【炎炎ノ消防隊】ラスボスはジョーカー？ショウ？最後の敵やエンディングを予想考察

敵キャラクターの情報やラスボス・黒幕について知る前に、まずは「炎炎ノ消防隊」の基本情報を紹介していきます。炎炎ノ消防隊は2015年から連載されている漫画が原作で、2019年・2020年にアニメが放送されていました。原作者の大久保篤は2001年から活動を行っている人物で、デビューしてすぐにエニックスのマンガ賞を受賞しているようです。そんな経歴を持つ大久保篤は自身の性格をツンデレとコメントしているようです。

炎炎ノ消防隊の本編が始まる前には「炎の大災害」が発生しており、この災害が「人体発火現象」「焔ビト」が発生する引き金になっています。炎を身にまとっている焔ビトは普通の消防官では倒す事ができないため、焔ビトの魂を鎮める事ができる特殊消防隊が組織されています。主人公・シンラはヒーローに憧れている少年で、人々を助けるために第8特殊消防隊に入隊しています。

ここからは「炎炎ノ消防隊」のラスボス・黒幕を予想考察していきます。また読者・視聴者の間でラスボス・黒幕の候補に挙がっているジョーカー・ショウの行動を解説していきます。炎炎ノ消防隊には伝導者一派という敵が登場していますが、伝導者一派はラスボス・黒幕ではないという説が浮上しているようです。

炎炎ノ消防隊のジョーカーは物語序盤から不穏な動きを見せていますが、物語途中に「聖陽教会に恨みを持っている事」が分かっています。また聖陽教は伝導者一派が作った張りぼての宗教だという事も判明しているため、ジョーカーの立ち位置は第8特殊消防隊の味方になります。そのような理由でジョーカーがラスボス・黒幕になる可能性は低いと言われているようです。

ジョーカーはなかなかの強さを持つキャラクターですが、「最強の消防官」である新門紅丸と比べると劣ってしまいます。ジョーカーが黒幕になるには新門紅丸以上の強さが必要になるため、新門紅丸よりも弱い状態のジョーカーはラスボス・黒幕にはならないという考察がなされているようです。またジョーカーは「消防官になるのもいいかもな…」と言っているので、特殊消防隊に敵対の意思を持っていない事が分かります。

強さ・存在感から第1特殊消防隊の大隊長レオナルド・バーンズはラスボスになる可能性がありましたが、物語途中に鬼の角に突き刺されて別世界に引きずり込まれています。またバーンズとシンラは敵対していましたが、バーンズの行動は「特殊消防隊を1つにするため」に必要だった事が判明しています。

物語途中にバーンズとジョーカーは知り合いだった事が判明しており、バーンズはジョーカーに真実を記した「ラフルス一世の手記」を渡しています。このような描写があったため、ジョーカーはバーンズの意思を受け継ぐ存在になっています。またジョーカーは新門紅丸と共闘してから第7特殊消防隊と行動を共にしているため、最終的には第7特殊消防隊の消防官になるという説が浮上しているようです。

主人公の兄弟がラスボスという展開は見どころがあるので、物語途中までは伝導者一派のショウがラスボス・黒幕という説が浮上していました。ですが物語が進むとショウはハウメアに操られており、家族に対して愛情を持っている事が分かっています。そのため記憶を完全に取り戻したショウがシンラと敵対する可能性は低いようです。

炎炎ノ消防隊の主人公・シンラは「火事で自分だけが生き残った事」をとても悔やんでいました。そんな中、弟のショウが生きていた事をとても喜んでおり、伝導者一派のショウの目を覚まさせようとしています。そのためシンラとショウが戦う事ではなく、「シンラとショウが再び家族になる事」が大きなテーマの1つになっています。そのような理由からラスボスのショウがシンラに敗北するという構図は違和感があるようです。

当初は「火事でシンラの弟と母親は死んだ」と思われていましたが、物語途中に母親の生存の可能性が浮上しています。そのためシンラとショウが共闘して母親を取り戻すという展開があるかもしれません。また「戸籍上日下部家には父親がいない」という不可解な事実が判明しているため、シンラの父親がラスボス・黒幕だという説が浮上しているようです。

ラスボス・黒幕候補のジョーカーとショウについて知った後は、炎炎ノ消防隊に登場したその他の敵を紹介していきます。炎炎ノ消防隊のキャラクターたちは炎を操っているため、敵キャラクターも様々な特性の炎の能力を使用しています。

ミラージュは伝導者一派の1人で、炎で陽炎を発生させる能力を持っています、地下で疲弊している火縄中隊長の命を狙っていましたが、新門紅丸の修行で「命の呼吸」を感じられるようになったアーサーに斬られています。この戦いが終わってからは登場していないので、伝導者一派の中では格下のようです。

ヨナは伝導者一派の1人で、顔や姿を変える能力を持っているキャラクターです。物語途中にヨナがラフルス一世に成りすましていた事が判明しており、人々が信じている聖陽教は伝導者が作った張りぼての宗教だという事も判明しています。戦闘能力はあまり高くありませんが、瓜二つの偽物で味方を仲違いさせています。

アサルトは伝導者一派の1人で、「血の炎弾」という異名を付けられているキャラクターです。作中には鬼の焔ビトを倒せるほどの強さを持つ「屠り人」が登場しており、アサルトは元屠り人だという事が判明しています。そのためアサルトは味方から一目置かれるほどの強さを持っていますが、タマキのラッキースケベられで戦闘不能になっています。

アサルトはタマキを何度も倒そうとしていますが、その度にラッキースケベられを受けて戦闘不能になっています。またタマキの事を好きになっているため、物語終盤に伝導者一派を裏切って味方になる可能性があります。

フレイルは伝導者一派の1人で、第3特殊消防隊でスパイをしていたキャラクターです。炎を纏った鉄球を操る能力を持っており、ヴァルカンの工房でアーサーと戦っています。その後、地下でマキと戦っており、マキの猛攻撃を受けて敗北しています。

アローは伝導者一派の1人で、ショウの守り人をしているキャラクターです。立ち位置には特殊消防隊の敵ですが、アローは伝導者よりもショウの意思を優先しているため、記憶を取り戻したショウと共に伝導者一派を裏切る可能性があります。

Dr.ジョヴァンニは第3特殊消防隊の大隊長として登場したキャラクターで、物語途中に伝導者一派だという事が判明しています。リサを洗脳して操っており、最後の戦いでは同じ開発者であるヴァルカンと戦う可能性があります。

ドラゴンは伝導者一派の1人で、「屠り人」を名乗っているキャラクターです。騎士の妄想が最高潮のアーサーを圧倒する強さを見せており、能力が分からないまま戦いが中断されています。現時点で伝導者一派の最強キャラクターのため、アーサーと再戦する可能性が高いようです。

ラスボス・黒幕や敵キャラクターについて知った後は、作中で裏切ったキャラクターを紹介していきます。炎炎ノ消防隊の作中では味方の裏切りが発生していますが、その裏にも様々な思惑が隠されているようです。

烈火星宮は第1特殊消防隊の中隊長として登場したキャラクターで、物語途中に伝導者一派だという事が明らかになっています。烈火星宮に憧れていたタマキが裏切られて利用されており、後から駆け付けたシンラがタマキを助けています。カリムの冷却能力で行動不能に陥っていましたが、アローの攻撃で体を貫かれて死亡しています。

リサは家を無くした時にヴァルカンに拾われたキャラクターで、物語途中に伝導者一派だという事が判明しています。ですがリサはDr.ジョヴァンニに洗脳されているため、第8特殊消防隊の協力で少しずつ心を取り戻していきます。

ラスボス・黒幕や味方の裏切りを知った後は、炎炎ノ消防隊のエンディングを予想考察していきます。炎炎ノ消防隊には伝導者一派という敵がいますが、普通の勧善懲悪バトルでは終わらないという考察がなされているようです。

炎炎ノ消防隊の世界に住んでいる人々は「天照」という火力発電を使って生活しています。ですが物語途中に天照は「アドラバーストを持つ人間」が使用されている事が判明したため、シンラは非人道的行為を止めようとしています。ですが天照を止めると人々は生活できなくなるため、物語終盤に決断を迫られる事になります。

炎炎ノ消防隊のメインヒロインであるアイリスはただのシスターだと思われていましたが、物語途中に「一柱とアイリスの容姿が酷似している事」が判明しています。また八柱目の存在は明かされていないため、アイリスが八柱目になるという説が浮上しているようです。その場合は第8特殊消防隊がアイリスを救い出すという展開になるかもしれません。

炎炎ノ消防隊の作中ではシンラたちは中華半島に上陸しており、そこで天照に酷似した施設を発見しています。その施設には「数字が書かれた大量の石板」が置かれており、その数字は「円周率」だという事が分かっています。そしてジョバンニが「円周率は伝導者が古代に仕込んだ滅びの呪文」と発言した事で、円周率が「第二の太陽」に深く関わっている事も判明しています。

伝導者一派はアドラバーストの持ち主を集めて「第二の太陽」を作り出そうとしています。この第二の太陽に円周率が関わっているため、2つの共通点である「円」が何らかの意味を持っているという考察がなされているようです。また円周率は「永遠に割り切れない無理数」なので、ジョバンニの「進化の終点」という発言に違和感が残っています。

炎炎ノ消防隊の予想できるハッピーエンドは「伝導者一派をはじめとした敵を倒す事」で、バッドエンドは「伝導者一派の思惑通りに世界が滅びる事」です。世界が滅びるとシンラたちの行動が全て無駄になるため、ハッピーエンドになる可能性が強いという考察がなされているようです。

ラスボス・黒幕やエンディングの考察を見た後は、炎炎ノ消防隊に関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。前述したように炎炎ノ消防隊のラスボスやエンディングはファンの間で様々な説が浮上しているようです。感想と共にツイッターの口コミ画像を載せていきます。

炎炎ノ消防隊の読者・視聴者からは「ラスボス・黒幕が気になる」という感想が多く挙がっているようです。ですが2021年3月時点でも最終的に戦うキャラクターは明かされていないため、ラスボス・黒幕が読めない状態になっているようです。また終盤で誰かが裏切るという説が浮上しているようです。

炎炎ノ消防隊のジョーカーはシンラの敵として登場したキャラクターですが、物語途中に新門紅丸と共闘しています。それからは特殊消防隊に協力する姿勢を見せているため、ジョーカーの大人しさが不気味だという感想が挙がっているようです。また終盤にジョーカーは特殊消防隊を裏切って狂気に走るという考察がなされているようです。

ショウは伝導者一派として登場したキャラクターですが、物語途中にハウメアに操られている事が判明しています。そのため全ての記憶を取り戻したショウとシンラの共闘が見たいという感想が挙がっているようです。またシンラは「家族を取り戻す」という強い想いを持っているため、ショウはラスボス・黒幕にならないという声が挙がっているようです。

本記事では「炎炎ノ消防隊」のラスボス・黒幕・エンディングを予想考察していきましたがいかがだったでしょうか？炎炎ノ消防隊に登場した伝導者一派もそれぞれが違う思惑を持っているため、終盤に分裂するという説が浮上しているようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！