【スパイファミリー】登場人物・キャラクターまとめ!個性的な魅力や設定を一覧で紹介

4巻発売時点で400万部を突破した大人気漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。閲覧数やコメント数、発行部数における最高記録を次々と更新するなど、『週刊少年ジャンプ+』でも歴代屈指のヒット作です。作中では夫・ロイドが凄腕のスパイ、妻・ヨルが凄腕の殺し屋、娘・アーニャが超能力者という特殊な家族の日常が描かれています。そんな『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の魅力を引き立たせているのが個性的な登場人物・キャラです。そこで当記事では、本作の登場人物・キャラを一覧でまとめていきます。

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目次

  1. スパイファミリーとは?
  2. スパイファミリーの主なキャラ・登場人物一覧
  3. スパイファミリーその他キャラ・登場人物一覧
  4. スパイファミリーに登場する犬ボンドとは?
  5. スパイファミリーの見どころや面白い魅力
  6. スパイファミリーのアニメ化はいつ?声優も予想
  7. スパイファミリーのキャラ・登場人物に関する感想や評価
  8. スパイファミリーのキャラ・登場人物まとめ

スパイファミリーとは?

SPY×FAMILY(スパイファミリー)の概要

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は遠藤達哉によるスパイアクション漫画です。2019年から『週刊少年ジャンプ+』にて連載されており、本作では赤の他人だったスパイの男と殺し屋の女、人の心を読む超能力の少女が「仮初の家族」を築き上げていく姿が描かれています。なお、閲覧数やコメント数、発行部数における最高記録を次々と更新するなど、『週刊少年ジャンプ+』でも歴代屈指のヒット作となっているようです。

SPY×FAMILY(スパイファミリー)のあらすじ

ここでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のあらすじを簡単に紹介していきます。舞台は冷戦時代のヨーロッパ。そこでは東西両陣営の緊張状態となる鉄のカーテンが下りてから十余年が経過し、東西の間には仮初の平和が成り立っていました。ある日、その緊張状態による戦争勃発を回避するべく西国から東国に凄腕スパイ・黄昏ことロイド・フォージャーが送り込まれてきます。

彼は東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するために偽装家族を作り、子供を名門イーデン校に入学させる任務・オペレーション〈梟〉を命じられました。そこでロイドは、養子として人の心を読む超能力を持った少女アーニャと、いばら姫のコードネームで密かに殺し屋をしている女性ヨル・ブライアと偽装家族を作るのでした…

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スパイファミリーの主なキャラ・登場人物一覧

登場人物一覧①黄昏(ロイド・フォージャー)

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の1人目は、本作の主人公であるロイド・フォージャー。東国で諜報活動をおこなう、西国組織WISE(ワイズ)のスパイです。コードネームは黄昏。さらに本名は不明で、バーリント総合病院に勤める精神科医の「ロイド・フォージャー」を名乗っています。並外れた戦闘力と記憶力、情報処理能力を持っており、任務の際は得意の変装でさまざまな顔と名前を使いこなしていました。

登場人物一覧②アーニャ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の2人目は、劣悪な環境だった孤児院からロイドに幼女として引き取られた少女アーニャ。誕生日などのプロフィールは一切不明で、分かっていることはとある組織の実験によって生み出された読心の超能力を持っているということだけです。

ロイドとの出会いを果たすまでは「被検体007」という名前で呼ばれていました。また、アーニャの推定年齢は4~5歳。しかし、イーデン校の就学年齢が6歳ということをロイドの心を読んで知ったため、6歳と偽っています。

登場人物一覧③ヨル・ブライア

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の3人目は、殺し屋〈いばら姫〉として名を馳せているヨル・ブライア。表の顔はバーリント市役所の女性事務員で、裏の顔は凄腕の殺し屋です。人間関係の問題や殺し屋活動を怪しまれないために結婚しようと考えていた所で、妻役を探していたロイドと偶然出会い、そのまま偽装結婚をすることになりました。

純粋な戦闘力と身体能力においては凄腕のスパイであるロイドをも凌ぐほどですが、天然な性格で嘘を付くのが下手だったりと頭を使うことが苦手です。また、暗殺の後始末で掃除には慣れているのですが、それ以外の家事はかなり苦手で、特に料理面では壊滅的でした。

登場人物一覧④ユーリ・ブライア

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の4人目は、ヨル・フォージャーの弟であるユーリ・ブライア。外務省勤務の公務員というのは偽りの姿で、本当は国内の治安維持(スパイ狩りと市民の監視)を目的にした国内防諜機関「国家保安局”SSS”」の職員でした。秘密警察として活動していることは、実の姉・ヨルに対しても秘密にしています。

ユーリの最大の特徴が「重度のシスコン」です。そのため、ヨルの結婚相手であるロイド・フォージャーに嫉妬し、敵対心も抱いています。さらに、秘密警察として黄昏(ロイド)を追っていますが、ロイドの正体が黄昏であることに気付いていません。一方でロイドはユーリが秘密警察であることを見抜いています。

登場人物一覧⑤ドノバン・デズモンド

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の5人目は、東西平和を脅かす国家統一党総裁を務めるドノバン・デズモンド。戦争計画を企てているため、ロイドが所属する西国情報局対東課「WISE」に狙われています。デズモンドは引きこもりかつ用心深い性格をしているとされており、そんな彼が唯一現れる場所が息子であるダミアン・デズモンドが通うイートン校の懇親会でした。

登場人物一覧⑥フランキー

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の6人目は、黄昏の協力者であるフランキー。普段はバーリントでタバコ屋を営んでいますが、裏では黄昏のスパイ活動に必要な情報収集や書類偽装などに協力しています。

フランコが自ら言うように「戦闘能力はゴミ」です。しかし、スパイグッズの発明が得意で、情報を専門にしていながら黄昏に「便利なやつ」と重宝されています。そのため、黄昏には情報屋以上の仕事を任せられることがあります。

登場人物一覧⑦シルヴィア

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の7人目は、WISEの女性管理官(ハンドラー)であり、黄昏の上司でもあるシルヴィア。一瞬の隙も見せないその威容から「鋼鉄の淑女」という異名を持っています。秘密警察の監視下にありながらも多数の諜報活動を統率しているのですが、表向きは在東西国大使館の外交官として仕事をこなしています。

登場人物一覧⑧夜帷(フィオナ・フロスト)

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の主なキャラ・登場人物の8人目は、WISEの女性スパイでありロイドの後輩にあたる夜帷(フィオナ・フロスト)。常に無表情で唇ひとつ動かさずに任務を遂行していくため考えが読めず、周囲から気味悪がられています。しかし全く表に出ないものの、心の中でロイドに「スキー!!」と叫ぶなど彼に対してかなりの好意を抱いており、将来の野望は「黄昏のお嫁さんになる」ことです。

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スパイファミリーその他キャラ・登場人物一覧

登場人物一覧①ダミアン・デズモンド

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の1人目は、アーニャのクラスメートであるダミアン・デズモンド。ドノバン・デズモンドの次男で、アーニャからの呼び名は「じなん」です。

父親の権力をかさに着て威張り散らすガキ大将ですが、父親に認めてもらうために自己研鑽に励むなど努力家な一面もあります。入学初日に自分を殴り飛ばしたアーニャをイジメの標的にするのですが、アーニャが涙ながらに謝罪したことがきっかけで彼女に好意を抱くようになりました。

登場人物一覧②ベッキー・ブラックベル

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の2人目は、アーニャのクラスメートであり友人でもあるベッキー・ブラックベル。親は大手軍事企業ブラックベルのCEOを務めており、標的であるデズモンドが運営するデズモンド・グループと繋がりがあります。

入学当初はアーニャのことを荷物持ちにしようと考えていたのですが、アーニャが「ダミアンがベッキーの足を踏んだ」という言い訳でダミアンを殴ったため、彼女のことを信頼し友人として接するようになりました。

登場人物一覧③ビル・ワトキンス

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の3人目は、イーデン校の4組の男子生徒ビル・ワトキンス。人民軍陸軍司令部少佐の息子で、恵まれた体格と頭脳を持っています。

「魔弾のビル」という異名で呼ばれ、幼稚園時代から数々の球技大会を総ナメにしてきたようです。初登場したのは、クラス対抗の球技試合でした。アーニャが所属するクラスメートを次々と外野に送り込むなど、圧倒的な球速と的確なコントロールを披露しています。

登場人物一覧④ジョージ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の4人目は、アーニャのクラスメートであるジョージ・グルーマン。父親がSEOを務めるグルーマン製薬がデズモンド・グループに買収されています。どういうわけかそれを倒産すると勘違いしてしまい、家を失い学校も辞めさせられると思い込みました。

その結果、逆恨みでスパイの東雲を雇ってデズモンド兄弟の試験の答案用紙を改竄しようとして失敗。後にそれがアーニャたちにバレたため自分の境遇を盾に同情を誘い、クラスメートにジュースを奢らせるなど好き勝手にしますが、実は友好的買収だということが明らかになり大恥をかくことになります。

登場人物一覧⑤ヘンリー・ヘンダーソン

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の5人目は、エレガントであることを重視する歴史学の教師ヘンリー・ヘンダーソン。三者面談の試験官の1人で、アーニャ入学後は3組の担任を務めています。また、他教科の教師が休みを取るときは、その代理を務めることが多いようです。

口癖は「エレガント」。エレガンスがイーデン校の伝統を作り、エレガンスこそが人の世を楽園たらしめるという考え方を持っています。入学試験でフォージャー家のエレガントぶりを目の当たりにし、それ以来フォージャー家に一目置くようになりました。

登場人物一覧⑥ウォルター・エバンス

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の6人目は、三者面談の試験官の1人であるウォルター・エバンス。第5寮〈マルカス〉の寮長で、担当教科は国語です。温厚かつ実直、誠実な人柄をしており、アーニャからは「いい人」と評されています。生徒からの信頼も厚く、三者面談の時は唯一まともな存在と言えるキャラクターでした。

登場人物一覧⑦マードック・スワン

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の7人目は、三者面談の試験官の1人であるマードック・スワン。第2寮〈クライヴ〉の寮長で、先代校長の一人息子です。

縁故によって登用されていますが、ヘンリー・ヘンダーソンが言うエレガントには程遠い人物で、イーデン校内における権力だけは持っているため他の教員からは距離を遠ざけられています。フォージャー家のような夫婦円満な家庭を妬んで目の仇にするなど傲慢かつ強欲、無神経な性格をしていました。

登場人物一覧⑧カミラ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の8人目は、ヨル・フォージャーの後輩職員であるカミラ。当初は無表情で無愛想なヨルを敵対視して、頻繁に嫌味を言うなど性格が悪い印象を与えていました。しかし、ヨルが夫・ロイドのために手料理を作れるようになりたいと頑張る姿に感化され、ヨルの料理特訓に付き合うなど面倒見が良い一面を見せています。

登場人物一覧⑨ドミニク

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の9人目は、カミラの彼氏であるドミニク。バーリント市役所の男性職員で、ヨルの弟・ユーリとは知り合いです。女性陣の嫌がらせのフォローに回るなど人当りが良い性格をしています。秘密警察のユーリとスパイのロイドを引き合わせるきっかけを作ったともいえる人物で、ヨルが結婚したことをユーリに話したのがドミニクでした。

登場人物一覧⑩東雲(しののめ)

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の10人目は、ジョージのじいやに雇われたスパイ・東雲(しののめ)。黄昏ことロイドに対抗して「東の東雲」と自称しているのですが、スパイとしての実力は皆無です。

ジョージからの依頼でデズモンド兄弟の答案用紙を赤点以下にする任務を遂行しているのですが、最終的にロイドから防がれて任務に失敗しています。イーデン校に侵入した際は、手の平に任務内容をメモしたり、地面を転がりながら移動するなど完全にギャグキャラとなっていました。

登場人物一覧⑪キャビー・キャンベル

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のその他キャラ・登場人物の11人目は、古美術の収集家であり、エネルギー産業で財を築いた資産家として名を馳せているキャビー・キャンベル。「キャンベルドン」という地下テニス大会は、彼を中心とした闇のテニスクラブの会員たちが主催しているものです。優勝者は賞品としてキャンベルの美術コレクションから好きなものが与えられます。

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スパイファミリーに登場する犬ボンドとは?

ボンドの能力

ここでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のフォージャー家のペットであるボンド・フォージャーについてまとめていきます。ボンドの名前は『SPYWARS』の主人公ボンドマンが由来となっており、アーニャが命名しました。

プロジェクト〈アップル〉によって長い間実験動物として扱われたことで、未来予知の能力を習得しています。見えた未来の光景はアーニャと共有することができ、またその光景は絶対不変ではありません。どうやら、アーニャと共有できる理由は彼女に読心の超能力が備わっていることが関係しているようです。そのため、未来予知の光景は彼女の知識の範疇での解釈に留まります。

ボンドとの出会い

ボンドの能力についてまとめましたが、その能力を知る者はアーニャ以外に存在しません。ボンドは未来予知の能力を習得した後、研究なかばで政権が崩壊したことを機にテロリストに流されています。そしてボンドとアーニャの出会いは、流された先のテロリスト組織による思惑がきっかけとなっていました。ボンドがテロリストの下へ辿り着いた頃、アーニャはステラ(星)を獲得したご褒美に犬が欲しいと言い出しています。

そこでロイドがアーニャのやる気の維持を理由に犬を飼うことを承諾したため、早速犬の譲渡会に出かけることにしました。ちょうどその頃、ボンドはテロリストの爆弾犬として街に連れ出されていました。その時に偶然アーニャとボンドが出会うのですが、アーニャはボンドを見て他の犬とは違う何かを感じ取ります。そこでアーニャは飼い主とボンドを追いかけることになりますが、早々にテロリストに捕まってしまいました。

絶体絶命のピンチに追い込まれたアーニャは、なぜか頭に知らない光景が流れてきたため戸惑い始めます。それが二回続けて流れてきたため、頭に光景を映し出していたのがボンドであることに気付きました。ボンドはアーニャを助けだそうとしていたのです。こうしてボンドとアーニャの逃亡劇が始まりました。

ボンドはアーニャを背中に乗せて街のあらゆる方向に逃げ、追ってを撒こうと懸命に走り続けるのですが、最終的にテロリストの犬に居場所を突き止められて絶体絶命のピンチに陥ります。しかしその時、アーニャの元にヨルが駆けつけ、テロリストをあっという間に片づけてピンチを救ってくれました。ところが、またもやアーニャの頭の中にボンドが送り込んだ光景が浮かび上がります。

その光景はヨルとアーニャが悲しむ姿と、爆弾の爆発に巻き込まれて瓦礫の下敷きになっているロイドの姿でした。アーニャは父・ロイドの命の危機を悟ります。そこでヨルに急用ができたと言ってボンドと共にロイド救出に向かうことにしました。結果的にはアーニャとボンドが爆発を未然に防いだため、ロイドの命を救うことに成功。ロイドとヨルが知らないところで大活躍し、世界の平和を守ったのです。

ところが、それを知らないロイドはボンドがアップルの実験体だったという理由で、WISEに連れて行こうとします。しかし、アーニャはこの犬が飼えないなら学校を辞めると言い出します。ロイドはアーニャが学校に行かなくなってしまえば全ての作戦が水の泡になってしまうと考えたため、しぶしぶボンドを飼うことを承諾しました。こうして無事にボンドがフォージャー一家の一員となります。

ボンドの犬種

続いてのまとめは予知能力を持つボンドの犬種についてです。ボンドの犬種について調査してみると、「グレート・ピレニーズ」という犬種である可能性が高いことが分かりました。作中ではボンドの犬種を語る描写が無いため、あくまでも今回のまとめは推測です。ただ、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の単行本4巻の裏表紙に情報屋のフランキーが「ボンドはオスで、グレートピレニーズという犬を見ながら描いている」と言っています。

グレートピレニーズの姿形は上記の画像の通りです。この犬種についてまとめると、体高はオスが70から80㎝、メスが65から75㎝くらい。特徴は首から胸にかけてフサフサの毛となります。また、標高3400mのピレネー山脈で牧羊犬として活躍しているようです。

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スパイファミリーの見どころや面白い魅力

見どころ①偽りから本物の家族へ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』における見どころの1つに「偽りから本物の家族に変わる」という要素があります。本作は黄昏として名を馳せるスパイ・ロイドが任務を遂行するために、偽りの家族を作るところから物語が始まります。

そして孤児院から引き取った少女アーニャと、偶然出会った女性ヨルと偽りの家族を作ることになるのですが、初めは完全に赤の他人の3人だったため、あくまでも互いの利害が一致していれば良いといった間柄でした。

ところが、3人が事件やアーニャのイーデン校への入学に向けて団結していくことで、次第に家族の絆や家庭の温かさを実感していくようになります。本作を読むと家族みんなで協力し合うことの大切さや、ありがたみというものを強く感じることができるはずです。

見どころ②キャラ設定

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』における見どころの1つに「キャラ設定」があります。偽りの家族を形成しているロイドとヨル、アーニャの3人はそれぞれがスパイ、殺し屋、超能力者でした。本作はこの設定を実にうまく活かしているのです。3人を家族として自然にまとめ上げているのが超能力者のアーニャ。超能力でロイドとヨルの心を読み、ギクシャクした関係を解きほぐそうとします。

そしてアーニャの護衛やロイドの敵組織をしばきあげるのが殺し屋のヨル。殺し屋としての抜群の体術や経験で家族を守ります。最後に家族の活躍の舞台を用意するのがスパイのロイド。スパイとしてあらゆる訓練を経験しているため、料理や周囲との人間関係などあらゆる面でヨルとアーニャに足りない部分を補完してまとめています。このように3人がそれぞれにきちんと役割を持った設定の上手さが、随所に光る作品と言えるでしょう。

見どころ③変幻自在のストーリー

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』における見どころの1つに「変幻自在のストーリー」という要素があります。ストーリーの大筋はスパイ活動のターゲットとなる「ドノバン・デズモンド」との接触です。しかし、ヨルの殺し屋の活動やアーニャの学校生活における青春、ロイドのスパイ活動などさまざまなストーリーが展開されています。

多くの作品では主人公が登場しないストーリー展開は楽しさが減ってしまいますが、本作の場合は主人公が登場していなくても別のストーリーを楽しむことができます。これもキャラがしっかりと設定され、それぞれの個性がストーリーに活かされているからなのでしょう。ロイドのスパイ活動もどのようなストーリーを描き、最終的にどこに辿り着くのか先を読めない展開も見どころです。

見どころ④画力が高い

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』における見どころの1つに「画力の高さ」があります。作者・遠藤達哉の画力にも注目です。本作は一コマに書き込んでいないという点が特徴的で、かといってスカスカと言うわけでもありません。作者・遠藤達哉にとって三作目となる漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』ですが、三作目とは思えないほどの画力の高さもあるため、非常に読みやすくなっています。

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スパイファミリーのアニメ化はいつ?声優も予想

スパイファミリーのアニメ化はいつ?

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の作品情報について簡単にまとめていましたが、本作は『週刊少年ジャンプ+』でも歴代屈指のヒット作となりました。現在は単行本6巻まで発売されているのですが、なんと累計発行部数は800万部を突破しています。また、6巻の初版部数が100万部を突破しているのが明らかになっています。

1巻を2019年3月に刊行して2年(2021年2月時点)しか経っていないのにも関わらず、800万部を突破するのはとんでもないことです。大人気かつ新記録を更新し続けているスパイファミリーですが、これほどの人気であればアニメ化される可能性が高いと言えるでしょう。

では気になるアニメ化はいつなのでしょうか?残念ながら今のところはアニメの制作は発表されていませんでした。まだ6巻しか出ていないため、もう少し時間がかかりそうです。早くても来年にはアニメ化が発表されるのではないでしょうか?

スパイファミリーがアニメ化された際の声優を予想

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のアニメ化が待ち遠しい方はきっと多いことでしょう。今回のまとめではいつアニメ化されるのかをお伝えすることができませんでしたが、アニメ化された際の声優は予想することができます。

ここでまとめるキャラは、クールで現実主義でありながら良き父親である黄昏ことロイド、本作におけるコメディ担当であり元気な少女アーニャ、殺し屋としての裏の顔とドジっ子の表の顔を持った女性ヨルです。まず、ロイドの声優は人生経験が豊富で円熟した性格をしているため、中堅の声優として浪川大輔(なみかわ だいすけ)、中村悠一(なかむら ゆういち)、櫻井孝宏(さくらい たかひろ)、福山潤(ふくやま じゅん)などが候補として挙げられます。

次にアーニャは元気な幼女を得意としている声優、日高里菜(ひだか りな)、長江里加(ながえ りか)、久野美咲(くの みさき)が候補となりそうです。最後にヨルはロイド同様に中堅の声優となるでしょう。有力なのが早見沙織(はやみ さおり)、花澤香菜(はなざわ かな)、悠木碧(ゆうき あおい)といった声優陣です。

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スパイファミリーのキャラ・登場人物に関する感想や評価

こちらでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のアーニャに関する感想が投稿されています。感想ではアーニャ以外の登場人物も「みんなかわいい」と言われていますが、その登場人物というのはヨルやアーニャのクラスメートたちのことを言っているのでしょうか?特にアーニャが読心の超能力を使って驚いている様子やデズモンドとのやり取りがかわいいので、そのシーンをぜひチェックしてみてください。

こちらでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の登場人物に関する感想が投稿されています。この方もキャラのかわいさに魅力を感じているようです。早く続きが見たいという感想もあるので、作品自体のストーリー展開も高く評価されているのが分かります。

こちらでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の登場人物の個性に関する感想が投稿されています。この方の感想を見ると、今回のまとめで紹介した本作の見どころ「キャラ設定」が高く評価されているのが分かります。キャラ設定がしっかりと活かされているからこそ、このように高く評価されているのでしょう。

こちらでは『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のエクセレント先生ことヘンリー・ヘンダーソンに関する感想が投稿されています。感想では「入試の時の話が最高に笑えた」と言われているのですが、おそらくこれはエクセレント先生がフォージャー家の行動一つ一つに「エクセレント!」と反応していたからなのでしょう。特にエクセレント先生が厭味ったらしいマードック・スワンを殴り飛ばしたシーンは爽快です。

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スパイファミリーのキャラ・登場人物まとめ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の登場人物・キャラクターをまとめながら個性的な魅力や設定を紹介してきましたがいかがでいたか?登場人物のまとめ一覧を見る限り、単行本6巻が発行されるまでの間に数多くのキャラクターが登場しているのが分かります。

今回のまとめでは登場人物・キャラクターを一覧でまとめただけでなく、見どころやいつアニメ化されるのか?などの疑問にも迫っています。興味を持たれた方は、ぜひ登場人物のまとめ一覧を参考にしながら、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』をご覧になってみてください。

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