【K】セプター4は青のクラン！メンバーと各キャラのサーベル・強さまとめ

今回のまとめでは、製作会社GoHandsと7人組の覆面作家集団「GoRA」によるオリジナルのテレビアニメ「K」に登場するセプター4、別名「青のクラン」のメンバーや抜刀、サーベルについてまとめていきます。セプター4についてまとめていく前に、テレビアニメ「K」の概要について見ていきましょう。テレビアニメ「K」は、2012年と2015年に放送されていたバトル群像劇アニメです。監督は鈴木信吾さんが務めています。

テレビアニメは第1期「K」、第2期「K RETURN OF KINGS」ともに13話で構成されています。第1期のシリーズ構成は宮沢龍生さんが、第2期のシリーズ構成は高橋弥七郎さんが務めていました。2014年7月には映画「劇場版 K MISSING KINGS」が公開。2018年には劇場版「K SEVEN STORIES」という6部構成の11人にスポットを当てたストーリーが公開され、また、スピンオフとなる「アイドルK」も同時上映されました。

そして、テレビアニメでは珍しい公式ファンクラブ「K Official Supporters Clan」が発足されています。気になった方はぜひ検索してみてください。この他にも、コミカライズやノベライズなども刊行され、テレビアニメや劇場版では明かされなかった詳細設定なども読むことができますので要チェックです。また、また、2014年から舞台「K」も公演されており、今後も沢山のメディアミックスが期待されている作品です。

テレビアニメ「K」は、舞台は特殊能力を持った7人の王が存在する現代の日本。主人公の伊佐那社（いさなやしろ）ことシロは、葦中学園高校に通う17歳、平凡で幸せな日常を送っていました。学校では分け隔てなく交友関係も広く、いつもニコニコする人当たりの良い男子高校生でしたが、ある日を境にその日常は変わっていきます。

ある日、文化祭の準備の買い出しに駆り出されたシロは、吠舞羅のメンバーによって突如として襲撃されてしまったのです。シロは、吠舞羅の十束多々良を殺害した容疑にかけられていたのです。身に覚えのないシロは怯みます。そこに、長髪の夜刀神狗朗（やとがみくろう）によって救出されました。シロは、身の潔白を証明しようとしますが、なかなか信じてもらえず…。

そこにネコという謎の少女が現れます。ネコによると、シロの伊佐那社という名前や平凡な高校生活の記憶は全てネコが作り出したものだと言います。信じられないシロでしたが、追手は吠舞羅だけではなくセプター4も迫って来ていたのです。訳も分からないシロと吠舞羅、そしてセプター4など、王を巡った争いが描かれました。

セプター4とは、表向きは東京法務局の戸籍課第四分室にある外部機関にある公的機関の対能力者治安組織とされています。ですが、その新の姿は7人の「王」の1人である第四王権者の「青の王」・宗像礼司（むなかたれいし）を室長とした「青のクラン」なのです。セプター4は、そんな青の王である宗像礼司の下に集まったクランたちで構成されている特殊能力者の犯罪を取り締まる組織として知られています。

セプター4の構成員は秩序ある行動を求められており、青の制服を着ているのが特徴としてあります。セプター4は統制が取られており、情報収集も早く最新機器も保持しています。状況に応じては手段を択ばず、総理大臣でさえも黙らせることができる力を持っています。セプター4は、お役所のようなトップダウン式の組織的システムができているお堅い組織なのです。

セプター4の特徴は、青い制服を着ていることと腰にサーベル（軍刀）を帯刀していること、また、他の組織に比べ組織的なシステムが整っていることです。制服が青いことから「青服」という別名もあります。サーベルは戦闘の前線に出るものしか帯刀していません。また、サーベルは勝手に抜くことができず、サーベルを抜くには許可が必要でもあります。

「緊急抜刀」の場合は「〇〇、抜刀！」と言ってからサーベルを抜くという軍隊的なルールもあるのです。その他、唯識システムという最新の機器を使用し、緊急時には国民の意思は無視した通信系の情報を傍受し監視、調査することが可能です。

セプター4と吠舞羅の関係とは一体どんなものなのでしょうか？赤の王率いる吠舞羅は、暴力で統制を取るストリートギャングのような組織である一方、セプター4は秩序を守るお役所のようなお堅い組織です。このことから、いつも暴力的争いを起こす吠舞羅を取り締まるセプター4とは必然的に相容れない関係となってきます。また、吠舞羅のメンバーとセプター4のメンバーはそれぞれ個人的な因縁もある為、特別関係が良くありません。

また、セプター4は新選組がモデルなのではないか？という説も存在しています。そう言われる理由は、青い服がトレードマークである点、警察組織のような取締も行うお役所的な組織である点、淡島世理（あわじませり）という鬼のような副長がいる点、メインメンバーの他小隊が複数存在する点や抜刀など刀を扱う点などが挙げられています。ですが、これらは全て憶測であり公式ではモデルという明言はされていません。

それでは、続いてセプター4の主要メンバーとサーベルの強さなどについてまとめていきます。まず最初にまとめていくキャラクターは、青のクラン・セプター4の室長として登場する宗像礼司（むなかたれいし）です。宗像礼司は、第四王権者で青の王ですが、一体どんな性格でサーベルの強さはどのくらいなのでしょう？

宗像礼司は10月1日生まれ、星座は天秤座、血液型はAB型RH(-)、身長は185cmです。登場時は24歳でした。長めの黒髪に銀縁眼鏡がトレードマークの宗像礼司は、知的で真面目そうな見た目をしています。口調は穏やかなのですが、態度は”慇懃無礼”であり、見た目とは悪い意味でギャップがあります。茶道やパズルが好きで、勤務中でも関係なくマイペースに趣味を楽しむある意味での無神経さを持ち合わせています。

そんな宗像礼司のサーベルは「天狼（てんろう）」というものです。青いクランというだけあり、能力は青い結晶状で、その力を利用し戦闘時に防御や移動をしています。サーベルを使用する戦闘をしますが、サーベルなしでも十分に強く、サーベルを抜刀しない戦術にも長けているのが宗像礼司の特徴です。

宗像礼司と吠舞羅の赤の王・周防尊は、もともとは仲の良い友人同士でした。ですが、お互いが王権者となった現在は敵対する者同士となってしまったのです。ですが、周防尊の前では素を出せ本心を隠すことができません。また、一人称が「俺」に変わるなどその辺の関係性は今も昔も変わらずといったところです。1期の最後は、周防尊をサーベルで貫くなど王権者としての仕事を果たす哀しい結末になってしまいました。

続いてのセプター4の主要メンバーは、鬼の副長と揶揄される淡島世理（あわじませり）です。淡島世理は、女性ながらセプター4のNo2としての地位を確立しています。また、宗像礼司の右腕としてセプター4では欠かせない存在です。

淡島世理は、9月1日生まれの星座は乙女座、血液型はA型、身長は170cmです。セプター4のNo2の副長として職務を全うしています。金髪のまとめ髪に、ミニスカートの青服を身に纏ったスタイル抜群です。そんな見た目とは裏腹に、性格は非常に真面目で仕事に私情は挟まない冷徹で淡々と業務をこなす精神力をもちます。真面目でストレスが溜まるためか、何にでも大好きなあんこを入れてしまうところが欠点とされています。

淡島世理のサーベルは「桔梗(ききょう)」というものです。抜刀時には衝撃波を出しながら攻撃をするのが特徴です。日々トレーニングに勤しみ体力をつける努力をしていることから、腕力が素晴らしいのが淡島世理の特徴でもあります。

そんな淡島世理と吠舞羅のNo.2草薙出雲（くさなぎいずも）とは一体どんな関係なのでしょう？この2人は因縁ではなく、「Bar HOMRA」のマスター・草薙出雲とそのバーの常連客というだけの関係です。バーで飲んでいる時だけはセプター4と吠舞羅同士のいざこざは忘れます。また、草薙出雲は淡島世理の大好きなあんこを用意しておきます。淡島世理にとって「Bar HOMRA」はプライベートで休める場所の1つなのです。

続いてのセプター4の主要メンバーは、セプター4のNo.3とされる伏見猿比古（ふしみさるひこ）です。伏見猿比古は一体どのようなキャラクターなのでしょうか？

セプター4のNo.3である伏見猿比古は11月7日生まれの星座は蠍座、血液型はAB型、身長は178cmです。登場時は19歳でした。黒いアシンメトリーの髪形にメガネがトレードマークです。青い制服を着崩して着用したり、ダルそうな態度や口の悪さから一見役に立たないメンバーだと思われるかもしれませんが、処理能力が高く青のクランでは重宝される常識人で意外にも頼りがいがあります。元々は吠舞羅のメンバーでもありました。

そんな伏見猿比古のサーベルは「昴(すばる)」というものです。サーベルだけではなくナイフを隠してもっている少し危ない人物でもあります。また、青のクランとしての能力の他、赤のクランとしての能力も未だ健在であり、青のクランの中でも強さは上位に入ってきます。

そんな伏見猿比古と吠舞羅のメンバー・八田美咲（やたみさき）の関係は一体どのようなものなのでしょう？2人はもともと、伏見猿比古が吠舞羅に居た時から仲良しで付き合いも長いのですが、伏見猿比古が吠舞羅を抜けた時から2人の仲は急激に悪化しました。八田は彼のことを「裏切り者」と言っています。普段は冷静でまともなのですが、八田のことになると異常なまでの執着と興奮を見せます。

続いてセプター4のその他メンバーは秋山氷杜（あきやまひもり）です。秋山氷杜は、国防軍出身、現在は特務隊の隊員として登場するキャラクターです。10月20日生まれの天秤座、血液型はA型、身長は175cmです。黒髪に長い前髪が特徴的です。登場時は25歳でした。真面目で大人な雰囲気を醸し出しますが、どこか抜けている天然キャラとして知られます。サーベル名は「垂氷」です。

続いてのセプター4のその他メンバーは弁財酉次郎（べんざいゆうじろう）です。弁財酉次郎は国防軍出身で、青のクランでは2番目に抜刀する隊員として知られています。12月28日生まれの山羊座、血液型はO型、身長は180cmです。茶髪のミディアムロングヘアーが特徴的です。一見大人しそうに見えますが、何事も考え論理的に行動する真面目な隊員です。サーベル名は「残照（ざんしょう）」といいます。

続いてのセプター4のその他メンバーは加茂劉芳（かもりゅうほう）です。加茂劉芳は青のクランでは弁財酉次郎の次となる3番目に抜刀する隊員として知られています。3月26日生まれの牡羊座、血液型はA型、身長は183cmです。黒のロングにハーフアップ団子ヘアーが特徴的です。血の気がある猪突猛進タイプですが、役に立つこともあるといいます。サーベルは「虎徹(こてつ)」です。

続いてのセプター4のその他メンバーは道明寺アンディです。道明寺アンディは撃剣機動課第四小隊の小隊長でしたが、現在は青のクランでは加茂劉芳の次となる4番目に抜刀する隊員として知られています。6月4日生まれの双子座、血液型はAB型、身長は182cmです。茶髪にウェーブヘアーが特徴です。天才肌な一方、書類作業が苦手でかなりの天然キャラとして描かれています。サーベルはエクスカリバーです。

セプター4のスピンオフ作品に関する感想がありました。セプター4が中心となって描かれているスピンオフ作品『K 青の事件簿』は、上・下巻が刊行されています。宮沢龍生 (GoRA)さんが執筆しており、イラストは鈴木次郎さんが担当しています。気になった方はぜひこちらもチェックしてみてください。

セプター4の制服となる青の制服が好きだという方がいらっしゃいました。青のクランの制服はTwitter上でもかなりの人気がある印象です。

テレビアニメ「K」の中で好きなクランズはセプター4だという感想がありました。クランズの中でもセプター4の人気が高い印象があります。みなさんはどのクランズが好きですか？

以上、テレビアニメ「K」に登場するセプター4の主要メンバーやサーベルの抜刀など特徴についてまとめてきました。青のクランとして特殊能力者が起こす犯罪の取り締まりを行う彼らは、赤のクラン・吠舞羅のメンバーそれぞれと因縁・関係がありました。気になった方はぜひアニメ本編、スピンオフ作品などをチェックしてみてください。