2021年02月12日公開
2021年02月12日更新
【ジョジョ】吉良吉影が爪をビンに入れている理由は?伸びる速さと殺人衝動の関係も
ジョジョの奇妙な冒険4部に登場した吉良吉影は、ストーリー上ラスボスにあたる殺人鬼でスタンド使いの敵でもありました。吉良吉影は生まれながらにしての殺人鬼で、女性の手に異常に執着する人物でした。そんな吉良吉影は、自分の爪をビンに入れてコレクションしており、絶好調な年は爪がよく伸びるという異常性も持っていました。ここでは、吉良吉影が爪をコレクションしている理由や伸びるスピードについて紹介していきます。
吉良吉影とは?
ジョジョ4部の作品情報
吉良吉影のビンに詰めた爪のコレクションや、絶好調な年と爪の伸びるスピードの関係などを詳しく紹介していく前に、吉良吉影が登場するジョジョ4部の作品情報を紹介していきます。
ジョジョ4部の概要
ジョジョ4部は1986年から週刊少年ジャンプで連載を開始した、人気漫画作品シリーズジョジョの奇妙な冒険の、シリーズ4部となります。ジョジョ4部は、1992年から1995年までの間、週刊少年ジャンプで連載されていました。ジョジョ4部はそれまでのジョジョシリーズとは違い、世界中を冒険するようなスケールのストーリーや、人外の敵とのバトルが描かれた訳ではありませんでした。
ジョジョ4部の舞台となるのは日本にある架空の街・杜王町であり、主人公仗助はスタンド能力こそ持っているものの一般的な高校生です。ジョジョ4部に登場するスタンド使い達は、恐ろしい敵ばかりという訳ではなく、日常生活に溶け込んだキャラクターが多い事も特徴です。ジョジョシリーズでは、スタンド能力という独自の設定で行われるバトルが見どころで、主人公が黄金の精神を受け継いでいる事も特徴です。
スケールこそ世界規模ではないジョジョ4部でしたが、主人公仗助の黄金の精神や、見ごたえのあるスタンドバトルは他のシリーズと共通しており、高い人気を誇っています。ジョジョ4部は2016年にテレビアニメ化もされています。
ジョジョ4部のあらすじ
ジョジョ4部のあらすじを紹介していきます。東方仗助は、杜王町に暮らす高校生です。ある時、仗助は空条承太郎との出会いで、スタンド能力というものを知ります。仗助は杜王町に潜む恐ろしい敵の存在も知る事になります。仗助は杜王町で出会った仲間のスタンド使い達と共に、杜王町の平和を守るために戦っていきます。
吉良吉影のプロフィール
ジョジョ4部に登場した敵キャラクターの吉良吉影のプロフィールを紹介していきます。吉良吉影とは、杜王町に住む33歳の男性で、表向きはごく普通の会社員です。亀友デパートで務めている会社員ですが、ハンサムなルックスとは裏腹に、あまり人とは関わらず情熱が無い事が特徴です。吉良吉影は独身ですが、美しい女性の手だけを切り取り、共に生活しているという恐ろしい裏の顔を持っていました。
吉良吉影はまさに生まれついての殺人鬼という人物で、人を殺さずにはいられないという性格をしていました。女性の手にしか興味が無く、殺した若く美しい女性の手だけを持ち歩くという異常性を持っています。そんな異常な性癖をしている吉良吉影ですが、平穏に暮らしたいと言う願いも持っていました。
吉良吉影のモデルや元ネタ
吉良吉影のモデルとなった人物は、イギリスのロック歌手で世界的な人気を誇る、デヴィッド・ボウイです。デヴィッド・ボウイの中性的な整った顔立ちと、金色の髪の毛をモデルにしていると言われています。
吉良吉影が爪をビンに入れている理由や秘密を考察
考察①爪を噛む癖がある
吉良吉影が爪をビンにいれてコレクションしている理由を考察していきます。まず、吉良吉影は生まれ持っての殺人鬼であり、自分の思い通りにならないと「爪を噛む」という癖があります。この癖は吉良吉影の父親も言っており、吉良吉影の完璧主義で几帳面な性格が表れています。この癖からも、吉良吉影にとって爪が重要な要素になっていると考察されています。
考察②殺人衝動が強くなると爪が伸び絶好調に?
吉良吉影は生まれついての殺人鬼なので、殺人衝動をどうしても抑えられません。吉良吉影はジョジョ4部作中で描かれていない過去の殺人も含めると、48人もの女性を殺しています。そんな吉良吉影は、爪の伸びるスピードで自身のコンディションを測っていました。吉良吉影は爪がよく伸びる年は絶好調になり、「誰も僕をとめることはできない」と絶好調ぶりが分かるコメントも残しています。
考察③爪の伸びる速さ
爪がよく伸びると絶好調となる吉良吉影ですが、絶好調だとコメントがあった年には、年間で30㎝も爪が伸びていました。吉良吉影は爪をビンに入れてコレクションしており、始めて殺人を犯した1983年から毎年残していました。この吉良吉影の爪コレクションのビンを仗助たちが発見した時、吉良吉影が爪の伸びるスピードを全ての指ごとに計測していた事実も発覚しました。
吉良吉影の爪が伸びるスピードは、ビンにコレクションされた爪の量と計測したデータが物語っています。絶好調の年で30㎝伸びた過去の記録がありましたが、仗助が吉良を追いだした1999年には6月時点ですでに20㎝も爪が伸びており、このままいくと1年で40㎝以上も伸びることになります。ジョジョ4部で描かれた年は、吉良吉影にとっては最も絶好調な年だったと言えます。
考察④爪をビンにいれコレクションにしている理由
吉良吉影が爪をビンに入れてコレクションしている理由は、自身のコンディションを図るためではないかと考えられていました。爪がよく伸びる年は絶好調だと喜んでいた吉良吉影。殺人衝動が高まる年に爪がよく伸びており、このような時期には更に殺人を犯していく事になります。
吉良吉影のスタンド能力
吉良吉影のスタンドはキラークイーン
ジョジョ4部に登場した吉良吉影のスタンド能力を紹介していきます。吉良吉影のスタンド能力は、物や人を爆弾に変えることが出来るキラークイーンです。キラークイーンが作り出す爆弾は、吉良吉影自身が爆発させられる物と、爆弾に変えた物に触れると爆発する物がありました。
吉良吉影のスタンド名の由来や元ネタ
吉良吉影のキラークイーンの名前の元ネタは、イギリスの人気ロックバンド「Queen」の楽曲「Killer Queen」です。キラークイーンの使う様々な能力名も、Queenの楽曲名から来ています。
吉良吉影のアニメやゲームの声優
吉良吉影の声優①小山力也
ジョジョ4部の吉良吉影の声優情報を紹介します。まず、ジョジョのゲーム作品「オールスターバトル」と「アイスオブヘヴン」で吉良吉影の声を担当したのは、小山力也です。小山力也は、1963年12月18日生まれ、京都府出身の声優で、劇団俳優座に所属しています。
吉良吉影の声優②森川智之
テレビアニメ版の吉良吉影の声を担当した声優は、森川智之です。森川智之は1967年1月26日生まれ、川崎市出身の人物で、アクセルワン代表取締役も務めています。帝王や社長などの愛称で親しまれるセクシーな声質が人気の声優です。
吉良吉影の爪に関する感想や評価
爪伸びるの早すぎて自分が吉良吉影なんじゃないかと疑ってる💣
— 神田未来 (@miku_uncyclo) January 31, 2021
ジョジョ4部の吉良吉影の爪に関しての感想や評価を紹介していきます。まず、吉良吉影の爪のエピソードが強烈過ぎて、爪が伸びすぎると吉良吉影を思い出すと言う人が続出しています。
吉良吉影の爪のくだり
— フォートナイト部副団長 kei (@BUKINAIYAN_kei) October 24, 2020
見ながら爪切りすると
最高にサイコパスな
気分味わえるから
めちゃくちゃオススメ。 pic.twitter.com/pAguFFxMRf
ジョジョ4部の吉良吉影の爪のエピソードに関しては、ただの爪切りのシーンなのにサイコパス感が味わえるという感想も挙がっていました。吉良吉影は女性の手に執着するキャラクターとして描かれており、爪や手に関するシーンが数多く登場しています。吉良吉影は作中で爪をコレクションしたり、目に見えるスピードで爪が伸びたりと、数々の異常性を見せつけていました。
ジョジョの吉良吉影に憧れて
— GKG33 (@GKG93142974) November 11, 2020
爪を貯めていたのは自分だけではないはず…#ブラックな祭り
吉良吉影は強烈な印象をファンに与えたキャラクターで、ジョジョ4部屈指の人気キャラクターでもあります。そんな吉良吉影に憧れて、彼のように爪をコレクションしていたと言う人もいました。本来は捨ててしまう爪を全てコレクションすると言う異常な吉良吉影の行動ですが、中には真似をしているファンもいるのでした。
吉良吉影の爪まとめ
ここでは、ジョジョ4部に登場したラスボスキャラクター・吉良吉影について、爪をコレクションしている理由などについて紹介しています。吉良吉影は生まれついての殺人鬼であり、自身の爪が伸びるスピードを計測しているという異常性を持っていました。吉良吉影は爪が良く伸びる年は絶好調だと言っており、更に殺人衝動が高まるのでした。是非、ジョジョ4部をチェックして、吉良吉影の爪のエピソードにも注目して見てください。