はじめの一歩の名シーンと名勝負まとめ!キャラクター別に名言・名セリフも紹介

はじめの一歩の作中では、かつてボクシングの歴史をさまざまに彩ってきた実在しているボクサーが投影されているようなキャラクターが数多く登場しています。ボクシングジムのオーナーも務めている作者が描いているため、より感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトが数多く描かれていると評判になっていました。また、選手から発せられる名言やセリフにも注目が集まっています。そこで、はじめの一歩でキャラクター別のかっこいい名言・名セリフや感動的な名シーン、名勝負・ベストバウトをそれぞれ紹介します。

はじめの一歩の名シーンと名勝負まとめ!キャラクター別に名言・名セリフも紹介のイメージ

目次

  1. はじめの一歩とは?
  2. はじめの一歩の名シーンと感動の名勝負・ベストバウト集
  3. はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~幕之内一歩~
  4. はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~鷹村守
  5. はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~鴨川源二~
  6. はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~その他~
  7. はじめの一歩の名シーンに関する感想や評価
  8. はじめの一歩の名シーンまとめ

はじめの一歩とは?

週刊少年マガジン2013年1号(2012年12月5日発売)において連載1000回を迎えた「はじめの一歩」は、 1989年43号から長期連載されている漫画となっています。週刊少年マガジンにおいて31年間連載され続けてきたはじめの一歩は、現在も連載中のスポーツ漫画です。129巻の単行本が刊行されているはじめの一歩は、2015年に電子書籍が導入された週刊少年マガジンで連載の漫画となっていますが、そこには掲載されていません。

電子書籍版に掲載されていないはじめの一歩は、「マガジンポケット」において2021年の元旦より60巻分のみ一ヶ月無料で配信されています。作中ではボクシングの歴史を彩ってきた実在しているボクサーの姿が投影されているような描い方がされています。そこで、数々の名シーンや名勝負・ベストバウトが多いと評判のはじめの一歩において名シーンや名勝負・ベストバウト、キャラクター別の名言・名セリフをそれぞれ紹介します。

はじめの一歩の概要

東京都出身の森川ジョージさんによって現在も連載中の「はじめの一歩(はじめのいっぽ)」は、週刊少年マガジンによって1989年43号から連載されている漫画となっています。129巻(2020年11月の時点)まで単行本で刊行されているはじめの一歩は、全76話に渡って展開されているテレビアニメが日本テレビほかによって2000年10月~2002年3月に放送され注目を集めました。

その後は「はじめの一歩 Champion Road」というテレビスペシャルが2003年4月18日に全1話で日本テレビ系列によって放送されることになります。テレビアニメにおいてはその後も「はじめの一歩 New Challenger」や「はじめの一歩 Rising」が2009年1月6日~2014年3月に渡って放送されました。9600万部の累計発行部数を記録しているはじめの一歩は、1991年には第15回講談社漫画賞において少年部門を受賞しています。

はじめの一歩のあらすじ

幼少期に父親が海で遭難して死亡してしまったことで幕之内一歩は、母子家庭で育つことになります。彼は社交的であるものの率直に物言いをしてしまうためいじめられるようになりました。いつものようにいじめられていた所にたまたま通りがかったいたずら好きの鷹村守に助けてもらったことでボクシングに強い憧れを抱くようになります。鴨川ジムに通うようになった一歩は、自分には素晴らしい拳があることに気付くことになります。

「はじめの一歩」100巻記念公式サイト

はじめの一歩の名シーンと感動の名勝負・ベストバウト集

スポーツ漫画となっているはじめの一歩では、強さを求めているボクサーたちの素晴らしい戦いが繰り広げられています。それぞれのキャラクターの背景にはさまざまな生活環境や親子関係、境遇などが複雑に絡み合っていました。それらの要素が支えや時には足枷ととなってボクサーたちを導いたり、前に進めなくしたりしていたのです。

異なる境遇で育った人間が出会いトレーニングをしたり試合に臨んだりすることで、新たな自分を発見したり、異なった世界を生きれるようになったりしていきました。そこでは感動的な名言やセリフが放たれたり、心が震えるような興奮する名シーンや名勝負・ベストバウトなども登場したりしていました。そこで、名シーンや名勝負が多いと評判のはじめの一歩の名シーンや感動的な名勝負・ベストバウト集を紹介します。

名シーン①一歩と千堂の戦い

はじめの一歩での感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトとしては、素晴らしい拳を持っている一歩と千堂武士との戦いをあげることができるでしょう。全日本新人王決勝戦においてボクシングに対して真摯な姿勢で向き合っている幕之内一歩と元プロボクサーである赤井英和がモデルとなっている千堂武士が戦うことになりました。西軍代表として登場した千堂武士は、大阪のなにわ拳闘会に所属しているボクサーとなっています。

周囲から「浪速のロッキー」や「浪速の虎」などといわれ恐れられている千堂武士は、野生タイプの豪腕を誇るインファイターとなっていました。豪腕であるもののお手本に忠実なタイプの一歩とは正反対のボクサーだったのです。左右から繰り出すことができる斜め下からのスマッシュを得意としている千堂武士は、野性的な強さを発揮して少しずつ正統派のボクシングで戦う一歩を追い詰めていきました。

普段は気弱で温厚な性格の一歩ですが、ボクシングに関しては怒りをあらわにすることができるため次第に本当に強いとはどういうことなのかを自問自答していくようになります。彼はセコンドについている鴨川会長に、唐突に強いとは何かと質問していました。セコンドについている鴨川会長は、試合に勝つことで自ずと答えが出るといい放ちます。本人もそう考えていたために一気に一歩のスイッチが入ることになりました。

名シーン②木村と間柴の戦い

感動的な名シーンが多いと評判のはじめの一歩で心に残る名勝負・ベストバウトとしては、OVAの「はじめの一歩 間柴vs木村 死刑執行」で披露された試合をあげることができます。この試合は多くの人が感動したとコメントしている高い評価を得ているベストバウトとなっていました。元日本ジュニアライト級チャンピオンである間柴了と鴨川ジムに所属している木村達也の戦いが熱いと評判になったのです。

知性派といわれている木村達也は、豪腕の持ち主である一歩の先輩となっておりほとんど欠点はないものの、飛び抜けた才能もないため、ある程度ハイレベルにまとまったアウトボクサーとなっていました。ボクサーとして伸び悩んでいた木村は、何とかタイミングを掴もうと必死になりますが、なかなかチャンスを掴むことができません。必殺ブローとなるドラゴンフィッシュブローを炸裂して何とか有利に試合を進めようとします。

東邦ボクシングジムに所属している間柴了は17歳の頃に両親を交通事故で亡くしているため、それ以降妹の親代わりとなっていきました。妹の久美を守るためにボクシングをしている間柴了は相当な覚悟でリングに上がっているため、チャンピオンになりたいと焦っている木村の攻撃に屈することなく強力なパンチを繰り出し、相手を立ったままKOしてしまいました。引退を宣言した木村でしたが沸々と何かが沸き起こっているようでした。

名シーン③一歩と沢村の戦い

はじめの一歩でボクシングにおいて積極的な一歩と尾張の竜と呼ばれ恐れられている沢村竜平との戦いも感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトとして高い評価を得ていました。名古屋出身の沢村竜平は、元日本ジュニアライト級チャンピオンになったほどの実力者となっています。彼は国内最高のカウンターパンチャーとして高い評価をされているものの、幼少期のトラウマによって性格的に非常に問題があったのです。

幼少期において辛いトラウマを抱えてしまった沢村竜平は、プロボクサーとして活躍するようになっても凶悪で残忍な性格を直そうとはしませんでした。夜の街へ繰り出しては自分よりも弱い相手であっても平気で拳を振り上げる状態だったのです。ボクシングの試合においても反則技を放っては周囲を驚かせていました。ボクシングに対して真摯な態度で臨んでいる一歩はそんな彼を許しませんでした。

防衛選において沢村が反則を厭わな戦いをする相手だけに、鴨川会長も何かあった場合にはすぐにタオルを投げる覚悟を持って試合に臨んでいたのです。しかし、スパークリングにおいて激しいパンチを耐えきっていた一歩を全面的に信用した鴨川会長は、この試合に勝利した後に汗を拭くタオルとして使用すると考え見守っていました。最終的に進化することができた一歩によって反則ばかりする沢村竜平は敗れてしまったのです。

名シーン④間柴と伊賀の戦い

はじめの一歩ではだれも信用できないと考え頑なに勝利に執着していた間柴了が覚醒することができた試合も登場しています。妹を守るためだけにボクシングをしている間柴了とセコンドの指示通りに戦うことができる伊賀忍との戦いも感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトとしてあげられています。ボクシングの試合において完全に自分の感情を捨てることができる伊賀忍は、ロボットのような不気味な戦いを披露していました。

セコンドの指示に忠実に従うことができた伊賀忍は、最終的に日本王者になるほどの実力をつけていくことができたのです。さまざまな試合を自分の感情を抜きにして戦ってきた伊賀忍は、ついに感情をむき出しにして戦ってくる間柴了と戦うことになります。ライト級東洋太平洋王者となった間柴了と日本王者となった伊賀忍との戦いは王者同士の戦いということで注目を集めることになりました。

保護観察処分を受けるという辛い人生を歩んできた間柴了は、必要以上に自己防衛能力が高くなっており、妹以外は信用しない、妹を守るために自分の人生を捧げているような人間だったのです。相手が反則をしてきた場合には反則によって仕返しをするほど血の気も多くなっていました。この戦いでも伊賀に反則技を放たれたことで一旦は冷静さを失いますが、自問自答の末冷静になり自分はボクサーだと自覚して戦っていました。

名シーン⑤伊達とリカルドの戦い

はじめの一歩の感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトとしては、最愛の妻のために勝利を得たいと考える伊達英二と歴史上最強のフェザー級選手といわれているリカルド・マルチネスとの戦いをあげることができます。とても20代だとは思えない風貌の伊達英二は、メキシコに渡ってWBAフェザー級チャンピオンであるリカルド・マルチネスと戦うことになりました。

精密機械のようにパンチを繰り出すことができるリカルド・マルチネスは、驚異的なテクニックとパンチ力を持っていたために、防衛記録21回という素晴らしい経歴を持っています。かつて、若くしてメキシコに渡った伊達は、精密機械のようなパンチを放つことができるリカルド・マルチネスとの戦いにおいて手も足も出せない状況で敗れてしまいます。さらに追い打ちをかけるように帰国した彼には妻の流産の知らせが届きました。

ボクサーとしての限界を感じた伊達英二は一旦は引退をしましたが、その後も心ここにあらずで生活していたため妻にメキシコに魂を置いてきたままだと指摘されます。その言葉にハッとした彼は復帰を決意し、連勝を重ねたことでリカルド・マルチネスと再び戦うことができたのです。前回の一方的な試合に反して成長した彼は最愛の妻の前でかっこいい姿を見せたいという想いでハートブレイクショットを放っていきました。

名シーン⑥一歩と小島の戦い

はじめの一歩での心が震えるような名勝負・ベストバウトや名シーンとしては、普段は温厚で心優しい幕之内一歩と対戦相手である一歩に強い憧れを抱いている小島寿人との戦いをあげることができるでしょう。ライト級ランカーである小島寿人は、日本フェザー級チャンピオンとして活躍している幕之内一歩に挑戦することができるようになります。試合が決定した小島寿人は、対戦相手となった一歩や鴨川会長に暴言を吐いていました。

彼が対戦相手である一歩に暴言を吐いて挑発したことには理由がありました。自分の息子に憧れのボクサーである一歩の一文字を付けるほど尊敬している彼らに暴言を吐いた理由は、彼らを怒らせて本気の試合を実現したかったからです。右拳の致命的な怪我が原因でボクサーとしてこれ以上戦うことができないと考えた小島寿人は、妻が息子を出産することから自分も引退すると決意しました。

その引退試合の相手となったのがボクサーとして尊敬し憧れている幕之内一歩であったために、自分の気を引き締めるため、相手にも本気になってほしい一心で暴言を吐いたのです。暴言によって冷静さを失った一歩は小島のカウンターを受けたことでダウンしそうになりますが、冷静さを取り戻し強烈な一撃によってKOしてしまいます。試合後全ての事情を知った一歩は全てを許してあげていました。

名シーン⑦鷹村とホークの戦い

はじめの一歩において感動的だったと高い評価を得ている名シーンや名勝負・ベストバウトには、豪快で粗野な性格を持っている鷹村守と暴力的で傲慢な性格のブライアン・ホークの戦いをあげることができます。初の世界戦に挑戦することになった鷹村守は、一階級下の減量を短期間に無理に行ったために、かなりハンデを背負った状態で試合に臨んでいました。彼は決して万全の体調でないものの素晴らしい戦いをしていたのです。

練習嫌いで大の女好きであるブライアン・ホークに決して負けないという気持ちで戦っていた鷹村守でしたが、だんだんとスタミナが切れていきます。絶体絶命のピンチに陥ってしまった鷹村守を前にしてセコンドについている鴨川会長は、気持ちを込めて彼の背中を叩いて気合を入れてあげることしかできない状況となっていました。

ニューヨークのスラム街で育ったブライアン・ホークは、生粋の喧嘩屋で歪んだ人間性を兼ね備えていたため、人を殴ることでお金を得ることができるボクシングをとても気に入っていました。そんな彼は、傲慢で暴力的だったためにスタミナが切れてきた鷹村守に猛攻撃を仕掛けます。一瞬ダウンしそうになった鷹村の背中を支えていたのは多くの仲間だったのです。仲間との絆によって目覚めることができた鷹村は勝利を収めました。

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はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~幕之内一歩~

幕之内一歩の名言「強いってどんなんだろう…」

はじめの一歩では数々の感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトが披露されており、多くの人の心を掴んでいるようです。作中では名シーンやベストバウト以外にそれぞれ個性豊かなキャラクターによってかっこいい名言やセリフも放たれていました。そこで、はじめの一歩で登場当初いじめられっ子だった幕之内一歩がボクサーとして次第に目覚めていくうちに放たれるようになったかっこいい名言やセリフを紹介します。

「強いってどんなんだろう…」

はじめの一歩で母子家庭で育った一歩は同級生の梅沢たちからよくいじめられていました。いじめられている所へたまたま通りがかった鷹村に助けてもらった一歩は彼が通っているジムで手当てをしてもらいます。ボロボロになっている一歩に次はやり返すようにアドバイスをした鷹村は、同時にマイク・タイソンのビデオも貸してあげました。家に帰ってタイソンの試合を見た一歩が放った名言が上記のセリフとなっています。

幕之内一歩の名言「生まれかわるんだ…」

はじめの一歩で意外と単純な性格の一歩は、いじめられている所を鷹村に助けてもらったことでボクシングと出会うことができました。マイク・タイソンのボクシングの試合を見た一歩は、強いとはどういうことなのかを真剣に考えるようになります。自分もボクシングを始めることで生まれ変われるかもしれないと感じた一歩はその気持ちを鷹村に伝えますが、あっさりとかわされてしまいました。

「生まれかわるんだ――っ!!」

いじめられている一歩に対してやり返すようにアドバイスしたものの、プロのボクサーになるということはそう簡単ではないということを鷹村は厳しくいい放ったのです。強いということを追求したくなった一歩は、それでも諦められず鷹村にさまざまな質問をし、課題を与えられるようになります。その課題を全く達成できない一歩が諦めかけた時に放たれた名言が上記のセリフとなっています。かなり感動的な名シーンとなっていました。

幕之内一歩の名言「いくら殴られても…」

はじめの一歩では心が震えるような名シーンや名勝負・ベストバウトが多く登場していますが、プロのボクサーになって強いという意味を知りたいと思うようになった一歩からは、成長と共にかっこいい名言や名セリフが放たれるようになりました。頭の回転が早い鷹村からの課題をクリアすることができるようになった一歩は、ジムに入門する試験としてスパークリングをすることになります。

「いくら殴られてもがんばろうって立ち上がれるんですよね」

温厚で心優しい一歩は、スパークリングをしていても全く闘争心を放つことがなかったために鴨川会長からも呆れられることになります。入門を賭けたスパークリングは、同い年である宮田と行うことになりました。父親がボクサーで才能豊かな宮田が相手だったためにだれもが勝ち目がないと思っていましたが、かなり善戦することになります。すがすがしい表情でコーナーに戻ってきた一歩が放った名言が上記のセリフとなっています。

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はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~鷹村守

鷹村守の名言「簡単な思いつきで…」

名シーンや名勝負・ベストバウトが数多く披露されているはじめの一歩では、個性豊かなキャラクターによる心が震えるような感動的な名言やセリフも評判となっています。そこで、キャラ別名セリフや名言集として頭の回転が早くいたずら好きな性格の鷹村守が放っているかっこいい感動的な名言やセリフを紹介しましょう。鴨川ボクシングジムに所属していた鷹村はロードワーク中にいじめられている一歩と出会います。

「簡単な思い付きでプロになろうなんて言われちゃ 困るんだよ」

はじめの一歩で理不尽大王と呼ばれている鷹村は、品行下劣でありながら温かい心を持っていたためにいじめられている一歩を放っておくことができずに助け、ジムで手当てをしてあげました。それがきっかけとなって温厚で心優しい性格の一歩はプロのボクサーになりたいといい出します。その時に鷹村から放たれた名言が上記のセリフとなっています。不器用ながらも真剣にプロボクサーとして活動している鷹村は苛立ちを見せていました。

鷹村守の名言「プロのリングは…」

鴨川ボクシングジムに入門することができた一歩は、ド素人でありながらも善戦したためにプロボクサーとして活躍している鷹村からも褒められていました。しかし、プロテストが近いものの緊張感なく練習をしている一歩を見た鴨川会長は、プロとして活動している鷹村について少し緊張感を味わうようにといいます。スパークリングにおいて善戦した一歩は対戦相手となった宮田とプロのリングで再び戦うことを誓い合ってました。

「プロのリングは甘くねぇぞ!!」

ボクサーとしての才能を兼ね備えている宮田と友達になった一歩は、厳しい練習を進んでしている鷹村に対して褒めたり、スパーリングをした宮田と早く会いたい、寂しいとこぼしたりしていたのです。その姿に怒りを覚えた鷹村が放った心に突き刺さる名言が上記のセリフとなっています。甘すぎる性格の一歩にプロのリングは決して甘くないということを厳しくいい放った感動的な言葉となっていました。

鷹村守の名言「見せてやるぜ…」

名勝負・ベストバウトが評判となっているはじめの一歩では、甘さを怒られて落ち込んでいる一歩の姿が描かれていました。いじめられっ子だった一歩は、プロボクサーになるという夢を抱いたことによってジムに入門したり友達ができたりして舞い上がっていました。しかし、プロの世界は甘くないと鷹村に怒られたことで素直な性格の一歩は深く反省して、何もいえなくなってしまいます。

「見せてやるぜ プロの戦いってヤツを!!」

品行下劣で豪快な性格の鷹村も根は優しいため、落ち込んだ一歩を放っておくことができず自分の家に招いて色々な話をしてやりました。喝を入れられ心を入れ替えた一歩は、いよいよ鷹村が出場するプロの試合を見ることになります。緊張感と複雑な気持ちを抱えている一歩に向かって放った鷹村の感動的な名言が上記のセリフとなっています。有言実行の鷹村は見事な試合を披露してプロの世界の厳しさを教えていました。

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はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~鴨川源二~

鴨川源二の名言「テクニックなんぞ…」

数々の名シーンや名勝負・ベストバウトが繰り広げられているはじめの一歩では、頑固一徹に精神論や根性論を放っていながらも的確なボクシング理論もわきまえている鴨川会長は、不器用でありながらも素晴らしいパンチ力を持っている一歩に力を注ぐようになります。そこで、素晴らしいプロボクサーを何人も育て上げている鴨川源二が放っている感動的な名言やセリフを紹介しましょう。

「テクニックなんぞ力でねじふせろ!!」

70歳という高齢でありながらセコンドを務めることができるほどの優秀な鴨川源二は、ジムの会長でありながらもいまだにカットマンとして活躍し、素晴らしいボクサーを育てていました。気弱で温厚な性格でありながらボクシングに真摯に向き合うようになった一歩には素晴らしいパンチ力とタフな精神を持っていました。パンチ力とタフさに目を付けた鴨川会長が一歩の練習で放った名言が上記のセリフとなっています。

鴨川源二の名言「血を止めるのは…」

頑固一徹の指導者である鴨川会長に指導を受けるようになった一歩は、みるみる成長しプロテストも合格することができました。プロボクサーとなった一歩はついにデビュー戦を迎えることになります。時に感動的な名言を放つことができる一歩は、元ジュニアライト級でジムの先輩である木村と同期となっている小田裕介と戦うことになりました。2ラウンドにおいて足を滑らせてしまった一歩は、一瞬の隙を突かれて攻撃されます。

「血を止めるのはカットマンの仕事よ しかし 傷口を打たせずそれ以上傷を広げぬようにするのはボクサーの仕事じゃ!!」

彼は攻撃を避けたもののまぶたを切ってしまったために出血してしまいました。70歳でありながら優秀なカットマンである鴨川会長は少しも慌てず処置をしてすぐに止血してしまいます。超一流のカットマンである鴨川会長がその時に放った名言が上記のセリフとなっていました。周囲を感動させる活躍を見せながら、本当に大切なのはこれ以上傷を広げないように戦うことだと一歩にしっかりと釘を刺していたのです。

鴨川源二の名言「お前をリングに戻してくれた…」

多くの人を感動的な名シーンや名勝負・ベストバウトによって涙させているはじめの一歩で、A級ボクサートーナメントの出場ができるようになった一歩は、苦戦を強いられることになります。母親が倒れたことによって、家業である釣具屋をしながら練習をしていたために圧倒的に練習量が足りなくなってしまったのです。練習によって自信を持つことができるタイプの一歩は、2ラウンドにおいてかなり自信を無くしつつありました。

「お前をリングに戻してくれた人間がそれぞれ納得のいくパンチを…一発でいいから当ててこい」

セコンドについている鴨川会長は、精神的にダメージを受けている一歩の様子を見抜いて具体的な目標を掲げてそれを一つずつ地道に解決していくという提案をします。その時に鴨川会長から放たれた名言が上記のセリフとなっています。彼がA級ボクサートーナメントに出場できるようになったのは周囲の友達やジムの仲間の支えがあったからです。そんな人たちが納得するようなパンチを一発という言葉に感動した人は多くいたようです。

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はじめの一歩のキャラ別名セリフや名言集~その他~

名言「何がなんでも…」

はじめの一歩では個性豊かなキャラクターが次々と登場して素晴らしい名勝負・ベストバウトを披露しています。それと同様に注目を集めているのが感動的な名言やかっこいいセリフとなっていました。そこで、主要キャラクター以外のその他のキャラにおいての名セリフや名言集を紹介します。元ジュニアライト級として活躍していた小田裕介は、パンチ力はあるもののいまいち成長しきれないボクサーとなっていました。

「何がなんでも勝ちてえんだよオレは――っ!!」

トレーナーの娘である玲子と付き合っていた小田裕介は、彼女と一緒にラーメン屋で食事をしていた所、かつて戦ったことがある一歩や熱いハートを持っているプロボクサーの鷹村らがやってきます。彼らは彼女と一緒に食事している小田の悪口をいい放っては大笑いしていたため、彼女の玲子はいたたまれなくなって帰ってしまいました。ジムへ帰った小田は次の試合にはどうしても勝ちたいと上記のセリフを放っていました。

名言「最後のリングかもしれねえんだ…」

「最後のリングかもしれねえんだ 根性なしなんて言われたままで終わってたまるか!!」

プロボクサーとなった一歩がデビュー戦で対戦した相手は、パンチ力はあるもののパッとしない小田裕介でした。再び一歩と戦うことになった小田は今まで以上に努力を積み重ね実力をつけてきましたが、努力を惜しまない一歩はより一層成長していたために全く歯が立たなかったのです。しかし、ボクサーとしての限界を感じ始めていた小田は上記の名言を放って最後まで諦めずに戦っていました。多くの人が感動したシーンでもあります。

名言「がんばります…」

東日本新人王2戦目において大滝ジムに所属している小橋健太は、豪快なパンチ力が魅力の一歩と戦うことになりました。判定において勝利を収めることが得意な小橋健太は今回の試合も判定に持ち込もうと戦っていましたが、作戦にハマってしまった一歩の顎にKO勝利を夢見るようなパンチがたまたま入ってしまいます。

「がんばります…がんばります…」

その瞬間にKO勝利をしてみたいと感じた小橋は作戦を無断で変更して打ち合いをしてしまったのです。その結果、せっかく有利に戦っていたものの逆転負けしてしまいました。逆転負けして涙を流す小橋に対してセコンドが彼の気持ちを理解し最終ラウンドのワンツーは素晴らしかったと褒めた際に小橋が放った名言が上記のセリフとなっています。二人の絆を感じるような感動的なセリフとなっていました。

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はじめの一歩の名シーンに関する感想や評価

はじめの一歩にはさまざまな名シーンが多く感動的だとコメントしている人は多くいます。ボクシングのシーンが名シーンにあがることが多くなっていますが、日常のエピソードが語られているシーンも感動的だと高く評価している人もいました。かっこいい感動的な名勝負も魅力ですが、それ以外にもいいエピソードがたくさん散りばめられていると感想を寄せている人もいます。

笑える部分が満載でありながら感動的な名シーンも多いはじめの一歩が大好きだと感想を寄せている人もいます。ドキドキするような展開が満載であるため、楽しめるとコメントしている人もいました。真面目なストーリーや笑えるストーリーがバランスよく展開されているため、見ている人を常にときめかせることができるのかもしれません。

はじめの一歩の31巻〜32巻において展開されている木村VS間柴選が最高に好きだと感想を寄せている人もいます。はじめの一歩において一番好きな名シーンとしてあげている人もいました。結末がかなり泣けるとコメントしている人もいます。激しい戦いの中ではさまざまな精神的な戦いも繰り広げられているため、多くの人が感動して涙を流していたようです。

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はじめの一歩の名シーンまとめ

ボクシングの試合を通してさまざまな人間関係や内面の葛藤などが描かれているはじめの一歩には、数々の名シーンや名勝負、ベストバウトが散りばめられているためその都度感動して号泣してしまう人は多いようです。個性豊かなキャラクターにはそれぞれの人生があり、背負っている過去によってさまざまなドラマも展開されていました。心に響く名言やセリフも多く感動せずにはいられない作品となっています。

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