2021年01月27日公開
2021年01月27日更新
【鬼滅の刃】全集中常中(じょうちゅう)とは?全集中の呼吸との違いは?
日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となった映画・『鬼滅の刃』。そんな大ヒット作・『鬼滅の刃』では『全集中常中(じょうちゅう)』という技が登場するのですが、『全集中常中(じょうちゅう)』とは一体どのような技なのでしょう?また、『全集中の呼吸』との違いは…?今回は、『鬼滅の刃』で登場する『全集中常中(じょうちゅう)』という技と、『全集中の呼吸』の違い、竈門炭治郎や我妻善逸・嘴平伊之助が『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するまでのエピソードをご紹介します!
目次
全集中の常中(じょうちゅう)が話題の鬼滅の刃とは?
『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊が習得している技・『全集中の常中(じょうちゅう)』。そんな『全集中の常中(じょうちゅう)』が話題となっている『鬼滅の刃』とはどんな作品なのかについてまずはチェックしてみましょう!
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、2016年11号から2020年24号まで週刊少年ジャンプにて連載された吾峠呼世晴による漫画です。そんな『鬼滅の刃』は第70回(2013年4月期)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:篠原健太)の佳作を受賞した『過狩り狩り』をベースとした作品で『週刊少年ジャンプ』2016年11号から2020年24号まで連載されました。『鬼滅の刃』のシリーズ累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を突破しています。
『オリコン年間コミックランキング 2019』では期間内の売上が1205.8万部を記録し、『オニメツ』は1位に輝きました。2019年4月〜9月にはアニメ化され、2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開。公開から73日目となる12月27日には観客動員数2404万人、興行収入324億円を突破し、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となりました。
鬼滅の刃のあらすじ
舞台は大正時代。主人公・竈門炭治郎は、亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていました。しかし、ある日、家族が鬼に惨殺されてしまい唯一生き残った妹・竈門禰󠄀豆子も鬼にされてしまいます。炭治郎は、そんな家族を殺した『鬼』と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦います。
全集中の常中(じょうちゅう)とは?全集中の呼吸との違いも紹介
大ヒット漫画・『鬼滅の刃』を読んでいると、『全集中の常中(じょうちゅう)』というワードが度々登場してきます。『鬼滅の刃』を見る上で欠かせないワード・『全集中の常中(じょうちゅう)』とは一体どんなものなのでしょうか?
また、『全集中の呼吸』と『全集中の常中(じょうちゅう)』の違いとは何なのでしょう?お次は、『鬼滅の刃』に登場する『全集中の常中(じょうちゅう)』とは何なのかを調査すると共に、『全集中の呼吸』との違いについてチェックしてみましょう。
全集中常中とは?
まず、『全集中の常中(じょうちゅう)』とはどんなものなのかというと、竈門炭治郎たちが所属する鬼殺対の隊士たちが必須として習得する特殊な呼吸法のことを指します。そんな『全集中の常中(じょうちゅう)』とは一体どんな呼吸法なのかというと、著しく増強させた心肺によって一度に大量の酸素を血中に取り込む事で、血管や筋肉を強化・熱化させて瞬間的に身体能力を大幅に上昇させるものです。
鬼殺隊の隊士達が必須としている『全集中の常中(じょうちゅう)』を習得するにあたり、肺を大きく強くすることが必須です。『全集中の常中(じょうちゅう)』は、『全集中の呼吸』を寝ている間も含む24時間常に行い続けることで、身体能力を限界まで引き出すための高等技術とされています。
24時間常に行われ続けているということで、当然ですが、『全集中の常中(じょうちゅう)』は相応の負荷を使用者の体に強いる為、基本的には短時間のブーストとして使用するものとされています。この身体ブーストをかけた状態で、各々の流派に従った型から必殺の剣戟を繰り出して、鬼と対峙するものとなっています。
『鬼滅の刃』に登場する最強の剣士達・鬼殺隊の隊士はもちろん、柱も『全集中の常中(じょうちゅう)』を習得しています。そのため、『全集中の常中(じょうちゅう)』は柱になるための入り口ともされているようです。柱を目指すのであれば、『全集中の常中(じょうちゅう)』は必ず習得しておきたいものですが、あくまでも『人間が身に付ける技術』なので、骨身を削りながら修練を重ねる以外に習得方法はありません。
竈門炭治郎も当初は、24時間行われる『全集中の常中(じょうちゅう)』は「少し使うだけでもかなりきつい」というほどのものでした。しかし『全集中の常中(じょうちゅう)』を習得すると、子供と同じくらいある巨大で硬いひょうたんを、息を吹き込むだけで破裂させられるようになります。
つまり、『全集中の常中(じょうちゅう)』を習得できれば、新陳代謝が活性化するため、増大した肺活に応じて肉体が対応するので身体能力がさらに向上し続ける、優れた技です。地道で過酷な鍛練の積み重ねである『全集中の常中(じょうちゅう)』ですが、竈門炭治郎は安定するまで約1ヶ月かかりましたが、胡蝶しのぶに上手く転がされた我妻善逸と嘴平伊之助は9日で体得しました。
全集中の呼吸とは?
『鬼滅の刃』で欠かせない『全集中の常中(じょうちゅう)』とはどんな技かわかったところで、『全集中の呼吸』とはどんな技なのか、『全集中の常中(じょうちゅう)』との違いはどのようなものかをチェックしてみましょう。まず、『全集中の呼吸』とは、体中の血の巡りと心臓の鼓動を速くする呼吸法を指します。
『全集中の呼吸』を使えるようになると、体温が上昇することで格段に身体能力が上昇します。そして、血液中に酸素を沢山取り組んで心肺を大きくすることで、骨と筋肉が熱くなり、人間でも鬼のように強くなることが可能です。また、『全集中の呼吸』を体得した剣士は鬼になりにくいという面もあるようです。
「常駐」ではなく「常中」である理由や意味
『じょうちゅう』という言葉は実際に存在します。ですが、『じょうちゅう』と検索すると、『常駐』という漢字で単語はヒットします。この『常駐』という言葉は、いつも駐在・駐屯していることという意味を持ちます。『じょうちゅう』という言葉は存在するものの、『鬼滅の刃』では『常駐』ではなく『常中』という漢字で『じょうちゅう』と読みます。
実際に『じょうちゅう』で検索しても『常中』という言葉はヒットしません。つまり、『常中』は『鬼滅の刃』の世界観で使われる造語であることがわかります。そんな『常中(じょうちゅう)』の意味は、全集中の呼吸を24時間継続している技ということから、『常に全集中の呼吸をする』という漢字を文字って『常中(じょうちゅう)』という意味を持つ造語になったのではないかと考えられています。
全集中の常中(じょうちゅう)を会得するまでのエピソード
『鬼滅の刃』に登場する・鬼殺隊の隊士が習得している『全集中の常中(じょうちゅう)』。そんな『全集中の常中(じょうちゅう)』ですから、鬼殺隊メンバーの竈門炭治郎や我妻善逸・嘴平伊之助も当然体得しています。地道でありながらもとても過酷は鍛錬を必須とする『全集中の常中(じょうちゅう)』ですが、心身に修練を乗り越える頑健さを備えていれば特別な才能が無くとも習得そのものは可能です。
まだまだ柱には遠い竈門炭治郎や我妻善逸・嘴平伊之助もしっかり習得しました。では、竈門炭治郎や我妻善逸・嘴平伊之助は、『全集中の常中(じょうちゅう)』を体得するまで、どのようなエピソードがあったのでしょうか?お次は、竈門炭治郎や我妻善逸・嘴平伊之助が『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するまでのエピソードをチェックしてみましょう。
炭治郎が全集中の常中を会得するまでのエピソード
まずは、竈門炭治郎が『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するまでのエピソードをチェックしていきましょう。蝶屋敷にやってきた竈門炭治郎は、『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するため、1日も欠かさず訓練に励みます。
そんな中、竈門炭治郎は蝶屋敷の三人娘から『全集中の常中(じょうちゅう)』という技術を知り、「本当にこんなにキツイことできるの?」と思いながらも毎日毎日、寝ている間も努力し続けました。その結果、竈門炭治郎は安定するまで約1ヶ月近くかかりました。
善逸が全集中の常中を会得するまでのエピソード
お次は、我妻善逸が『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するまでのエピソードをチェックしていきましょう。我妻善逸は、最初こそ女の子が相手というだけでテンションが上がり、課題をこなしていました。しかし、カナヲとの勝負に負け続け、いつしか我妻善逸は嘴平伊之助と共に訓練をサボるようになりました。
しかし、努力し続ける竈門炭治郎を気にし始め、嘴平伊之助と共に訓練に戻ります。そこで我妻善逸は胡蝶しのぶに『全集中の常中(じょうちゅう)』を聞き、「頑張って下さい!一番応援してますよ」と手を握って励まされたことで、一気に成長して行き、9日で会得しました。
伊之助が全集中の常中を会得するまでのエピソード
お次は、嘴平伊之助が『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するまでのエピソードをチェックしていきましょう。我妻善逸と同じく、当初は訓練していたものの、プライドがズタボロに傷つけられた嘴平伊之助は、我妻善逸と共に訓練をサボるようになります。しかし、我妻善逸と共に訓練に戻ることになり、竈門炭治郎が何を会得しようとしているのか嘴平伊之助が胡蝶しのぶに尋ね、『全集中の常中(じょうちゅう)』を知ります。
胡蝶しのぶは我妻善逸には「一番応援している」とポイントを押さえた励ましをしたのですが、競争心とプライドが高い嘴平伊之助に胡蝶しのぶは「これは基本の技というか初歩的な技術なので出来て当たり前ですけど」と述べ、さらに「出来ないんじゃ仕方ないですね」と煽りました。小馬鹿にされたことで嘴平伊之助のプライドに火をつけ、嘴平伊之助も9日で技を会得しました。
全集中の呼吸のメリットとデメリット
出典: https://note.com
柱になるための入り口ともされている『全集中の常中(じょうちゅう)』の基本となる『全集中の呼吸』。そんな『全集中の呼吸』には、一体どんなメリットとデメリットが存在するのでしょうか?お次は、『鬼滅の刃』で登場する『全集中の呼吸』のメリットとデメリットについてチェックしてみましょう。
全集中の呼吸のメリット
出典: https://note.com
まず、『全集中の呼吸』のメリットについてチェックしてみましょう。『全集中の呼吸』のメリットは、何と言っても基礎代謝がアップすることではないでしょうか。『全集中の呼吸』をすると、体内に取り込む血液中の酸素量が大幅に増えるので基礎代謝が格段にアップします。また、心肺を大きくすることで骨と筋肉が熱くなり、人間も鬼のように強くなることが可能です。
このような『全集中の呼吸』ですから、『鬼滅の刃』ファンも「やってみたい!」と思う方が少なくないようです。私たちが『全集中の呼吸』をするメリットは、基礎代謝がアップすることでダイエット効果がもたらされます。また、インナーマッスルを鍛えることにもつながるため、ウエストを引き締めることもできるので、『鬼滅の刃』の世界で竈門炭治郎達と頑張っている妄想をしながらダイエットに励むことができるでしょう。
全集中の呼吸のデメリット
『鬼滅の刃』の世界では、人間も鬼のように強くなることが可能だったり、『全集中の呼吸』を体得した剣士は鬼になり難いというメリットがあります。そして、私たちが『全集中の呼吸』を行う場合は、基礎代謝がアップしてダイエット効果があったり、ウエストを引き締めることもでき、メリットも盛り沢山です。そんな『全集中の呼吸』にデメリットはあるのでしょうか?
『全集中の呼吸』の最大のデメリットは、骨身を削りながら修練を重ねなくてはいけない…ということでしょう。『全集中の呼吸』は、地道でありながらも非常に厳しい鍛錬を行わなくてはいけないので、心身に修練を乗り越える頑健さを備えていなければ会得することができません。しかし、才能は関係ないので頑張り次第では誰でも会得できるため、努力と根気があれば『全集中の呼吸』を身につけられるでしょう。
全集中の常中(じょうちゅう)に関する感想や評価
地道に厳しい訓練を乗り越え、無事に『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得したかまぼこ隊。そんな『全集中の常中(じょうちゅう)』に対し、世間の人々はどう思っているのでしょうか?最後に、『鬼滅の刃』・『全集中の常中(じょうちゅう)』に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。
#鬼滅の刃
— るいん@オフ会行きてえ (@Ruin_Vivi18) February 27, 2017
しかし…炭治郎が三週間近くかかって習得した全集中の呼吸・常中を善逸と伊之助はたった九日間で習得するとは…
やっぱ二人には天賦の才能があるんだな
そして才能を持たず地道に努力する炭治郎も映える
こちらの方は『全集中の常中(じょうちゅう)』に対して「炭治郎が三週間近くかかって習得した全集中の呼吸・常中を善逸と伊之助はたった九日間で習得するとは…やっぱ二人には天賦の才能があるんだな。そして才能を持たず地道に努力する炭治郎も映える」とツイートしています。我妻善逸と嘴平伊之助は9日で、竈門炭治郎は約1ヶ月かけて会得したのですが、才能ある我妻善逸と嘴平伊之助も努力の竈門炭治郎も素敵だと評価されていました。
炭治郎よりも後から真面目に訓練しだして全集中の呼吸常中を会得する善逸と伊之助すごくない?
— Yun=White (@Yun_White__) December 20, 2020
こちらの方は『全集中の常中(じょうちゅう)』に対して「炭治郎よりも後から真面目に訓練しだして全集中の呼吸常中を会得する善逸と伊之助すごくない?」とツイートしています。一度は練習から逃げた我妻善逸と嘴平伊之助ですが、驚異のスピードで会得したことが凄いという声もありました。
全集中常中の説明をしのぶさんが伊之助と善逸にしてるときに炭治郎の肩に手乗せてるけどその炭治郎が控えめに言って天使
— 👋 (@yaesakur_rr) January 7, 2020
汗かいて疲れてるけど下向いて照れてる
こちらの方は『全集中の常中(じょうちゅう)』に対して「全集中常中の説明をしのぶさんが伊之助と善逸にしてるときに炭治郎の肩に手乗せてるけどその炭治郎が控えめに言って天使。汗かいて疲れてるけど下向いて照れてる」とツイートしています。我妻善逸と嘴平伊之助をやる気にさせるシーンは少しシリアスだったのですが、そんな中で胡蝶しのぶに照れる竈門炭治郎がかわいいとさりげなく人気を集めていました。
全集中の常中(じょうちゅう)まとめ
『鬼滅の刃』・『全集中の常中(じょうちゅう)』に関するまとめはいかがでしたか?柱の入り口灯されている『全集中の常中(じょうちゅう)』は、鬼殺隊に取っても非常に重要な技であることがわかりました。かまぼこ隊メンバーも地道な努力を重ね、無事に『全集中の常中(じょうちゅう)』を会得するシーンは感動ものなので、ぜひチェックしてみてくださいね。