2021年02月14日公開
2021年02月14日更新
【ジョジョ】バイツァ・ダストはレクイエム能力?発現条件や特徴を比較考察
ジョジョの奇妙な冒険では、スタンド能力という独自の設定で行われるバトルが人気です。そんなスタンド能力の中でも特に人気を集めているのが、ジョジョ4部のラスボス・吉良吉影の使うキラークイーンです。そんなキラークイーンの第三の爆弾・バイツァ・ダストは、スタンドの矢で進化したためレクイエムなのではないかと考えられています。ここでは、バイツァ・ダストはレクイエムなのか?について詳しく考察してきます。
目次
バイツァ・ダストとは?
ジョジョ4部の作品情報
ここで紹介するバイツァ・ダストとは、人気少年漫画作品ジョジョの奇妙な冒険に登場する敵キャラクター・吉良吉影のスタンド能力です。吉良吉影のスタンド能力はキラークイーンですが、キラークイーンには様々な能力があり、その中で第三の爆弾がバイツァ・ダストです。ここでは、バイツァ・ダストはレクイエムなのか?等、様々な情報を考察していきます。その前に、バイツァ・ダストが登場するジョジョ4部の情報を紹介します。
ジョジョ4部の概要
ジョジョ4部の作品概要を紹介していきます。ジョジョ4部は、人気作品シリーズジョジョの奇妙な冒険の4作目となる作品です。ジョジョの奇妙な冒険は、各部で主人公や舞台となる場所を変えながら、最新第8部まで連載されています。ジョジョの奇妙な冒険1部は、1986年に連載をスタートしており、その後6部までは週刊少年ジャンプで連載されていました。
7部からはウルトラジャンプに連載を移したジョジョの奇妙な冒険。連載開始から30年以上経過した現在でも、衰えない人気を誇っている一大コンテンツです。メディアミックスも盛んであり、ジョジョ4部は2016年にテレビアニメ化されています。また、実写映画も制作されるなど、ジョジョ4部は特に人気の高いエピソードとなっています。
ジョジョ4部のあらすじ
ジョジョ4部のあらすじを紹介していきます。ジョジョ4部の主人公は、杜王町に暮らす高校生の東方仗助です。仗助はある時、自身の甥を名乗る男・空条承太郎と出会います。不思議な力を持つ仗助は、この力がスタンド能力だと知るのでした。仗助は承太郎と共に、杜王町に潜む謎の敵を探っていく事になります。杜王町には様々なスタンド使いがおり、仗助は彼らと出会いながら時に戦いを繰り広げていきます。
バイツァ・ダストはキラークイーンの第三の爆弾
バイツァ・ダストとは、吉良吉影の使うスタンド能力・キラークイーンの第三の爆弾として登場しました。バイツァ・ダストは、元々吉良吉影が持っていたキラークイーンが一段階成長したような能力であり、発動条件から考えると、ジョジョ5部に登場したレクイエムなのではないか?と考えられています。
バイツァ・ダストは、吉良吉影の正体を知る者を爆弾に変えてしまい、もしこの人物から吉良吉影の情報を得ようとすると、自動的に爆破によって死亡してしまうのです。このバイツァ・ダストの能力により、正体を隠して平穏に暮らしたいと言う吉良吉影の願望は一時的に叶えられる事となりました。ジョジョ4部でバイツァ・ダストで爆弾に変えられたのは、川尻早人という少年でした。
キラークイーンは吉良吉影のスタンド
バイツァ・ダストがレクイエムなのか?詳しく考察する前に、吉良吉影のキラークイーンの基本情報を紹介しておきます。キラークイーンは吉良吉影のスタンド能力で、物を爆弾に変えることが出来ます。キラークイーンは物質だけではなく、生きている者も爆弾に変えることが出来、吉良吉影の任意の部分だけを爆破して消し飛ばす事が出来ます。この能力で吉良吉影は女性の手だけを残して爆破していました。
吉良吉影のキラークイーンは、猫の耳がついた獣人のような見た目をしているスタンド能力で、近距離パワー型にあたるスタンドでした。キラークイーンは優れたパワーを持っていましたが、他の近距離パワー型のスタンドに比べると、スピードに関しては劣っていました。4部主人公の仗助との直接対決では、クレイジーダイヤモンドに押し負けていました。
バイツァ・ダストはレクイエム能力?発現条件や特徴を比較
考察①レクイエム能力とは?
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド能力には、更にその先が存在しています。このスタンド能力のその先が、レクイエムなのです。レクイエムに関しては、ジョジョ5部で登場した情報で、ポルナレフが偶然発見したものでした。ジョジョ5部のラストバトルでは、このレクイエム能力が登場しています。ジョジョ5部の主人公ジョルノは、スタンド能力を進化させレクイエム状態で敵を葬っています。
考察②バイツァ・ダストはレクイエム能力ではない?発現条件は?
ジョジョ4部で登場したバイツァ・ダストは、レクイエム能力ではないか?と考察されていました。その理由は、レクイエムの発現条件です。レクイエムの発現条件は、スタンド本体が更にスタンドの矢で指されるというものです。このレクイエムの発現条件は、スタンド使い本人の意思は関係ありません。ポルナレフは自身のスタンド能力で矢を拾った時、偶然スタンドの指先が傷つくことでレクイエムが発現しています。
レクイエムの発現条件は、スタンドの矢でスタンドが傷つけられるというもので、貫通しなくてもレクイエムは発現しています。レクイエムが発現すると、矢はレクイエムの一部となりますが、この矢がスタンドから離れてしまうと、レクイエムは消失します。このため、レクイエムはスタンドのその先の能力ですが、一時的な状態とも言われています。
このようなレクイエムの特性を考えると、バイツァ・ダストは「矢が離れても能力が持続する」点や、「本体が矢に突き刺された」点などが、本来のレクイエムの発現条件とは違います。その為、バイツァ・ダストはキラークイーンのレクイエム状態ではないと考察されていました。レクイエムではなく、スタンド能力が成長した結果ではないか?と考えられていました。
バイツァ・ダスト(負けて死ね)の名前の元ネタ
バイツァ・ダストの名前の元ネタ
ジョジョ4部のバイツァ・ダストの元ネタを紹介します。まず、吉良吉影のキラークイーンの元ネタとなっているのが、イギリスのロックバンドQueenの楽曲の「killer Queen」です。バイツァ・ダストもQueenの楽曲であるAnother One Bites the Dustが元ネタとなっていました。
負けて死ねの意味や元ネタ
吉良吉影のキラークイーン・バイツァ・ダストには、「負けて死ね」というセリフがつけられていました。この負けて死ねの意味は、Bite The Dustの「地面に倒れて死ぬ」という意味から来ていると考えられていました。
バイツァ・ダスト以外のキラークイーンの爆弾
第一の爆弾
バイツァ・ダスト以外のキラークイーンの爆弾を紹介していきます。キラークイーンは物質や人を爆弾に変えることが出来ます。この爆弾には特性があり、吉良吉影は自由に爆弾に条件を付けられます。まずは、爆弾に変えた物自体を爆発させるや、爆弾に触った人を爆発させるかを選べます。また、爆発させる方法も、接触して自動的に爆破するか、吉良吉影がスイッチを押して爆発させるかの二種類ありました。
第二の爆弾「シアーハートアタック」
キラークイーンの第二の爆弾は、シアーハートアタックです。シアーハートアタックは、小さな戦車のような自動で追尾してくるタイプの爆弾でした。遠隔操作出来るシアーハートアタックでは、吉良吉影はその場にいなくても敵を爆破する事が出来ました。
バイツァ・ダストに関する感想や評価
「アナザーワン バイツァ・ダスト」
— アンドゥ (@HutuAndo) April 19, 2020
ってのめちゃくちゃかっこよくてジョジョのサブタイで一番好き
それこそQueenからのなんだけども pic.twitter.com/CO9voWBBtz
ジョジョのバイツァ・ダストに関しての感想や評価を紹介していきます。バイツァ・ダストに関しては、名前がカッコいいと言った感想が挙がっていました。サブタイトルにバイツァ・ダストが登場している回は、そのタイトルもカッコいいと話題を集めていました。
Queenの曲の「バイツァ・ダスト」は、日本語名で「地獄へ道ずれ」だから吉影は、地獄に連れていかれる最後だったんかな。#Queen#jojo#ジョジョ pic.twitter.com/uJ0roHR9ru
— 風と共に去ったグランデ🖇𝕁𝕠𝕁𝕠 (@Porgs_) December 16, 2018
バイツァ・ダストには「負けて死ね」や「倒れて死ぬ」といった意味がありましたが、「地獄へ道ずれ」という意味もありました。その為、亡霊に連れ去られていった吉良吉影の最期のシーンにもリンクしているのではと考えられていました。
G.E.R、タスク act4と並んで難解な能力であるバイツァ・ダストだけど限定的とはいえ時間を巻き戻せるってフツーにザ・ワールド以上の能力だとおもうのねん pic.twitter.com/4uTlQfSDtD
— 柴 (@hamari_shiba) December 23, 2020
吉良吉影のキラークイーン、バイツァ・ダストに関しては、能力として強すぎると言う感想も挙がっていました。バイツァ・ダストでは、正体を知る者を爆破する事と、時間を1時間程度消し飛ばして戻る事が出来ます。その為、都合の悪い事を無かった事に出来るのです。このバイツァ・ダストは、ある意味無敵の能力として注目されました。
バイツァ・ダストのレクイエム能力まとめ
ここでは、ジョジョ4部に登場したバイツァ・ダストに関して、レクイエムなのか?等の情報を紹介しています。バイツァ・ダストはキラークイーンが成長した能力であり、レクイエムではないと考えられていました。是非、ジョジョ4部をチェックして、バイツァ・ダストが活躍するシーンにも注目して見てください。