【ジョジョ】ジョセフ・ジョースターは歴代最強のジョジョ？強さや死亡説を考察

今回のまとめでは、大人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するジョセフ・ジョースターの強さや死亡説についてまとめていきます。ジョセフ・ジョースターが歴代最強の波紋・スタンド使いと言われているのは本当なのでしょうか？歴代のスタンド使いたちの能力と比較しながら考察していきます。それでは、波紋・スタンド能力の比較をしていく前に、「ジョジョの奇妙な冒険」の概要やあらすじについて見ていきましょう。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年より2004年まで『週刊少年ジャンプ』、2005年より『ウルトラジャンプ』にて2021年1月現在もシリーズ連載がされている荒木飛呂彦さんが描くアドベンチャー漫画です。ストーリーはパート事に別れたものとなっており、シリーズのトータルでは現在129巻が刊行される長期シリーズとなっています。現在は8部となる『ジョジョリオン』が連載されています。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、1888年のイギリスに住む貴族の主人公ジョナサン・ジョースターと下級階級のディオ・ブランドーの出会いによって後にスタンドと呼ばれることになる”波紋”と諸悪の根源となった”石仮面”を巡る闘争が繰り広げられていきます。そして、石仮面を巡る争いは第3部まで続き、4部、5部と続いていき、ジョースター家の子孫”ジョジョ”たちの人生が描かれています。

それでは、歴代ジョジョの中でも波紋・スタンド使いとして最強だと言われているジョセフ・ジョースターのプロフィールを見ていきましょう。ジョセフ・ジョースターは、第1部の主人公であったジョナサン・ジョースターの孫であり、コミック5巻から12巻で描かれた第2部「戦闘潮流」で主人公として登場しました。誕生日は1920年9月27日、イギリスのロンドン出身で身長は195cmです。

ジョセフ・ジョースターが主人公であった第2部では、突如として現れた”知的生物「柱の男」”を討伐するために奔走する姿が描かれ、ジョースター家の宿敵であったDIOを倒していきます。そして、空条承太郎を主人公として第3部「スターダストクルセイダース」では、承太郎の67歳の祖父として再び登場しました。3部ではジョセフ・ジョースターが倒したはずのDIOが復活し、承太郎らと共にエジプト遠征する姿が描かれました。

ジョセフ・ジョースターは波紋使いでありスタンド能力も持っています。波紋は「波紋疾走（オーバードライブ）」というもので、そのほか頭脳戦を得意としました。DIOを倒したことからも分かるようにかなりの強さと機転の良さを持っていることが窺えます。一方、3部から登場したスタンド能力「ハーミット・パープル」は、所謂”念写”をすることができる能力であり、戦闘には向いていません。

それでは、ジョセフ・ジョースターが歴代最強のジョジョだと言われている理由を強さや能力と比較しながら見ていきましょう。

まず、「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部主人公で初代ジョジョとして知られるジョナサン・ジョースターは、スタンド能力を持っていませんが、DIOを討伐するため長い月日をかけて「山吹色の波紋疾（サンライトイエローオーバードライブ）」という波紋を習得しています。

努力や実力を兼ねそろえていますが、最終的にはDIOとの決闘の末、首から下はDIOに乗っ取られてしまったことから、実力もあり強いものの、最強と言うには一歩及ばずといったところです。

続いては、第3部「スターダストクルセイダース」で主人公として登場したジョセフ・ジョースターの孫である空条承太郎です。承太郎は身長195cmとジョセフ・ジョースターと同じ背格好で「スタープラチナ」というスタンド能力を持っています。ブレない精神力を兼ねそろえた承太郎は、屈強なスタンドで兎に角近距離の破壊力を得意とします。DIO戦では能力が進化し、かなりの強さを見せつけました。

続いて、第4部「ダイヤモンドは砕けない」で主人公として登場したジョセフ・ジョースターの隠し子である東方仗助は、「クレイジー・ダイヤモンド」というスタンド能力を持っています。基本的には壊れたり傷ついたものを治癒する能力ですが、戦闘能力もそれなりに強く、オールマイティなスタンドと強さを兼ね備えた能力だと言えるでしょう。

続いて、第5部「黄金の風」の主人公ジョルノ・ジョバァーナです。彼はDIOの息子であり汐華初流乃（しおばな はるの）という本名を持っています。スタンド能力はゴールド・エクスペリエンスという生命を生み出すことのできる能力です。短距離パワー型であり、終盤でゴールド・エクスペリエンス・レクイエムに進化し、相手の攻撃をゼロにするという最強の力を手に入れました。ディアボロ討伐は彼なくして成し得ませんでした。

続いては、第6部「ストーンオーシャン」に登場し、初の女性主人公となった空条徐倫（くうじょうじょうりーん）です。徐倫は承太郎の娘であり、「ストーン・フリー」という糸を操るスタンド能力を持っています。承太郎の娘だけあり精神的に強く、また、オラオララッシュを決めるなど女性スタンド使いとしては最強の強さを見せました。メンタル面では歴代主人公の中でも突出していると言われています。

続いて、第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公であるジョニィ・ジョースターです。ジョニィ・ジョースターは、1890年の西部劇に遡った時代の主人公であるものの、1部のジョースター家とDIOとは別物となっています。スタンドは「タスク【牙】」という遠距離型の能力で、爪を使った攻攻撃をするのが特徴です。派手な攻撃ではないですが、最強のスタンドとして議論されることがしばしばあります。

続いては、第8部「ジョジョリオン」に登場する主人公・東方定助です。東方定助は記憶を失っていたところを広瀬康穂という少女に助けられました。本名は空条仗世文ですが、謎の多い人物として描かれています。スタンド能力は相手の”何か”を奪う能力を持った「ソフト&ウェット」というものです。吉良吉影と合体しているという正体からかなりの強さを秘めている最強スタンドとも言われています。

続いて、今回のまとめの主人公であるジョセフ・ジョースターは、既出ではありますが「隠者の紫（ハーミット・パープル）」というスタンド能力です。これまで紹介してきた歴代の主人公と総合して比較すると、歴代最強のジョジョとは断言できません。

ジョセフ・ジョースターが歴代最強のジョジョと断言できないということで、それぞれ違う視点から最強のジョジョは誰なのかを独断と偏見で紹介していきます。

まず、ジョースター家の中で社会的立場で最強なのは第2部「戦闘潮流」の主人公であるジョセフ・ジョースターです。歴代ジョジョの中には、海洋学者である空条承太郎やイタリアの裏社会を牛耳るパッショーネのボスとなったジョルノなど社会的地位を確立した人物ばかりですが、何と言っても不動産投資家である不動産王のジョセフが最強と言えるでしょう。

続いて、ジョースター家で最強のメンタルを持っているのは、第6部「ストーンオーシャン」の主人公である空条徐倫です。空条徐倫については既に紹介済みですが、承太郎の娘であることから精神的に自立しいつ何時も冷静沈着でいられる徐倫は最強と言えます。

続いて、ジョースター家で最強の攻撃力を持っているのは、第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公であるジョニィ・ジョースターです。ジョニィ・ジョースターは「タスク【牙】」という成長をしつつ執念を感じられることから最強のスタンド能力を持っていると言えるでしょう。

続いて、最強の防御能力を持っているのは時間をも超越してしまった第5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナです。ジョルノは、「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」という能力に進化し、相手の意思や行動をゼロに戻してしまうという誰も抗えない最強の能力を持っています。防御に関しては歴代ジョジョの中でも最強と言えるでしょう。

続いては、ジョセフ・ジョースターが使う波紋の技について見ていきましょう。ジョセフ・ジョースターは一体どんな技を使えるのでしょうか？

1つ目は「波紋コーラ」です。波紋コーラとは、コーラの入った瓶の内側に波紋を流し込み、圧力を加えた勢いで蓋を飛ばすといったものになります。

続いては「波紋ヘアアタック」です。波紋ヘアアタックは、相手が放った弾丸を防御するための技で、引き抜いた髪に波紋を流しながら投げ、流れてくる弾から身を守ります。

続いては「クラッカーヴォレイ」です。クラッカーヴォレイは攻撃をするための技で、アメリカンクラッカーに波紋を流しながら攻撃をするというものです。

続いては、「ズームパンチ」というものでこちらも攻撃技です。この技はジョナサンも使っていたもので、関節を外しながらパンチをするというものになります。

続いては「クラッカーブーメラン」です。クラッカーブーメランは、クラッカーヴォレイの進化版みたいなもので、アメリカンクラッカーで殴りつつ投げるといった技になります。

続いては、素手で波紋を流す「波紋疾走（オーバードライブ）」の中にある技の1つで「波紋肘支疾走（リーバッフオーバードライブ）」というものです。波紋肘支疾走（リーバッフオーバードライブ）は肘内をしながら波紋を相手に流すといったものになります。

ジョセフ・ジョースターのスタンドは「ハーミット･パープル（隠者の紫）」です。ハーミット･パープル(隠者の紫)は念写をする能力です。最初はポラロイドカメラなどでしか念写ができませんでしたが、テレビなどを媒介して遠方のことも念写することが可能となりました。戦闘には向かないスタンドですが、ジョセフは波紋も使えるので戦闘することも可能です。

続いてはジョセフ・ジョースターの活躍や死亡説についても見ていきましょう。まず、主人公として登場した第2部では、母親であるリサリサが持っている希少な石である「エイジャの赤石」で究極生命体として石仮面を完成させようとする「柱の男」が仕掛けてくる激闘を繰り広げていきます。死闘の末、ジョセフは一度死亡説が上がりましたが、見事生還したのでした。

続いて、3部でのジョセフは、不動産王として「ジョースター不動産」を営んでいましたが、娘ホリィがDIO影響を受け命の危機に陥ったことからDIOを討伐するため、孫の承太郎と花京院、ポルナレフ、アブドゥルらと共にエジプト遠征することになりました。2部で習得した波紋のほか、新たにスタンド能力が芽生えており、強さが2部よりも増した姿が描かれました。

続いて、4部でのジョセフは、なんと隠し子がいることが判明します。隠し子は4部の主人公である仗助です。4部では79歳の老人として登場し、耳も遠いジョセフでしたが、「アクトン・ベイビーの事件」では自らを傷つけ事件を解決するなど、本来のジョセフが垣間見えたシーンが描かれました。

そして、ジョセフは5部以降登場をすることはありませんでした。ジョセフは死亡したのか？という憶測がネットで浮上しましたが、6部連載時に原作者の荒木飛呂彦先生から「ジョセフは生きてると思う」といった言及がされたのです。そのことから、死亡説はなくなり、波紋の力を使って生き延びているのではないか？といった考察がされています。

ジョセフ・ジョースターが残す名言について見ていきましょう。まず1つ目は上記のセリフになります。このセリフは、敵と会った時に放ったジョセフのセリフで、元ネタは女優の酒井法子さんが言っていたキャラ付けの言葉です。ジョセフの陽気な性格が窺えます。

続いてのジョセフの名言は上記のものになります。このセリフは、シーザーから波紋の修行を勧められた際に放ったものです。

続いてはジョセフ・ジョースターのアニメ声優について見ていきましょう。まず、2部及び3部「ジョジョの奇妙な冒険」でジョセフ・ジョースターの声優を務めたのは杉田智和さんです。杉田さんは1980年10月11日生まれの埼玉県出身、自身が代表を務める株式会社AGRSに所属しています。「第3回声優アワード」で助演男優賞を受賞するなど実力派として知られています。

杉田智和さんのこれまでの主な出演作は、

• 創聖のアクエリオン（シリウス・ド・アリシア）
• Kanon（相沢祐一）
• 銀魂（坂田銀時）
• 涼宮ハルヒの憂鬱（キョン）

• マクロスF（レオン・三島）
• D.Gray-man HALLOW（リーバー・ウェンハム）
• 初恋モンスター（三宮銀次郎）
• マギ シンドバッドの冒険（ドラグル）
• ヲタクに恋は難しい（樺倉太郎）などがあります。

続いて、第4部「ダイヤモンドは砕けない」でジョセフ・ジョースターの声優を務めたのは石塚運昇さんです。石塚運昇さんは1951年5月16日生まれの福井県出身、青二プロダクションに所属していましたが、2018年8月13日に亡くなりました。

石塚運昇さんのこれまでの主な出演作は、

• ポケットモンスター（オーキド博士）
• カウボーイビバップ（ジェット・ブラック）
• プラネテス（ウェルナー・ロックスミス）
• 金色のガッシュベル!!（グスタフ）

• 機動戦士ガンダム00（セルゲイ・スミルノフ）
• まじっく快斗（中森銀三）
• ヨルムンガンド（レーム）
• BANANA FISH（ディノ・F・ゴルツィネ）などがあります。

続いて、ジョセフに関する感想や評価を見ていきましょう。まず1つ目は、上記のものになります。スタンドや武器を失くしたら歴代最強はジョナサンで、武器をありにしたらジョセフの方が最強ではないか？というものでした。

続いての感想は、岸部露伴のスタンドであるヘブンズドア―で人生を読んだら、一番面白いのはジョセフでは？といったものです。ジョセフは一度死亡説も出て、お墓もあり、仗助という隠し子までいる面白い人生なので、1人でドラマが展開できそうです。

続いての感想は、おじいちゃんとなった3部で、2部の若かりし頃のジョセフが垣間見えるシーンが端々にあることがとてもいいというものでした。

以上、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場するジョセフ・ジョースターの死亡説や最強説まとめでした。サイト内には、「ジョジョの奇妙な冒険」に関する他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。