2021年02月09日公開
2021年02月09日更新
【ジョジョ】ジョルノ・ジョバァーナの母親はだれ?生きていた理由を考察
ジョジョの奇妙な冒険には、歴代「ジョジョ」という愛称を持つキャラクターが登場し、人間賛歌をテーマとしたストーリーが展開されます。そんなジョジョシリーズの中で、異色の設定の主人公がジョルノです。そんなジョルノの母親は日本人で、ジョルノが子供の頃再婚しています。ここでは、ジョジョ5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナの母親はだれなのか?ジョルノの父・DIO(ディオ)との関係や生きていた理由を考察します。
ジョルノとは?
ジョジョ5部の作品情報
ジョルノの母親はだれなのか?DIO(ディオ)と関わりながらも何故生きているのか?詳しく考察していく前に、ジョルノが主人公を務めるジョジョ5部の作品概要を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、第1部が1986年に連載を開始した人気の少年漫画作品です。作者は日本の漫画家・荒木飛呂彦。1986年から2004年までは週刊少年ジャンプに連載されていました。
ジョジョ5部の概要
1~6部が週刊少年ジャンプで連載された後、その後のシリーズは掲載誌をウルトラジャンプに移しています。ここで紹介するジョジョ5部は、1995年から連載されていたエピソードで、イタリアが舞台となっている事が特徴です。ジョジョシリーズでは、独特の世界観や魅力のあるキャラクター、セリフ回しや擬音などの要素が世界中にファンを確立しました。また、波紋の力やスタンド能力など、独自の設定も人気を呼んでいます。
ジョルノが主人公となるジョジョ5部は、舞台がイタリアとなるため、作中で唯一「GIOGIO・ジョジョ」表記になっています。歴代のジョジョは1部主人公のジョナサン・ジョースターの直系の子孫ですが、ジョルノはジョースター家の宿敵であるDIO(ディオ)の息子という特殊な設定でした。また、作中で唯一一度も「ジョジョ」と呼ばれた事のない主人公でもあります。
ジョジョ5部のあらすじ
ジョジョ5部のあらすじを紹介していきます。イタリア・ネアポリスに住む学生のジョルノ・ジョバァーナは、ギャング・スターになる事を夢みています。そんなジョルノはある時、ギャング組織の一員ブチャラティと戦闘になります。ブチャラティと戦い、彼が所属するギャング組織・パッショーネの一員となったジョルノ。仲間とともにボスの娘の護衛任務に就きます。迫りくる敵との戦いは激しさを増していきます。
ジョルノ・ジョバァーナのプロフィール
ジョルノ・ジョバァーナのプロフィールを紹介していきます。ジョルノ・ジョバァーナは、ジョジョ5部の主人公を務める15歳の少年です。ジョジョ歴代の主人公で、最年少のキャラクターです。身長は172cm、アニメ版では175cmと設定されています。1985年4月16日生まれ、母親が日本人の為、本名は「汐華羽流乃(しおばなはるの)」です。
ジョルノ・ジョバァーナは特徴的な前髪をした金髪の少年で、中性的な顔立ちをしています。ジョジョ5部では、イタリアのネアポリスで生活しており、ギャングスターになる夢を追いかけています。ジョルノは常に冷静で、幅広い知識も持っている聡明なキャラクターです。仲間の危機には自らが重傷を負う事も厭わない、勇敢で仲間想いな人物です。
ジョルノの母親はだれ?生きていた理由を考察
ジョルノの父親はDIO(ディオ)
ジョルノの母親が誰なのか?またDIO(ディオ)と関わって生きていた理由なども考察していきます。まず、ジョルノの父親はジョースター家の宿敵・DIO(ディオ)です。DIO(ディオ)とは、ジョジョ1部のジョナサン・ジョースターの代から登場する、ジョジョの敵キャラクターです。ジョジョ1部のラストでは、ジョナサンは自らの命を引き換えにDIO(ディオ)を倒しました。
しかし、不死身の吸血鬼となったDIO(ディオ)は、ジョナサンの体を奪って生き延びていたのです。その100年後、復活したDIO(ディオ)は、ジョナサンの孫の孫・空条承太郎と激闘を繰り広げ倒されました。ジョルノは、ジョースター家の血統を受け継ぐ者の共通する特徴「首元の星型の痣」を持っていますが、これはジョナサンの体を持つDIO(ディオ)が父親だからです。
ジョルノの母親は日本人?
ジョルノの父親はDIO(ディオ)ですが、母親は日本人です。一般の日本人であるジョルノの母親は、DIO(ディオ)が潜伏していたエジプトを旅行中、DIO(ディオ)と関係を持ち、ジョルノを身ごもったとされています。その後、ジョルノの母親は生き延びて日本へと帰っています。ジョルノの日本人の母親は、ジョジョ5部に少し登場しています。
ジョルノの母親はイタリア人と再婚した?
ジョルノは日本人の母親と、DIO(ディオ)との間に生まれた子供でした。ジョルノの日本人の母親は、DIO(ディオ)の元を離れた後、イタリア人と再婚しています。その為、ジョルノは母親と共に、イタリアに移り住んだのです。イタリアへと渡ったジョルノと母親ですが、母親の再婚相手である養父はジョルノに無関心でした。また、ジョルノは母親の愛情も満足に受けられませんでした。
ジョルノは2歳の頃から母親に育児放棄されていたのでした。まだ幼いジョルノは、ふと目覚めた時母親が側にいてくれない孤独に震えていました。また、母親がイタリア人の養父と再婚した後は、再婚相手の養父から虐待を受けてしまいます。その結果、ジョルノの性格は暗く歪んでいきました。
ジョルノの母親が生きていた理由
ジョルノの母親は日本人であり、ジョルノを出産し無事にDIO(ディオ)の元を離れています。しかし、DIO(ディオ)は不死身の吸血鬼であり、人間を食料としか考えていません。DIO(ディオ)は自らが殺めた人間を、「パン」に例える程でした。そんなDIO(ディオ)なので、ジョルノの母親と恋愛関係にあったとは考えられません。何故、ジョルノの母親はDIO(ディオ)と関わりながらも食料にされなかったのか?
この質問には、作者の荒木飛呂彦が「承太郎がDIO(ディオ)を倒したから」と答えています。本来ただの人間の女性はDIO(ディオ)に食料にされるはずでしたが、ジョルノの母親はDIO(ディオ)から逃げられたという事です。その後、イタリア人と再婚する事となります。
ジョルノの夢とは?最終的に叶った?
ジョルノの夢はギャング・スターになること
日本人の母親と、DIO(ディオ)との間に生まれたジョルノ。母親には育児放棄され、再婚相手の養父からは虐待を受けます。その結果、暗い性格になってしまいます。しかし、そんなジョルノを変えた人物がいました。ジョルノは幼少期、ピンチに陥っているあるギャングの男をスタンド能力で助けます。男は「恩を必ず返す」と約束します。その結果、ジョルノを虐げる者はいなくなったのです。
ジョルノは両親から教えられなかった、人を信じると言う事を、ギャングの男から無意識に教わったのです。その結果、ジョルノはギャング・スターを夢みるようになっていきます。
ジョルノの夢は最終的に叶った?
ジョルノはギャング・スターになるため、ギャング組織・パッショーネに入団します。ブチャラティの仲間となり、結果的にボスを裏切る事になったジョルノ。ジョルノは子供に麻薬を売るような組織をつぶすため、自らがボスになったのです。ジョジョ5部の最後には、ジョルノはパッショーネの新しいボスになっています。夢であるギャング・スターに着実に近づいているエンディングでした。
ジョルノのスタンド能力
スタンド能力①ゴールド・エクスペリエンス
ジョルノのスタンド能力を紹介します。ジョルノのスタンド能力は、ゴールド・エクスペリエンスです。ゴールド・エクスペリエンスは、人型のスタンドで近距離パワー型です。特殊能力は、無機物に命を吹き込む事です。物質に命を吹き込み、植物や動物に変えることが出来ます。
スタンド能力②ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムは、ゴールド・エクスペリエンスがスタンドの矢で進化した姿です。ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムはジョジョ作中で無敵のスタンドとも呼ばれており、「全てを0に戻す」能力です。その為、敵からの攻撃を全て「なかった事」に出来るという、まさに無敵のスタンドとなっています。
ジョルノの母親に関する感想や評価
ジョルノの母親はあえて逃された説に一票、6部もあるし #jojo_anime
— Avalanché ❄ アヴァ (@ava_lanche9) August 31, 2020
ジョルノの母親に関しての感想や評価を紹介していきます。何故かディオから逃げられたジョルノの母親ですが、「敢えて逃がされた」という説も囁かれています。ディオの息子は6部にも複数登場している為、わざと生かされていたのでは?とも考えられています。
ジョルノの母親人間としてはよくないあり方だったけど生き方がなぜか嫌いになれないんだよな
— すだ☆まさぴ (@sudamasa_P) August 18, 2020
ジョルノの母親に関しては、生き方が嫌いになれないといった感想も挙がっていました。ジョルノの母親は、ジョルノをネグレクトしていたため、印象の良いキャラクターではありません。しかし、自由な生き方が嫌いになれないと言った声もありました。
ジョルノのキャラデザ(アニメだと)でめちゃくちゃ好きなのが、瞳の色なんですけど、ジョルノの母親の目の色は茶色っぽい色だし、DIOは赤じゃん。
— 篠崎ほなみ (@lapis021318) November 10, 2020
ジョルノの目の色、ジョナサンの目の色なのが、DIOの息子ではあるけどジョースターの血統でもあるんだなって感じられるのが、苦しくなる。好き。
ジョルノの母親は、ジョルノと目の色が違っています。また、ジョルノはディオとも目の色が違うので、そう言った部分でジョルノがジョナサンの子供だと感じるという感想も挙がっています。
ジョルノの母親まとめ
ここでは、ジョルノの母親について紹介しています。ジョルノの母親は日本人であり、DIO(ディオ)の子供であるジョルノを出産。その後、イタリア人と再婚しています。是非、ジョジョ5部をチェックして、ジョルノの母親が登場するシーンに注目して見てください。