【ダイの大冒険】フレイザードはメドローアの素質があった?強さや人気の理由は?

ダイの大冒険で「ウヒャハハハ!!」や「ケケケケッ!」など品のない笑いを披露しているフレイザードは、メドローアの素質があった?などと噂されるようになります。魔王軍において切り込み隊長として恐れられているフレイザードは、幹部である六大軍団長の一人であるため相当な強さを周囲に示していました。そこで、炎と氷の魔物たちを支配しているフレイザードが人気の理由や軍人的思考から放たれるセリフ、メドローアの素質があった?呪文や技なども紹介します。

【ダイの大冒険】フレイザードはメドローアの素質があった?強さや人気の理由は?のイメージ

目次

  1. フレイザードとは?
  2. フレイザードはメドローアの素質があった?強さを考察
  3. フレイザードの人気の理由
  4. フレイザードの技や呪文一覧
  5. フレイザードの悪役セリフや名言集
  6. フレイザードのアニメ声優
  7. フレイザードに関する感想や評価
  8. フレイザードまとめ

フレイザードとは?

ダイの大冒険で氷炎魔団長として登場しているフレイザードは、魔王ハドラーによって作られたエネルギー岩石生命体となっています。氷のモンスターと炎のモンスターを縦半分にしてくっつけたような姿をしているフレイザードは、冷酷さと暴力性を合わせもつ怪物となっていました。自分の命よりも勝利を求める傾向があるフレイザードは、メドローアの素質があった?とも囁かれるようになります。

魔王軍の切り込み隊長として圧倒的な強さを放って戦っているフレイザードは、敵ながらかっこいいと人気のキャラクターとなっていたのです。エネルギー岩石生命体のフレイザードは、体内に存在する核そのものを破壊しない限り倒すことができない強敵となっていました。そこで、下品な笑いを放っているフレイザードはメドローアの素質があった?強さや人気の理由、男らしいセリフ、呪文や技なども紹介します。

ダイの大冒険の作品情報

ダイの大冒険の概要

文庫版において全22巻が刊行されている「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-(ドラゴンクエスト ダイのだいぼうけん)」は、単行本では全37巻に渡って刊行されています。ダイの大冒険の新装彩録版は15巻(2021年3月)まで刊行されました。テレビアニメとしても人気のダイの大冒険は、1989年第45号~1996年第52号に週刊少年ジャンプによって連載されています。

原作・原案については大分県出身の三条陸さんよって描かれたダイの大冒険は、7年間に渡って連載されており作画においては東京都出身の稲田浩司さんが担当しました。4700万部(2019年12月)の累計発行部数を記録しているダイの大冒険は、2020年11月号から最強ジャンプによって「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド」が連載されています。

ダイの大冒険のあらすじ

地上の全てを支配したいと考えていた魔王ハドラーは心優しい人間やモンスターを襲って次々と支配を進めていきました。しかし、魔王軍に立ち向かった勇者たちのおかげで倒されます。再び平和が取り戻されましたが、極悪非道な魔王が復活したことで新たな戦いが始まりました。柔軟な発想と思考ができるダイは、勇者を目指して悪の存在となっている魔王軍と戦うために修業することになります。

フレイザードのプロフィール

ダイの大冒険で常に下品な笑いを披露しているフレイザードは、己の存在意義を求めて戦う怪物となっています。魔王軍の切り込み隊長と呼ばれているフレイザードは、メドローアの素質があった?と囁かれていますが、六大軍団長の一人となっており相当な強さを誇っていました。呪文や技にも注目が集まっているフレイザードは、時に軍人らしい思考を披露するようなセリフを放っています。

  • 名前:フレイザード
  • 所属:魔王軍
  • 別名:魔王軍の切り込み隊長
  • 役職:魔王軍の幹部・六大軍団長の一人(氷炎魔団長)
  • 性格:積極的、冷徹、暴力性のある性格
  • 笑い方:「ウヒャハハハ!!」「ケケケケッ!」「クックック」
  • 特徴:軍人的な思考を持っている
  • 1991年版CV(声優):山口健
  • 2020年版CV(声優):奈良徹

炎と氷の魔物を束ねることができるフレイザードは、氷炎魔団長として活躍しています。誰よりも積極的に戦うことができる彼は、自分が死亡したとしても勝利だけは手に入れたいと思うほど勝つことに自分の存在意義を見出すタイプの怪物となっていたのです。炎のモンスターと氷のモンスターを縦半分にしてくっつけたような容姿をしているフレイザードは、冷徹さと暴力性を兼ね備えた魔物となっていました。

ダイの大冒険 ポータルサイト

フレイザードはメドローアの素質があった?強さを考察

ダイの大冒険で上記の画像のように氷のような右側と炎のような左側の身体を持っているフレイザードは、メドローアの素質があった?と噂されるようになります。戦いに常に積極的なフレイザードは、戦いながら自分は戦うことが好きなのではなく、勝つことが好きなのだというセリフをいい放っていました。それくらい、自分の命よりも勝つことに存在意義を感じる孤高の魔物だったのです。

ダイの大冒険で軍人的な思考を持っているフレイザードは、人間を殺すことに関して何の抵抗も持つことがない怪物となっていました。そのため、それほど残虐なシーンは描かれていないダイの大冒険ですが、人間を虐殺している姿を披露している魔物となっています。そこで、敵役でありながらも人気があるフレイザードはメドローアの素質があった?魅力となっている彼の強さも考察していきます。

フレイザードはメドローアの素質があった?

ダイの大冒険で自分の存在意義を勝つことでしか感じることができないフレイザードは、炎と氷の魔物を支配することができる強さを持った魔物となっており、氷炎魔団長として周囲を恐れさせていました。貪欲に勝つことを求めるフレイザードは、実はかわいそうな境遇の魔物なのかもしれません。魔王ハドラーの禁呪法によって誕生したフレイザードは、エネルギー岩石生命体となっているため常に渇いたように勝利を求めていたのです。

メドローアの素質があった?と噂されるようになったフレイザードは、技や強さ、呪文などにも注目が集まっていますが炎的な要素と氷的な要素を支配することができる魔物となっているため、メドローアの素質があると囁かれるようになったようです。メドローアを習得するには、氷系(ヒャド)と火炎系(メラ)の二つの要素の呪文を互角の力によって合成することができる強さが必要とされていました。

時にかっこいい技やセリフを放つことができるフレイザードは、炎と氷の魔物を支配する力を持っているためこれらの要素は十分に持ち合わせています。そのため、勝つことに執念を燃やしているフレイザードが本気になってメドローアを習得してしまった際には相当厄介な敵となってしまう可能性は高いです。性格的にはかなり冷酷で傲慢なクズ的な要素が満載ですが、強さは本物であるため侮れない相手となっています。

ダイの大冒険の18巻においてかつて魔王ハドラーを倒したことがある勇者の一人となっているマトリフは、アバンの使徒の一人であるポップに呪文を伝授する際にフレイザードの強さについて語っていました。メドローアの素質があった?と囁かれているフレイザードをなかなか手強い相手だといい放ち、誕生したてでレベルが低かったために助かったものの、氷と炎の呪文を同時に使用できたら危険だったと話しています。

このことからもわかるように炎と氷の魔物を支配することができるフレイザードは、誕生したてで氷と炎の呪文が同時に使用できなかったからよかったものの、成長して同時に使用することができた際にはメドローアを完全にマスターすることになってしまうために要注意ということでしょう。軍人的な思考を持っているフレイザードは、頭脳も意外と賢く冷酷であるため勝つためであればあらゆる強さを手に入れる覚悟を持っていました。

フレイザードの強さ

ダイの大冒険で全てを失ったとしても勝てればいいと感じているフレイザードは、魔王軍の切り込み隊長として常に前に出て積極的に戦う姿勢を貫いてました。しかし、広い心で柔軟に戦うことができるダイら一行と全面対決することになった際には、ラスボス的な存在となって戦っています。身体を粉々にして攻撃することができるフレイザードは、死亡した後も使用されることになる技も披露していました。

メドローアの素質が十分にあったフレイザードは、炎と氷の魔物を支配することができる強さを持っていたため炎と氷の呪文を同等に扱うことになった場合には相当厄介な相手になるといわれています。軍人的な思考を持っているフレイザードは、思考的にも残虐で人間を次々と殺しても何とも思わない冷酷なところがあるため、部下たちでさえも時に震え上がってしまうほどの強さを披露していました。

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フレイザードの人気の理由

ダイの大冒険で人間やモンスターの敵である魔王軍に所属しているフレイザードは、炎と氷の魔物を支配することができる強さを持っている氷炎魔団長として登場しています。「ウヒャハハハ!!」や「クックック」など品のない独特は笑いを披露しているフレイザードは、敵役でありながら強くてかっこいいなどかなり人気を得るキャラクターの一人となっていました。

メドローアの素質があった?と囁かれているフレイザードは、あまりにも勝つことに一生懸命であるためつい応戦したくなるような悪役でもありました。そこで、時にかっこいい呪文や技、セリフを放っているフレイザードの人気の理由を初登場からそれぞれ紹介します。炎と氷の要素を持っているフレイザードは、意外にも軍人的な思考を持っており、時に感動的なセリフも放っているために人気なのかもしれません。

人気の理由①初登場

ダイの大冒険の単行本の4巻で初登場したフレイザードは、オーザムという北方の国の侵略に挑んでいました。魔王軍において六大軍の団長の一人であるフレイザードは、人間に対して初登場から冷酷で非道な攻撃を放っていきました。地上の征服を目指している魔王軍は、さまざまな地域を次々と攻撃していきますが、王国を完全に滅ぼすことができたのはどのような状況でも勝つことにこだわるフレイザードだけでした。

オーザムを攻撃していたフレイザードは、同じく六大軍の団長の一人であるクロコダインが倒されたことで鬼岩城に集まるように命じられます。魔王軍において百獣魔団の団長を務めているクロコダインは、主人のために自分の命を懸けてこそ素晴らしい武人だという考えを持った魔物だったのです。戦いよりも勝つことにしか自分の存在意義を求めることができないフレイザードは、仕方なく鬼岩城に戻ることにしました。

メドローアの素質があるといわれているフレイザードは、オーザムを立ち去る前に部下たちには人間を一人残らず殺すように命じています。子供や女、家畜や家、畑なども全て焼き尽くして灰にしてしまうように指示していたのです。魔王軍においても素晴らしい強さを披露しているフレイザードは、全てを焼き払うように命じたことでオーザム王国は完全に滅びることになりました。彼はかなりの残虐性を初登場から見せています。

人気の理由②生後1年の若僧

ダイの大冒険で人間でありながら素晴らしい強さを披露していたヒュンケルは、魔王軍不死騎団の団長を務めていたこともありました。彼は育ての父であるバルトスが勇者のアランによって殺されたと思い込んだことから人間や正義を恨むようになります。そのため、素晴らしい強さを持ったヒュンケルが川に落ちた際には魔王軍のミストバーンに拾われたことで魔王軍に所属し不死騎団の団長を務めていたのです。

正義や人間を恨んで悪の世界へ飛び込んだヒュンケルでしたが、全てが誤解だったことを知り改心して人間の世界へ戻ることになります。人間の分際で自分と同じ立場にいたことを不満に思っていたフレイザードは、21歳で団長を務めていたヒュンケルを青二才や小僧などといい放っていましたが、魔王であるハドラーに作られたフレイザードは生後1年の若僧だったのです。

メドローアの素質があるとされているフレイザードは、無生物に生命を与えることができる禁呪法によって誕生した岩石の生命体となっています。禁呪法によって誕生した生命体は生みの親の精神的な影響を受けるため勝つことに執着しているのはハドラーの影響といえるでしょう。呪文や技にも注目が集まっているフレイザードは、生みの親が死亡すると消えてしまう存在となっていますが、実際は死亡しませんでした。

人気の理由③バルジ島のラスボス

ダイの大冒険で作り主の性格の影響を全面的に受けてしまう岩石生命体のフレイザードは、魔王であるハドラーによって作られているため勝つことだけに自分の存在意義を見つけることしかできない魔物となってしまったようです。メドローアの素質が十分にあるといわれている彼は、バルジ島においてラスボス的なポジションにいたため魔王軍の中でも相当の強さを持っていることがわかるでしょう。

バルジ島においてレオナ姫が特殊な呪文や技を放つことができるフレイザードによって氷漬けにされてしまったことでダイ一行は助けに向かいました。パプニカ王国において第一王女であるレオナ姫を勇敢なダイらが助けにくるだろうと考えた魔王軍も一行を倒すために準備をしていました。途中にある氷魔塔には魔王ハドラー、炎魔塔には妖魔士団の団長を務めるザボエラと大魔王バーンの側近であるミストバーンが配置されたのです。

軍人的な思考を持っているフレイザードは、氷魔塔や炎魔塔の先に存在している中央塔において自ら氷漬けにしたレオナ姫とともに待機していました。柔軟な思考の持ち主であるダイ一行と魔王軍はバルジ島において全面対決を迎えることになりましたが、ラスボス的なポジションに配置されたフレイザードはこの後、その強さに注目が集まるキャラクターとなります。

人気の理由④死亡後も名前が出てくる

ダイの大冒険でメドローアの素質が十分にあったフレイザードは、単行本の8巻において死亡しています。原作漫画は37巻までとなっているためかなり早い段階で死亡してしまったことがわかるでしょう。しかし、敵キャラであり早い段階で死亡してしまったフレイザードは、死亡した後も度々名前が登場する悪役でもあったのです。さらに、彼が使用していた専用の呪文や技まで登場していました。

悪役ならではの魅力的なセリフを放っているフレイザードが放つことができるフィンガーフレア・ボムズ(五指爆炎弾)という攻撃は、意外と激情家であるポップが習得して放つようになります。しかし、かつてのフレイザードは、5本の指で同時に放つことができたのに対してポップは5発を同時に放つことができませんでした。このことからもすでに死亡してしまったフレイザードがどんなに偉大だったかが証明されています。

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フレイザードの技や呪文一覧

ダイの大冒険で炎と氷の魔物を支配することができるフレイザードは、さまざまな種類の呪文や技を扱うことができる怪物となっていました。岩石の生命体であるフレイザードは、メドローアの素質があったために素晴らしい強さを披露しています。

悪役らしいセリフを堂々と放っている彼は、魔王軍の切り込み隊長として勝ちにこだわって戦いに挑んでいました。そこで、敵でありながらも人気が高いキャラクターであるフレイザードの技や呪文一覧をそれぞれ紹介します。

技・呪文①フィンガーフレア・ボムズ(五指爆炎弾)

ダイの大冒険で悪役としてかっこいいと評判のフレイザードは、「フィンガーフレア・ボムズ(五指爆炎弾)」という最高の威力を放つことができる呪文・技を扱うことができました。単行本の6巻においてはメドローアの素質があるといわれているフレイザードは、単体攻撃においての呪文の中で最強といわれているメラゾーマを同時に5発も放つことができる強さを持っていました。

軍人的冷酷な思考を持つことができるフレイザードは、自身が扱うことができる呪文や技の中でも最高の威力があるのは、「フィンガーフレア・ボムズ(五指爆炎弾)」だと認識していたようです。フィンガーフレア・ボムズが直撃してしまった場合は運動神経抜群のダイであっても即死してしまうほどの威力を持っていました。彼は普通のメラゾーマを放つ際には人差し指を相手に向けるようにして放っています。

魔王軍の切り込み隊長として活躍していたフレイザードが死亡してしまった後には、かつては武器屋の息子だったポップが習得して扱うようになりました。最強呪文であるメラゾーマを一度に5発も放つことができるフレイザードは、一気に最強の生命体として人気を得るようになります。

技・呪文②氷炎結界呪法

ダイの大冒険で岩石の生命体であるフレイザードは、氷炎結界呪法という呪文や技を放って相手の戦闘力を激減させる攻撃をしていました。強力な結界陣をはることができるフレイザードは、結界で有効に使用することができる氷炎結界呪法を使用して自分以外の相手の力を五分の一まで下げていたのです。魔王軍の切り込み隊長として常に積極的に攻撃を放っていくフレイザードですが、不利な状態になると卑怯な手も使っていました。

正々堂々と戦うことができなくなったフレイザードは、誰とでもすぐに仲良くなってしまうダイからも突っ込まれていましたが、最高の悪役として自分は戦うことが好きなのではなく、勝つことが好きなんだといい放って堂々としていました。メドローアの素質が十分にある彼は魅力的なセリフを放っては人気を得ていたようです。

技・呪文③弾岩爆花散

ダイの大冒険で相手の戦闘力をたったの五分の一にしてしまう氷炎結界呪法という呪文や技を破られてしまったフレイザードは、かつて仲間だったヒュンケルや主のためであれば命を懸けることも惜しまないクロコダイン、気が強くて心優しいマァム、かつては武器屋の息子だったポップ、誰とでも仲良くなることができるダイらに囲まれてしまったことでピンチを迎えます。

メドローアの素質を十分持っているフレイザードは、危機的な状況において放ったのが弾岩爆花散(だんがんばっかざん)です。魅力的な強さやセリフを放っているフレイザードは、自らの身体を小さなのように岩にバラバラにして爆発とともに襲いかかかっていきました。

岩石の生命体である彼は、核の部分が砕かれない限り何度でも再生して戦うことができたのです。一見無敵のような呪文や技のようですが、かなりの生命力を消費してしまう攻撃でもありました。弾岩爆花散を放ったことで勘が鋭いダイは空烈斬を習得することができ、最終的に最強といわれていたフレイザードを倒すことができたのです。

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フレイザードの悪役セリフや名言集

悪役セリフ①「生き残った人間は…」

魅力的な技や呪文を披露しているフレイザードは、根っからの悪役として登場しています。そのため、悪役として人気を得ていました。そこで、悪役でありながら人気が高いフレイザードが放っている悪役セリフや名言集を紹介します。勝つことでしか自分の存在価値を見出すことができないフレイザードは、初登場した際も冷酷な姿を披露していました。魔王であるハドラーによって作られたフレイザードは軍人的な思考を持っています。

「生き残った人間は村ごと焼きはらえ!!女も子供も…家も畑も家畜さえも…!!人間どもの痕跡はいっさい残さず灰にするんだ!!いいな!!」

そのため、自分が勝つためであればどんな卑怯なことでも正々堂々と行うことができました。初登場で王国を襲った際にも炎と氷の力を最大限に活かして次々と人間たちを殺していきました。その時に放たれたセリフが上記の名言となっています。人間や生物を殺すことに一切の躊躇がないフレイザードは、素晴らしい技や呪文を披露しながら自分の強さを見せつけていきました。上記のセリフに部下たちも震え上がっていたようです。

悪役セリフ②「負けていたとは…」

勝つことだけに執念を燃やしているフレイザードは、大魔王バーンによってダイ一行を倒すように指示されていたヒュンケルが負けていたと知って大喜びしています。その際に放ったセリフが下記の名言となっていました。魔王軍において同じ六大軍団長の一人であるフレイザードは、仲間であるはずのヒュンケルの助太刀に来たのではなく、自分の手柄を横取りしたヒュンケルと敵であるダイらも倒すためにやってきたようです。

「負けていたとはいっそう好都合だぜ…!生き恥をさらさずに済むようにオレが相討ちってことにしといてやるよ!!泣いて感謝しろいッ!!!」

魔王軍において相当な強さを披露しているフレイザードは、思い込みが激しく人間でありながら六大軍団長の一人であるヒュンケルをかなり毛嫌いしていました。しかし、青二才や小僧などといい放っている彼は誕生してからまだ1年しかたっておらず岩石の生命体であるためいいがかりもいいところなのですが、そこは全く気にしない軍人的な思考を持っていました。呪文や技も魅力的なフレイザードは、お茶目な岩石の生命体だったのです。

悪役セリフ③「男も女も関係ねェ…」

さまざまな呪文や技を披露しているフレイザードは、ホルキア大陸の攻略の際にはかなり積極的に戦っていました。魅力的な強さを持っている彼は、物怖じしない性格のレオナ姫らが避難している塔へ姿を現し大暴れしています。その際には、炎の手によって倒れ込んでいるマリンの顔を掴み、勢いよく壁に叩きつけていました。その様子を見ていたアポロが怒りをあらわにすると軍人的な思考のフレイザードは、下記のセリフを放っています。

「男も女も関係ねぇ。強い奴がいきて、弱い奴が死ぬんだよ!!」

戦いにおいて勝つことだけを考えているフレイザードは、どのような状況でもいくらでも冷酷に振舞うことができました。魔王軍において六大軍団長のメンバーであるヒュンケルや正々堂々と戦うことが武人だと思っているクロコダインらは女性や子供に対して優しい紳士的な対応をしているため、悪役の中でもかなり冷酷な性格を披露していました。しかし、悪役のフレイザードは、敵役でありながらもかなり人気を得ていたのです。

悪役セリフ④「こんだけのすげえボディを…」

勝つことでしか生き甲斐を感じることができないフレイザードは、岩石の生命体だからなのか恩を仇で返す性格の悪役となっていました。広い心を持ったダイが放った空烈斬によってピンチに陥ったフレイザードは、仲間であり六大軍団長の一人であるミストバーンによって助けてもらいます。彼は最強の鎧を仲間であるフレイザードに与えました。しかし、その鎧を着ることはミストバーンの部下を意味していたのです。

「こんだけのすげえボディをもらっちまえばもう用なしだぜ…」

戸惑いながらも鎧を着用したフレイザードは、上記のセリフを放って大喜びしていました。さらに、完全無欠な鎧を与えてもらい助けてもらっておきながら心の中では、仲間のミストバーンも倒すことを考えていたのです。最終的にダイの攻撃によって敗れてしまったフレイザードは、恩を仇で返すような考えを持っていたことを見抜かれていたのかミストバーンに助けを求めますが、足で踏みつぶされて死亡してしまいました。

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フレイザードのアニメ声優

フレイザードの声優①山口健

勝つことだけに生き甲斐を感じているフレイザードの1991年版のアニメの声を担当したのは声優の山口健さんです。声優の山口健さんは、専門学校東京アナウンス学院において放送声優科を卒業した後に声優や俳優、ナレーターなど幅広く活動するようになります。強面の悪役や熱血漢、ギャクキャラクター、ニヒルな二枚目役など幅広い演技ができる山口健さんは、ジャンプアニメへの出演が多い声優となっていました。

  • 名前:山口健(やまぐちけん)
  • 血液型:A型
  • 生年月日:1956年3月24日
  • 没年月日:2011年10月24日
  • 出身地:東京都
  • 職業:声優、ナレーター、俳優
  • 声優デビュー:1977年
  • 身長:180㎝
  • 最終所属事務所:OYSプロデュース

声優の山口健さんは、デビュー当時から吹き替えの出演なども幅広く行っていました。さらに、音声製作事務所である「OYS PLANNING」において代表を務めるようになります。新人声優の育成にも力を注いだ山口健さんは、OYSプロデュースを2007年に設立して独立しました。俳優や声優、ナレーターなど幅広く活躍していた山口健さんは、55歳という若さで急性心不全(2011年10月24日)で急逝しています。

フレイザードの声優②奈良徹

  • 名前:奈良徹(ならとおる)
  • 血液型:B型
  • 誕生日:5月7日
  • 出身地:埼玉県
  • 職業:声優
  • 声優デビュー:2000年
  • 身長:168㎝
  • 所属事務所:ケンユウオフィス

子供、女性関係なく残酷になることができる軍事的な思考を持っているフレイザードの2020年版のアニメの声を担当したのは声優の奈良徹さんです。声優の奈良徹さんは、ハスキーな声が魅力の声優となっています。声優の仕事に興味を持つようになった奈良徹さんは、日本ナレーション演技研究所において声優の学びをしたり、声優である堀内賢雄さんが主催していたワークショップTalk backに参加したりして声優になりました。

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フレイザードに関する感想や評価

ダイの大冒険において残虐非道でありながら正論を放っているフレイザードが好きだとコメントしている人がいました。氷と炎の容姿を持っているフレイザードは、岩石の生命体でありながらも感情豊かな悪役として活躍しているためかっこいいと感想を寄せている人もいます。「ウヒャハハハ!!」や「ケケケケッ!」など品のない笑い方も彼の魅力の一つとなっていました。

勝つことだけにこだわっているフレイザードは、魔王軍で六大軍団長の一人であるミストバーンに鎧をもらうことでピンチを切り抜けることができました。鎧をつけたフレイザードがほんとかっこいいと感想を寄せている人もいます。しかし、岩石の生命体のフレイザードは、恩を仇で返すような思考をしていたため、助けてくれたミストバーンに感謝するどころかいつかは寝首を搔くと心の中で考えていたのです。

極悪非道な性格のフレイザードが強くてかっこいいとコメントしている人もいました。軍人的な思考を持っているフレイザードは、敵はもちろん仲間であっても自分に対してメリットがあるかないかで付き合い方を決めていました。そのため、自分を助けてくれた仲間に対して仲間意識を持つこともなく、いつかは倒して自分が一番になるという考えしかできなかったようです。最悪な悪役ですがかなり人気がありました。

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フレイザードまとめ

魔王軍の切り込み隊長として常に積極的に戦うことができたフレイザードは、勝つことでしか自分を評価することができない性格を持っていました。魔王であるハドラーによって作り出された岩石の生命体であるフレイザードは、作り主の影響を受けてしまうためハドラーのわがままで自己中な考えがそのまま反映されてしまったようです。しかし、最強の呪文や技を放つことができるため死んでからも人気のキャラとなっていました。

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