【ジョジョ】ポルポの声優は？スタンド「ブラック・サバス」の能力や最期を紹介

今回のまとめでは、大人気アニメシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の5部「黄金の風」に登場するポルポのスタンド能力「ブラック・サバス」やゲーム・アニメの声優、名セリフや最期についてまとめていきます。ポルポとは一体どんな人物だったのでしょうか？それでは、ポルポについてまとめていく前に、ジョジョ5部の作品概要やあらすじについて見ていきましょう。

ポルポが登場するジョジョ5部は、『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5黄金の風』として1995年から1999年の間『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた荒木飛呂彦さんが描くアドベンチャー漫画です。ジョジョ5部までアニメ化されており、2018年より全39話で放送されていました。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、2021年2月時点も『ウルトラジャンプ』にて8部となる『ジョジョリオン』が連載中となっています。

ジョースター家の宿敵・DIOの遺した息子がイタリアのネアポリスにいることが判明し、広瀬康一が承太郎の指示でネアポリスへとやってくるところから始まります。DIOの息子の名前は汐華初流乃と言う黒髪の青年でしたが、康一が辿り着いたのはジョルノ・ジョバァーナという金髪の青年でした。ジョルノは、ギャングのパッショーネの一味であるブチャラティと出会い、ギャングスターへの階段を上がっていくことになります。

それでは、ジョジョ5部に登場するポルポのプロフィールなどを見ていきましょう。ポルポは、ブチャラティやジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」のネアポリスを統括する幹部で、ブチャラティたちの直属の上司に当たる人物です。特徴的な尖った鼻、黄色のスーツ、変わった帽子を被っています。度を超えた肥満体型は動くのもままならない巨漢で、15年以上も規則の厳しい監獄で服役している身として登場してきます。

罪状は明かされていませんが、服役囚でありながら監獄内にはベッドや冷蔵庫が完備してあり、悠々自適な生活を送ってきました。ボスのディアボロからは、スタンドに関する命令をされており、まぁまぁの信頼を獲得していました。また、ブチャラティに関しては誰よりも信頼しており、6億を超える自分財産の隠し場所をブチャラティに委ねていました。

ポルポは、「ブフゥー」という口癖があり、とにかく食べ物を食べるのが大好きです。一見腑抜けな人物ですが、そこは幹部、「信頼」を何よりも重視しており重みのある言葉を残しています。ですが、非常に利己的で自己中心的な物の考え方をしており、自分さえよければOKといった下衆で性根の腐った性格をしているのも特徴的となっています。

ブチャラティは、そんなポルポの部下として命令に忠実に従っていますが、ポルポの下衆な性格を見抜いています。ジョルノのことも甘くみており、最終的には死に至る原因となってしまいました。

続いては、ジョジョシリーズのゲームやアニメジョジョ5部で声優を務めた2人について見ていきましょう。まず1人目の声優は、2002年発売のPlayStation2を対象にしたゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」でポルポの声優を務めた声優の岸祐二さんです。岸祐二さんは1970年9月28日生まれの東京都出身、キューブに所属しています。

スーパー戦隊シリーズ「激走戦隊カーレンジャー」で本格的にデビューして以降、声優やナレーターとしても活動を始めました。そんな岸祐二さんのアニメ出演作は、以下です。

• あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ（天和響）
• HUNTER×HUNTER（カイト、ピエトロなど）
• キャプテン翼（メンデス）
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX（フリード〈放浪の勇者 フリード〉）
• 韋駄天翔（アーサー）
• 英國戀物語エマ 第二幕（ベンヴォーリオ）
• 湾岸ミッドナイト（沢松）

続いての声優は、ジョジョ5部となるテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」でポルポの声優を務めた声優の石川英郎さんです。石川英郎さんは1969年12月13日生まれの兵庫県出身、青二プロダクションに所属しています。1993年より声優として活動を始め、ナレーターとしても活動しています。

そんな声優・石川英郎さんのこれまでの主なアニメ出演作は、

• キャプテン翼J（早田誠）
• 中華一番!（シイホウ、ライホウ）
• ONE PIECE（フルボディ）
• 探偵学園Q（遠山金太郎）

• リングにかけろ1（志那虎一城） 
• 金色のコルダ シリーズ（金澤紘人）
• イノセント・ヴィーナス（司馬虎二）
• はぐれ勇者の鬼畜美学（鬼塚剣哉）
• 金色のコルダ Blue♪Sky（土岐蓬）などがあります。

では、ポルポのスタンド「ブラック・サバス」とは一体どんな能力や強さを持っているのでしょうか？ポルポのスタンド能力であるブラック・サバスは、ポルポがパッショーネの入団テストの際に渡すライターが関係します。ブラック・サバスは、ライターの火が再点火された際に出現し、影に潜み攻撃対象が近づくのを待つ自動操縦型のスタンドです。

本体であるポルポは、ライターが再点火したことやブラック・サバスが攻撃したことには気づかないという非常にやっかいな能力です。ブラック・サバスは、ポルポの意思と関係なく追跡・攻撃を始めます。攻撃方法は、ライターの再点火をした者とそれを見た者が対象で、影から影へ移り対象を捕獲したあとに魂を矢で打ち抜きます。この矢というのが、3部及び4部で登場したスタンド使いを生み出す矢です。

適性がある者はスタンド使いとなり、適正のない者は死に至ってしまうのです。パッショーネにスタンド使いが多いのは、組織に入る際、ポルポに接触しテストに合格しなければ組織に入れないというボスからの命令があるからでした。ブラック・サバスは、影では圧倒的な能力を見せますが、弱点である光の元では最終的に攻撃を中断し消滅します。ですが、再点火した場合は再び攻撃を始めます。

ポルポのスタンド名である「ブラック・サバス」には由来や元ネタがありました。その元ネタというのが、「ブラック・サバス」という名前で知られるイングランドのヘヴィメタル・バンドとそのデビューアルバム「黒い安息日 (Black Sabbath) 」です。そのほか、バンド「ブラック・サバス」の由来となった1963年に公開されたイタリアのホラー映画「ブラック・サバス 恐怖!三つの顔」だとされています。

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場するスタンド名の多くには、元ネタや由来となったバンドや映画があるので、気になる方はぜひ名前の由来や元ネタについてのまとめもチェックしてみてください。

では、ポルポはなぜ死に至ったのか、最期や死亡シーンについて見ていきましょう。ジョルノの「ギャングスター」になるという大きな目標を聞いたブチャラティは、パッショーネに入りたいというジョルノを入団させる為に、上司で幹部のポルポにジョルノを紹介しました。紹介されたジョルノは、厳重な警備がされた監獄に訪れ、そこで組織の入団試験を課されることとなったのです。

入団試験は、ポルポのライターを24時間消さずに再びポルポの元に戻ってくるという一見簡単なものでした。ですが、この「24時間消さずに」という条件がジョルノの前途を多難にしていきました。まず、ジョルノはライターの火を消さずに監獄を出なければならず、外に出てからも24時間火を絶やすことなく守らなければなりません。ですが、掃除のおじさんが誤って火を消してしまったのです。

何も知らないおじさんは、ライターの火を再点火してしまいます。すると、ブラック・サバスが登場し、再点火してしまったおじさんは矢で貫かれ殺されてしまったのです。次に、再点火を見ていたジョルノを標的に追跡を始めました。その後、光が弱点であることを掴んだジョルノは、偶々居合わせた広瀬康一と共にゴールドエクスペリエンスを使い、難を逃れるのに成功しました。

ライターを再点火してしまい、入団試験は不合格になるのでは？と心配していたジョルノでしたが、火を灯したライターをポルポに返却するとパッショーネへの入団試験合格の言葉を貰います。ですが、ジョルノはポルポの下衆で低俗な性格を察し、何の罪もないおじさんを殺したにもかかわらず悠々自適に生活するポルポを見逃すことができませんでした。

ポルポに対し軽蔑の眼差しを向けたジョルノは、ゴールドエクスペリエンスを使い独房の中にあった拳銃をバナナに変えたのです。そして、拳銃をバナナだと思ったポルポはそのままバナナを剥きます。ですが、これは拳銃の引き金を引いた動作になっていました。そして、バナナを口に入れた瞬間、引き金が引かれてポルポは自殺という形で死亡してしまったのでした。

続いては、ポルポが放った名セリフについて見ていきましょう。まず1つ目の名セリフは、上記のものになります。このセリフは、ジョルノがパッショーネに入団する際に放ったポルポの言葉で、何よりも大切なのは信頼だというポルポの持論が展開されました。

続いてのポルポの名セリフは上記のものになります。このセリフもポルポの持論で、争いはバカがするものである一方、侮辱するという行為に対しては殺人を犯すほどに許せないというものでした。このセリフから、ポルポは利己的で自分本位な性格をしていることが窺えるでしょう。

続いての名セリフもジョルノとの会話でのものになります。このセリフは、名セリフ①、②を総括する言葉にもなっており、第一に大切なのは信頼に対して侮辱するという行為が許せないポルポの信念が窺える一言となっています。ジョルノがポルポの拳銃をバナナに変えたのは、関係のないおじいさんを殺したことに対する侮辱であったことからだということも窺えるのです。

続いては、ポルポの声優に関する感想や評価について見ていきましょう。まず1人目の感想は、ポルポのアニメ声優を担当した石川英郎さんについてのものでした。石川さんはテレビアニメ「NARUTO -ナルト-」のイタチの声優もしているのですが、イタチはイケメンな声なのに対し、肥満で巨漢体型な野太い声のポルポと全然違っていてすごいと驚いている方が多くいらっしゃいました。

続いてもアニメでポルポの声優を務めた石川さんの声に対する感想です。石川さんは、ゲーム「テイルズ オブ デスティニー」シリーズでピエール・ド・シャルティエの声も務めています。ゲームをプレイしていた方は「ポルポとシャルティエが同じ声優とは思えない」とびっくりしていました。気になった方は、ポルポ以外の声もぜひ聴いてみてください。

続いての感想は、テレビアニメのポルポとゲームのポルポの声優の声が似ていて同じ人だと思ったというものでした。似ていると言っている方は他にもおり、絶賛する声が多くあります。声優の名前を見るまで同じだと思っていたと言っている方もいますので、こちらもぜひゲームとアニメ併せてチェックしてみてください。

以上、「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場するパッショーネの元幹部ポルポのスタンド能力や名セリフ、ゲーム声優・アニメ声優のまとめでした。ポルポはストーリーの序盤でジョルノの仕掛けによって自殺してしまいましたが、拳銃をバナナに変えた経緯が名セリフからも窺えたのではないでしょうか？サイト内には、ジョジョ5部のほかジョジョシリーズのまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。