【ハイスクール・オブ・ザ・デッド】漫画の最終回あらすじをネタバレ！結末の感想も

原作者の逝去により絶筆となった漫画「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（ハイスクール・オブ・ザ・デッド）」は、「奴ら」と呼ばれる生ける屍の脅威に立ち向かう主人公たちの奮闘を描いた学園サバイバル・パニックです。以下では、「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の最終回あらすじネタバレと、作品に関する感想や評価などを紹介します。

「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（ハイスクール・オブ・ザ・デッド）は、佐藤大輔原作・佐藤ショウジ作画による学園サバイバル・パニック漫画で、2006年～2013年5月にかけて「月刊ドラゴンエイジ」で連載されました。ハイスクール・オブ・ザ・デッドは、2017年に原作者の逝去により絶筆となり、単行本は2011年までに刊行された、全7巻で構成されています。

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（ハイスクール・オブ・ザ・デッド）は、2010年7月～9月にかけてアニメ放送が行われ、漫画第4巻までの内容とアニメオリジナル要素を含めたストーリーとなっています。

以下では、未完に終わった人気漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の最終回結末ネタバレを紹介します。

宮本家や小室家に向かう途中、あさみの射殺をきっかけに、戦闘ストレス反応が現れたコータは自暴自棄に陥り、「奴ら」との戦いの中で死のうと考え始めます。一方、コータの異変を察した孝たちは、まず、コータのストレス緩和を優先させ、弾薬や銃の回収も兼ねて床主東警察署へ行きます。しかし、警察署まであと少しのところで、コータは死んで別れることを仲間に宣言します。

すると、コータに駆け寄った静香が、上官のごとく彼を叱咤激励します。ようやく目が覚めたコータは、静かにうなずくと、皆と共に警察署を目指し始めます。

床主東警察署の内部はすっかり荒れ果てており、駐車場や道路には車のスリップの跡が残されていることから、警察署にいた生存者たちがどこかへ向かったようでした。孝たちは、署に生存者がいないか確認しながら、弾薬や銃を確保し、署の一番上の通信指令室に辿り着きます。

その後、非常バッテリーで生存していたJ-ALEATから、床主市の自衛隊による救出作戦が、新床第三小学校にて、明後日にも開始される情報を掴みます。同時に、公安係室から、署員や非難者を含めた生存者や、正も小学校に向かっていることを知り、次は、麗の母親の安否確認に向かいます。

新床第三小学校にいるはずの孝の母親は、物資調達のためにバリケードの外に出ており、宮本家に向かっていた孝一行と合流し、共に小学校にいきます。一方、床主国際洋上空港では、自衛隊による生存者の救出作戦が終わっていましたが、小学校へは紫藤一行が先に到着したところで、絶筆となりました。

以下では、主人公・小室孝と宮本麗の逃避行から目が離せない、漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の第1～6巻までのあらすじネタバレを紹介します。

藤美学園に通う主人公・小室孝は、授業をサボって教室外にいた時、校門で不審者が教師に噛み付きたことを発端に、学園内に生ける屍「奴ら」が蔓延します。孝と宮本麗たち学園内の生存者は、マイクロバスで外へ避難するも、紫藤と因縁を持つ麗はバスを降り、孝と麗は紫藤一行と別ルートでの移動を試みます。

床主国際洋上空港にて、SATによる奴らの駆除が行われている頃、紫藤のやり方に反発する生徒たちが彼の元を離れていき、孝・麗と合流、一行は静香の友人でSAT隊員・南リカの家に避難します。一方、野外では、隣町に通じる橋の封鎖が行われ、混乱が激化する中、孝は取り残された希里ありすを発見・救助します。

翌朝、沙耶の父親が会長を務める右翼団体「憂国一心会」に助け出された孝一行は、高城邸に向かいます。その先出は、大勢の避難民が引き締めきあい、移動の準備が行われていました。その頃、紫藤一行は、紫藤の洗脳により、マイクロバス内にはみだらな雰囲気が漂っていました。そして、高城邸の偵察に向かっていた男性生徒から連絡を受けた紫藤は、自分の思想に染まった生徒だけを選出し、高城邸へ行きます。

床主国際洋上空港にて、「奴ら」を焼き払う作戦が決行される中、高城邸に紫藤一行が来ます。しかし、善人を装う紫藤をよそに、麗は紫藤との因縁をぶちまけ、一部始終を見ていた高城荘一郎は、紫藤一行の追放を命じます。その後、ライフラインの切断や、「奴ら」の大群が高城邸に押し寄せてきたことで、孝・麗は二手に分かれた後、ショッピングモールで合流します。

ショッピングモール内には、複数人の避難者がいたものの、先の見えない不安を新米婦警・中岡あさみにぶつけ、生存者同士でいがみ合っていました。険悪な雰囲気は孝の機転で解決したものの、今度は難病を抱える老婆の命の危機に直面します。考えた末、孝は老婆の命を優先し、必要なものを取りに行くべく、あさみを含めた4人で病院に向かいます。

犠牲者を出しながら、なんとか血漿を入手できた孝たちでしたが、モール敷地内にも「奴ら」の脅威が迫っており、あさみの先輩で、床主東警察署へ応援を要請に向かった婦警が奴ら化し、モール内は不穏な空気に包まれます。

今日中にモールからの出発を決めた孝一行でしたが、ある避難民が非常扉を開けて脱出したことから、「奴ら」の侵入を許してしまい、避難民たちに襲いかかります。そして、避難者たちは、モールの屋上で救助を待つ組と、孝一行と脱出する組に分かれ、それぞれ行動に移ります。しかし、孝一行と行動を共にしていたあさみは、自ら囮となって一行の脱出を促します。

一方、屋上の避難民にも「奴ら」の脅威が迫りつつありましたが、上空から磁気パルスの影響を逃れた自衛隊のヘリコプターによって、「奴ら」は一掃されます。その頃、孝一行は、家族の安否を確かめるべく、小室家・宮本家を目指します。

以下では、未完となった漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の原作者・佐藤大輔先生のプロフィールと、死因について考察しました。

ハイスクール・オブ・ザ・デッドの原作者・佐藤大輔先生は、1964年生まれ、石川県出身の小説家・漫画原作者・ゲームデザイナーであり、2017年3月22日に52歳で逝去されました。

連載当初から休載の頻度が多かった漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は、佐藤先生の持病による遅筆が理由に挙げられ、インタビューにて心臓疾患を患い、入院していたことが明かされました。そして、2017年3月22日に虚血性心疾患で逝去されたと発表され、「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は未完となりました。

一方、漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は、海外でも人気が高く、国内外で連載再開が望まれました。しかし、作画・佐藤ショウジ先生や担当編集者の原作者に対する敬意から、「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（ハイスクール・オブ・ザ・デッド）」は、2021年3月現在も絶筆となっています。

以下では、原作者の逝去による絶筆が惜しまれた「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の最終回に関する感想や評価を紹介します。

連載再開を心待ちにしていたファンにとって、原作者の逝去による「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の絶筆や突然の最終回は、多くの衝撃を与えました。一方、小学校に向かう孝一行と一足早く辿りついた紫藤一行との対立や、「奴ら」の脅威に立ち向かう生存者たちの行方など、今後の展開を楽しみにしていただけに、残念との声も多く見られます。

「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は、原作漫画だけでなく、アニメ版も高い人気を誇っています。アニメ版「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は、孝一行がショッピングモールに着いたところで最終回を迎えており、原作漫画と同様、続きを匂わせる結末となりました。そのため、アニメファンからは、最終話が見れない作品としても注目され、未完でありながら他のゾンビものにはない、独自の世界観が支持されています。

休載の多い漫画として知られる「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」について、単行本派の読者の中には、漫画が絶筆になったことを長らく知らなかったもいました。そのため、ネットでそれらの情報を知り、突然の最終回にショックを隠せないファンも大勢いました。SNSでは、「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の絶筆による最終回に涙したとの投稿も寄せられ、作品の人気の高さがうかがえます。

漫画「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（ハイスクール・オブ・ザ・デッド）」の最終回あらすじ結末ネタバレと、第1～6巻までのあらすじネタバレ等を紹介しました。原作者の死亡により、未完となった漫画「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」は、従来のゾンビ作品にはない独創的な世界観が、国内外問わず多くのファンに愛されています。