K（アニメ）の登場人物・キャラ情報一覧！担当声優やあらすじもまとめて紹介

『K』は、7人組の覆面作家集団「GoRA」と、アニメ制作会社「GoHands」が制作したオリジナルアニメ作品です。2012年10月から12月にかけてアニメ第1期が放送され、2015年10月から12月にかけてアニメ第2期である『K RETURN OF KINGS』が放送されました。

第1期と第2期の間である2014年7月には、劇場版『K MISSING KINGS』が上映。映画化以外にも、ノベライズ化やコミカライズ化、ゲーム化など、様々なメディアミックスが展開されており、様々な視点で楽しめる物語が魅力の作品です。

アニメ『K』には、学園島と呼ばれる1つの島全体を敷地とする学校「葦中学園高等学校」が舞台として登場します。主人公たちを中心として様々な事件が巻き起こる非常に重要な場所なのですが、実は葦中学園の校舎群は実在する学校の校舎群がモデルとなっているのです。その学校とは、日本工学院八王子専門学校。葦中学園以外にも、『K』に登場する場所や建物の多くが実在する場所や建物をモデルにして描かれています。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その1、伊佐那社（いさなやしろ）。伊佐那社はアニメ『K』の主人公。周囲からは「シロ」と呼ばれています。誕生日は6月1日で、双子座。血液型はB型で、身長は169センチです。葦中学園で寮生活を送っている17歳の男子高校生。

白い髪とよく持ち歩いている唐傘が特徴的です。飄々とした雰囲気の持ち主で、いつもへらへらしていますが、いざというときは機転が利き、肝が据わっています。物語は彼がある事件に巻き込まれるところから始まるのですが、やがてその事件が、彼の正体が第一王権者「白銀の王」アドルフ・K・ヴァイスマンその人であるという衝撃の事実に繋がっていきます。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その2、夜刀神狗朗（やとがみくろう）。夜刀神狗朗は伊佐那社と行動を共にすることになる剣士。誕生日は1月5日で、山羊座。血液型はB型で、身長は178センチです。年齢は18歳。長い黒髪を後ろで1つに結っている、美しい顔立ちの青年。シロからは「クロ」と呼ばれています。

亡き先代第七王権者「無色の王」三輪一言に仕えており、「次の無色の王を見極め、悪なら討て」という一言の遺言に従い、無色の王だと目される社に接触。彼を見極めるため、行動を共にするようになり、やがて社と強い絆で結ばれるようになりました。戦闘時に使用する武器は、一言から譲り受けた愛刀「理（ことわり）」です。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その3、ネコ。ネコは社に懐いている白い子猫。ですが実際は人間で、ネコの姿と15歳の少女の姿を使い分けることができます。誕生日は2月22日で、魚座。血液型はB型で、身長は155センチです。人間時の姿は、ピンク色のロングヘアとオッドアイが特徴的な美少女。

天真爛漫で自由気ままな性格で、社のことが大好きです。異能の力を持つ「ストレイン」という存在で、他人の視覚や記憶に介入して、幻覚を見せたり記憶を操作したりすることができます。一人称は「ワガハイ」。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その4、周防尊（すおうみこと）。周防尊は第三王権者「赤の王」と呼ばれる存在であり、赤のクラン「吠舞羅」のキングです。年齢は24歳。誕生日は8月13日で、獅子座。血液型はB型で、身長は185センチです。赤い髪を持つ寡黙な男で、いつも気だるげですがその気性は荒く、まるでライオンのよう。

赤の王として炎を操る能力を持っており、彼の配下である赤のクランズマンたちも炎に関係する力を与えられています。王権者の力の象徴である「ダモクレスの剣」が崩壊して地上に落下するという「ダモクレスダウン」の危険を抱えており、最後には「青の王」宗像礼司に自分を殺してもらうことでその危険を回避。24年という短い生を終えています。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その5、宗像礼司（むなかたれいし）。宗像礼司は第四王権者「青の王」と呼ばれる存在であり、青のクラン「セプター4」の室長を務めています。年齢は24歳。誕生日は10月1日で、てんびん座。血液型はAB型RH（-）で、身長は185センチです。

メガネをかけたインテリ風の男で、基本的に誰に対しても丁寧な態度で接しますが、その実かなりのひねくれ者。青の王として青いオーラを纏った力を振るうことができ、彼の配下である青のクランズマンたちにも似た力が与えられています。使用武器は「天狼」という名のサーベル。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その6、八田美咲（やたみさき）。八田美咲は赤のクラン「吠舞羅」の斬り込み隊長で、通称・ヤタガラス。年齢は19歳。誕生日は7月20日で、蟹座。血液型はB型で、身長は167センチです。短気な直情型ですが情に厚く仲間想い。吠舞羅に対しての思い入れも強く、赤の王・周防尊を心から尊敬しています。

当初は親友であり相棒であった伏見猿比古と共に吠舞羅に加入しましたが、猿比古が吠舞羅を抜けてセプター4に入ったことで、彼と決別。以来、因縁の相手として、吠舞羅とセプター4が対決する際は猿比古と戦闘を繰り広げるようになりました。吠舞羅という居場所に依存していましたが、様々な事件を経て人間的に成長していきます。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その7、伏見猿比古（ふしみさるひこ）。伏見猿比古は青のクラン「セプター4」のナンバー3。年齢は19歳。誕生日は11月7日で、さそり座。血液型はAB型で、身長は178センチです。常に面倒臭げな様子を見せ、上司である青の王・宗像礼司にも容赦なく舌打ちしてみせるなど散々な態度を取っていますが、非常に頭が良く仕事は完璧にこなせる優秀な人間。

かつては八田美咲と共に吠舞羅のメンバーとして活動していましたが、吠舞羅を出てセプター4のメンバーとなりました。美咲に異様な執着を見せており、彼が絡むと狂気的な態度を見せます。元、吠舞羅のメンバーであるため、青のクランズマンが使える青いオーラの力と、赤のクランズマンが使える炎の能力、どちらも使える「二色使い」。武器はセプター4の武装であるサーベルと、吠舞羅時代から使っていた暗器のナイフです。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その8、十束多々良（とつかたたら）。十束多々良は赤のクランズマンの1人で、吠舞羅のナンバー3だった青年。22歳で亡くなりました。誕生日は2月14日で、水瓶座。血液型はAB型で、身長は172センチです。

周防尊が赤の王になる前から彼のことを「キング」と呼び、彼と行動を共にしていた人間。朗らかでコミュニケーション能力が高く誰とでも仲良くなれるため、吠舞羅のムードメーカー的存在でした。ある日、伊佐那社に似た謎の少年によって殺害され、それがきっかけでアニメ『K』の物語が動き出すことになります。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～1期～その9、キツネ。キツネは通称「キツネ煙」。三輪一言の次の無色の王であり、その正体は謎に包まれています。本当の名前は何なのか、そもそも人間であるのかさえ不明。

他人の身体を乗っ取る能力を持っており、十束多々良殺害事件もキツネが伊佐那社の身体を使って起こしたものでした。その目的は、七人の王権者全員を自身の能力で取り込んで、王の頂点に立つこと。アニメ『K』第1期の黒幕です。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～2期～その1、比水流（ひすいながれ）。比水流は第五王権者「緑の王」と呼ばれる存在であり、緑のクラン「jungle」のトップです。年齢は25歳。誕生日は11月11日で、さそり座。血液型はA型で、身長は175センチです。車椅子に座り拘束衣で身体の動きが制限されているという、異様な出で立ちの男。

「白銀の王」アドルフ・K・ヴァイスマンを探しており、彼を引きずり出すために様々な工作をしていました。比水流は、周防尊の前の赤の王のダモクレスダウンによって起こった関東南部の壊滅事件「迦具都事件」の被害者で、本来なら死亡していたはずでしたが、覚醒した緑の王の力である「改変」の能力を使って死を生に改変し生き続けていました。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～2期～その2、磐舟天鶏（いわふねてんけい）。磐舟天鶏は比水流の保護者で、彼の協力者。年齢は42歳。誕生日は3月12日で、魚座。血液型はO型で、身長は185センチです。その正体は、かつて迦具都事件で死亡したとされていた第六王権者「灰色の王」、鳳聖悟。

先代赤の王のダモクレスダウンを止めようとして失敗し、多くの人間が犠牲になってしまったことに打ちひしがれていましたが、そこで瀕死の比水流を発見。彼が緑の王に選ばれる瞬間に立ち会い、以降彼のことをずっと見守ってきました。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～2期～その3、御芍神紫（みしゃくじゆかり）。御芍神紫は緑のクランズマンで、jungleのjランカー（幹部）。年齢は30歳。誕生日は3月25日で、乙女座。血液型はAB型で、身長は185センチです。

女性的な言葉遣いの美しい男性。かつては無色の王・三輪一言のクランズマンであり、夜刀神狗朗にとっては兄弟子という存在でした。狗朗同様に一言から刀を譲り受けており、その刀の名前は「過（あやまち）」と言います。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～2期～その3、五條スクナ（ごじょうすくな）。五條スクナは緑のクランズマンで、jungleのjランカー（幹部）。年齢は13歳。誕生日は12月1日で、射手座。血液型はB型で、身長は153センチです。

戦いをゲームのように楽しむ少年で、その戦闘能力はjungleの中でもトップクラス。元々は名家の子息で何不自由なく暮らしていましたが、自分を支配しようとする親に嫌気が差して家出。jungleの一員となりました。鎌のような武器を使い、八田美咲や伏見猿比古と戦闘を繰り広げます。

『K』の登場人物・キャラの名前まとめ一覧～2期～その5、善条剛毅（ぜんじょうごうき）。善条剛毅は宗像礼司の前の青の王・羽張迅のクランズマン。年齢は37歳。誕生日は6月30日で、蟹座。血液型はO型で、身長は195センチです。

善条は羽張がダモクレスダウンを起こしかけたため、被害を出さないために羽張を殺害したという過去の持ち主。新たな青の王となった宗像礼司に勧誘され、自らの王の死後もセプター4に所属。庶務課資料室で静かに過ごしながら、宗像の働きを見守っています。

アニメ『K』で伊佐那社を演じた声優は、浪川大輔です。浪川大輔は1976年4月2日生まれで、血液型はA型。東京都出身で、所属事務所は自らが代表取締役を務めるステイラックです。声優活動は1985年に開始しており、デビュー作は『白バイ野郎パンチ＆ボンビー』（子供）でした。

主な出演作品に、『ツバサ・クロニクル』（ファイ・D・フローライト）、『BLACK LAGOON』（ロック）、『BLEACH』（ウルキオラ・シファー）、『君に届け』（風早翔太）、『ダイヤのA』（滝川・クリス・優）、『ハイキュー!!』（及川徹）、『アルスラーン戦記』（ナルサス）、『ヘタリア』（イタリア、ロマーノ）などがあります。

アニメ『K』で夜刀神狗朗を演じた声優は、小野大輔です。小野大輔は1978年5月4日生まれで、血液型はO型。高知県出身で、フリーの声優として活動しています。声優活動は2001年に開始。2007年からは声優活動以外に音楽活動も行っています。

主な出演作品に、『涼宮ハルヒの憂鬱』（古泉一樹）、『黒執事』（セバスチャン・ミカエリス）、『デュラララ!!』（平和島静雄）、『WORKING!!』（佐藤潤）、『黒子のバスケ』（緑間真太郎）、『マギ』（シンドバッド）、『うたの☆プリンスさまっ♪』（皇綺羅）、『進撃の巨人』（エルヴィン・スミス）、『ジョジョの奇妙な冒険』（空条承太郎）、『おそ松さん』（松野十四松）などがあります。

アニメ『K』でネコを演じた声優は、小松未可子です。小松未可子は1988年11月11日生まれで、血液型はB型。三重県出身で、所属事務所はヒラタオフィスです。声優活動は2010年に開始しており、デビュー作は『HEROMAN』（ジョセフ・カーター・ジョーンズ）でした。

主な出演作品に、『遊戯王ZEXAL』（観月小鳥）、『モーレツ宇宙海賊』（加藤茉莉香）、『プリティーリズム・レインボーライブ』（涼野いと）、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』（戸塚彩加）、『青春✕機関銃』（立花蛍）、『宝石の国』（シンシャ）、『半妖の夜叉姫』（せつな）、『呪術廻戦』（禪院真希）などがあります。

アニメ『K』で周防尊を演じた声優は、津田健次郎です。津田健次郎は1971年6月11日生まれで、血液型はO型。大阪府出身で、所属事務所はアミュレートです。声優活動は1995年に開始しており、デビュー作は『H2』（野田敦）でした。

主な出演作品に、『遊戯王デュエルモンスターズ』（海馬瀬人）、『テニスの王子様』（乾貞治）、『薄桜鬼』（風間千景）、『Free！』（御子柴清十郎）、『GANGSTA.』（ニコラス・ブラウン）、『ジョーカー・ゲーム』（蒲生次郎）、『将国のアルタイル』（ルイ）、『ゴールデンカムイ』（尾形百之助）、『バキ』（シコルスキー）、『炎炎ノ消防隊』（ジョーカー）、『呪術廻戦』（七海建人）などがあります。

アニメ『K』で宗像礼司を演じた声優は、杉田智和です。杉田智和は1980年10月11日生まれで、血液型はB型。埼玉県出身で、所属事務所は株式会社AGRSです。声優活動は1998年に開始しており、デビュー作は『仮面ライダー』プレゼント告知ナレーションでした。

主な出演作品に、『銀魂』（坂田銀時）、『涼宮ハルヒの憂鬱』（キョン）、『伯爵と妖精』（レイヴン）、『アルカナ・ファミリア』（パーチェ）、『妖狐×僕SS』（青鬼院蜻蛉）、『ジョジョの奇妙な冒険』（ジョセフ・ジョースター）、『七つの大罪』（エスカノール）、『ヲタクに恋は難しい』（樺倉太郎）、『ゴブリンスレイヤー』（蜥蜴僧侶）、『鬼滅の刃』（悲鳴嶼行冥）などがあります。

アニメ『K』で櫛名アンナを演じた声優は、堀江由衣です。堀江由衣は1976年9月20日生まれで、血液型はB型。東京都出身で、所属事務所はヴィムスです。声優活動は1997年に開始しており、デビュー作はゲーム『ボイスファンタジア 失われたボイスパワー』（ナスティ）でした。

主な出演作品に、『ラブひな』（成瀬川なる）、『シャーマンキング』（アイアンメイデン・ジャンヌ）、『フルーツバスケット』（本田透）、『Kanon』（月宮あゆ）、『スパイラル-推理の絆-』（竹内理緒）、『魔探偵ロキRAGNAROK』（大堂寺繭良）、『いぬかみっ！』（ようこ）、『ヴァンパイア騎士』（黒主優姫）、『とらドラ！』（櫛枝実乃梨）、『〈物語〉シリーズ』（羽川翼）などがあります。

アニメ『K』第1期のあらすじネタバレを紹介していきます。舞台となるのは、現実とは少し異なる歴史を歩んだ日本。この国には、強力な異能力を持つ7人の「王権者」と呼ばれる存在がおり、彼らはそれぞれの配下「クランズマン」を率い、ある者たちは衝突し、ある者たちは暗躍し、ある者たちはそれを監視していました。

主人公の伊佐那社は、そんな世界とは無縁の平和な日常を謳歌していた高校生の少年。ある日、彼は赤のクラン「吠舞羅」のメンバーたちに襲撃され、そこを夜刀神狗朗という謎の剣士に救われます。しかし安堵したのも束の間、狗朗は社に刀を突きつけました。狗朗は社が吠舞羅のメンバーを殺害した無色の王であると吠舞羅から疑われていること、本当にそうなのだとしたら、亡き師の遺言に従って社を殺すことを告げます。

社は身の潔白を証明するために狗朗、そして自分を慕ってくれているらしいネコと共に事件の真相を探ることになるのですが、それがきっかけで、社は王たちの戦いに巻き込まれることになり、やがて自身の正体が白銀の王アドルフ・K・ヴァイスマンであるという真実に辿り着きます。以上、アニメ『K』第1期のあらすじネタバレを紹介でした。

アニメ『K』第2期のあらすじネタバレを紹介していきます。赤の王・周防尊が死に、彼を慕っていたストレイン・櫛名アンナが新たな赤の王になりました。そんな中、街では緑のクラン「jungle」の不穏な動きが活発化。緑のクランに対抗するべく、白銀の王として覚醒した社は、青の王・宗像礼司と赤の王・櫛名アンナを説得し、白銀・青・赤のクランの同盟を締結。3つのクランが合同で緑のクランと戦うことになります。

緑の王・比水流の目的は、王権者やストレインの異能の源である「ドレスデン石盤」を奪取し、その力を開放することで全人類に異能力を与えることでした。一度は石盤を奪われ、街は大混乱に陥りますが、青と赤のクランの協力のもと、社が自らの意思でダモクレスダウンを起こし、石盤を破壊。街は平和を取り戻し、王権者たちの力は失われたのでした。以上、アニメ『K』第2期のあらすじネタバレを紹介でした。

劇場版『K SEVEN STORIES』は、6つのストーリーと1つのスピンオフ作品からなる物語。1ヶ月に1つのエピソードが劇場で公開されるようになっており、2018年7月7日から同年12月1日までの期間で順次公開されました。ここからは劇場版『K SEVEN STORIES』のそれぞれのエピソードのあらすじを紹介していきます。

2018年7月7日から公開されたEpisode1「R:B 〜BLAZE〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、赤の王・周防尊と青の王・宗像礼司。セプター4が解散し、巨大になった吠舞羅の一部が暴走するようになっていました。周防尊は自身を蝕み始めた王の力に苛立ち、暴走する配下の統率もままなりません。

そんなある日、新たな青の王が誕生したという情報が周防の耳に入りました。青の王となった宗像礼司はセプター4を再建。吠舞羅の鎮圧に乗り出し、それがきっかけで赤の王・周防尊との邂逅が果たされます。周防尊と宗像礼司の因縁の始まりが描かれる、注目の物語です。以上、Episode1「R:B 〜BLAZE〜」のあらすじでした。

2018年8月4日から公開されたEpisode2「SIDE:BLUE 〜天狼の如く〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、宗像礼司と善条剛毅。舞台となるのは、南関東に壊滅的な被害をもたらした「迦具都事件」から十数年後。

迦具都事件の生き残りである、先代青の王の右腕・善条剛毅は、宗像礼司が再建したセプター4でひっそりと働いていました。ある日、善条は宗像から新入隊員・楠原剛の剣術の稽古をつけてほしいと依頼されます。以上、Episode2「SIDE:BLUE 〜天狼の如く〜」のあらすじでした。

2018年9月1日から公開されたEpisode3「SIDE:GREEN 〜上書き世界〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、比水流と五條スクナ。巷で噂のユーザーに異能を与える奇妙なSNSアプリ「jungle」。両親に反発して家出をした五條スクナは、そのアプリを使うことで実家の追手を振り切っていました。やがてスクナはjungleを創った緑の王・比水流の存在を知り、彼の思想や夢に興味を抱くようになります。

比水に直接会うことができるのは、アプリ内の最高位「jランカー」になった者のみ。スクナは比水に対面する権利を手に入れるため、jungle最強の御芍神紫と戦うことになります。アニメ『K』第2期に登場する比水流の一派がどのようにできあがったのかがわかる物語です。以上、Episode3「SIDE:GREEN 〜上書き世界〜」のあらすじでした。

2018年10月6日から公開されたEpisode4「Lost Small World 〜檻の向こうに〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、伏見猿比古と八田美咲。中学校で周囲から仲間外れにされ、つまらない日常を送っていた八田美咲。ある日、彼は誰ともつるまない同級生の伏見猿比古に興味を持ち、接触。

美咲の明るさは屈折した性格の持ち主である猿比古の心をも開き、やがて2人は唯一無二の相棒のような関係になります。2人が吠舞羅に入って異能力での戦いに身を投じるようになる前の、小さな箱庭のような世界で生きていた頃の物語です。以上、Episode4「Lost Small World 〜檻の向こうに〜」のあらすじでした。

2018年11月3日から公開されたEpisode5「メモリー・オブ・レッド 〜BURN〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、周防尊と草薙出雲と十束多々良。12月の初め、吠舞羅のメンバーはある準備を進めていました。12月8日は吠舞羅の大切なお姫様・櫛名アンナの誕生日。彼女を喜ばせるために、メンバーは皆張り切ってプレゼントやパーティーの準備をしていたのです。

しかしそんな幸せな日々の裏では、三輪一言の死後に誕生した新た無色の王が不穏な動きを見せていました。無色の王が目をつけたのは、吠舞羅のナンバー3である十束多々良。そしてアンナの誕生日前日の夜、十束は無色の王に殺害されます。アニメ『K』第1期の冒頭に繋がる、吠舞羅の哀しき記憶を描いた物語です。以上、Episode5「メモリー・オブ・レッド 〜BURN〜」のあらすじでした。

2018年12月1日から公開されたEpisode6「Circle Vision 〜Nameless Song〜」のあらすじを紹介していきます。このエピソードのメインは、伊佐那社と夜刀神狗朗。アドルフ・K・ヴァイスマンは姉や友、狗朗やネコと共に食卓を囲む幸せな時間を過ごし、周防尊や宗像礼司たち王の下、各クランズマンたちがどこか楽しそうに戦いを繰り広げる。

彼らの頭上には既に失われたはずの、輝く5本のダモクレスの剣がありました。もしかしたらあったかもしれない夢の世界に『K』のキャラクターたちが集合し、躍動します。以上、Episode6「Circle Vision 〜Nameless Song〜」のあらすじでした。

各エピソード同時上映「ザ・アイドルK」のあらすじを紹介していきます。シロこと伊佐那社は、弱小芸能事務所「白銀レコード」の代表。彼は自らが企画したお米のチャリティイベントに、各事務所に所属している人気アイドルを起用しようと考えます。

白銀レコードの人気アイドル夜刀神狗朗やネコと共に、他の事務所に協力を呼びかけに向かうシロ。しかしシロが声を掛けたい人気アイドルたちは皆、一癖も二癖もある個性豊かな面々でした。もし『K』のキャラクターたちがアイドルをしていたら？というIFの世界を描いたアイドルパロディです。以上、各エピソード同時上映「ザ・アイドルK」のあらすじでした。

王とは、ドレスデン石盤によって大いなる力を与えられた、この世の理を体現する存在。第一から第七までの7人の王権者が存在し、それぞれが自身が体現する象徴に応じた固有の能力を有しています。「不変」の象徴である第一王権者・白銀の王。「運命」の象徴である第二王権者・黄金の王。「暴力」の象徴である第三王権者・赤の王。

「秩序」と「制御」の象徴である第四王権者・青の王。「変革」「改変」の象徴である第五王権者・緑の王。「絶対守護」の象徴である第六王権者・灰色の王。固有の象徴を持たない第七王権者・無色の王。以上が、王または王権者と呼ばれる者たちです。

クランとは、各王に付き従う者たちで構成された集団・組織のことを言い、その構成員たちはクランズマンと呼ばれます。彼らは自らの王に力を与えてもらい、王と似た力を操れるようになります。

ドレスデン石盤とは、王を生み出す謎の石盤であり、王やストレインと呼ばれる異能力者たちの力の源。ドイツのドレスデンで後の白銀の王・ヴァイスマンたちにより研究されていました。第2次世界大戦末期、ヴァイスマンの友人であった後の黄金の王・國常路大覚によって日本に運び込まれています。

ダモクレスの剣とは、王が力を発動させヴァイスマン偏差と呼ばれる能力値が一定数を超えると、上空に出現する巨大な剣型の物体です。王の力や危険性の象徴であり、また王の力の状態を示す存在でもあります。王の力が限界に近づくと剣もボロボロになってやがて崩壊し、地上に落下。

その衝撃は凄まじく、剣が落ちた辺り一帯は壊滅します。この現象を「王権爆発」「ダモクレスダウン」と呼び、このダモクレスダウンによって引き起こされた未曾有の大惨事が「迦具都事件」です。王が死ぬと剣は消滅するため、ダモクレスダウンを回避するには王を死亡させるしかありません。

吠舞羅とは、赤の王・周防尊が率いる赤のクランのこと。鎮目町を縄張りとし、ナンバー2の草薙出雲が経営するバー「HOMURA」を本拠地として活動しています。喧嘩っ早く、一見ガラの悪いカラーギャングの集まりですが、実際は情に厚く仲間想いなチーム。構成員たちは王から与えられた炎を操る能力を使い、また高い身体能力を誇っています。

身体のどこかにチームエンブレムである炎を模した「徴」があることが、構成員たちの特徴。「No Blood, No Bone, No Ash」（血も骨も灰も残さず焼き尽くす）を合言葉としています。周防尊亡きあとは、吠舞羅に保護されていた少女・櫛名アンナが赤の王となりチームを率いることになりました。

セプター4とは、青の王・宗像礼司が室長として束ねる、対能力者治安維持組織。東京法務局戸籍課第四分室の業務を一部委託されている、国家公務員です。国をバックにつけているため、国民の人権を侵害するような強行的な手段もいざというときは行使できる特殊な立場にあります。構成員は皆青い制服を着用しており、他組織からは「青服」と呼ばれることも。

基本装備としてサーベルが与えられており、構成員たちは許可が下りると、このサーベルを「○○抜刀」というように、自分の名前を名乗りながら抜刀して戦います。抜刀は記録として残るようになっているようで、緊急時でない限り許可なしの抜刀は許されていません。

『K』のどのキャラも好き、というファンのコメントです。『K』には数多くのキャラクターが登場するのですが、皆それぞれ異なる魅力を持っており、話が進むにつれてどのキャラにも愛着が湧いてくるというファンが多いです。自分のお気に入りのキャラだけでなく、それを取り巻く他のキャラもどんどん好きになってくる作品です。

アニメ『K』の魅力は個性豊かなキャラクターたちにありますが、そのキャラクターたちをより魅力的にしているのが豪華過ぎる声優陣です。アニメファンが驚くほどの声優たちが共演し『K』の世界を彩っています。

『K』には多くのキャラが登場するため、本編であるアニメ『K』ではとても全てのキャラを掘り下げられません。そのためアニメだけ観た人の中にはいまいち内容がわからなかった、キャラの行動理由がわからなかったという人がいることも事実。

しかし『K』という作品の魅力は、コミックや小説などで描かれるスピンオフによって、各クランや個々のキャラの過去や想いが明らかにされ、世界がどんどん広がっていくという点です。アニメでお気に入りのクランやキャラを見つけ、そのクランやキャラにスポットが当てられたスピンオフ作品に目を通していくと良いでしょう。

アニメ『K』の登場人物・キャラや担当声優、アニメや映画のあらすじなどをまとめて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？『K』の魅力はそれぞれ異なる特徴を持つ異能集団の激突と、そこに所属するキャラクターたちが織り成す人間模様、美しい作画、引き込まれる世界観など様々です。興味を持った人はぜひ『K』を観て、その魅力の数々を堪能してみてください。以上、『K』の登場人物・キャラまとめでした。