封神演義・漫画版の登場人物一覧!魅力的な人気キャラクターまとめ

封神演義とは1996年28号から2000年47号にかけて藤崎竜さんによって「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。時を経て再び注目されている封神演義ですが、今回はその中で魅力的な登場人物達を少しではありますがご紹介させていただきます。漫画の登場人物を各チームごとに分類して一覧にしてみました。封神演義の世界と個性溢れる登場人物の魅力をご理解いただけたら幸いです。

封神演義・漫画版の登場人物一覧!魅力的な人気キャラクターまとめのイメージ

目次

  1. 封神演義は中国では有名?
  2. 封神演義の概要
  3. 漫画化された封神演義の人気
  4. 漫画の封神演義は登場人物の見た目が…
  5. 人気の高い封神演義の主人公
  6. 人語を話す人気者かわいい魅力のマスコットキャラ
  7. 敵か味方か?ミステリアスな魅力が人気の登場人物
  8. 封神演義の漫画の中で最強と言われる黒き霊獣
  9. 漫画封神演義では表現しきれない魅力のお色気キャラ
  10. 優しさを仮面で隠した翳のある魅力が人気の登場人物
  11. 漫画封神演義の崑崙山の登場人物一覧
  12. 漫画封神演義で魅力ある登場人物達の崑崙十二仙一覧
  13. 漫画封神演義の人間界の登場人物一覧
  14. 漫画封神演義の金鰲島の登場人物一覧
  15. 漫画封神演義で始祖と呼ばれる登場人物一覧
  16. 漫画版の封神演義にも注目!

封神演義は中国では有名?

封神演義とは、原作は中国の古典文学の一つで「水滸伝」や「三国志」といった有名な作品の一つです。日本で知られるようになったのは、安納務の翻訳「封神演義」が出版されてからのことです。その翻訳「封神演義」を原作として漫画化されたものが藤崎竜の「封神演義」です。

封神演義の概要

時代は殷王朝の頃(紀元前11世紀末)殷周革命の少し前から始まります。人間と仙人や道士、妖怪などが暮らしている世界の中で殷王朝を中心に戦いの火蓋が切られます。漫画では太公望が元始天尊から封神計画の実行を命令されるところから始まります。

封神計画

封神計画とは、人間界で悪事を働く妖怪などを神界に封じ込めてしまう計画です。人間界と仙人界の間に神界を作りそこへ閉じ込めてしまうことが目的です。封神演義の登場人物や妖怪たちが倒されてしまうと仙人界にある封神台へ魂魄が吸い込まれて、神界へ送られてしまいます。

ここから始まる漫画「封神演義」

封神されるリストを渡された太公望に元始天尊に「そのリストに載っている365人を封神台へ送ることがお前の修行じゃ」と言われ、嫌々ながら引き受けて封神計画がスタートしました。

漫画化された封神演義の人気

安納務の翻訳「封神演義」を忠実に漫画化してるわけではなく、登場人物なども少し変わっています。小説で存在する登場人物が出てこなかったり、漫画で設定を変更して登場する人物もいます。

漫画の封神演義は登場人物の見た目が…

本来、仙人といえば長い髭と老人の姿が一般的ですが、漫画「封神演義」では殆どの仙人が青年の姿で描かれています。老人の姿での戦闘シーンでは登場人物の魅力も伝わりません。だからこそ人気の高さも頷けます。どの世代にも伝わりやすく、親しみを持てる作品にすることが出来ました。

ここからは漫画「封神演義」の登場人物を少しずつご紹介します。それぞれグループ別に一覧形式でご紹介していきます。

人気の高い封神演義の主人公

この漫画封神演義の主人公の太公望です。仙人界の教主、元始天尊の弟子です。元々は人間界で暮らしていて姜族の統領の息子として暮らしていました。12歳の時に人間狩りで家族を失い途方に暮れていたところを元始天尊にスカウトされ仙人界で元始天尊の直弟子として修業を積んでいきます。

仙人としての才能は計り知れず、普段の言動がもとで大した実力が無いと思われていました。しかし、策士としては崑崙一の頭脳を持っています。戦いにおいても相手をペテンにかけるような頭脳戦や心理戦が得意で、目的のためには手段を選ばないこともあり仲間からもブーイングが出るほどの手段を堂々と使います。

仙人や道士達は宝貝と呼ばれる武器を持っています。太公望は「打神鞭」という風を操る能力がある宝貝を持っています。主な技は「打風刃」「打神風」「打風輪」などがあり、後に四不象の復活の玉の光を浴び「NEW打神鞭」へパワーアップします。ほかにも崑崙山から力を借りて自身を強化する「杏黄旗」太上老君から「太極図」を手に入れます。

性格はかなりのマイペースです。実年齢はかなりの高齢のためか異性や恋愛には興味は無いようです。甘いものとお酒が好きでかなりの酒豪です。酔いが回れば回るほど強くなる「泥酔拳」の使い手で酩酊状態の時、肉弾戦で喧嘩が得意な雷震子をも軽くあしらっているほどです。

人語を話す人気者かわいい魅力のマスコットキャラ

漫画封神演義で太公望の相棒としていつも傍にいる霊獣、四不象です。外見はカバのような姿をしていますが空を飛び回ることのできる霊獣です。愛嬌のある外見と、話すときに「~っス」と語尾につける話し方が特徴の漫画封神演義で人気の高い登場人物です。

性格は温厚でお人好しで、太公望のよき理解者であり突っ込み役です。外見に似合わずかなり機敏に飛び回れて、敵の攻撃を避けるのが得意です。戦闘の中で趙公明に石にされてしまいます。

その後、復活の玉で生き返りますがそれと同時に戦闘形態へと変貌して戦いへ戻りました。戦闘形態へ変わると巨大化して飛行能力もあがり、相手の」宝貝の能力を食べることが出来るようになります。戦闘形態では別人のように粗暴な性格になり言葉遣いも悪くなります。

敵か味方か?ミステリアスな魅力が人気の登場人物

漫画封神演義の中に序盤から終盤まで登場し続けた登場人物の一人、申公豹です。三大仙人の一人の太上老君の弟子ですが、三大仙人よりも強いと言われるほどの実力の持ち主です。序盤では中立の立場を決めていましたが、終盤では太公望の味方となり一緒に戦いました。

外見は道化師のような派手な格好をしていますが、悪趣味と言われることを極端に嫌います。太公望との戦いで傷をつけられてから彼を勝手にライバルしています。

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申公豹の持つ宝貝は「雷公鞭」といい、広範囲に雷を発生させる強力な宝貝の一つです。かなり頭も良く物事をよく理解していますが、サバサバした性格のためあまり興味を持ちませんでした。あまり戦闘はしませんでしたが強さのランキングでは必ずベスト10には入っていました。

封神演義の漫画の中で最強と言われる黒き霊獣

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漫画封神演義の中で最強と言われる申公豹を主人とする最強の霊獣と言われる黒点虎です。外見は黒猫のようですが千里眼を使えます。食事として妖怪を餌とすることもあるようです。

漫画封神演義では表現しきれない魅力のお色気キャラ

漫画封神演義の中で重要な役割を持つ登場人物、妲己です。外見は妖艶な色気を持つ女性として登場します。敵としての登場人物ですがヒロイン的立場にいます。殷王朝の紂王の后として殷の国を陰から操っていました。

話すときは語尾にハートマークを付ける可愛い話し方ですが性格は残忍です。平気で紂王の臣下や人間たちを自分の享楽のために惨殺していました。太公望の出身の姜族の人間狩りの首謀者でした。その時は「王氏」と名乗っていました。

妲己の正体は600年以上生きている狐の妖怪仙人です。もともと金鰲島の出身ですが金鰲三強の一人と言われていました。様々な時代の王朝の皇帝を色気と魅力で操り国の盛衰をコントロールしていました。それを可能にしていたのが「借体形成の術」という他人の身体を乗っ取ることが出来る術を使います。

この時の姿は蘇妲己の身体を乗っ取った姿でしたが、この時に一度だけ狐の姿をしています。妖艶な魅力で登場しますが、「わらわの魅力を少年誌では表現できないのが悔しいわぁ」と本人が言うほど妖艶な魅力を持っていることがわかります。

妲己の強さの魅力は「誘惑の術」を最大限に発揮します。その魅力で人々を虜にして意のままに操っていました。その「誘惑の術」が効かなかった一人姫伯邑考を肉餅(ハンバーグ)にしてしまいます。そうして周りには自分の意のままに操れる人間や道士を集めていました。

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他の登場人物とは少し立ち位置が複雑な妲己ですが、もともと女媧の配下として働いています。女媧の身体を開放するために働いていましたが女媧を裏切り女媧の身体を乗っ取ることに成功し、最後には地球と融合するという自分の目的を達成しました。

優しさを仮面で隠した翳のある魅力が人気の登場人物

封神演義の登場人物で聞仲は金鰲島出身の道士で殷王朝の大師(軍師)として登場します。聞仲は金鰲三強の一人にまで数えられるほどの実力を身に付けました。仙人骨と言われる仙人になれる要素を持たなかった聞仲は自分の身体を酷使し続けることで仙人骨が生まれ通天教主にスカウトされました。

殷の国に300年以上前から忠誠を誓い歴代の大師の教育と皇帝の参謀として仕えていました。殷のことを我が子と呼び、それを害する者には容赦なく打倒してきました。部下からの信頼も厚く命がけの忠義を尽くされるほど慕われていました。

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仙界大戦では金鰲島側の総司令となりますが、本心ではすべての仙人たちのことを全滅させようと企んでいました。策略を立て十天君を全滅させ、金鰲島を壊滅させたのち崑崙山と一人で戦い崩壊させようとしていました。その後蓬莱島の存在を突き止めてすべてを滅ぼそうとしていました。

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聞仲の宝貝は「禁鞭」という半径数Kmにいる対象を打ち据えるとても強力な宝貝です。敵に対しては容赦なく、味方に対しては優しいという極端な性格でしたがそこが彼の魅力であり人気に繋がっています。

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彼を説得しようと命がけで挑んでいったのは黄飛虎でした。黄飛虎の命がけの説得で自分の取り戻したかったものを思い出すことが出来ました。聞仲も最後には太公望との一騎打ちにおいて太公望に人間界の未来を託して崖から身を投げます。

漫画封神演義の崑崙山の登場人物一覧

ここでは仙人界の崑崙山の登場人物を一覧にしてみました。人間界を守るため、封神計画を実行する中心になります。

漫画封神演義で出番は少ない太公望の師匠で崑崙山の長

漫画封神演義では殆ど出番はなく影の薄い存在になっていましたが、封神計画を実行するための重要な登場人物の一人が元始天尊です。崑崙山の教主であり三大仙人の一人です。あの太公望の師匠ということもありかなりの策士でした。

太公望が泥酔拳を使うように元始天尊も蟷螂拳を使います。戦略だけではなく戦闘もこなせることを証明しています。実力者らしく宝貝を多数使いこなすことができました。

見た目は鳥?実力は未知数の漫画封神演義らしい登場人物

元始天尊の付き人兼弟子という白鶴童子です。外見は名前の通り鶴のような姿です。漫画封神演義の崑崙側の登場人物の殆どと顔見知りです。同じ教えを受けている太公望とは仲がいいです。体術として「白鶴の舞」を会得しているようです。黒鶴童子というライバルがいますが彼は性格は悪く元始天尊を「ジジぃ」と呼んでいます。

漫画封神演義で男性ファン多数!崑崙最強の美しい仙女

漫画封神演義の中で妲己と並ぶ美しさで人気の高い登場人物が竜吉公主です。生粋の仙人のため仙人界のような清浄な空気の中でしか生きることが出来ない人物です。実力はトップクラスですが体質のためあまり戦闘には参加できませんでした。
 

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妲己の妖艶さとは正反対の清楚な容姿で凛とした佇まいの彼女は仙界大戦では崑崙山の操縦を担当していました。後の妲己との戦闘時に元始天尊から盤古旛を受け継ぎますが地上の空気で体調を崩してしまい、盤古旛を燃燈道人に譲り戦線を離脱しました。

実力も人気も高い漫画封神演義きってのいい男?

漫画封神演義の中でも女性ファンの人気が高い登場人物の一人が楊戩です。端正な顔立ちと長い髪を持つ彼の性格は自信家でキザなナルシストです。プライドも高く傲慢な一面もありますが、太公望を信頼できるかどうかを試して信頼できるとわかれば実直に付き従います。

元々は金鰲島の通天教主の息子として生まれましたが崑崙との不可侵条約の証として王奕と交換に崑崙山に来ました。その事実を隠したまま玉鼎真人の弟子として育てられました。実力は天才道士と言われるほどになり、師匠以上の実力と言われています。

通天教主の息子なので妖怪仙人ですが妖怪であることを隠しているので正体を知られることを恐れていました。玉鼎真人が「このままが良いのなら人間の姿を止めてはいけないよ」と楊戩に語ることもありました。最終的に彼は仙人界の新たな教主となり人間と妖怪を繋ぐ存在になりました。

彼の一番得意なものは「変化の術」です。この変化の術は生物だけではなく物体に変化することもできます。また一度戦った相手に変化することにより相手の宝貝を使うことが出来るようになるなどの戦闘センスを持っています。ただ、変化の術を使って度々妲己に化けることから太公望に女装趣味ではと突ツッコミを入れられていました。

漫画封神演義の闘神と名高い登場人物

崑崙山の道士として登場する哪吒は、太乙真人が李靖と殷氏の子供に「霊珠」を与えることで生まれた宝貝人間です。生まれてから一度肉体を失い蓮の花の化身として生まれ変わりました李靖には気味悪がって処分しようとしたため哪吒は父を恨んでいました。

李靖を追い回しているうちに太公望と出会い彼に敗れて仲間になりました。性格は好戦的で強敵を感じると真っ先に飛んでいくような性格ですが、母親を慕う様子から子供らしい一面を持っています。

生まれた時から宝貝を乾坤圏、風火輪、混天綾の三つを所持していましたが、その後太乙真人に改造や修理をされ強化されるなどロボットのような扱いを受けていました。戦闘においては蓮の花の化身のため精神攻撃を受けることはなく、身体も丈夫なので常に最前線にいました。

漫画封神演義で魅力ある登場人物達の崑崙十二仙一覧

崑崙十二仙の一人、太乙真人は哪吒の生みの親であり師匠でもあります。宝貝を開発研究することが得意で自他ともに認める化学ヲタクです。戦闘自体は苦手ですが宝貝の扱いや黄巾力士というロボットのようなものの操縦に長けていました。

漫画封神演義の登場人物の道行天尊は外見は赤ん坊のような姿していますが崑崙十二仙の一人に入るほどの実力を持っています。普段は子供のような口調ですが起こると口調や性格が変わる二重人格です。仙界大戦のときは聞仲に特攻を仕掛けようとしましたが鄧蝉玉に止められました。

漫画封神演義の中で人気の高い登場人物の一人普賢真人は争いを好まない平和主義者です。たとえどんな相手でも三度までは説得しようとします。彼の持つ宝貝「太極符印」は元素を操ることができ、敵の行動パターンを記憶してシュミレートすることが出来るものです。聞仲に深手を負わせたり女媧との戦闘時は太公望を正気に戻したよき理解者の一人です。

玉鼎真人は序盤で封神されてしまいますが人気の高い登場人物でした。楊戩の師匠であり親代わりである玉鼎真人は金鰲島に潜入した楊戩を救出するために太公望と乗り込み、孫天君を一閃で撃破します。王天君の紅水陣で瀕死だった楊戩を自らの命と引き換えに救出して後を託して封神されました。

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清虚道徳真君は黄天化の師匠で熱血の体育会系の仙人です。性格は健全なスポーツマンそのものです。仙界大戦の中で自分の宝貝を黄天化に託して戦いに身を投じます。聞仲との戦いにおいても正面から挑んでいく熱血漢でしたが聞仲に封神されてしまいます。

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封神演義の登場人物で崑崙十二仙の一人の広成子は殷郊の師匠です。規律を守ることにうるさいミリタリーマニアです。彼の持つ宝貝「番天印」は押印した相手を必ず殺傷する能力がありますが聞仲との死闘で封神されてしまいました。

漫画封神演義の登場人物の赤精子は殷洪の師匠です。皮肉屋で刃物マニアの彼は同じ崑崙十二仙の広成子とはよく衝突していました。彼の持つ宝貝「陰陽鏡」は複数の鏡から光を発射できる能力がありました。彼も聞仲との死闘で封神されてしまいます。

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漫画封神演義の霊宝大法師と懼留孫は登場人物の中では仙人らしい容姿をしています。この二人は活躍する機会が殆どないまま聞仲との死闘に入り封神されてしまいました。

漫画封神演義の登場人物の中で変わった容姿をしている文殊広法天尊です。眼鏡をかけて無精ヒゲを生やし、服装は黒を基調にしたどことなく「家庭内害虫」を連想させる容姿です。「瑠璃瓶」というバズーカ上の宝貝を持っていましたが、彼も聞仲との死闘で封神されてしまいます。

崑崙十二仙の黄竜真人と慈航道人の二人ですが外見は色黒で金髪、上半身裸のガラの悪い男といった仙人とは思えない容姿でした。二人で聞仲に攻撃をしますが迎撃されて封神されてしまいます。崑崙十二仙の中で仙界大戦を生き残ったのは太乙真人と道行天尊の二人だけでした。

漫画封神演義で崑崙山のその他の登場人物一覧

元々は人限界に暮らす天然道士だった武吉ですが太公望に憧れ行動を共にするようになりました。かなりの天然で、純粋で真面目な性格です。驚異的な身体能力を持っていて感情が高ぶると戦闘能力も上昇します。数々のバイト遍歴を持っていてそれによって習得した技能を使います。

漫画封神演義で燃燈道人はかつて崑崙十二仙のリーダー的存在でした。異母姉の竜吉公主を敬愛していますが周囲からはシスコン扱いされています。彼は自分が実力者と認めたもの以外には冷たく容赦しない性格です。自らを死んだことにして味方をも欺き女媧について調べていました。

漫画封神演義の人間界の登場人物一覧

ここでは人間界の登場人物を一覧にしてみました。殷の国、周の国それぞれで分類して一覧にしてみました。滅びゆく殷王朝、立ち上がった周王朝それを先導する妖怪仙人などが描かれています。

お姉さまのためなら何でもできる美人姉妹

封神演義で妲己に付き従っている胡喜媚と王貴人の二人は妲己の為ならどんなことでもしてしまう妲己の義妹たちです。胡喜媚は可愛い姿をしていて妖怪たちに人気があります。王貴人はクールな常識人ですが人間に対する残虐さは変わりません。

漫画封神演義の殷の国の主要登場人物一覧

殷王朝第30代皇帝の紂王ですが、妲己に女癖の悪いところを利用され殷の国を悪政のもと衰退させていきました。戦いの中でどんどん強くなる「殷王家の力」で化け物化しましたが、妲己不在のため誘惑の術が解け理性を取り戻しました。最後は殷の民の前で武王の手で封神されました。

紂王の子供の殷郊と殷洪ですが共に崑崙で修行していました。兄の殷郊は広成子の弟の殷洪は赤精子の弟子として育ちました。殷郊は殷の王太子として敵対してしまい、それを説得しようとした殷洪は太公望を庇い兄の手で封神されました。殷郊もその後太公望に封神されてしまいました。

封神演義の中で聞仲のことを尊敬している登場人物の一人が張奎です。初めは殷の国側についていましたが終盤に太公望に封神台で聞仲に引き合わされ殷の陣営から離脱し、女媧との決戦に挑みました。漫画封神演義の中で唯一妲己を殴った人物です。

漫画封神演義の周の国の主要登場人物一覧

西伯侯と呼ばれていた姫昌ですが妲己の策にはまり幽閉されてしまいました。幽閉されている間に長男を殺されてしまいその後解放されて太公望を西岐へ迎えます。その後伯邑考の死をきっかけに拒食症により衰弱し、全てを太公望と姫発に託して封神されました。

漫画封神演義の中で姫伯邑考は不幸な登場人物でした。妲己の誘惑の術にかからなかったばかりに妲己に殺されてしまいます。死後、妲己に料理の材料とされその料理を姫昌に食べさせるという残忍なことが起こります。その料理を出された姫昌は全てを悟りその料理を涙ながらに食べました。

その後姫発は西岐を周と改めました。そして激しい戦いの末に太公望とともに姫昌の次男の姫発と三男の姫旦は周の国を作り上げることが出来ました。姫昌は武王と呼ばれ姫旦は周公旦と呼ばれていました。

国を捨て戦う強さが人気の大家族の黄家の登場人物一覧

封神演義の中で黄飛虎は重要な登場人物です。先祖代々殷の国に仕え紂王に忠誠を誓っていましたが、妲己の策略で妻と妹を失うこととなり殷を捨て周の国に移ります。聞仲とは親友でしたが相容れない互いの道を歩み仙界大戦で戦うことになります。命を賭して聞仲の心を取り戻させ封神されました。

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封神演義の不幸な登場人物が賈氏と黄氏の二人です。賈氏は黄飛虎の妻でしたが、妲己の策略で紂王に引き合わされ妾になるよう言われましたが立場的に断れないことを悔やみながら自殺します。その場にいた黄氏は怒りを込めて紂王を殴りそのまま後を追いました。

崑崙山の道士、黄天化は黄飛虎の次男で清虚道徳真君にスカウトされ修行をしていました。殷を捨てた父が刺客に発見された時に助けに現れます。戦闘においては近接戦に自信を持っており呪いを受けた身体で紂王と戦い戦線を退くことにしましたが虚を突かれ背後から刺されて封神されました。

漫画封神演義の人間界でその他の登場人物一覧

土行孫は懼留孫の弟子で師匠からバカ弟子と言われています。鄧蝉玉は聞仲から派遣されたスパイでした。蝉玉は土行孫を好きでいつも彼に付きまとっていて最終的には結婚しました。土行孫は竜吉公主のような女性が好みだったらしく無理矢理に蝉玉と結婚させられました。

漫画封神演義の金鰲島の登場人物一覧

ここでは金鰲島の妖怪仙人を一覧にしてみました。妖怪仙人が殆どを占める金鰲島です。崑崙山の登場人物達とは容姿もかなり違いますが、実力は引けを取りません。個性と魅力が溢れる登場人物達をまとめてみました。

漫画封神演義の妖怪仙人を束ねる金鰲島の教主

通天教主は金鰲島の教主で三大仙人の一人です。妖怪仙人を統率していましたが崑崙山との友好関係に尽力していた穏健派で封神計画にも関わっています。妲己が金鰲島を離れるときに女媧の存在に脅威を感じ、息子の楊戩を妲己から守るため崑崙に預け王奕を引き取ることで不可侵条約を締結しました。

その後妲己と王天君となった王奕に心を奪われて抜け殻になってしまいました。仙界大戦で楊戩との戦いの時、暴走して王天君を巻き添えにして息子を守り最期は息子に看取られて封神されました。

漫画封神演義の金鰲島のリーダー的存在

金鰲島十天君のリーダー的存在の王天君は狡猾で残忍な性格の持ち主です。かなりの策略家ですが考え方ややり口は妲己に似ています。元々は元始天尊の直弟子でしたが楊戩との人質交換により金鰲島にやってきました。人間だった王奕は幽閉されていたとき妲己に心を壊されてしまいます。

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彼は魂魄を分割できる性質を持ち妲己により三つに分割され妖怪をベースにした「王天君」となります。三体の王天君のうち一つは金鰲島の崩壊に巻き込まれ封神され二つ目は聞仲に封神され三つ目は封神されかけた太公望を救いました。

漫画封神演義の見た目も強さも異形の十天君一覧

封神演義の登場人物達の中で十天君は金鰲島の実力者でしたが仙界大戦において全員封神されてしまいまいます。外見も異形で崑崙の仙人や道士を苦しめましたが崑崙の仙人や道士の連携により敗北してしまいました。

十天君の張天君は自分の空間に楊戩を引きずり込みましたが半妖化した楊戩に空間をパンクさせられ封神されました。次に孫天君が太公望と玉鼎真人を自分の空間に閉じ込めますが太公望の策により本体の位置を見破った玉鼎真人に一瞬で斬られて封神されました。

袁天君は太公望と普賢真人を閉じ込めましたが普賢真人の宝貝の前に全てを無効化され和解を持ち掛けられましたがこれを拒否して普賢真人に封神されました。董天君は黄親子を倒そうと自分の空間に引き込みましたが黄親子の機転により切り刻まれて封神されました。

漫画封神演義の金鰲島のその他の登場人物一覧

十天君の趙天君は見せ場もなく哪吒に封神されてしまいました。柏天君と秦天君は二人で雲霄三姉妹と対峙しましたが空間を破られて雲霄三姉妹の三女マドンナに食べられてしまい封神されてしまいました。

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姚天君と金光聖母は二人で多重空間を作り出し崑崙の道士達を迎え撃ちましたが攻撃をかわした韋護に一気に詰め寄られ切り捨てられて姚天君は封神されてしまいました。金光聖母も同様に接近されてしまい哪吒の手により封神されてしまいました。

雲霄三姉妹は封神演義では少し異色の登場人物です。長女ビーナス(雲霄)次女(クイーン)瓊霄三女マドンナ(碧霄)と本名とは違う呼び方があり本名で呼ばれることを嫌います。仙界大戦時に活躍しますが女媧との戦いには参戦しませんでした。

漫画封神演義で始祖と呼ばれる登場人物一覧

漫画封神演義の後半で登場する重要な登場人物をご紹介します。この封神演義の中心にいる二人をまとめてみました。

封神演義の最期の敵の女媧は異星人でした。ほかの異星人たちにより永久氷壁に封印されましたが魂魄だけで動き回ることが出来ます。彼女は妲己たちを使い歴史を陰から操っていました。封印されていたことで孤独を嫌い肉体を取り戻した時歴史を操作することを止め、地球を破壊しようとしますが伏羲により阻止されまた封印されることを恐れ伏羲を巻き込み自爆しました。

封神演義の最初の一人の伏羲とは封神計画の真の立案者です。女媧を封印した後女媧の復活に備え一人残りました。人間の身体を借りて王奕となりました。元始天尊はその魂魄を二つにして一つは死亡した赤ん坊に入れられ太公望に、もう一つは王奕として金鰲島に渡り王天君となりました。

太公望と王天君が一つに融合して伏羲に戻ることが出来ました。女媧を圧倒して追い詰めた時女媧の自爆に巻き込まれ消滅したかのように思われましたが地球と融合した妲己によって救われていました。その後は気ままな旅をするようになりました。

漫画版の封神演義にも注目!

全てをお伝えすることが出来ないくらいの世界観と登場人物の豊富さを持った封神演義です。機会があれば漫画だけではなく小説もご覧になってみてはいかがでしょうか。

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