【ライフ】漫画最終回のあらすじ・感想をネタバレ！壮絶なイジメの結末は？

2016年4月時点で累計発行部数は1000万部を突破している大ヒット漫画・『ライフ』。そんな『ライフ』という漫画は、いじめやリストカット・自殺未遂などといった重たいテーマを扱っているにもかかわらず、幅広い年代の読者たちに大きな反響を与えました。多くの人々が心動かされた『ライフ』という漫画は一体どのようなものなのでしょうか？まずは、漫画・『ライフ』の概要とあらすじをチェックしてみましょう。

『ライフ』は、別冊フレンドの2002年5月号〜2009年3月号にて連載されていた、すえのぶけいこによる漫画作品です。2006年、講談社漫画賞少女漫画部門を受賞しており、世間で話題を集めた『ライフ』は、2016年4月時点で、累計発行部数は1000万部を突破している大ヒット漫画です。2007年6月〜9月にかけてはテレビドラマ化もされました。

中学時代、高校受験をきっかけに親友だった篠塚夕子に絶交されてしまった椎葉歩。そんな椎葉歩は入学した西舘高校でも周囲と馴染めず、新しい人間関係を築くことを諦めていたのですが、ある日クラスメイトの安西愛海に声をかけられ、安西愛海を中心とした数名たちと仲良くなり、再び前向きになります。しかしある時、安西愛海が交際していた佐古克己から別れを告げられ、そのショックから自殺を図ってしまいます。

安西愛海と佐古克己の復縁を応援していた椎葉歩は佐古克己の家へ向かいますが、そこで佐古克己の秘密を偶然見てしまったため監禁・暴行され、さらには脅迫されてしまいます。更に、安西愛海はその後起こったある出来事から椎葉歩が佐古克己を奪おうとしていると誤解し、椎葉歩は安西愛海を中心とする女子達のグループから恐ろしいいじめを受けるようになってしまいます。

リアルさがありながらも、現実で身に起こってしまうと怖い…と、読者の感想でも度々話題を集めている漫画・『ライフ』。そんな漫画・『ライフ』が迎えた最終回結末ネタバレとは一体どのようなものとなっているのでしょうか？お次は、読者の感想でも度々話題になっている漫画・『ライフ』の最終回あらすじや結末のネタバレについてチェックしてみましょう。

『ライフ』の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレ1つめは、『緊縛写真アルバムを発見する安西愛海』です。学校中から責められ、土下座の欲求をされた安西愛海でしたが、その時に偶然佐古克己が非常ボタンを押したことで間一髪のところ、安西愛海は土下座をせずに済みます。それと同時に、佐古克己が自分を助けてくれたと思い込んだ安西愛海は佐古克己の自宅へ向かって行きました。

佐古克己の部屋で思い出に浸っていた安西愛海でしたが、先に駆けつけてきたのは佐古克己ではなく椎葉歩でした。そこで安西愛海は憎悪が再燃してしまい、椎葉歩に殺意を向けるのですが、その時に緊縛写真アルバムを発見しました。そこには椎葉歩はもちろん、安西愛海の友人たちが写っており、安西愛海はショックを受け放心状態になる…というのが、『緊縛写真アルバムを発見する安西愛海』のあらすじネタバレです。

『ライフ』の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレ2つめは、『本性をむき出しにした佐古克己』です。安西愛海に緊縛写真アルバムを発見されたことで、佐古克己は本性をむき出しにします。そして、椎葉歩以外の安西愛海の友人たちは喜々として裏切り、写真を撮らせていたことを告白します。

それだけでも安西真波はショックを受けていたのですが、しまいには佐古克己が安西愛海に対して「最初から好きじゃなかった」などの暴言を吐き捨てる…というのが、『本性をむき出しにした佐古克己』のあらすじネタバレです。

『ライフ』の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレ3つめは、『和解』です。衝撃の事実を知ってしまい、絶望した安西愛海は、佐古克己を刺し、重傷を負わせます。また、唯一の希望であった佐古克己からの裏切りによってこの世に未練をなくしてしまった安西愛海はその場で自殺を図ろうとします。

しかし、そんな自殺を図ろうとした安西愛海を止めたのは、壮絶ないじめをされてきた椎葉歩でした。椎葉歩はすでに包丁で切りつけられていましたが、そんな中でも安西愛海を説得します。そして、いじめの被害者と加害者である二人は和解する…というのが、『和解』のあらすじネタバレです。

『ライフ』の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレ4つめは、『強く生きることを決心する椎葉歩』です。椎葉歩・佐古克己・安西愛海はそれぞれ別の病院に搬送され、椎葉歩も入院しました。その後、病院を抜け出した安西愛美の嘆願により安西愛美を刑事告訴しました。

佐古克己はクラスメイトからの寄せ書きにより自らの行いを反省し、更生の道を歩みはじめ、椎葉歩はクラスメイトからの誤解が解けたことで復学し、笑顔で学校に通いながら力強く生きる決心を固めていく…というのが、『強く生きることを決心する椎葉歩』のあらすじネタバレです。

『ライフ』の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレについてはわかりましたが、『ライフ』の最終回では、登場人物たちのその後についても描かれているようです。登場人物たちは一体どのようなその後を歩むこととなったのでしょうか？お次は、漫画・『ライフ』最終回の登場人物たちのその後について迫ってみましょう。

漫画・『ライフ』最終回の登場人物のその後1人目は、『安西愛海』についてです。安西愛海は、自身が椎葉歩に嘆願し、刑事告訴をさせました。刑事告訴された安西愛海は少年院に送致されたのですが、和解した椎葉歩の言葉を励みに、更生の道を着実に歩み始めていました。

漫画・『ライフ』最終回の登場人物のその後2人目は、『戸田先生』についてです。戸田先生は、クラス担任であり、大人という立場でありながらも安西愛海や佐古克己に振り回され、破滅への道を迎えていましたが、最終回で描かれたその後では、塾講師募集の張り紙を見て応募しようとしており、心身ともに回復しているようでした。

漫画・『ライフ』最終回の登場人物のその後3人目は、『平岡先生』についてです。椎葉歩のいじめに向き合おうとした唯一の大人だった平岡先生ですが、安西愛海の父親の権力によって学校を移動させられてしまいました。平岡先生はそんな異動先の男子校で、不良少年たちにも怯むことなく堂々と指導している日々が描かれていました。

漫画・『ライフ』最終回の登場人物のその後4人目は、『安西愛海の父親』についてです。安西愛海の父親は、これまで安西愛海が問題を起こすたびに権力で隠蔽してきたような汚い大人でした。しかし、安西愛海が刑事告訴されて少年院に行ったことで、市長選への出馬も取りやめて家族や自分を見つめ直したいと心を入れ変えたようでした。

漫画・『ライフ』最終回の登場人物のその後5人目は、『佐古克己』についてです。佐古克己は父親の仕事の関係もあって安西家と家族ぐるみの付き合いがあることに長年不満を抱いてきていました。しかし、安西愛海と起こした事件によって佐古克己の父親はさらに怒りが爆発し、情緒不安定な日々を送っているようですが、クラスメイトたちの寄せ書きによって自らの行いを反省しているようでした。

『ライフ』には、多くのキャラクターたちが登場し、物語を盛り上げて行くのですが、登場人物たちはどのようなキャラクター像が挙げられるのでしょうか？お次は、漫画・『ライフ』の登場人物を一覧でチェックしていきましょう。

漫画『ライフ』の登場人物一覧1人目は、『椎葉歩』です。椎葉歩は漫画・『ライフ』の主人公です。中学時代に、親友・篠塚夕子に絶交されてしまったことをきっかけにリストカットを覚えてしまいます。このことがトラウマで、高校入学直後はクラス内でも目立たず、友達も居場所もない孤独な生活を送っていましたが、安西愛海に声をかけられたことをきっかけに徐々に前向きになりました。

しかし、ある出来事をきっかけに、椎葉歩は安西愛海たちのグループからいじめのターゲットとされてしまい、一時は自殺を考えるほど追い詰められてしまいましたが、羽鳥未来の支えによってどうにか精神的な強さを身につけていきます。

漫画『ライフ』の登場人物一覧2人目は、『安西愛海』です。安西愛海は、一人ぼっちでいた椎葉歩に声をかけ、友人になります。しかし、椎葉歩に声をかけたのは自分の引き立て役として利用するた目でした。一見、明るく社交的な性格でクラスの人気者のようにみえますが、その実態は思いこみが激しく、徐々に友人たちも恐怖で支配するようになっていく支配力を持ちます。

そんな安西愛海、学校外では取り巻きを連れて飲酒・喫煙、薬物に興じている描写もあり、素行もあまり良くないようでした。また、目的のためなら手段を選ばない狡猾さを持ち、将来の市長候補とも言われている父親・安西富美男さえも利用して、椎葉歩やいじめ問題に取り組んでいた平岡先生を追い詰めていきます。

漫画『ライフ』の登場人物一覧3人目は、『羽鳥未来』です。羽鳥未来は当初、誰とも馴染まずクラスでも孤立しており、安西愛海たちからいじめを受けていましたが、椎葉歩と徐々に仲良くなってからは、椎葉歩の支えとなる存在です。幼い頃に両親が離婚し、体の弱い父親の治療費を稼ぐために年齢を偽って夜間にアルバイトをしていたりと、努力家です。

安西愛海たちにいじめられ、クラスメイトたちも知らん顔をしている中、ただ一人椎葉歩の味方となり、椎葉歩のピンチの時には助けてくれます。安西愛海と椎葉歩が和解した後、父親の手術のために引っ越してしまうこととなりました。

漫画『ライフ』の登場人物一覧4人目は、『佐古克己』です。佐古克己は安西愛海の彼氏であり、表向きは品行方正で爽やかな学年首席の優等生ですが、裏では自分に好意を抱いてくれた女子を緊縛し、その苦しむ様子を写真に収めて性的快感を得るサディストです。

安西愛海と交際していましたが、実際は父親に強制されて付き合わされていただけで、本心では安西愛海のことを激しく嫌悪していました。そんな佐古克己はある事件後、徐々に周囲が安西愛海へ疑いの眼差しを向けるようになったことで自分にまで悪影響が及ぶことを恐れ、椎葉歩や安西愛海の担任である戸田先生の信用を得るために関係を持つようになりました。

漫画『ライフ』の登場人物一覧5人目は、『薗田優樹』です。薗田優樹は中学時代、同級生のアキラにいじめられたことから不登校になり1年留年している椎葉歩たちのクラスメイトです。のちに椎葉歩の味方となり、廃墟事件の際には、椎葉歩と羽鳥未来が監禁された廃墟に駆け着け、2人を危機から救い出しました。

漫画『ライフ』の登場人物一覧6人目は、『深沢エミ』です。深沢エミは、椎葉歩や安西愛海のクラスメイトです。最初は安西愛海とともに椎葉歩をいじめていましたが、安西愛海が廣瀬和華をいじめ始めたことをきっかけで、安西愛海に恐怖心を抱くようになっていきます。

人気漫画家・すえのぶけいこの代表作品とも言える『ライフ』。そんな『ライフ』の漫画はいじめをメインテーマに扱っている作品で、読者の間では「怖い」という感想も少なくないようです。世間の人々は、漫画・『ライフ』について、一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、漫画・『ライフ』に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は漫画・『ライフ』に対して「今、すえのぶけいこ作『ライフ』を読んでるのだがやっぱり怖い。特に、所々のマナの登場シーンは下手なホラー漫画を遥かに凌ぐ。何だよアレ……夢に出そうだよ、あの目とか。」と感想ツイートしています。壮絶ないじめを描いた『ライフ』ですが、中でも安西愛海が怖いという方が多く、中には夢に出そうというほど恐怖を感じている方もいるようでした。

こちらの方は漫画・『ライフ』に対して「読み終わって涙が。。安西愛美が性格悪い超えてホラーすぎる。けど悔しいくらい可愛い。内容はいじめだけどいじめの範囲超えてる。けど、これくらい書かなきゃいじめの酷さを伝えられないって作者が言っていて納得。」と感想ツイートしています。いじめの範囲を超えるほどの残酷さが描かれているためホラーに感じる声もありますが、読者たちも作者の思いに納得しているようでした。

こちらの方は漫画・『ライフ』に対して「ライフはあかん、怖いほんまに。漫画しか読んでないけど震え上がった」と感想ツイートしています。実写ドラマ化もされている『ライフ』ですが、漫画でさえも震え上がるほど怖いと評判を集めており、実写ドラマ版は見れていない…という方も少なくないようでした。

漫画・『ライフ』の最終回あらすじ結末ネタバレ・読者の感想まとめについてはいかがでしたか？壮絶すぎるいじめを描いた漫画として注目されている『ライフ』。そのいじめ内容には思わず恐怖を感じてしまう方もいるほど、リアルで、壮絶です。しかし、『ライフ』では、いじめとは何か、被害者・加害者・周囲の人達のことについても考えさせられる内容となっているので、気になる方は是非一度チェックしてみてください。