2021年01月04日公開
2021年01月04日更新
ドメスティックな彼女のあらすじをネタバレ!登場人物や漫画最終回の結末は?
「ドメカノ」と呼ばれている『ドメスティックな彼女』が、漫画本28巻をもって完結となりました。『ドメスティックな彼女』は過激な性描写や少年誌には珍しい設定が評判となり、コミックスの売り上げもまずまずの作品です。あらすじやネタバレを含みますが、「ドメカノ」の賛否両論となった最終回の結末や、原作漫画のあらすじなどとともに、主人公たちの声を担当した声優や続編製作の可能性などについて、ご紹介します。
目次
ドメスティックな彼女とは?
青森県出身の女性漫画家である流石景(さすがけい)による『ドメスティックな彼女』(通称ドメカノ)が、人気作品となっています。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』は、原作漫画が講談社の『週刊少年マガジン』に、2014年から2020年まで連載されていました。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の漫画単行本は全28巻です。
『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の最終回に至る漫画版の結末が、様々な反響を呼んでいます。アニメ版は、毎日放送系で2019年に放送されました。アニメ版は全12回で、漫画単行本版の第8巻あたりまでの内容でした。
ドメスティックな彼女(ドメカノ)の原作情報
『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の原作漫画は、講談社の『週刊少年マガジン』に連載されていた作品です。『週刊少年マガジン』に連載される作品らしい、青少年たちの恋愛を題材にした作品ですが、少年誌にしては稀有な不倫などを題材にした回もあります。
『週刊少年マガジン』連載時には省略されていた部分が、『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の漫画単行本には描かれていたり、逆に『週刊少年マガジン』に連載時には「袋とじ」で官能小説や性描写などが描かれていました。「ドメスティック」が家庭内暴力を意味するわけではないと、漫画単行本第1巻の帯に明記されています。
ドメスティックな彼女(ドメカノ)のアニメ情報
『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のアニメ版は、2019年1月から3月にかけて放映されました。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のアニメ版は、毎日放送『アニメイズム』B1枠などの、いわゆる深夜枠にて30分番組として放映されました『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のアニメ版は、全12回でした。
『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のアニメ版の放映内容は、『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の漫画単行本でいう第8巻までの内容を追いかけていました。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のアニメ版の最終回の結末は、主人公の藤井夏生とヒロインの橘陽菜の関係が学校に知れてしまい、二人が別れるというシーンでした。
ドメスティックな彼女のあらすじネタバレ~高校生編~
『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』は、偶然にも義兄弟になった男女を中心にした学園恋愛漫画です。「ドメスティック」という言葉がバイオレンス的なイメージを持ってしまいがちですが、単に「家庭内」という意味で使われているだけと、『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の作者の流石景がインタビューなどで答えています。
以下、『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』のあらすじやネタバレが続きます。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』は最終回の結末まで、様々な出来事が起こります。さらに結末まで怒涛の展開が続くとも評価されています。まだ『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』を見ていない場合は、ご注意ください。
あらすじネタバレ①三角関係
高校二年生の藤井夏生は趣味で小説を書いていました。藤井夏生は、英語の担任である橘陽菜が好きになっていました。藤井夏生は趣味で小説を書いており、橘陽菜との恋愛を想像して筆を進めていました。ある日、仲間からの強引な誘いで合コンに参加します。そこに橘瑠衣がいました。橘瑠衣は合コンを抜け、処女を卒業したいから協力しろと藤井夏生に申し出ました。今後一切かかわらないことを約束に、二人は肉体関係を持ちました。
数日後、藤井夏生の父が再婚相手を連れてきました。驚くことに、連れ子は橘陽菜と橘瑠衣でした。この日から、奇妙な関係が始まります。ある日、藤井夏生は橘陽菜が不倫をしていることを知ります。藤井夏生は橘瑠衣と協力して、橘陽菜の不倫をやめさせます。そして藤井夏生は橘陽菜に告白をしますが、上手に断られます。漫画単行本では1巻と2巻、アニメでは1話から4話の内容です。
あらすじネタバレ②文芸部への入部
藤井夏生は現代文教師が顧問をしている文芸部に入部します。そして藤井夏生は本格的に小説を書き始めます。藤井夏生が他の女性と仲良く話すことに違和感を感じ始めた橘瑠衣は、なじみの喫茶店マスターに相談します。それは恋だと指摘されると、橘瑠衣は藤井夏生に自分の気持ちを押し付けていきます。
高校が夏休みになりました。文芸部と橘陽菜たちを含めたメンバーで、キャンプに出掛けます。キャンプ中に、橘瑠衣は藤井夏生に告白をします。同時期に、橘陽菜は元不倫相手が離婚したことを知らされます。そのことを立ち聞きしてしまった藤井夏生は動揺します。橘瑠衣は自分の気持ちが抑えられず、自宅でも藤井夏生にキスをします。それを橘陽菜が目撃してしまいます。単行本の5巻まで、アニメでは9話までの内容です。
あらすじネタバレ③ヒナの一人暮らし
橘陽菜は、自分の藤井夏生への気持ちが高まっていることに気が付き始めます。それと同時に妹である、橘瑠衣の藤井夏生への気持ちにも気が付いていました。このままではいけないと思った橘陽菜は、衝動的に一人暮らしを始めると宣言します。藤井夏生と橘瑠衣とを交えた相談をした結果、実際に一人暮らしを始めます。
引っ越しの当日、藤井夏生は橘陽菜からアパートの合い鍵をもらいます。後日、藤井夏生は橘陽菜のアパートに行きます。藤井夏生は再び思いを橘陽菜に伝えると、橘陽菜は藤井夏生の気持ちを受け入れました。藤井夏生は幼馴染の家に遊びに行くと、橘瑠衣に噓をついて橘陽菜のアパートに出掛けていました。
あらすじネタバレ④桐谷怜士の正体
新学期が始まり、学園祭の時期になりました。そんな中、文芸部顧問への怪文書が出回ります。同時に、文芸部が準備していた喫茶店も荒らされてしまいます。この二つの犯人は同一人物で、文芸部顧問の元教え子でした。文芸部顧問は謹慎処分となりますが、その処分に納得できない藤井夏生たちは顧問の家を訪れます。
そこで藤井夏生は、文芸部顧問があこがれの小説家であった事実を知ることになります。橘瑠衣は、藤井夏生が橘陽菜のアパートに出掛ける際に「幼馴染の家に行く」ということが嘘であることを知ります。その後、橘瑠衣は藤井夏生が書いている小説を盗み読みし、内容から藤井夏生が橘陽菜と付き合っているのではないかと確信します。そして橘瑠衣は、その現場を押さえます。
あらすじネタバレ⑤修学旅行
単行本7巻、アニメの第11話までの内容です。沖縄への修学旅行となりました。藤井夏生の友人が橘瑠衣の部屋に押し入り肉体関係を迫りましたが、寸前で藤井夏生に止められます。藤井夏生は友人に、自分たちが義兄妹であることも、肉体関係を持ったこともあることも打ち明けます。三人は、心から和解しあいます。
花火大会の夜、藤井夏生は橘陽菜の部屋でプロポーズし、体を重ねます。修学旅行から帰ってきた後、橘瑠衣の作品が佳作に入賞していたことが知らされます。藤井夏生は自分の力のなさを痛感し、文芸部顧問に弟子入りを懇願するも断られます。顧問から小説に対しての甘さを指摘され、藤井夏生は短編小説を書くことを決意します。
あらすじネタバレ⑥ナツオとヒナの破局
藤井夏生と橘陽菜は母親から勘繰られ、橘陽菜は念を押されてしまいます。二人は旅行に行き、そこで藤井夏生は周囲に認めてもらえるように早く一人前の小説家になることを決意します。その矢先、修学旅行の写真の中に、二人が抱き合っているものが発見され、学校内で大問題となります。二人に対しての処分について、職員会議が開かれます。
学校に呼び出された橘陽菜は、藤井夏生の将来を考え土下座して藤井夏生への処分はしないよう懇願します。その代わりに冬休み前に他校への異動を申し出ます。無言で消えてしまった橘陽菜に、藤井夏生は呆然としますが、周囲の勧めもあって長編小説に取り組みます。完成した作品は、文藝賞を受賞します。アニメ版は、ここで終わります。
あらすじネタバレ⑦進級するナツオとルイ
ここからは漫画単行本のあらすじです。新学期になり、姉には遠慮しないと宣言した橘瑠衣のことを、藤井夏生は意識するようになります。そんな中、文芸部に新入生が入部します。その中の一人が藤井夏生に敵意をむき出しにします。新入生の一人は、藤井夏生が文藝賞を受賞したことに嫉妬をしていたのです。
新入生の一人と、負けたほうが小説を書くことをあきらめるという賭けをします。二人の小説での勝負は、藤川夏生の圧勝で終わります。実は、新入生も文芸部顧問の小説家があこがれの存在でした。新入生は藤川夏生の努力にも敬意を感じたので、文芸部に入部することになりました。
あらすじネタバレ⑧ヒナの元不倫相手との再会
ある日、藤井夏生は橘陽菜のかつての不倫相手と偶然再会します。橘陽菜の元不倫相手から「彼女はすでに、君のことを忘れている」と嘘をつかれます。この言葉に傷ついた藤井夏生は、小説を書く意欲を失いかけます。その時、橘瑠衣が藤井夏生を励まします。橘瑠衣は「今度は私のために書いて」と励ましたのでした。
橘瑠衣の励ましによって、藤井夏生は創作意欲を取り戻しました。藤井夏生は幼馴染から「そうやって、いつも彼女に助けられている」と鋭い指摘をされ、自分の橘瑠衣への気持ちが大きくなっていることに改めて気が付きます。橘陽菜との痛手を思い出すと躊躇していた藤井夏生でしたが、橘瑠衣の素直な気持ちに動かされ、気持ちに正直になることを決めました。
あらすじネタバレ⑨親子喧嘩
進路について考え始めなければならない時期になってきました。藤井夏生は小説家になることを決心していたので、大学進学を決めていましたが、橘瑠衣は進路に悩み、何もやることが見つかっていないならば大学に進学することは無駄だと決めていました。そんな時、橘瑠衣は町で実の父親と再会します。
イタリアンシェフである実父と話すうちに、橘瑠衣は料理に対しての興味が強くなりました。卒業後の進路を料理人と考えたことを母親に相談するも、断固反対されます。激しい親子喧嘩の末、橘瑠衣は実の父の店に寝泊まりし、実の父のもとで料理の勉強をし始めます。橘瑠衣の作った料理によって母親の説得が成功し、親子喧嘩が終了します。
あらすじネタバレ⑩伊豆大島で再会
夏休みに入り、文芸部は伊豆大島に行きます。実は、大島には橘陽菜の赴任先でした。橘瑠衣は知っていたことですが、藤井夏生には黙っていました。偶然、藤井夏生は橘陽菜を目撃します。橘瑠衣が「会ってほしくない」と懇願するにもかかわらず、藤井夏生は橘陽菜に会いに行きます。ところがそっけない態度であしらわれます。
そのショックによって、藤井夏生は小説が書けなくなります。見かねた編集者が、夏休みの間、藤井夏生に作家の書生をするように勧めます。書生としての生活の中で、藤井夏生は取材の面白さを感じていきます。作家とともに取材に赴いたキャバクラで、キャバクラ嬢と知り合います。キャバクラ嬢を通じて、藤井夏生は人の心を書くことの面白さに気が付き、再び小説を書き始めます。
あらすじネタバレ⑪文化祭
漫画単行本の第12巻と第13巻のあらすじとネタバレです。藤井夏生と橘瑠衣にとっての、高校生活最後の学園祭の時期になりました。学園祭では、昨年同様、文芸部では喫茶店を開くことになりました。伊豆大島での出来事以来、藤井夏生と橘瑠衣の関係はぎくしゃくしていました。学園祭の当日は、二人はそれぞれ別行動をとっていました。
それぞれが学園祭名物行事のカップルイベントに参加しますが、うまくいきません。藤井夏生は藤井夏生で、橘瑠衣は橘瑠衣で、それぞれが告白されるというラブシャッフルに陥ります。それでも橘瑠衣は藤井夏生への気持ちが止められず、藤井夏生も橘瑠衣への気持ちが断ち切れません。互いに自分の気持ちがはっきりした二人は告白をし、ようやく恋人同士となりました。
ドメスティックな彼女のあらすじネタバレ~大学生編~
小説家を目指すことを決心した藤井夏生は、大学進学は不要ではないかとも考えました。書生をしている作家や文芸部顧問からの助言を経て、やはり大学へ進学することを決めます。予備校にも通い始めた藤井夏生は、多忙を理由に橘瑠衣とすれ違いが生じ始めます。家でセックスはしないと決めた二人でしたが、この日だけということで身体を重ねます。
文藝賞で副賞の賞金を使って、藤井夏生は両親に旅行をプレゼントします。両親たちが旅行に出かけた期間を利用して、藤井夏生と橘瑠衣も二人だけで旅行に出かけます。二人だけの旅行の最中に、藤井夏生は橘瑠衣の恋愛に対しての不安な気持ちや不満な点などを聞きます。藤井夏生は橘瑠衣との恋愛関係を再確認します。
あらすじネタバレ①ヒナの帰省
年末になると、橘瑠衣はイタリアへ短期旅行に出かけていきました。入れ違いで、橘陽菜が一年ぶりに帰宅します。橘陽菜は教師生活に疲れ、教師を辞めたいことを母親に相談しました。それを聞いてしまった藤井夏生は、自責の念に駆られます。予備校の友達にも押され、藤井夏生は自分の気持ちを橘陽菜にしっかりと伝えました。
センター試験で手ごたえを感じた藤井夏生は、合格したらアパートで独り暮らしを始めたいと、両親に相談します。両親は藤井夏生の考えに賛同し、春から藤井夏生はアパート暮らしをすることになります。第一志望だった高校文芸部の顧問と同じ大学の文学部にも無事合格した藤井夏生は、新たな生活がスタートします。
あらすじネタバレ②大学入学
藤井夏生は無事に大学に入学します。そして高校の文芸部顧問だった小説家がOBである演劇サークルに入部します。藤井夏生のアパートでの一人暮らしも、隣人たちとの交流で充実する日々を送ります。橘瑠衣が初めて藤井夏生のアパートに泊まることになった夜、酔っぱらった橘陽菜が転がり込み、自分の気持ちをさらけ出して眠ってしまいます。
洗面所で事の成り行きを聞いていた橘瑠衣はたまらず藤井夏生のアパートを飛び出し、以降、藤井夏生を避けるようになります。演劇サークルの脚本を仕上げなければならないにもかかわらず、藤井夏生は毎日橘瑠衣に会いに行きます。やっとのことで橘瑠衣の気持ちが和らぎ、藤井夏生は橘陽菜に自分たちの関係を話そうと橘瑠衣に提案します。
あらすじネタバレ③ナツオを諦める決心をするヒナ
橘陽菜は藤井夏生のアパートで、橘瑠衣の持ち物を発見します。二人が付き合っていることを察した橘陽菜は、藤井夏生への気持ちはあきらめるべきだと決心していきます。家族ハイキング中に藤井夏生と橘陽菜が道に迷い、一晩を山小屋で過ごすことになりました。その時に、今後、橘陽菜は姉として藤井夏生に接していくと決心したのでした。
あらすじネタバレ④ヒナのストーカー
ホテルに就職した橘陽菜は、お見合いをします。はじめこそ嫌々でしたが、偶然ホテルでであったりするうちに、何度かデートを重ねる関係にまで発展しました。デートを重ねるにつれて、相手の独善的な態度が感じられるようになり、結婚を前提とした交際の申し込みを橘陽菜は断ります。すると相手からの嫌がらせが始まり、ついにはストーカー行為までに発展しました。最後には警察に通報し、事態は収束したかに見えました。
警察沙汰にまでなったストーカー事件は、相手が橘陽菜を刺し殺そうとするまでになりました。寸前で、藤井夏生が助けに入りますが、橘陽菜の代わりに藤井夏生が刺されてしまいます。昏睡状態に陥ったものの、奇跡的に藤井夏生は回復します。橘瑠衣と橘陽菜と藤井夏生のそれぞれの思いが錯綜します。
あらすじネタバレ⑤ルイの渡米
不安な気持ちが晴れない中、橘瑠衣にニューヨークでのレストラン研修の話が持ち上がります。短期ではなく、最低限1年間は研修するというオファーでした。姉の藤井夏生への気持ちのこともあり、思い悩む橘瑠衣ではありましたが、藤井夏生の後押しもあり、ニューヨーク行きを決心します。旅立つ前に、橘瑠衣は思いのたけを藤井夏をに伝え、たくさんの思い出を作ろうとしました。
あらすじネタバレ⑥別れを告げるルイ
橘陽菜のストーカーなどを取材し、犯罪心理学の面から小説を発表した藤井夏生でしたが、世間からはバッシングされたため、スランプに陥っていました。そのことは、橘陽菜にも橘瑠衣にも相談できず、一人で悩み、ついには小説が書けないほどになっていました。クリスマス休暇でサプライズ帰国した橘瑠衣は、恋人であるにもかかわらず何も相談してくれない藤井夏生に不安が募り、別れを提言します。
あらすじネタバレ⑦桃源繁光の死去
藤井夏生が書生をしていた作家が、以前取り切っていたはずの癌が再発していることが判明します。しかも、余命いくばくもなく、もはや手遅れでしかないことを藤井夏生は本人から知らされます。作家の最後の望みをかなえるために、藤井夏生は作家を登山に連れていきます。山頂で「いい朝だ」と言い残し、作家は亡くなります。書きかけの遺作を、藤井夏生は完璧と評価されるレベルで完成させます。
あらすじネタバレ⑧ヒナが意識不明に
藤井夏生たちの幼馴染が、橘瑠衣はまだ藤井夏生を大事に思っていると確信します。そのことを藤井夏生に伝えると藤井夏生は渡米し、橘瑠衣と復縁し結婚の約束をします。一方で、橘陽菜のストーカーは話題になっている藤井夏生の高校生時代の橘陽菜とのスキャンダル写真を違法に入手し、悪徳記者と手を組んで復讐をしようと計画します。
事態に気が付いた橘陽菜たちは週刊誌編集部に乗り込み、事態は解決したかに思えました。ところが恨みを抱いた週刊誌の記者は、橘陽菜と橘瑠衣をめがけて車で突っ込んできます。寸前のところで橘陽菜は妹を庇い、反動で自分が轢かれてしまいます。橘陽菜の一命はとりとめたものの、植物人間になってしまいます。
ドメスティックな彼女の登場キャラとアニメ声優一覧
『ドメスティックな彼女』の声を担当している声優は、人気の声優が多く起用されています。『ドメスティックな彼女』が学園アニメであることから、若手声優が多く起用されています。また、女性登場キャラクターたちは可愛いだけでなく、セクシーな面が多々あるので、艶のある声を持つ女性声優が多く起用されています。
橘瑠衣役/内田真礼
ヒロインの橘瑠衣の声を演じているのは、若手声優の内田真礼(うちだまあや)です。内田真礼は、1989年東京生まれの声優です。弟の内田雄馬も声優で、共演した経験もあります。2008年に日本ナレーション演技研究所に入所し、在籍中の翌年、OVA作品の『ぼく、オタリーマン』で声優としてデビューしました。音楽活動や女優業なども並行し、さらにグラビアアイドルとしても活動するマルチな才能を持つ声優です。
橘陽菜役/日笠陽子
『ドメスティックな彼女』の、もう一人のヒロインである橘陽菜の声を演じているのは、神奈川県出身の声優である日笠陽子です。高校卒業後、被服専門学校と日本ナレーション演技研究所の両方に通った異色の経歴の持ち主です。2012年の流行語大賞を受賞した「てへぺろ」を考案したのが日笠陽子です。歌唱力には定評があり、ライブツアーなどの活動も行っています。2015年12月30日にブログにて結婚の報告をしています。
藤井夏生役/八代拓
主人公である藤井夏生の声を担当しているのは、若手声優の八代拓です。八代拓は1993年生まれで岩手県出身の声優です。高校2年の時に『新世紀エヴァンゲリオン』を友達から借りてみたことが、声優を目指すきっかけになったと語っています。2013年に『銀の匙 Silver Spoon』で、作業員や友達などの役を演じています。2018年には第12回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。
柏原もも役/佳村はるか
『ドメスティックな彼女』に登場するキャラクターのうち、メンヘラ気味の高校生である柏原ももの声を担当したのが声優の佳村はるかです。大阪府出身の佳村はるかの夫は、元プロ野球選手の野田昇吾です。ゲーム好きであることからか、ゲーム関係の声の仕事は精力的に活動しています。ほかの声優とは違って、本格的な歌手活動などはしていません。
葦原美雨役/小原好美
『ドメスティックな彼女』の登場キャラクターの中では比較的存在感が薄い、高校の文芸部の部長である葦原美雨の声を担当したのが、声優の小原好美(こはらこのみ)です。1992年生まれで神奈川県出身の小原好美は、高校を卒業後、総合ヒューマンアカデミーに入学し、2012年から女優経験を2年積みました。現在は声優大手事務所の大沢事務所に所属しています。
藤井昭人役/飛田展男
『ドメスティックな彼女』の登場キャラクターで、主人公である藤井夏生の父親である藤井昭人の声を担当しているのが、ベテラン声優の飛田展男(とびたのぶお)です。飛田展男といえば、『機動戦士Zガンダム』の主人公であるカミーユ・ビダンの声を担当していることが有名です。中学生までは教師になることが希望で、駒澤大学を中退して声優になると両親に告げたときは、大反対されました。
ドメスティックな彼女が完結!漫画最終回結末ネタバレ
原作漫画『ドメスティックな彼女』は、2020年8月17日発売の第28巻で完結となりました。橘瑠衣が藤井夏生と結婚する、妊娠して子供を産むという展開になっていた矢先、橘陽菜が植物人間になる、怒涛の展開でした。藤井夏生は橘陽菜を懸命に看病し、橘陽菜は奇跡的に回復したのでした。その光景を見て、橘瑠衣は藤井夏生に姉と結婚するように勧めたのでした。
最終回結末ネタバレ①結婚式
場面は藤井夏生と橘陽菜の結婚式です。橘瑠衣は結婚式の料理のプロデュースをしていました。人気女優となった藤井夏生の大学の演劇サークル仲間も駆けつけてきました。橘瑠衣は回想します。事故から回復した橘陽菜は、藤井夏生からのプロポーズを受け付けていませんでした。それを説得したのが、ほかでもない橘瑠衣でした。橘瑠衣が根気よく姉を説得したことで、橘陽菜はプロポーズに応じたのでした。
最終回結末ネタバレ②ルイの思い
橘瑠衣は、藤井夏生との結婚を取りやめました。橘瑠衣がこのまま結婚して幸せになれるとは思えないし、幸せになってはいけない気がすると、藤井夏生に言いました。自分には子供がいるから、大丈夫だと気丈に振舞います。藤井夏生と橘瑠衣は、二人で何度も何度も話し合いました。その結論が、橘陽菜と藤井夏生の結婚でした。
最終回結末ネタバレ③夏生の新刊
時は過ぎ、橘瑠衣と藤井夏生との間にできた娘は小学生になっています。藤井夏生は部屋で執筆作業に追われています。橘瑠衣のニューヨーク時代のルームメートが娘の英会話レッスンをしてくれます。そこに、宅急便が届きます。藤井夏生の書いた小説の新刊が届いたのです。藤井夏生は読者の反応が怖いといいますが、橘陽菜は普通ではつまらないから、これでいいと笑います。
ドメスティックな彼女のアニメ2期の可能性
『ドメスティックな彼女』の原作漫画本は、第28巻を持って完結となりました。テレビアニメ版『ドメスティックな彼女』は、2019年の1月から3月までに放映されましたが、その内容は漫画原作本『ドメスティックな彼女』の第8巻あたりまでの内容でした。そうなると、アニメ版『ドメスティックな彼女』の続編が製作されるのか、気になるところです。その可能性を多角的に探ってみましょう。
考察①原作漫画のストック
人気の漫画・アニメであれば、アニメ版の放映が原作漫画本に追いついてしまうことがあります。その場合、アニメ版オリジナルストーリーをはさんだりすることがあります。『ドメスティックな彼女』の場合、原作漫画は完結していますので、アニメ制作におけるストックは十分であると考えられます。原作漫画のストックの面からは、続編製作は十分可能ということです。
考察②円盤売り上げ
DVDやBlu-rayなどのことを円盤と呼ぶことがあります。テレビアニメの続編を製作するには、円盤の売り上げが5000枚を超えることが必要と言われています。ところが、『ドメスティックな彼女』は、これら円盤の発売をしていません。業界初の試みである、PlayPicというDMMが運営するアプリで視聴するようになっています。このため、現段階では財政面からの続編の可能性は半々としか言えない状態です。
考察③原作漫画の売り上げ
原作漫画本の『ドメスティックな彼女』については、売り上げは悪くはないです。累計発行部数は500万部を超えました。特にテレビアニメで『ドメスティックな彼女』が放映された直後に原作漫画本『ドメスティックな彼女』の売り上げが急激に伸びたことから、講談社としてはアニメ続編の製作には前向きであると考えられます。
考察④制作会社の制作状況
テレビアニメ版『ドメスティックな彼女』の製作を担当したアニメ会社は「ディオメディア」でした。ディオメディアは毎年2作品ペースでアニメを制作している会社です。ディオメディアの最近の製作したアニメを振り返ると、円盤の売り上げがあまり芳しくないようです。ディオメディアとしては、講談社に支えられて『ドメスティックな彼女』の続編が作りたいところですが、何とも言えない状態でしょう。
ドメスティックな彼女に関する感想や評価
アニメ『ドメスティックな彼女』の最終回の結末は、漫画原作本とは異なるアニメオリジナルの味付けがされた結末となりました。アニメ版の最終回の結末に対しても、ネットでは様々な意見がみられました。その後、漫画版『ドメスティックな彼女』が全28巻で完結となったわけですが、その最終回や最終話の結末に対しては賛否両論が巻き起こりました。ネットでは激しい意見のぶつかり合いさえ見られました。
肯定的な意見
陽菜は報われずに終わるっていうのは素直に疑問に思う。陽菜自身、夏生と瑠衣の幸せを願っていたのも事実。彼女の考え方を作者本人が否定しちゃ話がおかしくなる。#ドメカノ https://t.co/8kTjUqEPVb
— ふぉれすと (@ares_orion0402) December 22, 2020
「瑠衣ちゃんで終わるのかと思ったら、よくぞまとめてくれました」「ハラハラしましたが、陽菜ちゃんでよかった」など、最終話や最終回の結末のありかたに賛同する意見も多くみられます。二転三転する橘姉妹の恋の行方ではありましたが、橘陽菜のファンが納得する結末であったと意見や感想がみられました。
ラブコメというより
個人的なドメカノ号泣シーン集
— たっくん(きょん) (@hanaritakumi) December 19, 2020
13巻のフラれたももも好きだけど、3巻の初めて本気で自分と向き合ってくれた人を見付けたもも
8巻陽菜との別れ
最終巻ルイとの別れ
最終巻陽菜へのプロポーズ
ドメカノ読んでくれ頼む#ドメカノ#ドメスティックな彼女 pic.twitter.com/7vxY58A3TL
「泣ける漫画」「恋愛漫画だよね。しかも別れ方が泣ける、泣ける」「要所要所の結末とか、最終回とか、まあ、泣かせてくれたわ」など、意外と「泣かせる漫画」という意見や評価が多くみられます。「高校生編は初々しい学生の恋愛と背伸びしている恋愛とのバランスが微妙」という評価もあり、女性ファンからの声も多くみられます。
海外からは
A long relationship between rui and natsuo just for natsuo to marry the person who was there for a few months. What a lack of mentality the author has. It's like natsuo didn't give a shit about leaving rui and his daughter.#ドメスティックな彼女#ドメカノ#マガジン
— MEE⚠️ (@e13211_mee) December 22, 2020
『ドメスティックな彼女』は海外でも人気の作品であり、特に台湾やフランスなどでは翻訳されている『ドメスティックな彼女』の漫画版の売り上げも良いようです。ツイッターなどを見ると海外からの反応もとても多くみられますが、最終回の結末への反応は手厳しいものが多くみられます。「夏生は普通じゃない」「あれでは瑠衣がかわいそうだ」「陽菜は大人として異常」など、批判的な声が多くみられます。
それでもやっぱり
いやぁヒナ姉かわいすぎるし終わり方まで完璧だぁ〜😭😭
— はやーと@廻廻奇譚練習中🎶 (@ithaya_1117) December 25, 2020
ドメスティックな彼女久しぶりにみたけどやっぱ最高でした👏🏻#ドメスティックな彼女 pic.twitter.com/uAICssBgcR
『ドメスティックな彼女』のストーリー開始直後は、ヒロインが橘瑠衣であるような展開をしていました。漫画版『ドメスティックな彼女』の最終回に際して作者の流石景は「夏生と瑠衣が結婚してしまえば、陽菜は結末で何もかも失う」と考えていたので、最終回の結末はあの形になったと説明しています。橘陽菜のファンは「大好きな陽菜ちゃんがハッピーで最終回の結末を迎えられて、よかった」などと安堵する声が多くみられました。
ドメスティックな彼女のあらすじまとめ
『ドメスティックな彼女』は過激な内容を伴う恋愛漫画です。主人公の藤井夏生のモテぶりと、橘陽菜・瑠衣姉妹の可愛さが、『ドメスティックな彼女』の売りです。アニメは漫画の第8巻程度までしか製作されておらず、続編製作が期待されてはいますが難しいようです。漫画本は28巻で最終回となり、最終回の結末のありかたに様々な意見が交わされています。「ドメカノ」は、ジェットコースター恋愛が楽しめる漫画なのです。