【封神演義】あらすじと最終回をネタバレ!太公望や妲己は最後どうなった?

『週刊少年ジャンプ』で連載され、アニメ化やゲーム化など様々なメディア展開がなされている大ヒット漫画『封神演義』。ここでは『封神演義』がどのようなストーリーだったのか、どのような伏線が散りばめられ、それがどう回収されて最終回でどんな結末を迎えたのか、主人公の太公望と敵キャラ・妲己は最後どうなったのか、そのあらすじをネタバレありで紹介していきます。あらすじや最終回のネタバレを知りたくない、1から作品を楽しみたいという人は注意してください。

【封神演義】あらすじと最終回をネタバレ!太公望や妲己は最後どうなった?のイメージ

目次

  1. 封神演義とは?
  2. 封神演義の漫画あらすじストーリー・伏線ネタバレ
  3. 封神演義の最終回結末ネタバレ!太公望や妲己の最後は?
  4. 封神演義の最強キャラランキングTOP3
  5. 覇穹 封神演義のアニメ声優一覧
  6. 覇穹 封神演義の見どころ
  7. 封神演義の最終回に関する感想や評価
  8. 封神演義の最終回あらすじネタバレまとめ

封神演義とは?

封神演義の概要

漫画『封神演義』とは、中国の古典怪奇小説『封神演義』をモチーフに生み出された作品です。あくまでモチーフであり、原典にはない要素や改変点も多く盛り込まれています。また、正確には安能務が訳した『封神演義』が原作となっており、本来の『封神演義』とは解釈が異なる部分があります。連載は1996年から『週刊少年ジャンプ』で開始され、2000年まで続きました。

作者は藤崎竜。話数は全204話で、発行巻数は通常版が全23巻、完全版が全18巻、文庫版が全12巻です。1999年7月にはテレビアニメ『仙界伝 封神演義』の放送が開始され、2018年1月からはテレビアニメ『覇穹 封神演義』が放送されました。テレビアニメ化以外にも、ゲーム化やミュージカル化など、様々なメディアミックスが展開されています。

封神演義と原作の違い

先述の通り、漫画『封神演義』は中国の古典怪奇小説『封神演義』の安能務訳を原作とした作品です。訳は原典とは解釈が異なり、そのうえでさらに藤崎竜が安能務訳にはない要素を盛り込んだり、またストーリーや登場人物の設定などの改変をしたりしています。例えば、主人公である太公望というキャラクターは、原作では老人ですが、漫画版では少年の容姿をしています。

また、原作では道教や仏教などの宗教的概念が世界設定の下地になっていますが、漫画版にはそれがありません。他にも、漫画版ではかなりの実力者である敵キャラが原作だとそうでもなかったり、原作と違って漫画版では霊獣が言語を理解したりするなど、漫画にするにあたって結構な部分が原作から変わっています。小説を漫画化したものではなく、小説から着想を得て描かれた漫画であるという認識で見たほうがいいでしょう。

TVアニメ「覇穹 封神演義」公式サイト

封神演義の漫画あらすじストーリー・伏線ネタバレ

あらすじネタバレ①封神計画

あらすじストーリー・伏線ネタバレその1、封神計画。舞台となるのは、3000年前の中国。当時、中国には仙人や道士が住む仙人界と、人間たちが生きる人間界が存在していました。人間界は殷の時代で、統治するのは第30第皇帝・紂王。紂王は優れた名君だったのですが、皇后に迎えた悪しき仙女・妲己の妖術によって傀儡と化し、国は大きく乱れ、民は苦しみます。

そんな殷を危惧したのが、仙人界は崑崙山脈の長・元始天尊でした。元始天尊は、妲己が国に招き入れた妖怪や悪しき仙人・道士を封じ込める「封神計画」を考案。一番弟子である太公望に計画の実行を命じました。太公望は非力で怠け者ですが、実は知略に長け、人を惹きつける不思議な魅力を持っています。そんな才能に期待して、元始天尊は太公望に全てを任せたのでした。

あらすじネタバレ②妲己の正体

あらすじストーリー・伏線ネタバレその2、妲己の正体。国を傾けるきっかけを作った皇后・妲己。彼女は邪な力を持った仙女ですが、ただの仙女ではありません。1500年生きた狐の妖怪仙人です。

抜群のプロポーションと美貌を誇る、まさに傾国の美女で、「誘惑の術(テンプテーション)」を使って紂王をたぶらかし、悪政を敷いて民を苦しめていました。可愛らしい立ち居振る舞いを見せますが、その本質は残忍で狡猾。愛らしさと恐ろしさを兼ね備えた、魅力的な悪役キャラです。

あらすじネタバレ③武成王や黄飛虎との出会い

あらすじストーリー・伏線ネタバレその3、武成王や黄飛虎との出会い。太公望は殷を牛耳っている妲己とその一派を倒さなくてはいけません。そのためには、何とかして王宮に入り込み、妲己に近づく必要がありました。太公望は妲己の妹・王貴人を人質に取り、城で働かせてほしいと申し出ます。太公望は紂王を誘拐し、誘惑の術をかけている妲己から引き離そうと考えていました。

しかし、妲己のほうが一枚上手で、結局紂王の誘拐は未遂に終わり、人質も奪われ、事態は最悪の展開に転がっていきます。そんな太公望が王宮で出会ったのが、武成王・黄飛虎でした。黄飛虎は殷王朝の名門武家・黄家の長男で、紂王に仕えていました。

妻と妹と妲己に人質に取られており、あまりおおっぴらには動けない状態でしたが、それでも妲己を倒しにきた太公望を救って匿い、策のことごとくが裏目に出て消沈した太公望を励ましてくれたのが彼です。太公望にとっては辛い展開が続きましたが、その中で彼との出会いは数少ない救いでした。

あらすじネタバレ④聞仲の過去

あらすじストーリー・伏線ネタバレその4、聞仲の過去。殷には、国に絶対の忠誠を誓う太師がいました。太師とは王朝における三大幹部の一角で、君主を導く役目を負う者です。その太師が聞仲。彼は300年前から殷に仕え、歴代の王の側近として国の繁栄を見守り続けてきました。彼が長きにわたって殷に仕えるきっかけを作ったのが、かつて聞仲と互角の実力を持っていた殷の女将軍・朱氏の存在です。

朱氏は当時の皇帝に見初められ、第二妃となって子を儲けました。その後、殷が襲撃を受け、そこで朱氏は命を落としてしまいます。命を落とす間際、朱氏は聞仲に自身の子と殷を託しました。そのため聞仲は、殷に忠誠を誓い、殷のことを考えて生きてきたのです。

聞仲からすれば、殷を傾けた妲己は憎むべき敵です。打倒妲己を掲げる太公望と同じ立場に見えますが、聞仲は太公望とも敵対することになりました。太公望が成功させようとしている「封神計画」は、殷を倒して新たな国を作ろうというもの。聞仲にとって、許容できる計画ではなかったからです。

あらすじネタバレ⑤姫昌の死

あらすじストーリー・伏線ネタバレその5、姫昌の死。妲己を倒すことは簡単なことではありません。太公望は妲己に対抗するために、強力な仲間を集めていきます。その仲間の1人に、雷震子という者がいました。雷震子は、後に文王と呼ばれる偉人、西伯候・姫昌の息子。彼は仙人骨があったため仙界で修行をしており、父とは長らく会っていませんでした。

修行期間中に仙界で杏を食べたことがきっかけで外見が妖怪のようになってしまい、父と再会できず暴れる雷震子。一方、父・姫昌はというと、妲己の策略によって幽閉の身となっていました。父の幽閉を知った雷震子は力をつけて父を救おうと仙界の修行に戻るのですが、その後、悲劇が起こります。姫昌が拒食症で衰弱し、亡くなってしまったのです。

あらすじネタバレ⑥ハンバーグ事件

あらすじストーリー・伏線ネタバレその6、ハンバーグ事件。姫昌の死を語るうえで欠かせない事件がハンバーグ事件です。姫昌の長男である伯邑考は幽閉された父を救いたい一心で、家宝を手に殷の王宮へとやってきました。伯邑考が紂王に家宝を見せていたところ、妲己の悪しき気配に気づいた献上品の1つ「白面猿猴」が暴れだし、妲己を傷つけてしまいます。これがきっかけで、伯邑考は処刑されてしまうのでした。

伯邑考が命を落としたあと、幽閉されていた姫昌のもとに、妲己が作ったというハンバーグが届けられました。一見、美味しそうな普通のハンバーグ。しかし姫昌はひと目見て、このハンバーグが長男・伯邑考の肉で作られたものであるということに気づきます。息子の肉を食べたいはずがありません。しかし、皇后から下賜されたものを拒絶すれば罪がさらに重くなる可能性があります。

それは命懸けで姫昌を救おうとした伯邑考の思いを無駄にすることでした。姫昌は喜んでハンバーグを食べてみせ、それを知った妲己は姫昌を何の価値もない間抜けと判断。姫昌の幽閉は解かれます。自由の身になったものの、姫昌はこの事件がきっかけで食べ物を受け付けない拒食症になり、衰弱して亡くなりました。ファンの間で「ハンバーグ事件」と呼ばれるこの事件は、当時の読者に震え上がらせたようです。

あらすじネタバレ⑦太公望と殷郊の戦い

あらすじストーリー・伏線ネタバレその7、太公望と殷郊の戦い。妲己を倒すためには、殷という国を倒さねばならないと悟った太公望。彼は周の軍師となり、仲間たちと妲己ら殷との戦いを続けます。もはや戦いは太公望と妲己ではなく、周と殷の戦いになっていました。そんな中、太公望の前に新たな敵が立ち塞がります。それは紂王の息子で、殷の王位継承者である殷郊でした。

殷郊の母は、紂王の第一妃だったのですが、妲己によってその座を奪われ、自殺してしまいました。妲己は殷郊とその弟である殷洪の命を狙ったのですが、それを救ったのが太公望。兄弟は太公望に深く感謝をしていたはずなのです。

しかし殷郊は、殷の次の王である自分には国のために身を削る義務があると考え、殷を倒そうとする周の軍師・太公望と敵対する覚悟を決めたのでした。太公望と殷郊の戦いは熾烈を極め、太公望は利き腕である左腕を失ってしまいます。

あらすじネタバレ⑧雲霄三姉妹の登場

あらすじストーリー・伏線ネタバレその8、雲霄三姉妹の登場。太公望たちの力を見極めるべく、妲己は自分や聞仲と並ぶ金鰲三強の1人・趙公明を太公望の仲間たちにぶつけることにしました。趙公明は金髪碧眼の西洋人を思わせる顔立ちをしており、自己主張が激しい濃いキャラクター。そんな彼には、仙人界屈指の美貌と実力を持つという3人の妹がいます。

長女・ビーナス、次女・クイーン、三女・マドンナ。これは本名がダサいからという理由で勝手に名乗っている異名であり、本名は上から雲霄・瓊霄・碧霄といいます。美人三姉妹ということになっていますが、実際はとんでもなく濃い容姿のキャラクター。これは漫画版のオリジナル設定で、原典では本当に美人三姉妹であるようです。この濃い三姉妹が、太公望の前に立ち塞がります。

あらすじネタバレ⑨仙界大戦の勃発

あらすじストーリー・伏線ネタバレその9、仙界大戦の勃発。仙人界には修行場がいくつかあり、その修行場が仙人界の派閥となっています。例えば、主人公の太公望は崑崙山で修行していたため、崑崙山の派閥に属しています。

崑崙山と対になる修行場・派閥というのが、金鰲島。金鰲島は妲己・聞仲・趙公明を輩出した派閥で、派閥に属するほぼ全員が妖怪であることが特徴。漫画『封神演義』中盤では、太公望率いる崑崙山と、聞仲率いる金鰲島の戦い、仙界大戦が勃発します。

あらすじネタバレ⑩楊戩と王天君の過去

あらすじストーリー・伏線ネタバレその10、楊戩と王天君の過去。太公望陣営には、太公望の右腕として活躍する楊戩という道士がいます。ストーリーの中で、ついに彼の正体が明らかになりました。仙界大戦が勃発する200年ほど前のことです。妲己が大勢の妖怪仙人たちを引き連れて、人間界に降りていきました。妲己は最終的に仙人界を手中に収めようと考えている。

そう思った通天教主は、いがみ合っていた崑崙山と金鰲島の関係改善を図ります。2つの派閥は不可侵条約を結ぶことになり、条約締結の証として互いに人質を交換しました。金鰲島からは、通天教主の息子である楊戩が差し出され、崑崙山からは王奕という者が差し出されたのです。楊戩は崑崙山の玉鼎真人のもとで愛情を注がれ成長しましたが、王奕は通天教主によって金鰲島の牢に繋がれていました。

そんな王奕の前に現れたのが、後に妲己となる千年狐です。独りぼっちで牢に繋がれていた王奕は千年狐の偽りの愛情に縋ってしまい、彼女の養子となって通天教主の洗脳に加担します。後に、王奕は王天君と名乗るようになりました。この王天君は太公望にそっくりで、これはストーリーの重要な伏線となっています。

あらすじネタバレ⑪崑崙十二仙と聞仲の戦い

あらすじストーリー・伏線ネタバレその11、崑崙十二仙と聞仲の戦い。崑崙山派閥には、崑崙十二仙というエキスパート集団がいます。彼らは元始天尊の直系の弟子から選ばれたエリート仙人。漫画では、この崑崙十二仙と聞仲が戦うという展開になります。

崑崙十二仙はその名の通り12人。一方の聞仲は1人。圧倒的に聞仲のほうが分が悪いのですが、聞仲の強さは常軌を逸していました。この戦いで、崑崙十二仙は聞仲に深手を負わせることには成功したものの、ほぼ全員が死ぬというショッキングな結末を迎えることになります。

あらすじネタバレ⑫聞仲の最期

あらすじストーリー・伏線ネタバレその12、聞仲の最期。崑崙十二仙を1人で倒してしまうほど強い聞仲でしたが、そんな彼にも最期のときが訪れます。妲己の策略によって妻と妹を亡くし、殷を見限って周の開国武成王となった黄飛虎。彼は聞仲の親友でした。黄飛虎は変わってしまったかつての親友を殺すことを決意。

2人は戦うことになります。聞仲は黄飛虎との戦いで、いつの間にか忘れていた自分が本当に求めていたこと、取り戻したかったことを思い出しました。黄飛虎が封神されたのち、聞仲はライバルである太公望と決闘。太公望に人間界を託して自ら命を断つという結末を迎えています。

あらすじネタバレ⑬帰還

あらすじストーリー・伏線ネタバレその13、帰還。強敵であった聞仲が封神され、太公望たちは一息つくことができました。しかしまだ妲己を倒すという目的は達成できていません。ところで妲己は、仙界大戦勃発直前に殷を離れていました。そこからずっと姿を見せていなかったのですが、聞仲との戦いのあと、こっそり帰還しています。彼女の離脱と帰還の理由は、のちに判明することとなりました。

あらすじネタバレ⑭歴史の道標

あらすじストーリー・伏線ネタバレその14、歴史の道標。『封神演義』のラスボスは妲己だと思われていましたが、実は妲己も真の黒幕の駒の1つに過ぎませんでした。「歴史の道標」と呼ばれる存在「女媧」。この女媧こそが、真のラスボスだったのです。かつて、女媧は伏羲を筆頭とする仲間たちと共に地球にやってきました。女媧は滅んでしまった自分たちの文明を地球に再現しようと考えていましたが、女媧以外はそれに反対。

この対立によって、女媧は封印されてしまいます。女媧の仲間であった伏羲たちは地球に溶け込み、この出来事が仙道たちや妖怪仙人を生み出す下地となりました。封印された女媧でしたが、実は彼女は生きており、魂魄だけで外に抜け出すという術を身に着けていました。

女媧は人間たちに知恵を与え、歴史を操ることで一度は阻まれた故郷の再現を成し遂げようとします。計画が思い通りに進まなければ、文明を何度もリセットさせてやり直す。女媧はそんなことを繰り返していました。殷王朝が栄えた世界は、女媧がやり直した何度目かの世界だったのです。

あらすじネタバレ⑮天化と紂王の戦い

あらすじストーリー・伏線ネタバレその15、天化と紂王の戦い。殷の紂王ですが、彼は妲己によって改造され、化け物になっていました。そんな紂王を倒したのは、黄飛虎の息子である黄天化です。黄天化にとって、紂王は母と叔母を殺害した憎き仇でした。黄天化は太公望の制止を振り切り、紂王と1対1の戦いを決行。激しい戦いの末、紂王を討ちます。

あらすじネタバレ⑯最後の戦い

あらすじストーリー・伏線ネタバレその16、最後の戦い。女媧がラスボスだと判明しましたので、最後の戦いは女媧を倒すための戦いだということになります。ここでまず押さえておきたいのは、太公望と王天君が元々は同一人物であるということです。崑崙山から金鰲島に王奕という者が差し出された、と先述しましたが、王奕には魂を分割する力がありました。

王奕の魂魄が2つに割られて生まれた存在、それが太公望と王天君だったのです。そして王奕は、女媧の盟友であった「始まりの人」伏羲の化身でした。理想の文明を創り出すために何度も世界を繰り返す女媧を倒すため、伏羲は仙人界に入り込み、王奕と名乗って元始天尊の弟子となったのです。

ついに伏羲と女媧の戦いが始まりました。途中、戦闘に妲己が介入するなどして混乱がありますが、最終的にはピンチに陥った伏羲を、聞仲や黄天化などの死亡した仲間たちが後押しし、女媧に勝利。残った仙道や妖怪仙人たちが協力して世界を復興させていくことになります。

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封神演義の最終回結末ネタバレ!太公望や妲己の最後は?

最終回結末ネタバレ①桃の木

最終回結末ネタバレその1、桃の木。女媧との戦い後、復興のために動き出した仙界。しかしそこに主人公・太公望はいませんでした。太公望は死んだと思われていましたが、実は生きていることが判明。太公望の幼なじみである霊獣・四不象と太公望の秘書である武吉は、彼を捜索するため人間界に降り立ちます。

所変わって、人間界にある桃畑では、1人の男が桃の木に薬を垂らし、桃の実を成長させて豊作をもたらしていました。この男が太公望。太公望は自分を探し回る四不象と武吉をこっそりと見守っていました。以上、最終回結末ネタバレその1でした。

最終回結末ネタバレ②太公望の前に現れた申公豹と黒点虎

最終回結末ネタバレその2、太公望の前に現れた申公豹と黒点虎。太公望の前に、最強の道士・申公豹と、その霊獣である黒点虎が現れました。申公豹は、太公望と今はいない妲己の話をします。妲己の最終的な目的は、地球と一体化して永遠の存在となることでした。これこそが、人間界や仙人界を支配する以上の最大の支配であると考えたのです。

そのために妲己は女媧の体を乗っ取り、消えていくという結末を迎えました。妲己の話をした申公豹は、太公望に勝負を持ちかけます。太公望はそれに応じませんでしたが、太公望の目を見た申公豹は、太公望の目が死んではいないことを確認し、満足して去っていきました。以上、最終回結末ネタバレその2でした。

最終回結末ネタバレ③今まで歩んできた道

最終回結末ネタバレその3、今まで歩んできた道。太公望は特に目的地を決めず、ただ世界を歩いています。ふと、太公望は歩みを止めて背後を振り返りました。そんな太公望を背景にある言葉が書かれ、物語は真の結末を迎えます。史実では、太公望はこのあと斉の国で政治を行ったらしいということ。

武王はこの後2年ほどで亡くなり、王位は武王の子が継いだということ。しかし、この物語(漫画)の続きが史実と同一とは限らない、とのことでした。大きな力に操られていた歴史は終わり、導のない歴史が新たに始まったのです。以上、最終回結末ネタバレその3でした。

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封神演義の最強キャラランキングTOP3

3位:太上老君

漫画『封神演義』の最強キャラランキング第3位は、太上老君です。太上老君は、元始天尊・通天教主に並ぶ三大仙人の1人。最強の道士・申公豹の師匠でもあります。彼は睡眠や怠惰を極めた仙人で、そもそも滅多に起きてくることがありません。しかし、元始天尊が自分たちと太上老君の間には天地ほどの差があると言い敬意を示しているため、相当な実力者であると考えられています。

2位:女媧

漫画『封神演義』の最強キャラランキング第2位は、女媧です。女媧は漫画『封神演義』のラスボス。「歴史の道標」と呼ばれていた存在で、現在の地球を作った始祖の1人です。何百年もの間、地球を自身の故郷と同じものにするために、地球を破壊し創造し直してきた女媧。やることのスケールの大きさから、女媧がとんでもない力の持ち主であることがわかります。

1位:伏羲

漫画『封神演義』の最強キャラランキング第1位は、伏羲です。伏羲は女媧の盟友であり、もう1人の始祖。太公望の本来の姿が伏羲です。女媧と同等の力を持っているのは、この伏羲くらい。女媧相手に苦戦を強いられたものの、最終的には仲間たちの協力を得て、女媧を倒すことができました。他者の協力を得ることができる魅力も強さの1つ。そのため、仲間に恵まれた伏羲こそが最強と言えるでしょう。

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覇穹 封神演義のアニメ声優一覧

太公望役/小野賢章

アニメ『覇穹 封神演義』で主人公・太公望の声を担当したのは、声優・俳優・歌手の小野賢章です。小野賢章は1989年10月5日生まれで、血液型はA型。福岡県出身で、所属事務所はアニモプロデュースです。

主な出演作品に『黒子のバスケ』(黒子テツヤ)、『マギ』(練白龍)、『アルドノア・ゼロ』(スレイン・トロイヤード)、『終わりのセラフ』(百夜ミカエラ)、『スタミュ』(那雪透)、『ツキウタ。』(神無月郁)、『文豪ストレイドッグス』(芥川龍之介)、『アイドリッシュセブン』(七瀬陸)などがあります。

聞仲役/前野智昭

アニメ『覇穹 封神演義』で聞仲の声を担当したのは、声優の前野智昭です。前野智昭は1982年5月26日生まれで、血液型はA型。茨城県出身で、所属事務所はアーツビジョンです。

主な出演作品に『図書館戦争』(堂上篤)、『世界一初恋』(雪名皇)、『暁のヨナ』(ハク)、『スタミュ』(空閑愁)、『SUPER LOVERS』(海棠晴)、『ツキウタ。』(弥生春)、『不機嫌なモノノケ庵』(安倍晴齋)、『ひとりじめマイヒーロー』(大柴康介)、『転生したらスライムだった件』(ヴェルドラ)、『KING OF PRISM』(速水ヒロ)、『あんさんぶるスターズ!』(氷鷹北斗)などがあります。

四不象役/櫻井孝宏

アニメ『覇穹 封神演義』で四不象の声を担当したのは、声優・ナレーター・ラジオパーソナリティの櫻井孝宏です。櫻井孝宏は1974年6月13日生まれで、血液型はA型。愛知県出身で、所属事務所はインテンションです。

主な出演作品に『金色のガッシュベル!!』(高嶺清麿)、『今日からマ王!』(渋谷有利)、『tactics』(春華)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』(枢木スザク)、『D.Gray-man』(神田ユウ)、『純情ロマンチカ』(高橋美咲)、『裏切りは僕の名前を知っている』(ルカ=クロスゼリア)、『K』(草薙出雲)、『マギ』(ジャーファル)、『おそ松さん』(松野おそ松)、『鬼滅の刃』(冨岡義勇)などがあります。

哪吒役/古川慎

アニメ『覇穹 封神演義』で哪吒の声を担当したのは、声優・歌手の古川慎です。古川慎は1989年9月29日生まれで、血液型はA型。熊本県出身で、所属事務所はトイズファクトリーです。

主な出演作品に『ゴールデンタイム』(多田万里)、『精霊使いの剣舞』(カゼハヤ・カミト)、『ワンパンマン』(サイタマ)、『刀剣乱舞』(大倶利伽羅)、『ツキプロ』(神楽坂宗司)、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(白銀御行)、『Dr.STONE』(大木大樹)、『転生したらスライムだった件』(ベニマル)などがあります。

楊戩役/中村悠一

アニメ『覇穹 封神演義』で楊戩の声を担当したのは、声優・ナレーターの中村悠一です。中村悠一は1980年2月20日生まれで、血液型はB型。香川県出身で、所属事務所インテンションです。

主な出演作品に『CLANNAD-クラナド-』(岡崎朋也)、『マクロスF』(早乙女アルト)、『FAIRY TAIL』(グレイ・フルバスター)、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(高坂京介)、『デュラララ!!』(門田京平)、『妖狐×僕SS』(御狐神双熾)、『ハイキュー!!』(黒尾鉄朗)、『魔法科高校の劣等生』(司波達也)、『おそ松さん』(松野カラ松)、『呪術廻戦』(五条悟)などがあります。

黄天化役/KENN

アニメ『覇穹 封神演義』で黄天化の声を担当したのは、声優・俳優・歌手のKENNです。KENNは1982年3月24日生まれで、血液型はA型。東京都出身で、所属事務所はZynchroです。

主な出演作品に『遊戯王デュエルモンスターズGX』(遊城十代)、『ツキウタ。』(皐月葵)、『アイドリッシュセブン』(四葉環)、『ブラッククローバー』(レオポルド・ヴァーミリオン)、明治東亰恋伽』(菱田春草)、『あひるの空』(茶木正広)、『文豪とアルケミスト』(武者小路実篤)などがあります。

黄飛虎役/細谷佳正

アニメ『覇穹 封神演義』で黄飛虎の声を担当したのは、声優の細谷佳正です。細谷佳正は1982年2月10日生まれで、血液型はB型。広島県出身で、事務所には所属せずフリーで活動しています。

主な出演作品に『刀語』(鑢七花)、『ちはやふる』(綿谷新)、『NO.6』(ネズミ)、『黒子のバスケ』(日向順平)、『新テニスの王子様』(白石蔵ノ介)、『キングダム』(王賁)、『進撃の巨人』(ライナー・ブラウン)、『ハイキュー!!』(東峰旭)、『アルスラーン戦記』(ダリューン)、『ツキウタ。』(卯月新)、『文豪ストレイドッグス』(国木田独歩)などがあります。

普賢真人役/島﨑信長

アニメ『覇穹 封神演義』で普賢真人の声を担当したのは、声優の島崎信長です。島崎信長は1988年12月6日生まれで、血液型はA型。宮城県出身で、所属事務所は青二プロダクションです。

主な出演作品に『あの夏で待ってる』(霧島海人)、『ダイヤのA』(降谷暁)、『Free!』(七瀬遙)、『俺物語!!』(砂川誠)、『ワールドトリガー』(ヒュース)、『クラシカロイド』(神楽奏助)、『バキ』(範馬刃牙)、『呪術廻戦』(真人)などがあります。

申公豹役/鳥海浩輔

アニメ『覇穹 封神演義』で申公豹の声を担当したのは、声優の鳥海浩輔です。鳥海浩輔は1973年5月16日生まれで、血液型はO型。神奈川県出身で、所属事務所はアーツビジョンです。

主な出演作品に『NARUTO-ナルト-』(犬塚キバ)、『Pandora Hearts』(ギルバート=ナイトレイ)、『薄桜鬼』(斎藤一)、『うたの☆プリンスさまっ♪』(愛島セシル)、『弱虫ペダル』(今泉俊輔)、『ツキウタ。』(睦月始)、『刀剣乱舞』(三日月宗近)、『あんさんぶるスターズ!』(三毛縞斑)などがあります。

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覇穹 封神演義の見どころ

見どころ①個性的なキャラ

アニメ『覇穹 封神演義』には、主人公の太公望や彼のライバルである聞仲、悪女・妲己など様々なキャラクターが登場します。キャラクターは皆個性豊かで、それぞれに明確な行動理由や信念・思惑があり、それらのぶつかり合いがストーリーをより面白く、魅力的なものにしています。

見どころ②戦闘シーン

アニメ『覇穹 封神演義』の魅力といえば、宝貝という武器を使ってキャラクターたちが熱いバトルを繰り広げるところです。宝貝の能力は様々で、その能力を活かしたキャラクターそれぞれの戦い方があるのが面白いところ。どのキャラがどんな宝貝を使い、どう戦っていくのか。強力な宝貝を使う敵をどう攻略していくのかに注目です。

見どころ③豪華な声優

アニメ『覇穹 封神演義』に登場するキャラクターたちをより魅力的にしているのは、豪華な声優陣。人気と実力のある声優たちが集結し、その力を遺憾なく発揮しているおかげで、キャラクターだけでなく物語もより良いものになっています。自分の好きなキャラクターをどの声優が演じているのかもチェックしてみましょう。

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封神演義の最終回に関する感想や評価

漫画『封神演義』を全て読み終わったあとにまた1から物語を見てみると、序盤の段階でいくつも結末に繋がる伏線が登場していることに気づきます。しっかりと結末が決まっていたため、妙な引き伸ばしもなく綺麗に物語が完結したのでしょう。

好きな最終回、納得した最終回で『封神演義』の最終回を挙げている人は多いです。『封神演義』は広げた大風呂敷を綺麗にたたみ、普通の少年漫画とは思えない独特の余韻を残して終わった漫画でした。

生み出された作品が傑作になるかどうかは、物語の流れや面白さはもちろんですが、最終的には綺麗に終わらせられるかにかかっています。漫画『封神演義』は、多くのファンがここまで読んできて良かったと思うことができる最高の結末で幕を下ろしました。

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封神演義の最終回あらすじネタバレまとめ

漫画『封神演義』のあらすじネタバレ、最終回の結末などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?漫画『封神演義』は壮大な物語でありながら、23巻という丁度いい長さで綺麗に伏線を回収し、多くの人が納得する結末に持って行った良作です。あらすじネタバレ、最終回の結末を見て内容を詳しく知りたいと思った人は、ぜひ漫画『封神演義』やアニメ『封神演義』に触れてみてください。

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