紹介する花垣武道の名言は、第25話からの一言。武蔵祭りの⽇の8.3抗争でのこと。重傷を負ったドラケンを病院に連れていこうとするタケミチの前に、キヨマサが立ちはだかります。
これはオレの⼈⽣のリベンジだ
「タケミっち、逃げろ」と叫ぶドラケンの言葉を一度は受け入れようとしたタケミチ。しかし、これ以上逃げ続けることはできないと、一転キヨマサと戦う道を選びます。その時に発したのがこの名言です。そして、自分のやり方でキヨマサに挑むのでした。
花垣武道のかっこいい魅力
かっこいい魅力①折れない心を持つ
ここからは花垣武道のかっこいい魅力について解説していきます。前項の強さの秘密で挙げたように、どんなに劣勢であっても決して「諦めない」タケミチ。それを可能としているのは、タケミチが折れない心をもっているからではないでしょうか?
名言④で解説したように、手にナイフが貫通する大けがを負ってもタケミチは諦めません。キヨマサの取り巻きに馬鹿にされながらも、最後は背後からのスリーパーホールドでキヨマサを気絶させます。どんな状況でも心が折れない、かっこいいタケミチの姿に痺れた読者も多いことでしょう。
かっこいい魅力②成長していく姿
次に紹介するタケミチのかっこいい魅力、それは過去にタイムリープした彼が成長していく姿にありました。困難から逃げてばかりいた26年間の人生。そんなうだつの上がらない人生を送っていたタケミチが、タイムリープで過去に戻り人生をやり直します。
困難から逃げずに立ち向かう過程の中で、タケミチは成長していきました。そうしたタケミチのかっこいい姿を目の当たりにしたヒナの弟ナオトは、「僕の誇り」だと思わず叫びました。
かっこいい魅力③ヒナを守る姿
最後に紹介するタケミチのかっこいい魅力、それはヒナを守る姿です。どんなに困難な状況でも諦めずに立ち向かっていくタケミチですが、それはひとえに中学時代の恋人ヒナを守るためでした。
第52話「血のハロウィン」での一幕です。筋金入りの不良たちを前にして怖気ずくタケミチでしたが、その時脳裏に浮かんだのはヒナの顔でした。そして、ヒナのために覚悟を決めると芭流覇羅に挑みかかっていきました。愛する女性のために奮闘する姿をかっこいい!と思う方も多いことでしょう。
花垣武道のアニメ声優と実写版キャスト
花垣武道のアニメ声優
東京卍リベンジャーズは、テレビアニメ化され2021年4月に放送予定となっています(アニメのタイトル:東京リベンジャーズ)。アニメで花垣武道の声を演じるのは声優の新祐樹(しん・ゆうき)です。以下にプロフィールと主な出演作品を紹介します。
新祐樹のプロフィール
- 出生地:神奈川県
- 生年月日:1994年3月6日
- 年齢:27歳(2021年4月現在)
- 職業 声優
- 趣味:料理、フットサル、サバイバルゲーム、テレビゲーム
- 事務所 賢プロダクション
新祐樹の主な出演作品
- 【テレビアニメ】
- ヘボット!(モエル、ネジマウスほか)
- イナズマイレブン アレスの天秤 / オリオンの刻印(葉音一矢ほか)
- ポケットモンスター(ホウジほか)
- 最響カミズモード!(ゴウテツ)
花垣武道の実写版キャスト
2021年7月9日公開予定の実写版映画「東京リベンジャーズ」。主人公・花垣武道を演じているのは、俳優の北村匠海(きたむら・たくみ)です。以下にプロフィールと主な出演作品を紹介します。
北村匠海のプロフィール
- 出身地:東京都
- 生年月日:1997年11月3日
- 年齢:23歳(2021年4月現在)
- 身長 175cm
- 職業 俳優・歌手・モデル
北村匠海の主な出演作品
- 【テレビドラマ】
- 鈴木先生(テレビ東京) - 出水正 役
- 大河ドラマ 平清盛(NHK) - 近衛天皇 役
- THE GOOD WIFE / グッドワイフ(TBS) - 朝飛光太郎 役
- 半沢直樹II・エピソードゼロ〜狙われた半沢直樹のパスワード〜(TBS) - 黒木亮介 役
花垣武道に関する感想や評価
ここまで東京卍リベンジャーズの主人公・花垣武道特集をお届けしてきましたが、最後に花垣武道に関する感想や評価をTwitterより紹介します。
強い信念と何がなんでも諦めない心をタケミチは持ち続けてる。それが彼の本当の強さであって、1番かっちょいいヒーローだなと思う。彼のひたむきな姿勢が周りの心を動かして、支えていきたいと思わせる。今一番熱くて、泥臭くて、弱虫で、そして誰よりも魅力的な主人公だと思う!#東京リベンジャーズ
— まごごそら (@HnwAnime05) December 22, 2020
最初に紹介する花垣武道に関する感想や評価は、東京卍リベンジャーズを読んで本当の強さは何だろう?と考えさせられたという方のツイートからです。
本当の強さとは強い信念と諦めない心があることだといいます。そして、それを持ち続けている花垣武道は、かっこよく誰よりも魅力的な主人公だと絶賛していました。
タケミチはずっと変われなかったかもしれない。まいきが与えたのはきっかけかもしれないけど、タケミチはまいきの強さに惹かれ脆さに奮い立った。そんなタケミチが今度はまいきを救いに行く構図が最高だしリアルタイムでタケ→マイの解が行われていると思うと震える
— ○ (@zarame912) March 13, 2021
続いて紹介する花垣武道に関する感想や評価は、「あの人がいなかったら今の俺はいない」というタケミチのセリフに注目した方のツイートからです。
マイキーと出会い導かれたことで、タケミチはヒナを救うことができたと言います。そんなタケミチが今度はマイキーを救いに行くストーリー展開が、震えがくるほど最高だと感激していました。
今週の東卍が最高!
— 漫画大好き少年 (@mannga4694) March 6, 2019
タケミチと大寿との殴り合うシーンはもう胸が熱くなった‼️
タケミチの“頑張ることは辛くねぇ。一番辛いことは孤独なことだ”
は名言!タケミチみたいな男になりたい‼️#東卍
花垣武道に関する感想や評価、最後に紹介するのは、本記事では取り上げなかった彼の名言を披露されているツイートからです。
タケミチが柴大寿と殴り合うシーンで語った名言で、頑張ることは辛くない、一番つらいのは孤独なことだというもの。この言葉を読んだ投稿者は、「タケミチみたいな男になりたい!」と書き込むほど感銘を受けたようです。
花垣武道まとめ
この記事では東京卍リベンジャーズの主人公・花垣武道に焦点を当て、彼の強さや能力、そして橘ヒナタとの関係などについて解説してきました。いかがでしたでしょうか?
これといった取り柄もない冴えない青年だった主人公が、元恋人のヒナを救うため、持ち前の諦めない強い気持ちと折れない心を武器に成長していく姿が描かれていました。そして感想・評価の項にもあったように、作品には本記事で紹介した以外にも様々な彼の名言が散りばめられているようです。皆さんも作中でタケミチの名言を探してみてはいかがでしょうか?