【ジョジョ】チョコラータの声優はだれ？印象的なセリフやスタンドも紹介

今回のまとめでは、大人気アニメシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場するチョコラータについてまとめていきます。チョコラータと言えばジョジョ5部の後半に登場したスタンド使いとして知られていますが、チョコラータのスタンド能力とは一体どんなものだったのでしょうか？セリフや声優を担当した宮内敦士さんについてもまとめていきます。それでは、ジョジョ5部の概要から見ていきましょう。

チョコラータが登場する「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風」は、1995年から1999年の間『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた荒木飛呂彦さんが描くアドベンチャー漫画です。コミックは全17巻が刊行されました。シリーズとしては1987年より連載が始まり、2005年より『ウルトラジャンプ』での連載に変わりました。2021年1月現在もシリーズは続いており、コミックは100巻を超えています。

ジョースター家の宿敵DIOを倒した後、DIOの息子がイタリアにいることが判明します。承太郎にイタリアでの調査を頼まれた広瀬康一はイタリアのネアポリスへ行くことになったのです。DIOの息子の名前はジョルノ・ジョバァーナ。彼はある日、ネアポリスを牛耳るパッショーネのギャング・ブチャラティに出会いひと悶着起こしました。ですが、この出会いをきっかけにギャングスターを目指し奮闘していくことになったのです。

それでは、ジョジョ5部に登場するチョコラータとは一体どんな人物だったのかについて見ていきましょう。チョコラータは、パッショーネのボスであるディアボロの直属の親衛隊であり、最後の切り札としてブチャラテチームに刺客として送り込まれました。単行本では59巻の第114話「目的地はローマ！ コロッセオ」、テレビアニメでは29話から登場します。そんな34歳のチョコラータは、2年前までは医者として働いていました。

幼少の頃から猟奇的な一面を持っており、医者となったのは合法的に人の死に関わり人が痛がる姿を見る事ができるという理由からでした。元医者でありながら猟奇的な手術や意図的な医療ミスを繰り返していた正真正銘のサイコパスの狂人です。チョコラータは緑の髪色に怪しい目つき、紫の唇が特徴的な見た目をしており、常に行動を共にするセッコという変人は、チョコラータの元患者という異常さを見せました。

続いては、ジョジョ5部のゲームでチョコラータの声優を務めた2人の声優を紹介していきます。まず1人目は、2002年にPlayStation2用ソフトとしてカプコンより発売されたゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」でチョコラータの声優を務めた石野竜三さんです。石野竜三さんは1962年12月12日生まれの東京都出身、81プロデュースに所属しています。1985年より声優として活動を始めました。

そんな石野竜三さんのこれまでの主なアニメ出演作は、

• 機動戦士Vガンダム（ゲトル・デプレ）
• 新機動戦記ガンダムW（張五飛）
• デュエル・マスターズ チャージ（ジェイソン）
• 戦国BASARA（長曾我部元親）

• グラゼニ（小里）
• デュエル・マスターズ ビクトリー（ぶっちゃけ〈武家茶太郎〉）
• MAJOR 6th season（坂口）
• 銀魂（幾松の義弟）などがあります。

続いては、2013年にPlayStation3用ソフトとして発売された「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」及び2015年にPlayStation3、PlayStation4用ゲームソフトとして発売された「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でチョコラータの声優を務めた内田直哉さんです。内田直哉さんは1953年5月1日生まれの東京都出身、大沢事務所に所属しています。俳優として活動を始めた後、声優としても活動を始めました。

そんな内田直哉さんのこれまでの主なアニメ出演作は、

• モンスターファーム シリーズ（ゴーレム）
• DEATH NOTE（夜神総一郎）
• 逆境無頼カイジ（遠藤勇次）
• 蒼天航路（沮授）

• DRIFTERS（織田信長）
• ONE PIECE エピソードオブ空島（モンブラン・クリケット）
• ヴィンランド・サガ（アシェラッド）
• 魔王様、リトライ!（マーシャル・アーツ）
• グランクレスト戦記（アルフレート・シェークス）などがあります。

続いて、2018年10月より放送されていたテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」でチョコラータの声優を務めた宮内敦士さんは、1969年7月8日生まれの埼玉県出身、三木プロダクションに所属しています。1990年代より俳優として活動を始め、2000年より声優としても活動を始めました。俳優としてはNHK大河ドラマ「北条時宗」、「義経」などにも出演し、海外ドラマ、映画の吹き替え声優としても活躍しています。

宮内敦士さんはテレビアニメにも参加していますが、吹き替え声優としての実績の方が多い声優としてファンからは認知されていました。ですが、ジョジョ5部でチョコラータとして登場して以降、一気にその演技が広まり、SNSでは宮内敦士さんのチョコラータが大好評となったのです。また、海外ドラマとは雰囲気の違う宮内敦士さんが知れたと海外ドラマファンの方からも絶賛されています。

そんな宮内敦士さんのこれまでの主なアニメ出演作は、

• 結界師（墨村正守）
• DARKER THAN BLACK-黒の契約者-（リチャード・ラウ）
• 東のエデン（謎の男/物部大樹）
• SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors（呂布トールギス）

• ぬらりひょんの孫 千年魔京（赤河童）
• エウレカセブンAO（ソガ）
• 新テニスの王子様（三船入道）
• 攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE（マムロ）
• 機動戦士ガンダムUC RE:0096（ノーム・バシリコック）

• ONE PIECE（ヴィンスモーク・ニジ）
• 中間管理録トネガワ（黒崎義裕）
• ブギーポップは笑わない（黒田慎平）
• アルゴナビス from BanG Dream!（八甲田健三）
• 血界戦線&BEYOND（桐谷ユキトシ）などがあります。

続いては、作中で放ったチョコラータの名セリフについて見ていきましょう。まず1つ目の名セリフは上記のものになります。このセリフは、チョコラータの相方であるセッコがチョコラータの命令に忠実に従った際に過剰に褒める時の口癖です。セッコはチョコラータの命令しか従わないことから、自分の命令に忠実なセッコを異常に可愛がる傾向があります。

続いてのチョコラータの名セリフは、セッコに向けて諭すように持論を示したものです。元患者でありながらサイコパスな異常者・チョコラータの命令にしか従わないセッコを、ブチャラテチームの抹殺を鼓舞するために真理と言っても過言ではない言葉を投げかけました。また、この言葉は、強者であるチョコラータと弱者であるセッコの関係性も表せる言葉でもあります。

続いてのチョコラータの名セリフは上記のものになります。このセリフは、ヘリコプターに乗って逃げようとしていたチョコラータを追ってきたジョルノと交戦し、ジョルノを負かしたと思ったチョコラータがジョルノに向けて放ったセリフとなります。人が絶望の顔を見せた時が1番幸福であるというチョコラータの異常性を表している言葉として”ある意味”での名言として知られています。

続いては、チョコラータのスタンド能力である「グリーン・デイ」や最期について見ていきましょう。ます、チョコラータのスタンド能力は、「グリーン・デイ」といった殺人カビをばら撒く能力を持ったスタンドとして登場しました。人型のサボテンの様相をしており、破壊力抜群でディアボロの最後の切り札に相応しいスタンド使いでした。

「グリーン・デイ」の能力は、カビを撒かれた対象区域の人物よりも身長の低いモノや、今いた場所・位置よりも下がってしまった場合にカビが繁殖・発動してしまい腐らせて死に至るといった恐ろしい能力を持っています。この能力を回避するには上に登り続けなければいけません。「グリーン・デイ」は近距離パワー型であり、また、カビも生きていることからジョルノのゴールドエクスペリエンスでさえも接戦となってしまいます。

ジョルノのゴールドエクスペリエンスでさえも難しかったチョコラータの「グリーン・デイ」をなぜ倒せたのでしょう？それは、既に肉体が死亡していたブチャラティがいたおかげでした。チョコラータの「グリーン・デイ」は生きているものにしか効かないカビであることから、既に肉体が死亡しているブチャラティにはもちろん効果はありません。そのことから、ブチャラティはカビを恐れることなく動けたのです。

そして、地面を動く「オアシス」のスタンドを使うセッコをブチャラティに任せられたことで、ジョルノはチョコラータに集中できました。死なない程度に自分を切り刻みヘリコプターの中に潜んでいたチョコラータはヘリコプターに乗り込んできたジョルノに攻撃をしかけますが、下衆なチョコラータに怒り心頭だったジョルノは122連発ものの無駄無駄ラッシュを決め、チョコラータをフルボッコにすることができたのです。

最期は、ごみ収集車の中にフルボッコにされたチョコラータを投げ込み、チョコラータはごみ収集車へと消えていきました。テレビアニメでチョコラータの声優を務めた宮内敦士さんの名演技にもぜひ注目してみてください。

また、チョコラータがより一層悪逆非道なサイコパスであることをチラつかせるエピソードがあります。それは、ブチャラテチームと戦う前の出来事です。パッショーネの暗殺チームに所属するソルベとジェラートを粛清として非人道的な方法で殺害したのです。理由としては、ボスであるディアボロの正体を探っていたためでした。

仲の良かった2人は共に行方不明となります。まず最初に見つかったのはジェラートでした。ジェラートは窒息死でした。目の前でソルベが殺されていく姿を見たショックのあまり、猿轡（さるぐつわ）で窒息してしまったのです。その後、暗殺チームのもとに36枚の額縁が送られてきたのです。

中身は、ホルマリン漬けにされた輪切りのソルベでした。絶望に歪んだ顔からソルベは生きたまま輪切りにされていたことが判明し、暗殺チームは恐怖に怯えたのでした。

続いては、チョコラータのグッズについてです。チョコラータに関するグッズが出ているのをご存知でしょうか？2014年に「スタチューレジェンドシリーズ」からチョコラータのフィギュアが発売されています。また、後ろに「グリーン・デイ」が付いたミニフィギュアも発売されています。気になった方はぜひグッズに関してもチェックしてみてください。

また、グッズのほかチョコラータのコスプレ衣装も販売されていますので、チョコラータのコスプレをしてみたい方はぜひ衣装に関してもチェックしてみてください。

続いては、チョコラータの声優に関する評価や感想についてまとめました。まず1つ目の感想は、上記のものになります。ジョルノとチョコラータの声優をどちらも称賛していました。

続いては、アニメのチョコラータの声優がベストマッチだったというものです。ゲームの声優も良いけど、ゲームの声優とアニメの声優とでどちらも良かったという感想でした。ゲームを既にプレイしていた方は、「ゲームの声優を超えられないと思っていたけど、アニメのチョコラータの声優もゲームと同等かそれ以上に演技が良かった」といったような感想が多く見られました。

続いては、ジョルノを演じた小野賢章さんの無駄無駄ダッシュはもちろん、無駄無駄ラッシュを本当に受けているかのような宮内さんの演技が素晴らしかったというものです。ゲーム声優と比較されることが多い一方、アニメ声優を褒め称える方が多くいらっしゃいました。

以上、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」にて登場したサイコパスなキャラクター・チョコラータに関するまとめでした。チョコラータのアニメ声優を務めた宮内敦士さんのほか、ゲームでの声優を担当したお2人についても紹介してきました。サイト内には、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに関する他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。