【呪術廻戦】反転術式とは何？治療ができる？使える人・キャラクターも一覧で紹介

漫画呪術廻戦の作中で使える人が極端に少ないとされている反転術式。反転術式とはその名の通り負の力を持った呪力を反転させる術式であり、傷の治療を中心に本来実現出来ない特殊な能力を使うことが出来ます。しかし使える人は非常に少なく、五条悟や家入硝子といったごく僅かな人間しか使用していません。本記事ではそんな反転術式とはどういった術式なのかについて能力や使える人、関係する用語などを交えながらご紹介します。

では反転術式とはいったいどのような術式なのかについてご紹介する前に、反転術式が登場する漫画呪術廻戦の作品情報について簡単にご紹介していきます。反転術式が登場する呪術廻戦とは2018年から2021年1月現在にかけて｢週刊少年ジャンプ｣で連載されている芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は呪術師と呼ばれる人間と負の感情から生まれた呪霊との戦いを描いた作品であり、これまで14巻もの単行本が刊行されています。

元々漫画呪術廻戦は｢東京都立呪術高等専門学校｣と呼ばれる2017年の漫画作品を基にしており、劇画風の独特な絵柄や人間の生き方にスポットを当てたストーリーなどが大きな特長となっています。そんな漫画呪術廻戦は連載当初からコミックスに重版がかかるほどの大ヒットを記録し、2020年の10月にアニメ化されました。アニメ化によって漫画呪術廻戦は更に注目を浴び、これまで1500万部を越える累計発行部数を記録しています。

漫画呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は祖父に育てられた高校生であり、人並み外れた高い身体能力を持っていました。そんな虎杖悠仁はある日、自身を育ててくれた最愛の祖父を亡くしてしまいます。一方学校では人間の負の感情から生まれた呪霊が現れ、生徒を襲い始めます。それを知った虎杖悠仁は呪術師の伏黒恵と共に学校へ向かって呪物｢両儺の指｣を食べ、｢両面宿儺｣と呼ばれる特級呪霊を身体に宿すことになるのでした。

本記事で能力や使える人などをご紹介する反転術式とは漫画呪術廻戦に登場する術式の1つです。漫画呪術廻戦の作中で呪術師が使う呪力とは人間の負のエネルギーを使った技であり、マイナスの作用を持っているとされています。反転術式とはそんな呪力をプラスにした術式であり、普通出来ない便利な能力を得ることが可能となっています。しかし反転術式は非常に難しい高等な呪力操作であり、使える人はごく僅かしかいません。

漫画呪術廻戦の作中で使える人がごく僅かしかいない反転術式。上述でご紹介した通り反転術式は非常に使うのが難しい反面、便利な能力を使うことが出来るようになる術式といわれています。では漫画呪術廻戦に登場する反転術式とはいったいどのようなことが可能になる術式なのでしょうか。ここからは漫画呪術廻戦に登場する反転術式で可能なことをまとめてご紹介していきます。

まず最初にご紹介する反転術式で可能なことは傷の治療です。基本負の感情（マイナス）から生まれる呪力は傷の治療が出来ない能力とされています。それはストレスが掛かって治療が出来なくなるからです。しかし上述でご紹介した反転術式はプラスの呪力であるため、本来出来ない治療を可能にします。漫画呪術廻戦の作中で呪霊はマイナスの呪力にマイナスの呪力を流してプラスの反転術式を発動させ、傷の治療を可能にさせました。

治療の次にご紹介する反転術式で可能なことは術式反転と呼ばれる技を使うことが出来ることです。術式反転とはプラスの呪力を使い、相手が使う術式を反転させることが出来る技です。この術式反転に使うプラスの呪力は反転術式で生み出したものです。なので反転術式を使用出来なければ反転術式を使うことが出来ません。しかし反転術式は使える人が非常に難しい術式なので、最強の五条悟ぐらいしか術式反転を使用していません。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する反転術式の使える人をまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介する使える人は家入硝子です。漫画呪術廻戦に登場する呪術高専の女性医師であり、反転術式を用いた傷の治療をすることが出来ます。家入硝子が使う他人の傷の治療は非常に難しい反転術式とされています。最強キャラで知られている五条悟も出来ず、他人の傷の治療は家入硝子しか出来ない反転術式の能力となっています。

家入硝子の次にご紹介する反転術式の使える人は乙骨憂太です。漫画呪術廻戦に登場する乙骨憂太とは前日譚である｢東京都立呪術高等専門学校｣の主人公であり、折本里香という特級過呪怨霊が憑依した｢特級被呪者｣と呼ばれています。そんな乙骨憂太は家入硝子と同じく反転術式を使った傷の治療をすることが出来ます。しかし乙骨憂太は力の源であった折本里香を解呪したため、漫画呪術廻戦の本編では使えないと考察されています。

3人目にご紹介する反転術式を使える人は五条悟です。五条悟とは都立呪術高専で1年生の教師を務めている特級呪術師のキャラクターであり、漫画呪術廻戦で最強の強さを持っていると評されています。そんな五条悟は無下限呪術を常に出している規格外のキャラクターとなっており、いつも反転術式を使い続けています。また五条悟は反転術式を使った治療や｢赫｣と呼ばれる術式反転を使用することが出来ます。

しかし上述で少しご紹介した通り、五条悟は家入硝子と同じく他者を治療することが出来ません。それほど家入硝子が反転術式を使って行なう他者の傷の治療は難しいのです。なので家入硝子は漫画呪術廻戦の中でトップクラスの実力を持ったキャラクターなのではないかと考えられています。

2021年1月現在、漫画呪術廻戦の本編で反転術式を使える人間は五条悟と家入硝子しかいません。しかし人間の負の感情から生まれた敵の呪霊も反転術式を使うことが出来ます。人間の負（マイナス）の感情から生まれた呪霊はマイナスの呪力を身体に流し込むので、自然とプラスになって反転術式を使用しています。そのため呪霊は反転術式を使った治療を五条悟や家入硝子と同じく行なうことが出来、傷の高速回復を可能にしています。

上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する反転術式は術式反転を可能にする術式です。例えば漫画呪術廻戦で最強のキャラクターである五条悟は反転術式を応用した｢赫｣と呼ばれる術式反転を使用しています。しかし反転術式と術式反転は名前が非常に似ているため、おそらく初めて見た方は何が違うのか分からないことでしょう。ではここからは漫画呪術廻戦に登場する反転術式と術式反転の違いについてまとめてご紹介していきます。

漫画呪術廻戦に登場する術式反転とは負（マイナス）の呪力が込められた対象の術式にプラスの呪力を流し込み、その効果を完全に反転させることが出来る能力です。そのため術式反転をした術式は全く違う能力が発動することになります。しかしプラスの呪力を流し込むため、術式反転は反転術式が必要不可欠となっています。必要な反転術式が非常に難しいため、漫画呪術廻戦で術式反転を使えるキャラクターは限られています。

漫画呪術廻戦に登場する呪術師達は負のエネルギーを使って術式を使います。負のエネルギーとはマイナスの呪力であり、呪霊もこのマイナスの呪力を使用しています。術式反転は反転術式で生み出したプラスの呪力をマイナスの呪力に流し込んで発動する技です。これによりマイナスの呪力を用いた術式は反転し、真逆の効果を生み出すことが可能となっています。

上述でご紹介した通り、反転術式を使う術式反転は対象の術式の効果を反転させることが出来る能力を持っています。では術式を反転させるとどうなるのでしょうか。漫画呪術廻戦に登場する呪術師はマイナスの呪力を使い、｢術式順転｣と呼ばれている能力を発動させます。例えば五条悟は対象を引き寄せる｢蒼｣という｢術式順転｣を使います。この｢蒼｣に術式反転をしようすると効果が逆になり、｢赫｣という弾く能力に変わるのです。

漫画呪術廻戦の作中には反転術式や術式反転の他に様々な術式が登場しています。その中で生得術式と呼ばれる術式が漫画呪術廻戦に登場します。この生得術式とは反転術式と根本から違う術式であり、他の術者が真似することが不可能といわれています。ではこの漫画呪術廻戦に登場する生得術式とはどんな術式なのでしょうか。ここからは漫画呪術廻戦に登場する生得術式について反転術式の違いやその能力をまとめてご紹介します。

漫画呪術廻戦に登場する生得術式とは呪術師が使う術式の正式名称です。本来呪力を使って発動する術式は生得術式と結界術という2つの種類に分けられています。術式の正式名称である生得術式は呪術師が生まれつき持っている能力を発動する能力であり、五条悟の無下限呪術や伏黒恵の影法術などがこれにあたります。しかし生得術式は生まれた時に呪術師が持っている潜在能力であるため、他の人が生得術式を真似することが出来ません。

呪術師が生まれつき持っている能力を発動する生得術式。では生得術式と反転術式はいったい何が違うのでしょうか。それは先天的や後天的かの違いです。上述でご紹介した通り生得術式は先天的な能力であるため、他者が真似ることが出来ません。一方反転術式は後天的に呪術師が身につける能力となっています。そのため反転術式は生得術式と違い、家入硝子や五条悟、乙骨憂太といったキャラクター達が使うことが出来るのです。

ではここからは漫画呪術廻戦の反転術式に関係する用語をまとめてご紹介します。まず最初にご紹介する用語は天与呪縛です。天与呪縛とは生まれつき身体の1部や呪力に｢縛り｣を受け、驚異的な力を得るものです。例えば天与呪縛で右腕や腰から下の感覚を失った与幸吉はメカ丸を操る｢傀儡操術｣を会得しています。また禪院甚爾は天与呪縛で呪力を失っているものの、最強の五条悟に迫るほどの驚異的な身体能力を身につけています。

2つ目にご紹介する漫画呪術廻戦の用語は術式展開です。漫画呪術廻戦に登場する術式展開とは術式による空間を展開し、100%敵に術式が当ったりや呪術師自身をパワーアップさせる能力です。術式展開は｢呪術の極致｣と呼ばれるほど難しく、呪術師が使う必中の必殺技と評されています。しかし術式展開は最強すぎる能力を持っているものの、物理的に領域内から逃げたりや上回る領域で上書きされると能力を完全に失ってしまいます。

3つ目にご紹介する漫画呪術廻戦の用語は特級仮想怨霊です。漫画呪術廻戦に登場する特級仮想怨霊とは人間の畏怖のイメージから生まれた強力な怨霊を指す用語です。特級仮想怨霊は｢仮想｣とあるように未だ確認されていない怨霊であり、｢九尾の狐｣などの妖怪や｢学校の花子さん｣などの妖怪が該当しています。しかし特級仮想怨霊は伝承や物語上の怨霊以外登録されていません。

最後にご紹介する漫画呪術廻戦の用語は呪骸です。漫画呪術廻戦に登場する呪骸とは呪いが宿っている無生物を指す用語です。呪骸は無生物が呪いを宿して自立可能になったものであり、人工的に作ることも出来ます。基本人工的に作られた呪骸は心臓があり、それを漫画呪術廻戦の作中で｢核｣と呼ばれています。例えば漫画呪術廻戦に登場する都立呪術高専2年のパンダは感情を持った呪骸であるため、｢突然変異呪骸｣と呼ばれています。

漫画呪術廻戦に登場する反転術式に関する感想では使用者の少なさに驚く感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する反転術式は治療や術式反転を可能にする術式であり、非常に扱うことが難しいとされています。そのため反転術式は2021年1月現在五条悟や家入硝子ぐらいしか使えません。ただ連載が続いているので、今後反転術式の使い手が増える可能性もあります。

漫画呪術廻戦に登場する反転術式に関する感想では家入硝子に注目する感想も多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する家入硝子は反転術式を使える数少ないキャラクターです。また家入硝子は五条悟も出来ない他者を治療する反転術式も使用出来ます。しかし家入硝子は未だ詳しい情報が判明していません。そのため家入硝子は多くの漫画呪術廻戦ファンから注目されています。

漫画呪術廻戦に登場する家入硝子に関する感想では術式反転との違いが分からないといった感想も多く見受けられました。本記事でご紹介した通り、反転術式と術式反転は非常に名前が似ています。しかし能力は全く違っており、反転術式のプラスの呪力を使うことで術式反転が発動出来、相手の術式効果を逆にすることが可能となっています。もし違いが分からない方は是非本記事でご紹介した内容をご参考にしてみて下さい。

本記事では漫画呪術廻戦に登場する反転術式について能力や使える人、関係する用語などをまとめてご紹介しました。漫画呪術廻戦に登場する反転術式は傷の治療や術式反転を可能にする強力な術式であったものの、五条悟や家入硝子ぐらいしか使用することが出来ませんでした。しかし反転術式は生得術式と違って後天的な術式であるため、今後の漫画呪術廻戦の展開で反転術式を使用するキャラクターが登場するかもしれません。