【封神演義】楊戩は太公望の右腕の天才道士!魅力・正体やアニメ声優も紹介

封神演義の楊戩というキャラクターについて、彼の持つ魅力や気になる正体、アニメで声を担当していた声優などについてをまとめています。楊戩は人気キャラクターの一人ですが、なぜ人気が高いのかは彼の正体などを知れば自ずと理解できるはずです。妖怪仙人だという楊戩と、主人公である太公望との関係性についても目が離せません。Twitter上での楊戩に対する感想などもまとめています。

【封神演義】楊戩は太公望の右腕の天才道士!魅力・正体やアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. 楊戩は太公望の右腕の天才道士
  2. 楊戩のかっこいい魅力
  3. 楊戩の正体は妖怪仙人?通天教主の息子?
  4. 楊戩のアニメ声優
  5. 楊戩に関する感想や評価
  6. 楊戩についてまとめ

楊戩は太公望の右腕の天才道士

人気アニメの封神演義に登場する楊戩は、主人公である太公望の右腕であり天才イケメン道士です。今回は人気キャラクターの一人である楊戩という人物について、基本的な情報から彼の持つ魅力について、更にアニメで楊戩の声を担当した声優についてもまとめて紹介します。これまで楊戩に注目したことがなかったという人も、ビジュアルだけではない彼の魅力を理解すればきっとファンになってしまうはずです。

封神演義の作品情報

楊戩についてを紹介する前に、まずは彼の登場する封神演義という作品についての基本的な情報を紹介します。封神演義は藤崎竜先生が描くSFファンタジー漫画で、週刊少年ジャンプにて1996年から2000年まで連載されていた人気作品です。原作は同タイトルの、中国の古典怪奇小説が基となっています。完全に原作をなぞらえた作品ではなく、所々にメタ的な要素があったり、コメディ要素なども取り入れられた内容です。

封神演義の概要

原作コミックは通常盤が全23巻で発売されているほか、その後刊行された完全版が全18巻、文庫版が12巻の構成となっています。話数は全204話で、連載終了後には本編のパロディにもなる「異説封神演義」というタイトルの読み切りも発表されました。

封神演義のあらすじ

殷の王朝時代である3000年前の古代中国で、優れた名君と呼ばれていた第30代皇帝の紂王は、妲己という名の仙女を皇后に迎えて以降はその妖術によって国を乱れさせることとなりました。新しい王朝を作るために、元始天尊は太公望に封神計画の実行を命じます。持ち前の頭脳と人柄によって仲間を集める太公望は、宝貝(パオペエ)という道具を使って妲己とその周囲を取り巻く敵に立ち向かっていきます。

楊戩のプロフィール

楊戩(ようぜん)は、清源妙道真君という仙人名を持つ仙人です。一人称は僕で、青色の長い髪と額の赤い球体が特徴的なキャラクターです。美形でナルシストなキャラクターでもあり、犬好きで哮天犬(こうてんけん)という犬の姿をした宝具も所有しています。変化の術を使うことで人物に化けることはもちろん、目にしたことがあれば所有していない宝具でも使うことができる能力を持っています。

楊戩のかっこいい魅力

魅力的なキャラクターが多数登場する封神演義の中でも、人気の高い一人であるのが楊戩です。続いては楊戩というキャラクターにはどんな魅力が隠されているのか、多くのファンを虜にした魅力の数々を紹介します。アニメ化によって担当した声優の人気も加わったはずですが、声優がついていない漫画の中でも、その魅力は存分に発揮されていました。これまで楊戩にはあまり注目したことがなかったという人も必見です。

かっこいい魅力①本物のイケメン

楊戩の持つ大きな魅力のひとつといえば、やはりイケメンであることが挙げられます。ナルシストという性格もありますが、そうなってしまうのも頷けるほどの整ったビジュアルをしています。封神演義の中には楊戩のようなイケメンも多く登場していますが、いわゆる「イケオジ」や「雰囲気イケメン」といった括りとは異なる、まさに正統派の王子様タイプのイケメンであるといえるキャラクターです。

もちろんビジュアルが整っているというだけではなく、戦闘における実力も一流です。序盤の頃にはどこか冷たさもあるクールなイケメンという印象もあった楊戩ですが、実際には敵と戦う力があるだけでなく、指揮をとったり仲間のサポートに回ることもできる柔軟さも見せています。物語の中でも楊戩がいなければ危なかったと思われる場面も複数あり、封神演義の中でも無くてはならない存在の一人であることは間違いありません。

かっこいい魅力②変化の術

楊戩といえば、変化の術によって様々な姿を見せてくれるのも魅力のひとつです。変化の術は封神演義の中でも楊戩のみが使えるとされる技で、主に宝具によって特殊な力を発揮する世界の中で、楊戩は宝具を使わずに変身することができる能力を持っています。自分の能力を超えた変化をすることはできないという制約もありますが、これほど特殊な力をなぜ楊戩が持っているのかという理由については、彼の正体と共に後述します。

ちなみに楊戩は、妲己の姿に変身する姿も何度か目にすることができます。妲己は女性なので楊戩は必然的に女装をするような形になりますが、特に必要な状況というわけでもない場でも、好んで妲己に変化していることもありました。これによって太公望からは、実は密かに女装趣味を持っているのではないかと疑われる一面も見られます。真偽は不明ですが、そういった茶目っ気も楊戩の魅力のひとつです。

かっこいい魅力③太公望との関係

封神演義の主人公である太公望との関係も、楊戩の魅力のひとつになっています。初登場時にはまだ太公望との信頼関係は築かれていない状態であったために、彼の実力を試そうと楊戩はテストを仕掛けます。封神計画を実行するにふさわしい人物であると判断して以降は、楊戩は太公望の右腕として様々な活躍を見せることとなりました。太公望の実力を知ったことで、自らの過ちを認めて謝罪をする姿も見せています。
 

原作となる漫画の封神演義と、旧アニメ版の仙界伝・封神演義では異なる設定もありました。アニメ版では、楊戩は太公望の監視役として仲間に加わるという経緯があったのです。もしも太公望が封神計画に背くような行動をとった場合、楊戩は彼を抹殺するという使命が与えられました。しかし共に過ごす時間が増えるにつれて友情が芽生えたことで、楊戩は太公望を手にかけることができず友情を選ぶこととなりました。

楊戩の正体は妖怪仙人?通天教主の息子?

ここまででも魅力たっぷりのキャラクターであることがわかる楊戩ですが、実はイケメンで実力もある人物というだけではありませんでした。続いては楊戩の正体に関する項目についても、順番にまとめていきます。なぜ宝具を使わずに変化の術を扱うことができるのか、その正体を知ったらさらに楊戩というキャラクターに惚れ込んでしまうファンもいるはずです。

楊戩の出身地

崑崙山の道士である楊戩ですが、実は出身は崑崙山ではなく、その対となっている金鰲島でした。幼い頃から修業をしていたのは崑崙山ですが、とある理由から崑崙山へと移り住むこととなり仙人となりました。崑崙山には教主の元始天尊がいて、その一番弟子となるのが太公望です。金鰲島は主に妖怪仙人が修行をしている場所であり、楊戩の正体は妖怪仙人だということがわかります。

楊戩は妖怪仙人で通天教主の息子

金鰲島出身の楊戩ですが、金鰲島には通天教主という人物がいて、彼の息子が楊戩なのです。かつて崑崙山と金鰲島では、不可侵条約が結ばれました。その際に2人の少年が人質としてそれぞれ交換されることとなります。その少年の一人が楊戩で、妖怪仙人であり通天教主の息子だという正体を隠した楊戩は、金鰲島から崑崙山へと送られました。その後楊戩は元始天尊の弟子の1人である玉鼎真人の元で過ごすこととなったのです。

通天教主とは?

妖怪仙人である楊戩の父親・通天教主は、三大仙人の一人でもある金鰲島の教主です。魂魄すら残すことなく消滅させることのできるスーパー宝具「六魂旛」を纏っており、大きな剣を使う人物です。封神計画に携わる人物の一人でもあり、妖怪たちの頂点に立つ人物です。金鰲三強の一人である聞仲が人界へ下りている間に、妲己と王天君により抜け殻となってしまいます。

楊戩のアニメ声優

イケメンなだけではなく妖怪仙人という意外な正体も判明して、さらに魅力が深まるキャラクターの楊戩ですが、アニメ版では担当する声優陣がその魅力を存分に底上げしてくれています。続いては新旧版それぞれのアニメで楊戩の声を担当していた、声優についても順番に紹介します。どちらも人気声優が担当をしているので、新旧版のアニメを見比べて演じ方の違いなどを楽しんでみるというのもおすすめです。

楊戩の旧アニメ声優

まずは旧アニメ版となる仙界伝 封神演義で、楊戩の声を担当した声優についてを紹介します。楊戩を演じていたのは声優の千葉進歩さんです。千葉進歩さんは数々の有名アニメや吹替などでも声優を務めている人物で、物腰柔らかな印象のある声が特徴的です。耽美なイケメンを演じる印象の強かった千葉進歩さんですが、銀魂では真逆ともいえる近藤勲役を演じるなど、演技の幅も広い人物です。

千葉進歩のプロフィール

名前:千葉進歩(ちば すすむ)
生年月日:1970年9月13日(現在49歳)
出身:神奈川県
身長:177cm
血液型:B型
職業:声優
所属事務所:大沢事務所

千葉進歩の主な出演作品

千葉進歩さんの声優としての主な出演作品は、「キューティーハニーF」「神風怪盗ジャンヌ」「ヒカルの碁」「きらりん☆レボリューション」「銀魂」「彩雲国物語」「KAIKANフレーズ」「妖しのセレス」「カレイドスター」「戦場のヴァルキュリア」「ダンボール戦機」「SDガンダムフォース」などが挙げられます。

楊戩の新アニメ声優

続いては新アニメ版の覇穹 封神演義で、楊戩の声を担当した声優についても紹介します。楊戩を演じていたのは声優の中村悠一さんです。千葉進歩さん同様に数々の人気作品に出演している中村悠一さんですが、千葉進歩さんとはまた違ったイケメンさのある低めの声が特徴的な人物です。おおきく振りかぶっての阿部隆也役で人気が高まり、マーベルシリーズではキャプテンアメリカの吹替も担当している声優です。

中村悠一のプロフィール

名前:中村悠一(なかむら ゆういち)
生年月日:1980年2月20日(現在40歳)
出身:香川県木田郡庵治町
身長:175cm
血液型:B型
職業:声優、ナレーター
所属事務所:シグマ・セブン

中村悠一の主な出演作品

中村悠一さんの声優としての主な出演作品は、「おおきく振りかぶって」「CLANNAD-クラナド-」「機動戦士ガンダム00」「ウルトラマンX」「しゅごキャラ!」「絶対可憐チルドレン」「おそ松さん」「マクロスF」「FAIRY TAIL」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」「月刊少女野崎くん」などが挙げられます。

幼少期の声優は泊明日菜

覇穹 封神演義で楊戩の幼少期の声を担当していたのは、声優の泊明日菜(とまり あすな)さんです。ヴィムスという事務所に所属している声優で、主な出演作品は「パズドラ」「奴隷区 The Animation」「少年メイド」「競女!!!!!!!!」「ハイスクールD×D HERO」「転生したらスライムだった件」「フルーツバスケット(2019年版)」などが挙げられます。

楊戩に関する感想や評価

新旧共に人気声優が声を担当していた楊戩ですが、妖怪仙人という正体を知られたことでさらに人気が高まった印象のあるキャラクターです。続いては実際に封神演義という作品を楽しんでいたファンの、楊戩というキャラクターに対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。妖怪仙人という正体だけでなく重い過去も背負う楊戩ですが、ファンの目にはどのような人物として映っているのでしょうか?

子どもの頃に読んでいた漫画を改めて読み返してみると、キャラクターから受ける印象も変わってきたりするものです。しかし封神演義の場合には、楊戩がイケメンだという事実は揺らぐことがなく、そのビジュアルの美しさを再確認したというファンも多いようです。新アニメ版が製作されたことで昔のファンだけではなく、新たに楊戩というキャラクターを知った人も、イケメンがいるという認識になっていました。

楊戩のイケメンさがいっそ腹立たしく感じられてしまう、というファンの声もありました。ただイケメンなだけではなく、どこか未熟な部分も持ち合わせているという完璧すぎない部分が、楊戩というキャラクターの魅力を深める要因のひとつとなっているのかもしれません。

楊戩と玉鼎真人の師弟コンビが好きだというファンも多いようです。二人とも長髪のキャラクターですがどちらもイケメンのキャラクターで、原作者である藤崎竜先生の作画によって、さらにその麗しさが際立っていると感じられるものに仕上がっているようです。アニメしか視聴したことがないという人は、ぜひ封神演義の漫画にも手を出してみてはいかがでしょうか?

楊戩についてまとめ

封神演義に登場する楊戩というキャラクターについて、基本的な情報から彼の持つ魅力についてをまとめて紹介しました。これまで他のキャラクターに夢中だったという人や、封神演義を知らなかった人も興味が湧いたのではないでしょうか?既に原作は完結している作品なので、これから読んでみようという人も手を出しやすいはずです。アニメ版は新旧どちらも違った魅力があるので、両方の試聴をおすすめしたい作品です。

妖怪仙人の楊戩だけではなく、封神演義の中には語りきれないほど魅力に溢れたキャラクターが多数登場しています。きっとお気に入りのキャラクターを見つけることができるはずなので、気になった人はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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