ディオ・ブランドーのカリスマ性と名言を紹介!ジョジョ1部・3部・7部を考察

時間を止める最強のスタンド「ザ・ワールド」を持つ漫画ジョジョの奇妙な冒険のディオ・ブランドー。ディオ・ブランドーは圧倒的力とカリスマ性を持つ悪役であり、多数の名言を残したことからジョジョの奇妙な冒険の代名詞ともなっているキャラクターです。そんな名言を多数残したディオ・ブランドーはジョジョ第3部で最期を遂げたものの、彼の存在は永遠に消えることはありませんでした。本記事では圧倒的カリスマ性を持つ悪役ディオ・ブランドーについて名言や最期、作中での行動の考察や声優などをまとめてご紹介します。

ディオ・ブランドーのカリスマ性と名言を紹介!ジョジョ1部・3部・7部を考察のイメージ

目次

  1. ディオ・ブランドーとは?カリスマ性も紹介
  2. ディオ・ブランドーの名言集
  3. ディオ・ブランドーが登場するジョジョ1部を考察
  4. ディオ・ブランドーが登場するジョジョ3部を考察
  5. ディオ・ブランドーが登場するジョジョ7部を考察
  6. ディオ・ブランドーのアニメ声優
  7. ディオ・ブランドーに関する感想や評価
  8. ディオ・ブランドーのカリスマ性と名言まとめ

ディオ・ブランドーとは?カリスマ性も紹介

ジョジョの奇妙な冒険の概要

ディオ・ブランドーが登場するジョジョの奇妙な冒険とは1986年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年9月現在「ウルトラジャンプ」で連載されている荒木飛呂彦による日本の漫画作品です。漫画ジョジョの奇妙な冒険はジョジョとあだ名される主人公のジョースター家と悪役ディオ・ブランドーの世代を超えた戦いを描く長編作品であり、2019年9月現在「ウルトラジャンプ」にて第8部が連載されています。

ディオ・ブランドーとの戦いを描いた漫画ジョジョの奇妙な冒険は「人間賛歌」というテーマの元、仲間との絆や強敵とのバトルをふんだんに盛り込んだ少年漫画の王道的作品であり、これまでアニメ化やゲーム、実写映画化などのメディア展開が行われている大人気作品です。さらに漫画ジョジョの奇妙な冒険は日本以外に世界中でも根強い人気を誇っており、日本を代表する漫画作品として今後も多くの注目が集まっています。

本記事ではそんな大人気漫画ジョジョの奇妙な冒険に登場する生粋の悪役ディオ・ブランドーについて、そのカリスマ性や名言、最期をまとめました。また名言や最期の他に本記事ではディオ・ブランドーのスタンドや作中での行動、声優なども併せてご紹介していきます。ディオ・ブランドーファンの方はもちろんディオ・ブランドーを知らない方も楽しめる記事となっていますので、是非最後まで本記事をお楽しみください。

ディオ・ブランドーのプロフィール

本記事で名言や最期などをご紹介するディオ・ブランドーとは上述でご紹介した通り漫画ジョジョの奇妙な冒険一番の悪役です。ディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険の第1部「ファントムブラッド」から登場している最古参のキャラクターであり、当初は第1部の主人公ジョナサン・ジョースターの友人でした。しかしディオ・ブランドーは力を欲し、吸血鬼の力を手に入れて人間を超えた化物へと変貌を遂げてしまいます。

ディオ・ブランドーは鋭い目つきをした金髪の美貌と圧倒的カリスマ性を持つ悪役であり、ジョジョとあだ名されるジョースター家と世代を超えた対決を繰り広げます。圧倒的カリスマ性を持つイケメンの悪役ディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険で多数の名言を残しており、多くのファンからディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険の代名詞として2019年9月現在も高い人気を誇っています。

ディオ・ブランドーのカリスマ性

ディオ・ブランドーは作者である荒木飛呂彦から実質的な主人公と評されるほどの圧倒的カリスマ性を秘めています。ディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険の第1部「ファントムブラッド」で初登場し、吸血鬼へと変貌を遂げました。第1部でディオ・ブランドーはジョナサンに敗北して最期を迎えるのですが、ジョジョ第3部で驚異的な能力を持つスタンドを会得して復活し、再度主人公達の前に立ちふさがりました。

このディオ・ブランドーという男はジョースター家が抗わなければいけない因縁的な存在であり、ディオ・ブランドーはジョジョの全編を通して一番の存在感を放っています。その存在感故からディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険の中で悪役ながらトップクラスの人気を誇っており、多数のグッズが制作されています。ではここからはそんな多くの人気を集める理由となったディオ・ブランドーのカリスマ性についてご紹介します。

カリスマ性①生まれつきの悪

ディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険第1部「ファントムブラッド」で養子となるためにジョースター家を訪れました。しかし養子になるのはただの建前であり、ディオ・ブランドーは裏でジョースター家を自分のものにしようと画策していました。実はディオ・ブランドーは幼い時に酒に溺れた父を殺害しており、その時からディオ・ブランドーは誰にも負けない世界一お金持ちの男になるという信念を抱いていました。

そんなディオ・ブランドーには非常に優れた人心掌握術と成功のためならどのようなことも平然とやってのける冷酷な心を兼ね備えていました。そうディオ・ブランドーは悪の存在としてこの世に誕生したのです。そんなディオ・ブランドーはジョースター家と最終的に対立し、圧倒的な力を手にします。この圧倒的な力と悪のカリスマ性に多くの敵役は心を奪われ、ディオ・ブランドーは悪の皇帝として君臨していきます。

カリスマ性②最強のスタンド

漫画ジョジョの奇妙な冒険で特に多くの名言を残したディオ・ブランドーは第1部で吸血鬼となり、不老不死の力を会得します。しかし吸血鬼の力を会得してもディオ・ブランドーはジョースター家に敗れ、一度最期を迎えてしまいます。そしてディオ・ブランドーは数年後、確固たる己の信念で復活を果たし、最強のスタンド「ザ・ワールド」を会得し、多くの悪役を仲間にして再度ジョースター家の前に立ちふさがります。

ディオ・ブランドーが持つ「ザ・ワールド」というスタンドは時を止める能力を持つスタンドであり、ジョジョに登場するスタンドの中でも最強の強さを持っています。さらにディオ・ブランドーには不老不死となる吸血鬼の力を持っており、スタンドの力を会得したことでまさに最強の男となります。しかしディオ・ブランドーはまたしてもジョースター家の前に敗北してしまい、無残な最期を遂げることになります。

無残な最期を遂げたディオ・ブランドーですが、彼の残したカリスマ性はジョジョの世界の運命を大きく変えることになり、ディオ・ブランドーの息子はジョジョ第5部の主人公となりました。また他にもディオ・ブランドーの関係者はジョジョ第6部にも登場し、主人公達に牙を剥きます。ディオ・ブランドーは圧倒的カリスマ性で死亡後もその信念を残し、ジョースター家は最期までディオ・ブランドーに苦しめられることになったのです。

ディオ・ブランドーの息子

ジョジョの奇妙な冒険の始まりでもある第1部「ファントムブラッド」で一度最期を迎えたディオ・ブランドー。しかしディオ・ブランドーはジョジョの奇妙な冒険第1部の主人公であるジョナサン・ジョースターの肉体に自身の顔を繋げ、復活しました。復活したディオ・ブランドーはスタンドの力を手に入れたことでパワーアップするのですが、その裏でディオ・ブランドーはとある少年を生ませていました。

そのディオ・ブランドーが裏生ませた息子こそジョジョの奇妙な冒険第5部「黄金の嵐」の主人公ジョルノ・ジョバーナです。ジョルノ・ジョバーナはジョースター家の肉体を持つディオ・ブランドーから生まれたことでジョースター家の血とディオ・ブランドーの血が流れる金髪の美少年です。容姿がディオ・ブランドーに似たジョルノ・ジョバーナはイタリアのマフィアとなり、最終的にイタリアマフィアの頂点に立ちます。

しかし実はディオ・ブランドーにはジョルノ・ジョバーナの他にも4人の子供がいました。その息子はウンガロ・リキエル・ドナテロ・ヴェルサスという名前であり、ジョジョの奇妙な冒険第6部に登場しました。ジョルノ・ジョバーナの異母弟にあたるこの4人はジョジョの奇妙な冒険第6部でディオ・ブランドーの友人プッチの部下として登場し、戦いました。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

ディオ・ブランドーの名言集

ディオ・ブランドーの名言①「関係ない…」

「関係ない 行け」

圧倒的カリスマ性を持つディオ・ブランドーは漫画ジョジョの奇妙な冒険で多数の名言を残し、ディオ・ブランドーの名言はジョジョの奇妙な冒険を知らない方でも知っているほどの知名度を誇っています。ではここからはディオ・ブランドーが作中で発した名言をまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介する上記の名言はジョジョ第3部でジョセフや花京院たちと対峙したディオ・ブランドーが呟いた名言です。

この名言が描かれた際、ディオ・ブランドーは逃げる花京院とジョセフを追跡していました。その時ディオ・ブランドーはたまたま目にしたタクシーに乗り、タクシーの運転手にこの名言を言い放ちます。タクシーの運転手は傲慢な態度を取るディオ・ブランドーに恐れ、一般人を問答無用で轢き殺していきます。この名言はまさにディオ・ブランドーの冷酷さを表す名言となっています。

ディオ・ブランドーの名言②「ジョセフ・ジョースター!きさま!…」

「ジョセフ・ジョースター!きさま!見ているなッ!」

ジョジョ第2部の主人公ジョセフは第3部でディオ・ブランドー復活の報を聞き、自身のスタンドである「ハーミット・パープル」を使用し、ディオ・ブランドーの居場所を調査しました。しかしディオ・ブランドーはジョセフ・ジョースターの視線を感じ、この名言をジョセフに言い放ちました。遥か離れた場所で視線を察知するほどの恐ろしい力を持つディオ・ブランドーにジョセフ達は恐怖の顔を見せることになりました。

ディオ・ブランドーの名言③「ロードローラーだッ!…」

「ロードローラーだッ!」

ディオ・ブランドーはジョジョ第3部の主人公空条承太郎と対峙した際、自身のスタンド「ザ・ワールド」を使用し、先制攻撃を仕掛けました。時を止めた後、ディオ・ブランドーはこの名言を叫びながら巨大なロードローラーで空条承太郎を押しつぶそうとします。読者はなぜロードローラーを持ち出したのか疑問を感じることになったのですが、これはディオ・ブランドーの驚異的な力を表す名シーンとなりました。

ディオ・ブランドーの名言④「おまえは今まで食ったパンの…」

「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」

ジョジョ第1部で吸血鬼となり、不老不死の力を手に入れて何人者人間を犠牲にしました。それを知った波紋の力の使い手ツェペリはこれまでどれほどの人を殺害したのか問いかけます。この問いかけにディオ・ブランドーはこの名言を言い、ディオ・ブランドーの冷酷な性格が垣間見えることになりました。この名言はジョジョ第1部の中で特に有名な名言となっており、ネット上に多数のコラ画像が制作されています。

ディオ・ブランドーの名言⑤「無駄無駄無駄無駄無駄…」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」

上記の名言はディオ・ブランドーが作中で発言した名言の中でも一番有名な名言であり、おそらくジョジョを知らない方でも知っている方が多いことでしょう。ディオ・ブランドーはバトルの時にラッシュとなった時、この名言を叫びながら攻撃を加えます。一方空条承太郎はラッシュ時、「オラオラオラ」と叫びながら攻撃しており、この2人のラッシュ対決は漫画ジョジョの奇妙な冒険の名場面となっています。

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ディオ・ブランドーが登場するジョジョ1部を考察

考察①ジョースター家の養子へ

イギリスの貧民街に生まれたディオ・ブランドーは母親が早くに死亡したことで酒乱の父と2人で暮らしていました。しかし酒に溺れた父はディオ・ブランドーに何度も暴力を振るい、ディオ・ブランドーは名誉も何もないクズと父親を評価していました。そんな中ディオ・ブランドーは母のドレスを売ろうとする父に激怒し、毒を盛って憎き父親を殺害しました。その中で父親はディオ・ブランドーにあることを伝えます。

それはジョースター家の養子となれという内容でした。実はディオ・ブランドーの父ダリオは昔、崖から転落したジョージ・ジョースターから金品を盗もうとし、生きていたジョージ・ジョースターから命の恩人と勘違いされていたのです。これを聞いたディオ・ブランドーは世界一のお金持ちとなって最強の男になると決意し、莫大な財産を持つジョースター家の養子となることになるのでした。

考察②ジョースター家の乗っ取り

誰にも負けない男になると決めたディオ・ブランドーはジョースター家の養子となった際、ジョジョの奇妙な冒険第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと出会うことになります。明るく正義感の強い性格をしたジョナサン・ジョースターは愛犬ダニーを連れて挨拶をするのですが、ディオ・ブランドーは容赦なくダニーを蹴り飛ばします。そしてディオ・ブランドーは人に媚びを売ろうとする犬に虫唾が走ったと言い放ちました。

ディオ・ブランドーはジョースター家で礼儀正しい姿を見せ、当主であるジョージ・ジョースターに取り入ることに成功します。実はディオ・ブランドーはジョースター家を乗っ取ろうと画策しており、ジョナサンよりも優位な立場を築き上げようとしていたのです。一方ジョナサンはディオ・ブランドーの暗躍で孤立してしまい、唯一の頼みの手段であった父ジョージ・ジョースターからもディオ・ブランドーと比較されてしまいます。

考察③エリナを奪うディオ

ジョナサン・ジョースターは恐るべき野心で完璧な知能と運動能力を身に着けたディオ・ブランドーに全てを取られてしまい、孤立してしまいました。そんな中、過去にジョナサンにいじめから助けてもらったエリナという女性が現れ、ジョナサンの恋仲となります。一方ジョースター家を乗っ取ろうとしているディオ・ブランドーはジョナサンにエリナという彼女が出来たことを知らないはずがありませんでした。

エリナという存在を知ったディオ・ブランドーはジョナサンの恋人であるエリナにキスをし、精神的にジョナサンを追い詰めようとしました。しかしディオ・ブランドーにキスをされたエリナは泥水で口元を洗い、ディオ・ブランドーを嫌悪しました。異常ともいえる高いプライドを持つディオ・ブランドーにとってこれほどの屈辱は無く、自身にキスをされて泥水で口元を洗ったエリナに暴力を振るってしまいます。

考察④ジョジョに敗北

ジョナサン・ジョースターは自身の恋人であるエリナがディオ・ブランドーに暴力を振るわれたことをすぐに知り、これまで見せたことのないほどの怒りを露わにします。一方ディオ・ブランドーは怒れるジョナサンとは違い、冷静な表情で勝つことで精神面でもディオ・ブランドーに勝てる訳がないという感情をジョナサンに抱かせようとしました。そして2人は初めてぶつかり、ディオ・ブランドーが優位に立ちます。

その瞬間、怒りを爆発させるジョナサンはディオ・ブランドーの顔面に一撃を放ち、ディオ・ブランドーは逆にジョナサンに滅多打ちにされてしまうことになります。ディオ・ブランドーにとって弱者であるジョナサンに負けることはどんなものよりも屈辱でした。そしてディオ・ブランドーは初めて滅多打ちにされた悔しさで涙を流してしまうのでした。

考察⑤財産乗っ取りの為に行動開始

ジョナサン・ジョースターに敗れたディオ・ブランドーは己の野心を胸の奥に隠し、ジョナサンと仲良くする演技を行って良好な関係を築こうとしました。その後数年の時が経ち、ディオ・ブランドーは成人してジョースター家の財産に干渉出来るようになりました。ディオ・ブランドーは今こそジョースター家を乗っ取ってしまうチャンスだと捉え、父ダリオと同じくジョージ・ジョースターを毒殺しようとします。

ジョージ・ジョースターは少しずつディオ・ブランドーに毒を盛られたことで衰弱してしまい、瀕死の状況に陥ってしまいます。そんな中ジョナサンは死の間際の状態にあったダリオがジョージ・ジョースターに送った手紙を発見します。ジョナサンは手紙を読んで父とダリオの状態が一緒だったことに気付き、ディオ・ブランドーが父と同じようにジョージ・ジョースターを毒殺しようとしていることを察知するのでした。

考察⑥石仮面の利用

ディオ・ブランドーが父を毒殺しようとしていることを察知したジョナサン・ジョースターは証拠を入手すべく暗黒街「オーガストリート」を訪れることにしました。一方ディオ・ブランドーは1人ジョナサンが住む家に取り残されてしまい、焦りからジョナサンを殺そうとします。しかしそのまま殺害してしまうと自分が疑われてしまう状況であり、ディオ・ブランドーはジョナサンを事故死に見せかけて殺そうとします。

それでもディオ・ブランドーは納得がいかず、秘密裏にジョナサンが研究していた石仮面と呼ばれる存在に目をつけます。ジョナサンはディオ・ブランドーの血で針が飛び出すという動きをした怪しい石仮面という物体を研究していました。石仮面に目を付けたディオ・ブランドーはジョナサンが石仮面の研究中に死亡したという偽装工作を思いつき、ディオ・ブランドーはジョナサン殺害に向けて行動を開始します。

考察⑦人間をやめるディオ

ディオ・ブランドーはジョナサン・ジョースターが全く帰宅しないことに焦りを感じ、お酒に溺れる生活を送っていました。その中でディオ・ブランドーは石仮面の力を確かめるために街のゴロツキに石仮面をはめ込みます。すると石仮面から針が出てゴロツキはあっけない最期を一度遂げ、怪物となってディオ・ブランドーに襲い掛かりました。実はこの石仮面という存在は古代から伝わる人間の力を解放する装置だったのです。

しかしこの石仮面は太陽に弱いという弱点があり、ゴロツキが太陽の光で散りとなったことでディオ・ブランドーは石仮面の秘密を持ち帰ることに成功します。帰宅したディオ・ブランドーは家でジョナサンと毒を購入した密売人と鉢合わせをし、ディオ・ブランドーはジョナサンを殺すためにナイフで襲い掛かります。

するとその瞬間ジョージ・ジョースターがジョナサンの身代りとなって最期を遂げ、ジョナサンは父の最期に涙を流します。ジョナサン殺害に失敗したディオ・ブランドーは最終手段である石仮面を使用することにします。そしてディオ・ブランドーは石仮面を付けたことで人間を超越し、最強の存在へと生まれ変わったのでした。

考察⑧吸血鬼のディオ

石仮面を付けたことで吸血鬼となったディオ・ブランドーはどのような傷も再生できる不死身の存在となりました。そしてディオ・ブランドーは死体に吸血鬼の養分を与え、仲間を無尽蔵に生産していきます。ジョナサン・ジョースターは怪物となったディオ・ブランドーを止めるべく善戦し、館に火を付けてディオ・ブランドーを火の海に閉じ込めることに成功します。そしてディオ・ブランドーは崩れる屋敷に下敷きとなりました。

ジョナサンは傷だらけの状態となるものの、ディオ・ブランドーが最期を遂げたと思い、安堵しました。しかし不死身の存在であるディオ・ブランドーは生きており、密売人であるワンチェンを配下に加えて逃亡し、再起を図るのでした。

考察⑨ジョナサンとの戦い

ディオ・ブランドーが最期を遂げたと思い込んでいるジョナサン・ジョースターはある日、石仮面を破壊している波紋の達人ツェペリという男からディオ・ブランドーが生きていることを知らされます。これを知ったジョナサンはツェペリの元、ディオ・ブランドーを殺すために太陽の力「波紋」の修行を始めます。一方ディオ・ブランドーは「ウィンド・ナイツ」と呼ばれる場所で吸血鬼の部下を増やして戦力を増強させていました。

その後ジョナサンはディオ・ブランドーの配下を破りつつ、ウィンド・ナイツでディオ・ブランドーと再び対峙します。ディオ・ブランドーは「気化冷凍法」という相手を凍らせる力を会得し、ジョナサンは苦戦してしまいます。しかしジョナサンは自身の肉体を捨てて突撃し、ディオ・ブランドーを倒します。そしてディオ・ブランドーは崖の下へ落下し、最期を遂げるのでした。

考察⑩生きる執念

ディオ・ブランドーを倒したジョナサン・ジョースターはエリナと結婚し、豪華客船で新婚旅行を楽しんでいました。その中でジョナサンは吸血鬼となったワンチェンを見つけ、追跡します。するとジョナサンはそこで首だけのディオ・ブランドーを発見し、ディオ・ブランドーがまだ生きていることを知ります。実は体を失ったディオ・ブランドーはジョナサンの首から下を奪って再び復活しようとしていたのです。

ジョナサンはディオ・ブランドーの奇襲でダメージを負うものの、ワンチェンを波紋の力で操ってタービンを暴走させます。そしてジョナサンは最期ディオ・ブランドーの首を抱き、船と共に沈むことにします。ディオ・ブランドーはもがくものの、ジョナサンは死亡しており、海の底に2人は沈んでいきます。こうしてディオ・ブランドーとジョナサンは最期を迎え、ジョジョの奇妙な冒険第1部の物語は幕を下ろしていくのでした。

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ディオ・ブランドーが登場するジョジョ3部を考察

考察①空条承太郎の物語

第1部で最期を遂げたディオ・ブランドーはジョナサンの肉体を奪って生き延びていました。そして100年後、物語はジョースター家の血を引く日本の高校生空条承太郎の戦いへと移っていきます。第3部の主人公である空条承太郎はスタンドという奇妙な力を持っており、第2部の主人公ジョセフ・ジョースターはディオ・ブランドーが復活したことで一般人には見えない悪霊「スタンド」が出現したと空条承太郎に話します。

一方生き延びたディオ・ブランドーはエジプトでエンヤ婆と呼ばれる老女と会い、スタンドを会得する太古の弓矢でスタンドの力を手にしていました。そしてディオ・ブランドーは遠方で監視するジョセフのスタンド能力も察知するほどの力を身に付けます。そんな中、突然空条承太郎の母ホリィがスタンドの影響で呪いがかかり、瀕死の状態となります。そして空条承太郎は母を助けるためにディオ・ブランドーと戦うことになります。

考察②ディオを崇拝する刺客たち

ディオ・ブランドーはエジプトを拠点にし、多数のスタンド使いを仲間にして空条承太郎達を迎え撃ちます。ディオ・ブランドーはスタンド能力を会得したことで「悪の帝王」となり、圧倒的なカリスマ性で仲間を増やしていました。この仲間達はディオ・ブランドーが持つ人心掌握術とカリスマ性でディオ・ブランドーに絶対の忠誠を誓っており、命を投げ出して空条承太郎達に挑んでいきます。

またディオ・ブランドーの配下達は絶対に裏切ることは無く、部下のスタンド使いンドゥールはジョセフのスタンドでディオ・ブランドーのスタンド能力を読まれる前に自決しました。ンドゥールはこの時ディオ・ブランドーに嫌われたくないという思いを漏らしています。そうディオ・ブランドーは悪人にとって救世主の如き存在であり、悪の道を歩む者達の唯一の救い主なのです。

考察③ザ・ワールド

ディオ・ブランドーが持つスタンド「ザ・ワールド」は時を止めるという神の如き能力であり、ディオ・ブランドーの元へ辿り着いた空条承太郎達は大苦戦します。その中で花京院典明は捨て身の攻撃に出るものの、敗れ去ってしまいました。しかし花京院典明は最期を迎える前にディオ・ブランドーの能力を時計台に残し、空条承太郎はディオ・ブランドーのスタンドが時を止める能力であることを知ります。

それでもなお空条承太郎はディオ・ブランドーのスタンドの前に苦しめられてしまいます。するとその時空条承太郎のスタンド「スター・プラチナ」が覚醒し、「ザ・ワールド」と同じ時を止める能力を会得します。そして空条承太郎はディオ・ブランドーを超える力を持ち、ディオ・ブランドーを粉々に粉砕します。その後ディオ・ブランドーは太陽の光で完全に姿を消し、悪の帝王ディオ・ブランドーは無残な最期を遂げるのでした。

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ディオ・ブランドーが登場するジョジョ7部を考察

考察①パラレルワールドでの活躍

ジョジョの奇妙な冒険第7部はこれまでの世界のパラレルワールドが描かれた物語であり、ディエゴ・ブランドーというディオ・ブランドーの分身ともいえる存在が登場します。彼は非常にディオ・ブランドーと似ており、過去に母を失ったことで社会そのものを憎んでいました。彼は生まれつき天才的なレースの腕前を持っており、物語の作中で主人公ジャイロ・ツェペリのライバルとして登場していきます。

考察②レースの真の目的

ジョジョの奇妙な冒険第7部は大きな賞金がかかったレースを描いた作品です。このレースは大陸横断レースと名付けられており、本当は大統領ファニー・ヴァレンタインが9つに分かれた聖人の遺体を探すために開催していました。この聖人の遺体を手に入れた者は1000年もの間栄光と繁栄がもたらされるといわれており、主人公であるジャイロとジョニィの2人はこの聖人の遺体を巡る戦いに巻き込まれてしまいます。

その中でディエゴ・ブランドーはジャイロを倒す代わりに名誉と権力を与えるとヴァレンタイン大統領に告げます。これを聞いたヴァレンタイン大統領はディエゴ・ブランドーを利用することにし、ディエゴ・ブランドーは利用されているとも知らずにジャイロとジョニィの2人と戦うことになるのでした。

考察③スケアリー・モンスター

ディエゴ・ブランドーは聖人の遺体に手を触れた時、自分の身体や触ったものを恐竜に変えるという能力を持つスタンド「スケアリー・モンスター」を会得します。スタンド能力を手に入れたディエゴ・ブランドーはスタンド能力を存分に発揮してジャイロとジョニィを迎え撃ちます。しかしこのスタンドには遅いものが見えにくいという弱点があり、全てが万能な能力ではありませんでした。

考察④大統領へ挑む

ディエゴ・ブランドーは心の中で聖人の遺体を総取りすると決めており、ヴァレンタイン大統領と聖人の遺体を巡って対峙します。当初ディエゴ・ブランドーは「傷付いてもパラレルワールドを行き来して復活する」という能力を持つヴァレンタイン大統領のスタンド「D4C」に苦戦します。しかしディオ・ブランドーは「D4C」が挟まれた時しか発動できないことを知り、スタンドで切り裂くことで優位に立ちます。

そしてディオ・ブランドーはヴァレンタイン大統領を追い詰め、列車を飛び降りたヴァレンタイン大統領を殺そうとします。しかしその瞬間ヴァレンタイン大統領は電車の車輪と線路に挟まれたことでスタンド能力を発動し、パラレルワールドへ行ってしまいます。そして1人残されたディエゴ・ブランドーは電車の車輪に巻き込まれることになってしまい、死亡してしまうのでした。

考察⑤戻ってきたディエゴ

ジョニィとジャイロはディエゴ・ブランドーを殺害したヴァレンタイン大統領と対峙した時、爪を回転させることで相手を切り裂く能力がある「タスク」という能力をジョニィが覚醒させ、絶対に止まらない回転エネルギーという能力を持つジャイロの能力が合体して無限の回転エネルギーを生み出します。この無限の回転エネルギーは別世界にも追いかけることが出来る能力であり、ヴァレンタイン大統領は逃げきれず敗北します。

するとその瞬間死んだはずのディエゴ・ブランドーに聖人の遺体を奪われてしまいます。実は彼は死の直前で別世界に行き、「ザ・ワールド」の力を会得していたのです。時を止める能力を持ったディエゴ・ブランドーは無限の回転エネルギーを持つジョニィと衝突します。そしてディエゴ・ブランドーは自身の片足を失いながらも勝利を収め、莫大な賞金と聖人の遺体で得られる栄光と繁栄を手にすることになるのでした。

考察⑥全てを失った最後

レースに優勝したディエゴ・ブランドーは誰にも奪われないように聖人の遺体を地下シェルターへ移します。その時ディエゴ・ブランドーの前にヴァレンタイン大統領が行っていた悪事を全て見抜き、聖人の遺体を正しい者に渡そうとしていたヴァレンタイン大統領の妻ルーシーが現れます。ルーシーは列車で死亡したディエゴ・ブランドーの首を持っており、ディエゴ・ブランドーは驚愕します。

実は「D4C」の能力は現実世界と別世界の存在が触れ合うと消滅してしまうといった弱点があり、別世界同士のものが触れ合ってしまったことでディエゴ・ブランドーは消滅してしまいます。そしてディエゴ・ブランドー消滅後、馬を乗り換えていたという違反が見つかったことで優勝権も剥奪されます。こうしてディエゴ・ブランドーは手にした栄光や賞金の全てを失い、現実世界と別世界の両方から姿を消してしまうのでした。

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ディオ・ブランドーのアニメ声優

子安武人のプロフィール

ここからはアニメジョジョの奇妙な冒険でディオ・ブランドーの声優を務めた人物についてご紹介します。アニメジョジョの奇妙な冒険でディオ・ブランドーの声優を担当したのは日本の男性声優である子安武人です。子安武人は1988年から活動しているベテラン声優であり、多数のアニメ作品でディオ・ブランドーと同じく悪役の声優を主に担当しています。

そんな声優の子安武人は2019年9月現在、アニメの他にナレーターやラジオなどでも活躍しており、多くのファンから支持されている大人気声優です。アニメジョジョの奇妙な冒険でディオ・ブランドーの声優を担当した子安武人はディオ・ブランドーが自分にしっくりくるとコメントしており、ディオ・ブランドーの持つカリスマ性と悪役っぷりを見事に演じています。

子安武人の主な出演作品

アニメジョジョの奇妙な冒険でディオ・ブランドーの声優を担当した子安武人は他にどのようなアニメで声優を担当しているのでしょうか。ここからは声優の子安武人が出演したアニメ作品についてご紹介します。子安武人が声優としてブレイクするきっかけとなった作品はアニメ「∀ガンダム」の悪役ギム・ギンガナムとアニメ「キングゲイナー」のアスナム・ブーンです。

この2作品で子安武人は優れた悪役の声優だと評価されることになり、「機動戦士ガンダムSEED」のムウ・ラ・フラガの声優や「進撃の巨人」のジーク・イェーガーなどの声優を担当することになりました。そんな声優の子安武人は2019年も「転生したらスライムだった件」のクレイマンの声優や「鬼滅の刃」の手鬼の声優を担当しており、今後もベテラン声優として多くのファンから期待されています。

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ディオ・ブランドーに関する感想や評価

漫画ジョジョの奇妙な冒険に登場するディオ・ブランドーに関する感想ではディオ・ブランドーがかっこいいという感想が非常に多く寄せられていました。ディオ・ブランドーは容姿端麗な見た目の他に最強の強さと圧倒的カリスマ性を持つ人物であり、そのかっこよさから悪役ながら多くのファンから愛され続けています。

ジョジョの奇妙な冒険に登場するディオ・ブランドーに関する感想ではカリスマ性に惹かれるといった感想も多く寄せられていました。ディオ・ブランドーは本記事でご紹介した通り、非常に高いカリスマ性を持つ悪役であり、そのカリスマ性からジョジョの奇妙な冒険を代表するキャラクターの1人に数えられています。おそらくここまでのカリスマ性を持つ人物は他の漫画作品には中々いないことでしょう。

漫画ジョジョの奇妙な冒険に登場するディオ・ブランドーに関する感想では名言がかっこいいといった感想も非常に多く見受けられました。ディオ・ブランドーは上記の感想の通り、本記事でご紹介した名言の他に多数のかっこいい名言を生み出しています。このディオ・ブランドーの名言は作品を知らない方にも伝わり、ジョジョの奇妙な冒険のイメージさえも作るほどになっています。

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ディオ・ブランドーのカリスマ性と名言まとめ

本記事では漫画ジョジョの奇妙な冒険の最大の悪役ディオ・ブランドーについてカリスマ性やスタンド、最期などをまとめてご紹介しました。ディオ・ブランドーはジョジョの奇妙な冒険を代表する最強の悪役であり、その圧倒的カリスマ性から多数の読者にも非常に高い人気を博しています。またディオ・ブランドーの人気は世界中にまで広がっており、日本の漫画界の中でも最強の悪役として確固たる地位を築き上げています。

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